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2011年04月17日 イイね!

Z4

とあるお客さんに18になるお子さんがいらっしゃいます。今年の7月で18になるという事で、本人は免許を取る気満々で、ついでに今からどのクルマがいいか物色中なんだそうです。

そんな話は昨年末からあったのですが、最近の御執心はZ4なんだとか。









はあ、Z4。













Z4ってなんだったっけ?














うーん。..............おお、あれか。BMWのオープンか。





でもちょっと待て。ハタチにもならん小僧がZ4だと?












正直「冗談も大概にせえよ」とは思いつつ、口には出しませんが、表情には出ていたかもしれません。





で、お父さん。「いや俺は、せめてZ3くらいにしておいたほうがいいと思うんだけど.........

















同じです






もちろん、これも口には出せませんが。
















これは私的なクルマ感です。

オープンカーは贅沢なクルマです。
大概2人しか乗れず、その2人にとってすら大して広くもない居住スペースの車です。その上トランクスペースは狭く、夏は太陽が照りつけ、冬は寒く。雨が降ったら仕方がありません。傘を差さなくてはなりません(幌を閉めるということ)。人間というものは、かほど左様に自然環境には弱い生き物なワケです。つまり快適なクルマとは到底言えません。

今時の車は全てモノコックボディですから、フレームのある昔ならともかく、はっきり言って屋根を切り飛ばしただけのなんちゃってオープンカーは最悪の車でしかありません。
昔あったサイノスやセリカのオープンモデルなどは、後からそういう風に加工したモデルだったと記憶しています。1台1台持ち込み車検のクルマじゃあなかったかな。で、たしかオープンモデルになると150キロほども重くなってきたように思います。つまりそれ位補強を施さないとまともなクルマにはならなかったということです。もっともそれでも大したクルマだったという記憶はありませんが。

つまりそういう意味でも良い車とは言えません。

ただし、オープンカーにはクローズドボディでは得られない気持ちよさがあるのも事実です。屋根のない開放感はサンルーフ如きでは得られようがありません。また元がクーペモデルを基本にしますから、オープンにしたときのスタイルの良さもまた格別です。そういう意味において別世界を味あわせてくれる車です。
前述したように、なんちゃってオープンでは車の性能劣化はいかんともしがたいものがあるのですが、専用ボディで設計されたオープンカーなら、運動性能とスタイルが非常に危ういレベルで並立させられる可能性があります。ただ、その数が狙えるとは到底思えないゾーンに、そこまでの力が振り向けられるのか?という点が非常に微妙なところなワケです。

そういう色んな要素が非常に上手く噛み合った稀有なクルマが初代ロードスターでした。

実用性は無い。でもカッコと座った時の気持ちよさは超一級品。で、動き出すと、そこからが運命の分かれ道となるんですが。


こんなクルマを日常の足にするためには根性と愛情が必須です。
「こんなクルマに乗ってきて」と、周りの人に言われる可能性は高く、冠婚葬祭に向くクルマではありえません。まあ、まだ黒系の色ならともかく私の場合は黄色ですからね。つまりどこに乗っていってもいいクルマとは言い難い訳です。

また、この高温多湿で、しかも四季の季節変化のあるお国柄では非常に困ることがあります。つまり、クルマというものは基本的に雨や湿気に弱いものだからです。特に室内。
もちろん折りたたみ式の屋根はあるものの、これは所謂コウモリ傘でしかありませんから、恒久的な装備ではありません。ダメになってきたら張り替えていくことを前提とした装備です。そういう奥ゆかしくも大らかなものなんですね、幌って。
それを思うと、電動ハードトップ(リトラクタブルハードトップ)とは、オープンカーが日常で生きていくための進化系といえるのかもしれません。人に優しいオープンカーと言ったらいいのか、敷居が低いオープンカーといったらいいのか。

こういうクルマを所有するにあたって、一般的な解決策は2台所有することです。フォーマルとラフといったらいいか、オンとオフといったらいいのか。
これはクルマの維持費というお金の面でもそうですけど、同時にいつも2台置いておけるスペースを確保していられるということでもあります。

でもこれは中々現実的に厳しいことかと思います。私自身もいい加減、ナンバーを切ろう(一時抹消という意味)かな、と思うくらい。




それほどまでに贅沢なオープンカーなんですが、果たしてそれを「親のすねかじり」がやっていいものなのか?とも思うわけです。別に全否定するつもりはありませんし、夢想するのは勝手なんですけどね。
それでも、まともにクルマも動かせんガキがそういうところから入ろうとするのはどうも不健全に感じてしまう私です。しかも「Z4かよ」とね。いくら中古で本体は安く買ってこようが、修理代は新車の金額に比例した御代となりますしね。






せめてロードスターにしといたら?それもRHTの。色んな意味で後悔せずに済むと思うけどなあ。


後戻りが効かない博打は避けた方が上策ってもんだと思うんだけど。









閑話休題。




まあ、クルマもある意味骨董に近いものなのかもしれません。

素人さんが手を出すのは勝手だけど、騙した・騙されたはあくまでも自己責任で「騙された方が悪い」みたいなね。相手の無知に付け込むつもりはありませんが、クルマに関して多少の目端が利くところから、そこで利ざやが取れているということだってあるわけだし。
また、世評やテレビなどで「良い、良い」といわれ、ビックリするような値がついたとしても、それは誰の為の評価なのか?とはいつも気になる所です。

もちろん売却する分には高い値が付いたほうが良いのはもちろんですけど、「金額が高い」事に対して良い悪いなのか、自分にとって良い物と判断できるから良い品物で、必要のない、過ぎたものだから評価が低い、となるのか。あまりその評価基準を外に求めすぎる世情は薄っぺらいなあ、とか。


また一方で「クルマの評価基準とはこういうもの」とお節介にもなってしまっている自分を横で見て、年を喰ったなあ、とか。そんなところで権威付けとか先輩面をしなくってもいいじゃないか、という事も思ったり。言われる当人にとっては余計なお世話でしかないですからねえ。
所詮他人事で、それが商売だし、人が欲しがるものを持ってきてこそオマンマが食えるという一面も否定できなかったりもするし。




なんか最近は爺臭い考え方ができるようになってきたなあ。
Posted at 2011/04/17 16:38:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月17日 イイね!

ちょっとオーディオ環境を変えてみようかな、とか

ちょっとオーディオ環境を変えてみようかな、とか私が普段過ごしている事務所内のオーディオ機器は、画像にもあるとおりBOSEのウェーブミュージックシステムのみです。他には、強いて言えばパソコンのiTune内にある音楽データをパソコンのスピーカーを通して聞くくらいでしょうか。別にこれで不満があるわけでもないのですが、しばらくこのままで過ごしてきましたので、せっかくの機会ですから、気がついたときにちょっと変化をつけてみるのもいいかなあ、と。


自己紹介欄もあるとおり、今現在は殆ど稼動していませんが、自宅の2階にはもう一通りのオーディオシステムが眠っています。
ソースはCDのみの、ハードは最後のSONY製CDプレーヤー(ESシリースとしてのCDプレーヤーとして)CDP-XA55ES。これ以降は全てSACD兼用なんですよねえ。

アンプは今は亡きクリスオーディオのプリとパワーです(一時チャンネルディバイダーなるものを入れて...なる無謀なことも考えましたが、まあそれはそれで、もういいやという事で止めました)。
アンプキットとして発売されていた手作りアンプの曰く付きの製品。残念ながら、そろそろ買っておこうかと思い立った時には「時既に遅し」で、創業者の桝谷さんは鬼籍の方となられていましたが、なんとか中古品を手に入れることが出来ました。
思い返すとアンプって新品を買ったことないんですよねえ。そういえば。

スピーカーは既にメーカーとしては無いも同然となってしまったダイアトーン DS-1000です。気持ち的には2000番とかHSとかその後の物も考えますが、まあそれはそれでキリもないので、シリーズ最初の心意気を買うことにしました。
もっとも未だにパイオニアのバーチカルツインの名機として名高い「S-1000 twin」には後ろ髪を引かれっ放しですが、これはまたこれで縁があればまた出会う時もあるでしょう、ということで今は気持ちを封印しています。実は先日見つけてしまったのですが、まだ売れずにあそこにあるのかなあ?




お客さんの中にはタンノイのウエストミンスターと思しきスピーカーをお持ちの方とかもあったり、御自宅にオーディオルームを完備されている方とかもいらしていて、色々なウンチクを拝聴します。
曰く「スピーカーで8割が決まる」だの「いやいや、プリアンプで8割ですよ」とか。中にはDAコンバーター単体で云々かんぬんとか。

結局情報の8割を視覚に頼る人間だからこそ、比較すれば鈍い解像度しかない聴覚に関してあれこれ言ってみた所で誰もその違いがはっきり判別できるわけではない、というところに堂々巡りの魑魅魍魎が跋扈する隙間があるわけなんです。個人的にはそう割り切っています。

大体が、ここであれこれ言ってる人間である私自身が実際の演奏であるコンサートホールに殆ど行った事が無い訳ですから、生演奏の再現性に関してどうのこうの言えるわけがありません。つまりは根拠が脆弱な以上、せいぜいが「こんな気がするなあ」という程度以上ではありえ無い訳です。

あーあ言っちゃった。

もう1つ言っちゃうと、ソコソコのオーディオシステムが揃えられる人となると、それなりに歳経た方々であることも珍しくありませんから、そうなると聴覚がどの程度?ということもあったりしますしね。
まあ、私のように絶対音感すら定かでない人間に言われたくないと言われれば引き下がる外ないのですが。


そんな私からしたら、音源はiPodで十分です。もちろんCDであればそれに越したことはありませんが、アナログレコードでなくってはダメだ、という人には「宗旨が違うから」以上に言う言葉はありません。





変えようと思っているのは、せっかくあるアナログ機器をもう少し活用するようにしたいね、という程度です。基本的にはデジタル音源でありさえすれば、大本がCDである以上、そこまでは横一線であると考えています。この時点で違うとすれば、そこから更に1歩手前の「録音段階」の品質の差でしょう。おそらく。
平成の頭頃のCDは何気に音量が小さめですが、これはCDの規格云々という事ではなく、技術レベルがその程度に留まっていた、ということのようです。平成10年前後を境に録音できる音量そのものが劇的に改善されているようで、この時期以降のアルバムではおしなべてダイナミックレンジが上がっているように感じます。




小難しい理論や数字の話になると追いついていけないのはいつもの事ですが、オーディオ機器とは基本、レベルを揃えることに尽きるのかな、とは思っています。何か一点だけを引き上げても結局その前後がボトルネックになりがちです。

前述の「スピーカー8割」にしたところで、よく聞く音量や部屋の大きさからした最適口径(容量=箱の大きさ)はあるはず、と思っています。箱はなくても、よく動く振動版がこれに変わることも出来るでしょう。
その辺のバランスが良く取れているのがBOSEのシリーズだと思えば納得のしようもあるものです(上限を決めて、その中での最適解を出すことに全神経を注ぐという商品構成)。

アンプに関しても、所詮普段聞ける音量がせいぜいが2~3ワット以下ですから、大きな出力を扱うのに長けた素子や回路を使うだけ無駄と思えます。



クルマのオーディオでJBLとかマッキントッシュを使うものがありますし、メーカー純正でそうした仕様のものもあります。でも、実際にそういうクルマを何度か納めさせて貰って思うのは、所詮見掛け倒しだな、と。元々が車の車内そのものがオーディオ空間として最悪に近いですしね。
やはりああしたメーカーさんの製品は「大広間(の様な整った空間)で大音量を奏でる」のを主戦場とした製品が主ですから、場違いな所に借り出された所で、借りてきた猫のようにおとなしくなってしまうものです。正直「なんだこりゃ?」ってのが大半でしたしね。




そんなことを考えていると「部屋を大きくしないと意味がない」とか、「そもそもがウェーブラジオで十分なんじゃね?」とか思っちゃったりとか。これもまた堂々巡りだなあ。
Posted at 2011/04/17 14:01:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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