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2010年02月17日 イイね!

歯医者さんと鈑金屋さん

某日本社の保険代理店研修生だったころ、「カタカナ」業者攻略とか何とかいって、カタカナ社名のクルマ関係業者を訪問して回っていた事があります。

ちなみに代理店研修生とは、その所属している損保の社員という身分で「代理店になる為の研修期間中」のみ、その損保に在籍している、という人たちです。
損害保険会社としては、基本的に代理店と呼ばれる人たちに営業部門をアウトソーシングしている都合上、次世代を担う代理店を常に育成していかなければいけない事もあって、各社こういう類似の制度を持っています。
ただ、もちろん在籍できる基準数字というものがあり、成績基準や在籍期間による資格取得期限などといった各種の制約があります。それから外れてしまうと容赦なく(成績が並外れて飛びぬけていると「特例」という名の基準緩和も無くも無い)クビになる、という一発勝負的な所もあったり。

まあ、私は一時期そういうところに在籍して、損保代理店としての研修を一からやり直していた(トヨペット在籍時にも一応損保の研修や講習もあったし、「上級資格」と呼ばれる損害保険の資格までは既に持っていましたけど)訳です。


話を元に戻すと。
カタカナの業者名の事業所を集中的に訪問したのには訳があります。それは、例えば「柴田モータース(仮名)」などといった、昔ながらの業者名のところは、社長が昔から昔のままの流儀でやっているところが多く、おしなべて社長が御高齢(失礼)ところが比較的多い訳です。
比べるとカタカナ名のところはまだ設立年次が新しい所が多いので、話の理解が早く、こちらと提携しやすかろう、という目論見もあったり。却ってアルファベット名の業者になると「ちと、先走りしすぎている」ところもあったりなかったりして、こちらの思う意図と話が噛み合わなさすぎることもあり、結果として「カタカナ業者」攻略を集中的に行っていた訳です。


で、表題の「歯医者さんと鈑金屋さん」。

よく歯医者さんは「新しい歯医者ほどよい」なんて言われ方をします。つまり、若い先生の方が技術の研鑽や新技法の習得に比較的熱心で、機材の更新にも関心が高く、イコール信頼性が高い、という事のようです。
まあ、個人的な印象的だと、アウトラインはその通りかもしれませんが、人を癒すという意味で「お人柄」なんかもあったりするので、そのまま受け取る訳ではないにしても、やはり最新技術に触れている、触れようとしている、もしくはそういうことに意識が高い人のほうが良いだろう、という感覚はあります。

同様に鈑金屋さん。
鈑金屋さんは結構長く営業している所も少なくありません。いい歳した社長も数多く多く見かけます。それだけ経験と勘がモノをいう世界という意識があるのでしょうけど、果たして?
叩き出し、という事に関しては技量が物言う部分が大きいかもしれません。ただ、クルマそのものは総合産業の粋を集めた製品だけあって、素材や製法、構造も刻々と進化してきている事もあり、なかなか時代の進歩に付いて行くのが大変です。このため、年長者ほど塗装業務方面に従事している人が多いような気もしないでもありません。
ただ、その塗装方面も、時代の進化・進歩が著しい分野です。材料・材質・工法・道具全てが進歩しています。いまだに青空ブース(つまり野外でそのまま塗ってしまうということ)の鈑金屋さんもあるくらいですが、傍で見ていると「そんなんでいいのか?」と我が目を疑うことも少なくありません。

つまり腕や勘などという余地の介入する隙が無い程に全てが進化してきているので、メーカーの指定する分量や用法、順序や下準備さえ忠実に守ってこそ所定の仕上りが保障されるようになってきています。もっとも手先の器用さや要領の良し悪しは確実に存在しますから、ぶきっちょでもいいか?と言うとそうでもないのですが。
ただ、昔ながらの勘に頼られるよりは、新技術の登場に敏感で、基本や指示に忠実な人の方がおそらく仕上がりもいいでしょう。


そういう環境や状況を目にしていると、本当に技術面や心理面での「世代交代」を真剣に考えなければいけないんだろうなあ、と思います。

歯医者さんの事はよくわからないことも多いですが、鈑金塗装に関しては本当にそうなんでしょうねえ。もちろん電気自動車や、ハイブリッド車も今後ますます電気仕掛けの城と化していくでしょうから、自動車整備士免許だけでは今後済まなくなる時代が来るのかもしれません。

あんまり腕自慢(自分で言ってる)の工場も実は......、なんてこともね。もちろん、キャリアが長い事に越した事はないですが、それだけでは不十分という難儀なご時勢のようです。仕事をする側にとっても、依頼する側にとっても。
Posted at 2010/02/17 19:59:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月17日 イイね!

付いている事に意義がある

プリウスのブレーキの件はまだまだ収まらないようです。
ABS作動に関しては、別にどうでもいいこと、と思っていましたので、そこから先には触れませんでしたが、そこを言われているんですね。
もちろんABSは、回生ブレーキ作動領域の話ではなく、油圧での通常ブレーキ領域の話です。ただ、この辺事もアチコチで言われていることですから、ここでは省略。

いい加減にうんざりするのは、「何でもかんでも付いてればOK」というところです。まあ、確かにABSも「通常の道路上だったり低μ路面(水濡れや凍結状態)」だったなら停止距離低減効果や、ハンドル操作が効く、という効能はあるのですが、あくまでも想定された路面上では、というお話です。例えば砂利道なんかでは逆にタイヤをロックさせてしまった方が表面の砂利を排除してくれるので制動距離は短くなります。あくまでも万能選手ではない、というところには注意が必要です。

ただ世間様的には「ABSって安全なんでしょう?」という以上の理解ではないんですよね。イコール「付いていればいい」という意識以上にはならない。
これは逆にドライバーを甘やかす、という事にしかならないのでは?と思います。解ってて使うならいいと思うんですがね。

初期のABS付き車はエンジンをかけるとABS作動チェックを毎回コンピューターが行っていました。セルを回しエンジンが始動してからブレーキペダルを放すと、奥のほうで「ヴヴン」という唸り声がかすかに聞こえました。
ABSは、油圧ポンプを作動させて、ポンピングブレーキというにはかわいそうなくらいの次元ではありますが、ブレーキ圧の「入れる・抜く」という動作を秒間数十回という回数で行います。この油圧ポンプがきちんと作動するかどうかを毎回チェックしている音だったんですね、あれは。
ただ、ABSを標準装備しだした頃から、あの音がクレーム(変な音が聞こえる、とか何とか)になりかねないため、ほとんど聞こえなくなりました。

ABS作動時には結構な音がします。「ガガガ」という感じの。で、同時にブレーキペダルが重くなります。もちろんこれは油圧が作動しているからです。
で、またバカバカしいことに「ビックリしてブレーキペダルから足を離しちゃう」なんて人もいたりする訳です。おいおい。思い切り踏んでいればいいんだっちゅーの。ブレーキ中なんだから。

というわけで、今度考え出したシステムは「ブレーキアシスト」なるものです。

つまり、「きちんとブレーキが踏めない方のためのブレーキサポートシステム」とか何とか。「踏み込み量」と「踏み込み速度」を車両側で管理していて、「コレは急ブレーキ」と判断しうるだけの数値が観測されると、きちんと車のほうでブレーキ踏力を維持させてブレーキを作動させるというものです。

ただ、冷静に考えて、この程度の判断・操作も出来ない人にクルマなどという質量兵器を任せてもいいものなんだろうか?と疑問に思うのが普通なんじゃあないか、と思うのですが。私が変なのかな。

もちろんそういう装備が付いていても、「使うことなく廃棄する事になる」のが一番良いのは当たり前なんですけどね。でも、どうせ廃棄する事になるのなら、最初から無くてもいいようにしておくのも一つなんじゃあないかとも思ったりもするわけで。
もしくは、質量兵器の最大の根源である「重量そのものを軽減しておく」ことにもっと重きを置くべきじゃあないのかな?とか


ただ、いくら小手先で頑張って装置をつけても、肝心のドライバーを何とかした方が早いのは言うまでも無いことなんですけどね。
Posted at 2010/02/17 10:34:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月17日 イイね!

アイの現状燃費と、希望ナンバーについて

昨日といっても月曜日の話ですが、ガソリンメーターが半分以下となり、走行メーターも370.3キロを示していたので、アイに乗って4回目の給油をしてきました。

今回給油できたガソリン量は21.06リットル。ということで今回の区間平均燃費は17.58キロ/ℓとなりました。

今回は途中お客さんが運転しているので、純粋に私のアクセル操作だけの結果ではありませんが、やはり我慢が利く程度の私のアクセル操作で浜松市内を駆け巡った場合は18キロ/ℓ弱というところなのでしょう。
最初の18.39キロ/ℓという数字は、乗っている自分が少々イラつくくらいにゆっくりと踏み込んでいましたからねえ。いや、抜かれる抜かれる。後ろのアンちゃんや姉ちゃん達が2車線になった途端にサクッと追い越し車線に入って、抜いて、また走行車線に戻るんですよねえ。で、また次の交差点で追いつくんですが。




そういえば今日下品なセルシオにも抜かれましたね。この間隔で入り込んでくるか、と思うくらいのね。20のセルシオでしたから、あのクルマだとせいぜい普通の運転で5キロ/ℓくらいだったはずですから、あんな運転だと4キロ弱というところだろうな、とか。ただ、排気量が4リットルもあっても、車が重いですから、決して早い車ではないんですけどね。あれって。そりゃあバカみたいにアクセル踏めばそれなりに走りはしますけど。

で、また、ああいうクルマに限って「8888」とか「1」とか、いかにも抽選しました、みたいな希望ナンバーを付けてくるんですよねえ。却ってあれって恥ずかしいだけだと思うんですがね。
私が現役の新車セールスの頃、希望ナンバー制度が始まったのですが、当初は手数料取らなかったんですよね。希望ナンバーの申請をしても。「ふーん、珍しいこともあるもんだ」位に思っていたら、その内、別料金取るようになりましたが。

で、あの頃はまだ始まって間もないこともあって、希望ナンバーの料金を値引で捻出して、ちょっとしたプレゼントにした事もあったんですが、ヤナセでの販売車両では「希望ナンバーを申請することがデフォルト仕様」になっているということを聞きましたねえ。要らんところで金を取る様にしてるなあ、と半ば感心しつつ呆れたことを思い出しました。
急に希望ナンバーの事を聞かれても思いつく番号も無いですし、なんか変にこじつけたように見えるナンバーも嫌なので、私の場合の申請経験は1回だけで、後は順番どうりのナンバーです。
その1回というのは、信号無視で横から突っ込まれて廃車になった車の番号を後釜のクルマにつけたとき。

で、ヤナセでは希望ナンバーが思い付かないお客さんには「7788」というナンバーを勧めていたようです。ラッキーセブンと末広がりの8、ということで縁起が良いですからこれにしましょうか、とかなんとか。ですので、なんかやけにこういう番号のついたベンツの比率が高かったような気はしますねえ。

あ、ちなみに今回のアイのナンバーは「3917」という番号が来ました。もちろん、順番でたまたま。「サンキュー、良いな」という事ですね。まあ、良いけど。憶えやすいし。
Posted at 2010/02/17 00:34:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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