気になって仕方がない、テレビドラマの合成画面

相変わらず自分自身からはテレビドラマなんか見ないので、基本的には嫁さんが見ているテレビ画面が目に入ってしまうというパターンです。

で、いつの頃からか妙にテレビ画面が貧相になった印象が強かったんですが、どうもここ数ヶ月にわたって気になるのが、よくよく見なくってもわかるレベルで「これってスタジオ撮影だらけの背景合成画面ばっかりだな」ということです。
わかりやすいところでは、時期的にクソ暑い時期の撮影であったはずの画面でも俳優さんたちの服装が冬服であったりですとかね。その点、先日目に入った池上彰さんの伊勢神宮の式年遷宮の番組中のロケ風景でジャケットに汗が滲みまくっていたのは印象的でした。多分「４０度だ４２度だ」と連日言っていたあのクソ暑い時期にロケをしていたんだろうなあ、というのがアリアリと分かる画面でした。

例えばロケ代の要らなそうな殺人事件シリーズの観光地の旅館場面や見どころ紹介シーンくらいはそれでもロケをしているのかも知れませんし、逆に旅館側から宣伝費をもらっているのかもしれませんが、それ以外のシーンでは明らかに人物に当たるライトと背景の光の具合がチグハグで、ちょっとその違和感が気になるどころではありません。
まあ年かさの女優さんたちにとっては紫外線に当たらなくても済むところは好評を得ているのかもしれませんが。


しかし、そこまで予算がないのか、あれって作ってて悲しくならないのかなあ、と。他人事ながら、ですね。

しかしそれ以外の番組となると見ても映るのはひな壇にずらっと座った無芸人と、ロケ代の要らなそうな食品工場等のロケとかクイズ番組ばかりで、果たして地デジの画面を使って写すだけの価値や、それを見る側にとっても視聴するだけの価値がこれにあるんかな？と不思議に思えてなりません。