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イイね!
2013年03月20日

これで車屋だってんだから笑わせられる

密かに私の愛車紹介覧を書き換えています。

早い話が「手持ちの車が売れてしまって買い換えて....」という事なんですが、今時期はやはり車の移動が多い時期という事もあり妙に中古車相場が高めなので本来は2台ほど買って来なくてはならないのですが今現在、新しく来た車は1台のみです。
もっともその一台は嫁さんに持って行かれたので私の手元には今まで嫁さんが乗っていた三菱iが戻って来ました。今日のお題はこのiにまつわるエトセトラです。


昨年の私は入院していてばっかりだったので嫁さんの車のメンテになど関わっていられる余裕がありませんでした。このため「そろそろアイのオイル交換をしたい」と病院のベットの枕元で言われたのですが「悪いけど何処かで交換してきてくれ」以上の返答の仕様がありませんでした。心臓手術の直後でしたしねえ。
で、ある時などは「何処のお店でやって貰えば良いかねえ?」と聞かれた事もありましたが「そんな事まで知るか」と思いつつも「お好きなところで」以上の返答をする元気もありませんでした。

で、結果。
どうも嫁さんは黄色帽子で交換作業をしてきたようです。交換作業後さっそく御中進があり「0の何とかやらというオイルを入れてもらった」とか何とか。でも嫁さんのアイは極初期モデルですから、当時の指定オイルではまだ、0W-20までの粘度指定はされていません。もちろんその事は承知してはいましたが嫁さんは店員に「今の軽自動車にはこれが良いです」と吹き込またようです。まあ、それは仕方がない。どうせ自分自身で作業できる状態でもなし。


で、その場はそれだけの話だったのですが時限爆弾はきちんと仕掛けられていたのでした。これが昨年8月頃の話ですね。



で、何も知らぬまま時は過ぎ多分年末年始くらいの時期だったかと思うのですが、ひょんなことから新事実が判明いたしました。どうも黄色帽子の店員にそそのかされたのはエンジンオイルの事だけでは終わらずATFにまで及んでいたのでした。嫁さん曰く

「10万キロを越えると、もう交換は出来ません。今交換しておくか、それともこのまま交換しないで過ごしてしまうかという事になりますが、どうせならエンジンオイルの交換と一緒に今ATFも交換しておいた方が良いと思います」

といった内容を吹き込まれた事を白状しました。結局エンジンオイルの交換だけでなくATFの交換もしてあったというワケです。

おそらく10万キロというのは溜まっているであろうスラッジが交換作業によって攪拌される事の弊害を言うのでしょうけど、そのこと自体はともかくとして12月頃には既に10万キロにはなっていたワケですから遡って8月時点の交換時にはすでに95000kmは越えていた筈です。その程度の差は50歩100歩だよなあ、とか。

当然ながら作業工場はディーラーではありませんから、もちろん交換されるオイルは純正オイルであるはずもないよねえ、とか。

しかも、どうやらアイの場合エンジンオイルのドレンボルトが一般的によくあるような場所には無い為、交換の際にATFのドレンボルトをエンジンオイルのドレンボルトと間違われて緩められるような作業ミスも現実の事例としてあるようです。

もちろん仮に三菱のディーラーで作業されたとしても絶対に大丈夫とは言い切れませんから黄色帽子が全てダメ、というつもりもありません。でも私だったら基本ATFはディーラー以外に触って欲しいとは思わない箇所です。仮に他所で作業してもらうにせよ、純正指定のオイルである事を確認のうえで作業をしてもらうようにしています。


もちろん、今回それを知ったところで既に時遅しでどうしようもありませんでしたから、その時は「何が起こっても知らね」と放って置いたままにしました。
ところがどういう巡り会わせか、何故かアイが私の手元に戻ってくる事になったワケです。あれ?

で、アイと新しくやってきた緑ヴィッツ君を入れ換えた翌日、アイにオイル漏れがあることに気が付きました。駐車位置とエンジン搭載位置を考えると、アイ以外の下手人ではありえない場所にオイル漏れの痕跡があったからです。

で、アイの下回りを覗き込み、漏れているであろう箇所を確認してみたところ.........。



おお!?こりゃあエンジンオイルじゃあなくって

ATFが漏れてるぞ?


ってことが判明したワケです。よりによって。


おいおいおい。ATFかよ。
とりあえず以前と較べてちょっとエンジン音が変わった様な気はしたっちゃあしたけど、走る分には異常は感じなかったなあ。うーん。

後ろのエンジンベイを開けて見ると、これが見事なまでにATFの赤いオイルがダバダバに溢れています。

うーん、どうしよう。
とりあえず点検スティックでも見てみるべ。


ん?ん?ん?あれ?


どうもこれ、ATFの量がものすごく、入り過ぎな位に入っている様なんですけど?て事は、この滴るほどに溢れているATFは単に入りすぎたモンが溢れているだけって事か?
でもオイル漏れの痕跡は今回以外の所からは無いし、車検の時(昨年10月)にも指摘された記憶が無い。




という事で、今の所はATFを規定量に合わせただけで様子を見ています。これ以外の症状が出なければ良いんですがねえ。しかし油断も隙もあったもんじゃあないなあ。もちろん嫁さんには事の次第を逐一言ってありますが返ってきた答えは「だって車屋さんがそう言うんだもの信用するしかないじゃあない」でした。はい、そうですね。


結局は何処を信用するか?という話になってしまうのですが、究極的には「信用できる自分になる」様にする他に自衛手段が無いのも事実です。もしくは信用できるオピニオンリーダーなりセカンドオピニオンを持つ、って事が次善の策になるのかな。
ただ看板だけでは信用できる材料にはなりえないって事は分かっておいて欲しいものです。尻拭いさせられるのはこっちですからねえ。
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Posted at 2013/03/20 17:10:55

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この記事へのコメント

2013年3月20日 19:41
おばんです。

これも「ため息」しか出ませんねぇ・・・。

こういうデタラメな事が通じているとは。
コメントへの返答
2013年3月21日 8:49
コメントありがとうございます。

私の場合、黄色帽子に限らず自働後退やJ娘はオートモービル系の看板を掲げた用品屋以上の認識ではありません。昔はともかく今ではちょっとした部品を買う程度以上の存在ではないです。
たまに安いものも無いわけではないですが近頃の私の買い物だとタッチアップペイントの特色調合を依頼したとか、ETCの再セットアップを依頼したくらいでしょうかね。ああいうお店では。


何処のお店や会社であろうとも「できる子」と「できない子」は居る訳で、悲しい事に「できる子」がいつも現場に居るか?というと、そうばかりでもないわけです。
となれば工事現場や工場のような指差し確認の徹底なり、最終チェックは工場責任者の立会いの下で、くらいの出口管理はして欲しいな、と。今後も車関連の看板を掲げ続けるつもりならば、ですね。


2013年3月20日 22:48
黄色い帽子かぁ

自動後退とかの量販店にも言えるけど店舗の規模に関わらず
責任者以外は無資格の車好きのコゾーしか居ません
そんな人らに弄くりまわされた車がそこらじゅうにいる事を考えるとゾっとします。



(ーー;)
コメントへの返答
2013年3月21日 9:54
コメントありがとうございます。

まあ関係ないところでやってもらう分には勝手にどうぞ、で良いのですが、被害がこちらに及ぶとなると黙っているわけにもいきません。
低価格化競争も良いですし多角化経営もお好きにどうぞ、とは思いますがあんまり舐めてかかられるようでは迷惑です。

そういえば先日「オイル交換専門店」なるお店を見かけました。
もちろん私が行くワケもありませんが「知らない、責任も取れない」という技量その他をわきまえるならば、その程度に止めておくのが丁度いいのかもしれません。
でも近頃の軽だとオイルエレメントを外すだけでもフロントのナンバープレートは外しますし、車検の際にはフロントバンパーを外す事から始める車も多いようです。あれってクリップの予備在庫あるのかなあ、とか。まあ余計な心配もしてしまいます。

2013年3月22日 16:53
こんにちは。

「看板だけでは信用できる材料にはなりえない」、「信用できる自分になる」という言葉には共感しますね。
国産ディーラーでも、エンジンオイルの油量も適当でFラインを大きく超えていたケースを見た事が有ります。かなり入れ過ぎだったので苦情を言いましたけど。オイルの入れ過ぎによる弊害を理解していない感じで驚きました…。国産車の正規ディーラーにもこの様な甘い認識のお店があるのかと。

ATFの入れ過ぎは心配ですね。
フルードの泡立ちや油温上昇が考えられますので…、油量チェック時は油温にも気にして欲しいです。
個人的にATFは純正品をお薦めしてます、ATFはトルコンATの一つの部品だと認識しているので。普通のオイルと違い、作動油としての働きが有りますので。交換時の異物混入は厳禁ですし。この前、知人のアイ(約45,000km走行の車両)がATFを交換したのですが、随分とドライブフィールが変わるんですね、試乗してみて驚きました。自分、今までMT車しか所有した事が無いので。もちろん、三菱ディーラーで純正ATFに交換させました。ディーラーのサービススタッフに聞いたのですが、アイのトルコンATにはフィルターが無いと言うんですよ。ちょっと信じられなかったです。まぁディーラーはメーカーじゃないですからね(苦笑)

>「10万キロを越えると、もう交換は出来ません。」

これって、当店では作業をお請け出来ませんって意味なんですよね。作業後のクレームが怖いからでしょうね。チェンジャーを使って圧を掛け、強制的にフルードを入れ替えれば溜まっていたスラッジなどがどこかに詰まる可能性は否定できないですし。
走行距離が進んでいる場合は、オイルパンを脱着してフルードとフィルターを交換したいですね。
コメントへの返答
2013年3月22日 19:06
コメントありがとうございます。

ディーラーという看板が掲げてあった所で私自身がその中に居た人間ですから色々お粗末な話は見聞きしています。

オイルの量に関しては基本、取扱説明書で油量を確認するという姿を工場内で見かけたためしがありませんから、殆どの場合「大体この位」という程度の量のオイルを用意し、後で調整というパターンがほとんどでした。大体が入れすぎた分は「抜く」という作業を見た事がありません。
工具のエンジンルームへの置き忘れも見た事がありますが、オイル給油口のキャップを嵌めずにエンジンを回してエンジンルーム内がオイルだらけになった、という話しも聞いた事があります。所詮ディーラーだってこの程度のお粗末な事例には事欠かない、という事です。

ただ残念ながら熟練工というか出来るメカニックを優先的に現場に残す、という人事システムには必ずしもなっていないのがディーラーの馬鹿なところです。

それでも近頃は年かさのメカが現場に残っている事例も散見しなくもありませんが、たまに古巣に行くと「え?あいつが?」と思うくらい熟練だった奴が営業に転属になっていたりもしますから油断も隙もありません。できる奴だろうが出来ない奴だろうが、何の理由かはともかく一律でメカには若い奴を入れるシステムになってしまっているワケです。

それでも早い時期に営業職に回されたメカニックは所謂「できない」奴だった事も少なくありませんから、営業職の人間も生粋の営業職という存在がそれほど多いわけでもありません。まあ早い話が「辞めてってね」という事なんですが、それでも無意味に我慢強い奴も少なくないですから、新車営業であまりにも使えないと判断されれば中古車営業に回されることもあるような感じです。もちろん中古車部門の人間が必ずしも吹き溜まりの場である、と言い切るつもりは無いですが、そういう傾向はあるのかな、と。

詰まる所、ディーラーに残る奴は決してできる奴ばかりというわけではなく「良くも悪くも他に行き場が無くなった人」という事も一面では言える訳で、メーカーの看板を掲げたディーラーといえどもメカニック候補生(に限りませんが)にとってはあくまで数多ある就職先の一つであるに過ぎないのですから、まあ逆に信用しすぎる方が人が良すぎる話なのかもしれません。
ですからこれがディーラーでなくとも、例えば今回の黄色帽子であっても事情は大同小異で、あくまで作業者本人の意識の高い・低いという所に帰結してしまうのかなあ、と。

まあ、ディーラー出身者である、という事は私自身の事も含めて第三者に対しての「勲章になりえない」というか、何の判断材料にも成り得ない、というのが悲しいながらの現実なのかな、と。
本人が言うのもなんですけど、一人になってから周囲に実力を魅せていくしかないんですよねえ。真面目な話。



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