
10/11の「予定通り浜名湖一周」で思い出したベルトの鳴きですが、本日やっとこさその手当てをいたしました。
ロードスターがウチに来てから、ベルト関係は何度か手をつけています。まず最初は、これもアップした原稿「私はこうして助かった」でオルタネーターを交換したことを採り上げましたが、このときにファンベルトを交換しています。
その後、どうもベルトが鳴くので、オルタネーター交換作業を依頼した業者の下に持ち込み一度テンション調整をいたしました。
これで ベルト鳴きは収まったかと思われましたが、その後間もなくからもチョイチョイ鳴いていた様な気がします。
その次はタイミングベルト交換です。この際にウオーターポンプも交換いたしました。さらにこの時、ラジエーターホースの硬化も気になるレベル、とのことでそれらホース類も交換しています。
このときに一緒にもう一度ファンベルトのテンション調整もしてもらっていたはずなんですが。それがまだ鳴っていたんですね。
実は今日も早めに目が覚めたので、ちょっと道の駅「汐見坂」まで行こうかとチラッと考えたのですが、ベルトのテンション調整に手をつけていなかったので行かなかったのです。気になるところがある状態ではこの先、乗ること事態を躊躇してしまいますので、やるといったらやるに限ります。
そうそう。このブログをお読みいただいている方の中には「何で今までは整備業者に任せていたっぽいのに、今になって自分で手をつけているのだろう?」と思われている方もあろうかと思います。その疑問はあたりです。
実はこの8月を以って、その整備業者とは縁を切るつもりでそれ以来仕事を出していません。その業者とは今まで4年ほどのお付き合いをしてきましたが、近頃意に沿わぬ動きが多くなりました。緊張感がなくなったというか、まあ舐められはじめたというのか。
このため、とあることをきっかけに「もういいや」と。これ以上の付き合いを続けることは、こちらのお客さんにとってもマイナスになりかねないので切ることにしたのです。整備業者はその1件しかないわけではありませんから。
もうひとつのきっかけは、某マ○ジンXという自動車雑誌で一時連載記事を持っていた「ボンバー池田」さんと仰る方とのやりとりです。
この方は、自身の著作をCDロムの形で販売されています。ただ、おそらく誤解されることも多いのでしょう、初めての取引の際には電話で本人確認をした上で、その人物を確認し、池田さんが「まあ大丈夫だろう」とご判断された方のみに販売をされています。
その幾つかの著作を買わせて戴いているのですが、そのやりとりの最中に「私(池田さん)の著作は、自身で車をいじり、愉しみつくす方の為に書いている」という意味のことをおっしゃっていました。
まあそんなこともあり、できる範囲は自分で手を出すようにしたほうが、私自身の為にもなるし結果的には他人の為にもなる、という考えの下、できる限りのことは自分でしようと思い始めたのです。
あ、そうそう。御興味のある方は「ボンバー池田」で検索をされれば池田さんのホームページが出てくると思います。その中の連絡方法を御参照ください。
で、話は元に戻ります。
今までも何度かベルトのテンションは指で、その張りを確認していたので、あれで緩いのかなあ?とは疑問に思っていました。
そんな思いを秘めつつ、先ずはネット検索です。ロードスターのベルト調整ですね。できればロードスターの整備書も買ったほうがいいかなあ?いい加減。
そこで見た所、テンション調整をするには2箇所調整箇所があることが判明しました。ただ、以前整備業者でテンション調整してもらった時には1箇所しか触っていなかったよなあ?んん?まあいいや。
で、実際にボンネットを開けて、いつものベルトは.........、やはりこれくらいが適正だよなあ。こっちはいつも触っていた奴だよな。ははあ。こっちがもう一本か。ん?ユルユルじゃんか、これ。おいおい、なんだこれ。こりゃあ鳴くわなあ。という状態でした。調整しなくちゃあならないのは、いかにもやりにくそうなこっちかよ。
ただね。こっちは手が入らないんです。このままじゃあ。
仕方ないので、エアークリーナーから延びているダクトの一部をあれやこれやと何とか外し、何とか目視しやすいような状態にしてみると、どうもこの辺は近頃触った形跡がありません。本当にテンション調整したのか?
また、やったにしても、いい加減な調整だったのか、オルタネーター交換作業自体がどういうレベルだったのか、調整ボルトがねじれて嵌まっており、そのうちハズレそうになっているばかりか、ねじれて嵌まっている為に固定具そのものが変形してしまっている有様。おいおい。
仕方ないので投げたしたくなる気分を抑えつつ、めがねレンチを突っ込みテコの要領でずれを調整。その後、ペンチを使い何とか固定具の形状を修正して、やっと本来するはずの作業のスタートラインです。
どうにかこうにかベルトの張りが本来あるべきテンションを取り戻し、やっと片方が調整終了。
もう片方のベルトのテンションも再調整、と思ったら「コリュ」とボルトが折れてしまいました。あわわ。泣きそうになりましたよ、ホント。仕方ないのでカインズまで走り、長さとピッチの合うボルトを買ってきて嵌めました。
でも今になって考えてみるとやり易い方で良かったかな、と。
でもやっぱりやってよかったかな、と。自分で作業をすれば、下請けの作業レベルも読めますし、却って時間と気持ちのロスも無い。
逆に、見なきゃあよかった部分まで見えてしまうので、それはそれで困りものではありますが。人に任せられなくなるんですよね、そういうところを見ちゃうと。
とりあえず、作業後は30分ほど走ってきました。今のところ鳴きはありませんし、エアコンを入れても音に大きな変化も出ませんでした。今まではキュルキュル音がしてたので。
厳密に言えば今までのこともあり、少々ベルトのエッジが擦れているっぽいのですが、まあそれはこれからの経緯をみることで良しとします。
とりあえず明日の朝、もう一度テンションが維持できているかを診て、大丈夫そうなら、今朝行って来れなかった汐見坂を回ってこようと思っています。
そんなわけで今日はこの辺で。
Posted at 2009/10/14 00:29:45 | |
トラックバック(0) | 日記