ハイブリッドの意外な盲点

今日、初めて気が付きました。


ハイブリッド車はバッテリー上がりの救援車になれません。


きっかけはハイブリッド車にお乗りの方からの御質問でした。

「ウチの車のバッテリーはどこにあるんですか？」

なんでそんな事を尋ねるのか伺ったところ

「もう一台の車がバッテリーが上がりでエンジン掛からないので、ジャンプスタートしようと思って」


流石に販売したクルマのバッテリーの場所くらい知ってますから直ぐにお答えしたのですが、ふと不安に襲われました。

ハイブリッドの補器バッテリーってシステムの立ち上げにしか使わないはずだから、もしかしたらジャンプの電源車に使ったらマズいんじゃね？

直ぐにパソコンで件のクルマの取説を探し当ててジャンプスタートのページを見ると、やはり給電してもらう際の直結位置は書かれていても、バッテリーの搭載位置は書いてない。ということは。
直ぐに確認しなくてはヤバイと思ってトヨペットに電話しました。こういう時はディーラーのサービスに確認するに限ります。すると。


「当たりです。給電ポイントから電気を貰うのは良いですけど、電源車にしちゃダメです。セルを回すような大電流を流す事を想定していないのでシステムが壊れる可能性があります。ヤメてください。」だってさ。やっぱり。


という事でさっそくお客様にはそう御報告いたしました。
ヤッパリめんどくせークルマだな、ハイブリッドって。