2010年02月07日
先日、やすべえ@ロードスターさんのブログへこういう投稿をさせて頂きました。
「お初のコメントで失礼いたします。
私の場合は仕事の事もあり複数所有が当たり前になっていますので、あまり言うことに説得力はありませんが、基本、特にロードスターをメインに据えるのなら複数所有は避けて通れないものと思っています。
というより私の場合は、どうせ仕事用も含めた車を何台か所有することになり、そうしたクルマはどうしても一般的なユーザー層を想定した仕様(特にATは必須)にせざるをえないので、1台くらいは完全な趣味車にしておこう、という流れでした。
まあ、中にはタキシードで全てのシチュエーションをこなすことのできる人もいるのでしょうけど、やはり「ハレとケ」という感覚は在ってしかるべきじゃあないかと。
つまり、私にとってロードスターは「ハレ」なわけです。
で、「ケ」としてヴィッツなり、今回のアイなり、ベンツC200が在ったりする訳です。たまたま今回はロードスターを代車に使用することになってしまいましたが、基本的には「ケ」のクルマを代車なり営業用として使う、というように分けているつもりではあります。やはり普段着は普段着として。一張羅は一張羅として多用すべきじゃあないんじゃあないかと。
だから、なんにでも使えるクルマ(特にミニバンとか)をほしいとは思わないし、そういう時はごく稀なので、その時だけレンタカーでも借りればいいと割り切っています。
ただ、タキシードを借りる気には成れないから、それは確保しておきたい。また、普段着は肩肘張って切るものじゃあないから、多少の好みは反映するにしても、一般的な選択の範疇を超えないものとする、という感じでしょうか。
複数所有をお考えのようでしたら是非是非、と思いますね。やってみれば何とかなるものですよ。」(ちょっと修正箇所あり)
というわけで、何でもこなせるベンツCは普段着に近い黒系統のビジネススーツという感じでしょうかね。私的には。つまり「ケ」。限りなく「ハレ」に近いシチュエーションもこなせますが。冠婚葬祭もこなせて、維持費もそれほどかからず、丈夫で長持ち。
本国ではCのタクシーがわんさかと居るという話ですが分かる気がします。
ベンツというブランドに対する周囲の目という、私自身は誇示するつもりは無いにせよ、皆さんは結構そう思っているいやらしさはあるにしても、それらを差し引いて余りある実用性や完成度の高さは、なかなか他の選択肢が浮かびません(もちろんW202以外のベンツでも)。
ただ流石にワイパーAssy20万と言われたら引きますけどね。他の車が買えるってーの。
もちろん、複数所有は贅沢だ、という意識があることは承知しています。私なども、近所に住む親にグズグズ言われています。仕事だから仕方がないと言い訳はしていますが、それでも万度ですからね。あと、たまに嫁さんからも。
クルマを置く場所が無いのは仕方がないでしょうけど、やはりネックは維持費でしょうか。でも私の場合、整備をして標準状態を維持することにはお金を使いますけど、アフターパーツと純正パーツを入れ替えてみたり、面白カーグッズを買い込んだり、という方面にはトンと関心が無いのでわりあい維持費はかかっていないような気はします。
新車も買わなくなりましたしね。
今は「新車でなくちゃあ」と思えるクルマが少なくなったこともありますけど、どうせすぐにディーラーの都合で中古車が出てくるわけですし、ボディ剛性が上がった今時のクルマなら、ある程度の年数・距離を経たとしても特にヤレを感じることも少ないですしね。気になる交換部品だけ換えてやれば、それなりになりますし。特にタイヤとか。
保険関係も割り切っていて、アイだけは仕事車・営業車という事もあって車両保険まで掛けていますけど、ベンツは基本補償のみ。ロードスターもこんなもんで良くってよ、という内容だけです。だって、どうせロードスターはほとんど乗らないから。やるとしても、もう少し等級を上げてから保障内容を増やすくらいでしょう。
ちなみに、細分化型の自動車保険では使用目的を「日常・レジャー仕様」「通勤・通学仕様」「業務仕様」と分けていますが、この業務仕様とは、「月平均15日以上、定期的且つ継続して業務に使用する」用途をいいます。つまり、それ以下の日数しか使わないとなると「日常使用」という区分けになります。
割り切り方によって随分変わる所もあります。ちょっとお考えになってみてもいいのではないでしょうか。
そういえば、日中奥さんと思しき女性達が大柄なミニバンを操っているのをよく見かけます。そういう光景を見るに付け「怪しい挙動だなあ」、とか「買い物に来るだけなら、あんな大きな車じゃなくてもいいだろうに」とか思ってました。で、こないだやっと気が付きました。
あれは「旦那さんの複数所有」の結果であって、通勤車としてコンパクトカーや軽自動車が平日日中は出かけしてしまっているので、空いているクルマの方を奥さんが運転しているだけだったんですね。
Posted at 2010/02/07 19:44:13 | |
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2010年02月07日
今日は、「アイを試乗したい」という熱烈要望にお応えして、兄貴とアイの試乗に出かけてまいりました。兄貴曰く「会社までの通勤路をトレースしていいか?」とのことでしたので「ドーゾ」と答えるしかありません。浜松の人にしか判んないでしょうけど、蒲公民館の近くまでぐるっと回ってきました。
ちなみに兄貴の普段乗りはアルファの145です。もう10年ほど前になりますか、どこぞの中古屋に有ったらしい試乗車上がりの145を買ってきたのです。
私も当時乗せてもらいましたが、楽しい車でした。FFという事は仕方がないにしても、それを抜きにして楽しい運転感覚を持った車です。
ただ困ったことに、3000回転以上まわすと面白いクルマで、ついでに排気音も微妙に変わるので、ついついそれ以上にいつも回してしまうクルマです。
プレイステーションの「GT3」に登場するクルマ達には色んなパラメーターがあるということですが、特にその中で「フーン」と思ったものに「車体剛性」というパラメーターがあるんだとか。
つまり、走行距離が伸したクルマほど「車体がヤレてくる」ということです。特にイタ車は少々ボディ剛性のパラメータを弱めに設定しているとのこと。
それに関して。
常にエンジンを回しているほうが面白いので、通常運転でも高めの回転数を常用域としてしまい、結果としてボディ剛性が落ちやすいのではないか?という気がしています。
兄貴のアルファも例外ではなく、こないだ久しぶりに乗って唖然としました。正直「何だこのポンコツは?」って感じです。ボディヤレまくりのガタガタでした。呉れると言われても即座に「いらねえ」とお答えするであろうヤレ方。
さて、その兄貴がアイを運転する様を横でじっと見つめていたのですが。
荒かったですねえ。というか乱暴。
アクセルの踏み方、ハンドルの切り方、ブレーキの踏み方。どういう加速の仕方をするのかを見たいのも分からなくもありませんが、そこまでガアガア踏まなくても分かるんだろ?というくらい。そういうキャラの車でもないだろうし。
ただ思ったのが「兄貴はアルファもこういう運転の仕方をしていたなあ」という事。つまりアルファのキャラクターに染まってしまっていて、こういう運転の仕方しか知らないんだろうなあ、とね。その前はスターレットのマニュアルですから余計に染み付いているんでしょう。
よく聞く話ですが、エコ運転を推進している事業所なんかでは、制限速度を守ることによって随分と燃費が改善され、使用燃料量も削減できているのだそうです。と、同時にブレーキも緩やかに踏めば良いのでパッドの消耗も遅くなり、結果的に車の他の消耗部品も長持ちするようになり、維持費そのものが削減できてきているようです。
という事はその逆もありなんでしょう。
イタ車のボディが弱い、というのは車のキャラクターやイメージが「乱暴な運転を誘発している」というところに起因するのではないのかな?と。
つまり新車のボディ剛性自体は他の車と大差ないとしても、乱暴に運転された車は結果的にボディを痛めつける運転になってしまっており、そういう性格付けやイメージを持たれているクルマは、その多くが「結果としてボディのヤレた中古車になってしまっている」という事なんだろうなあ、という事。
また、「いい味」というのは長持ちしないのが常ですしね。
さて、明日からアイは代車へと出張ります。当初予定していた先ではなくなりましたが、またしても別の鈑金修理予約が入りまして、「代車でベンツは嫌」とのことで、アイの初出張先は個人の方の鈑金代車という事に。
というわけで私のほうは明日から、またしばらくベンツで動くことになりますねえ。
そういえばこう寒いと浜松でも雪がちらついていたりするんですが、そうなるとベンツの外気温表示はなんだか安心します。
元々が路面状況(凍結するか否か)を予測する為のもの、と取説には書いてありましたが「さもありなん」と思いますねえ。他の車にも標準装備して欲しいものの一つです。
Posted at 2010/02/07 18:36:03 | |
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