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2009年10月16日 イイね!

R32 GT-R これからのメンテナンス方針

R32 GT-R これからのメンテナンス方針R32 GT-Rに乗っているお客さんがいます。
ちょっと前から「水温計が上がらないとパワーがでない」という事を仰っていました。

ははあ。これは原因究明に手間がかかるなあ。←直感です。



以前、どなたかのコメント宛に申し上げたトラブル三要素

機械そのもの由来の故障

電気系統由来の故障

燃料関係由来の故障

にあてはめると、先ず機械系統の故障とは考えられません。すると燃料か電気化?いずれにしても補機類の作動不良からくる症状だな、と。
タービンはきっちりと回っているし、回っていればパワーは出ている、という事ならば、水温が上がらないと.........。
という事は、まあ言うなれば「孫悟空の界王拳」がうまく発動していないという事ですから、何らかの形でリミッターに制限かかかっている状態ということなんですが。


ところがこの手の症状、いつもの事ですが出るときと出ない時があって、「お医者さんに見てもらいに行ったら直っちゃった」という事が往々にしてあるんです。そうなると原因究明が出来ないんですよ。
「こうすると、こうなる」=「ここが悪い」と、いう様に悪さをしているらしき箇所が特定できないと、部品交換をするわけにはいかない(無駄になる)し、それ以前に整備箇所が、というより何に手をつけて良いのかが先ず分からないわけです。

すると、症状が発生するまで預けておくしかない、と。
整備工場としては、いつまでも手がつかないので、請求書をあげるにしても請求項目(手を入れたところや交換した部品がそもそも無いのですから当然です)自体がないので、請求しようが無いんですね。
近頃ではコンピューター診断機というものがありますので、この「診断機使用料」という名目で、特に悪い所が発見されなくてもそれだけで5000円位取られている例も聞いてますけど。
何が言いたいかというと、この手の作業は、工場側にやる気がみられない仕事なんです。かけた手間の代わりに、それに見合った請求がしにくいということもあって。色々やってみて、実は吸気パイプが劣化していただけだったとかね。


でも、とりあえず相談された側としては、何らかの方策を示さないことには無能のレッテルを貼られたり、あの人は何にもしてくれない、と思われかねません。このため必死こいて無い頭を絞り、お客さんの不満をサルベージしてあげねばなりません。
この辺が、車を整備する前にお客さんの心を整備するという所ですね。




さて。思いついたのはニスモの大森ファクトリーです。
何度かそのお客さんには「メーカー直営のリフレッシュメニュー」があるよ、と以前からアナウンスはしてありました。
やる側としては当然といえば当然。やってもらう側としては「えー?そんなにかかるの?」という出来上がってからのおそらく100万は超えるだろうといわれる噂の請求金額の整備メニューです。
もちろん1回通してやってもらえば、その後の後顧の憂いは随分軽減されるのでしょうけど、やはりね。金額が金額だけに。噂がが噂を呼んでいるということもありますし。

とりあえず、HPを覗いて見ましたら、あったあった。噂のリフレッシュメニュー。なかなかそそることが書いてありますなあ。予算があれば「俺も.......、」なんて思ってしまいそうです。
仮にこれを受けた直後に売るとすれば、中古車としては良い印象になるでしょうねえ。ただ問題はその分の金額が乗っけられるか?という事ですが。


で、その中にあったのが「車両診断メニュー」です。中古車を買われた方に、「先ずはお車の状態を把握いたします」なんてことが書かれているあたりは、「ほほう」と思うのですが、2万6250円と書かれたその金額にも同じく「ほほう」、と思ってしまいます。タケエ。それに交通費かあ。うーん。

ページを辿ると、「ニスモ エキスパートショップ」なるリストがあり、そこには浜松の旧プリンスも載っているじゃあないですか。注意書きには「一部、大森ファクトリーのサービスメニューも取り扱っているところがございます」なんてことも書いてあるし。

ということは、「旧・日産プリンス浜松でそのメニューがこなせるのなら、交通費浮くし、とりあえず不安材料の洗い出しにもなるなあ。しかも、そういう肩書きの付く所で、ある程度の診断が下されればオーナーも納得(説得)しやすいし。」なんてことを思いつつ先ずは電話確認。

結論からすると
「ニスモ 大森ファクトリーは定期点検は受け入れていないので1年点検の内容+アルファに車両診断機をかけてエラーチェックをする、というメニューが入っているのが実情でしょう。おそらくその方の症状を聞く限りでは補機類系の不具合でしょうから、わざわざそこまで(そこまでお金のかかる診断をしてもらう)こともないでしょう」と、妙に説得力のある答えが電話口から返ってきました。

まあ、そこまでの内情は知らかったし、あれだけの設備(ものすごく綺麗だった)を整えてあれば、それなりに維持費も結構なものになっているだろうしなあ。


先ずはお客さんに経過と事情を説明し、
「もう少し寒くなって、出かけなくなって、しかも症状が出やすい時期(冷えるのが早い)に1回持ち込みましょう」、という事にしておきました。

とりあえず方針が決まれば落ち着きますからね。
また、この件に関しては、次の動きが出たらご報告いたしましょう。
Posted at 2009/10/16 17:12:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月16日 イイね!

実例として 車両保険金額の変更に伴う追加保険料 W210 E320からW212 E550へ

実例として 車両保険金額の変更に伴う追加保険料 W210 E320からW212 E550へすみません。写真は「Goo NET」から戴きました。

これは実例として、私のご契約者で実際にW210のE320、つまるところ丸目になって初めてのEクラスに乗られている方が今回の新型Eクラス、W212のE550に今回乗り換えられるにあたり算出した保険料です。
個人が特定されぬよう、こまかいデータは出しませんし、出せませんが、先日ご紹介した、「保険金額云々よりも保険のかけ方が大きく影響するのだ」、という部分に関しての実例として御参考にしていただけたらと思います。

基本データ

W210 E320アバンギャルド 
車両保険金額 200万弱 (車対車+A特約)←旧名称
対人・対物 無制限
人身傷害(一般条件)  5000万
その他 特約を幾つか         現在の年間保険料   13万7850円
 

W212 E550
車両保険金額 1200万円
その他保険条件は同じ 

納車予定  平成21年11月上旬  この車による年間保険料 14万9590円

*参考 一般車両保険(自損事故・当て逃げも担保)の場合   24万8330円

保険期間途中の為、車両入替による追加保険料(約3か月分)として

同条件  車両保険金額のみ1200万円へ変更          2,940円(試算)

車両保険を一般車両保険の1200万円へ変更した場合    2万7620円(試算)




つまり、保険会社は新車のE550、車両保険の上限金額を1000万円以上増額したとしても追加保険料は2,940円で良いといっているのです。年間保険料にしたって、1万2千円程度の差でしかありません。
ちなみにこの条件での車両入替(もちろん新規でも)は、今私が取り扱っている保険会社では「社員照会案件」に該当します。事前に断りを入れていないと契約を獲ってはいけない案件だという事です。通しましたけど。

一応新車だということを鑑みて一般車両保険の話もしてはきますが、その場合で追加保険料が2万7620円です。浅はかな個人の感覚ではありますが、このくらい保険料に変化があるほうがしっくりきます。

ちなみに今、某通販系損保で見積もってみたらやはり1000万円以上はお断りされました。もっとも法人契約なので、その時点でハナから除外されるんですが。

でも、これだけの金額の差で、いくら保険数理から計算をして、そういう面での実績から逆算した根拠があるとはいえ、保険を引き受ける上限がこれだけ違うとなると、保険会社も楽な商売ではない、という気もするんですが。


こんな感じになります。御参考になりましたでしょうか?
Posted at 2009/10/16 16:15:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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