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2011年03月20日 イイね!

待ち時間

医者通いをしていると毎回頭にくるのはその待ち時間の長さです。でも多分、お医者さんの側としては、来る患者さん来る患者さんを捌いていくのに一生懸命で、待合室にどの位の数の患者さんが待機しているのかなんてのは見たこともないだろうなあ、と。もちろん、本日の予約患者のリストなんかは見てはいるんでしょうけど。

昔、浜松医大に通院していたことがあるのですが、あの時は頭にきたものです。朝の9時半の予約になっていたので、こちらとしては10分ほど前には待合室にいる訳です。で、そこから待てど暮らせど一向に名前を呼ばれない苦痛の時間が続く。

1時間が経ち。

2時間が経ち。

更にそこから30分ほども経ち。

いい加減こちらも我慢の限界を通り越し始めていますから、一度だけ窓口に向って「いい加減にしろ」と怒鳴ってしまったことがあります。「一体どういう了見で予約時間を組んでいるんだ!?」とね。
それだけ待っても診察時間は結局5分もかかった例はなく。そのくせ、いつ名前が呼ばれるのか分からないので待合場から離れるのは極力お控えください、なんて来る訳ですから。

尤もその時に「すみません」と言われたのはその時限りの事で、その次の時も相変わらず2時間以上は優に待たされました。
既にメインイベントの手術と入院は終わり、術後経過を見るだけのものとなってもいましたし、入院時に御担当頂いた先生は他院へ転勤されてしまってもいましたので「まあ、もういいや」と、それ以降の通院は自主辞退してしまったんですけどね。



そういえば、似たようなことがありました。

そう、クルマの整備工場です。結局似たような感覚なのかなあ。

例えば午前10時にこれこれ、こういう作業を依頼し、午前中には完了させてくれる予定であったとします。予定通りに行けば若干の余裕と行き返りの道程を考えても午後1時過ぎには納車できると思います、位の事はお客さんに言ってしまっている訳です。

で、実際に車を搬入して待っているんですが、いつまで経っても作業が始まらない。そのうち飛び込みのお客さんが来たりすると、そっちの作業には取り掛かるくせに、時間を予約して先ほどから待ちくたびれているこちらのクルマはそのまま。で、やっと作業に取り掛かったと思えば既に作業完了予定時間の10分前とかね。
で、仕方ないので時間延長のお詫びをお客さんに入れる私に対し、そこの社長が言う事には「メカニックを急かしても良い仕事は出来ない」とか何とか。

いいかげんにしろよ、と何度思ったことか。それでも随分我慢したんですが。

まあ、そういう所とは付き合いきれないので、とある出来事があって以降、仕事の依頼は一切打ち切りました。「カー○ン○ナ○ス~(仮名)」というところでしたけどね。「来る者拒まず、去るもの追わず」ってそこの社長自身が言ってましたからまあ良いのでしょう。これ以上お客さんも振り回すわけには行きませんし。
以降、出来るところは自分で作業をするように体制を切り替え、代わりの業者の手当ても済ませ。
思い返せばこの所為で自分の仕事上の足腰も強くもなりましたので、まあそれはそれで良かった事なんでしょう。
整備屋である以上、クルマの整備が出来ることは当たり前の範疇であって、同時にお客さんを気持ちよく送り出すという面での、心の整備ができているのか?というところに心が砕けられなければいけないんですけどね。




基本的にはお医者さんも整備工場も広い意味では接客業なんだろうな、と思っています。
ただ、お客さんが向こうからやって来るという状態が常態化すると、自分の都合というものがどうしても優先されるようになってしまったり、まあいいや、という慣れが出てきてしまったり。そういうときこそ、ふと振り返ってみる、という気持ちや時間が大切なんだろうな、とは思います。もちろんイケイケドンドンで脇目も振らずに突き進んでいくことも時には重要なんですけどね。








さて、それはそうとニュースで「静岡県から医師団を被災地に派遣する」なんて話を目にしました。
行くのが無駄とは思いません。私たちにも出来ることを、という気持ちの上での行動であることも重々判ります。
でも、基本的にお医者さんもクルマの整備士もそうだと思うんですけど、ああいう技術職の人達というのは「設備や材料・備品が整った場所に居てこそ本領を発揮できる」方々だと思うんですけどねえ。もちろんサバイバルな適性を持つ人もいるのでしょうけど、それよりも本拠地にデンと構えていてもらって、搬送されてきた患者に対して自分の陣地の中で全力を尽くしてもらう方が良いと思います。その分、現地の方々やレスキューの方々には応急処置と患者の搬送に専念してもらう。

余震だって続いている訳ですから、それこそ被災者が増えることにならないとも限りませんしね。原発の事もあるし。

だからこそ余計に原発から半径30キロとか50キロの地域の人とか、津波の被災地域の人を保護し、移送(強制疎開)するのが治安維持や情報の錯綜を防ぐ上でも最優先されるべきだと思うんですが。せっかく救援物資を集めたところで、適切なところに、適切な量を配置しなければ幾らあっても足りなくなるのは分かりきったことでしょうに。


最終目標は「出来うる限り速やかに日常を取り戻すこと」です。その為には被災地以外の方が浮き足立つようなことは慎むべきでしょう。
Posted at 2011/03/20 12:55:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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