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2011年10月11日 イイね!

つまるところ、こういうことなのか?

こんな記事を目にしました。

http://response.jp/article/2011/10/10/163565.html

不明にしてこの鈴木さんという方を詳しく知りませんが、たしかに一つの見識だとは思います。実際、リッターカークラスのスーパースポーツバイクなんてレッドゾーンまで回しきれる所などありません。私のようなヘタレなどでは恐ろしくて精々が4~5000回転くらいじゃあないでしょうか?しかも低速ギアで。

であれば一般道で面白い特性を、という事であれば「全域トルクマシーン」という方向性はアリだと思います。例えばハーレーなんかモロそれですよね。私的には乗るまでは全く評価していないバイクでしたが、乗ってみたら面白かった。評価が一変したバイクでした。
もっとも天邪鬼たる私ですから、幾ら良いと思ってはいても世の風潮が「ハーレー・ハーレー」なうちは絶対に買う事はないでしょうけど。

もしくは回しきれるスペックで、という事ならば精々が2気筒とかシングルピストンエンジンとか、排気量で言えば400ぐらいまでかなあ?基本、やはりバイクはエンジンを楽しむ乗り物です。


ただね。



ちょっと話は変わりますが、以前私が講読していた雑誌があります。「RIDE」というタイトルです。
バイク好きの漫画家で絵が超絶に上手い「東本(はるもと)昌平」という方がいらっしゃるのですが、その方をメインイラストレーターとした「バイク好きが、バイク好きのために作った、東本昌平のイラストがいっぱい堪能できる」バイク雑誌、という感じでしょうか。ちなみに「RIDE10」(後ろの番号は通巻を示す。現在も続刊中。)までは買ってました。

先日そのRIDEを読み返していた時の事です。

まだ現役時代の本田宗一郎氏の日常の仕事ぶりを紹介した当時の記事を再録したページがその中にあった(「RIDE2」)のですが、目に留まったのは氏が語ったとされるその中の一文です。

スピードは人間の本能である。若者たちを責める前に、飛ばしても安全な道路をなぜ作ってやらんのだ


いい人だったんだろうなあ、と思いますね。
もっともポカをやらかすと「スパナが飛んでくる」熱いお人柄でもあったようですから、直に接した人にとってはたまったものではなかった一面もあるようですけど。

自動車評論家の両角氏の文章にも本田宗一郎氏のことについて間接的ながらも触れたこんな文章がありました。

以前、5代目の社長になったばかりの吉野浩行さんに「いつかクルマがインフラになる日、ホンダはどうしているんでしょうね?」と問いかけたことがある。「ホンダはな、オヤジが『バタバタ』(自転車に組み付ける補助エンジン。ホンダの原点)を作った時から、人々の生活を便利に、楽しくするものを作る会社なんだ。インフラになったクルマなんか作ってねぇよ」(JBpressより)


いいですね、この原点。「便利に、楽しくするものを作る会社」というシンプルさとそのプライド。好きになりそうです。今のホンダの従業員たちは、そういうプライドを持って仕事をしてくれているのでしょうかね?



どうも今の世の中は、欲望をいびつな形にしか開放できていない様な気がしています。素直に開放できないから、それが様々な形で変な所から噴出してしまっているような感じといったら良いでしょうか。
本来ならば、獣性とも言っていいエネルギーを綺麗に流してしまう場や時があってもいいと思うのですが、妙に世の中がおりこうさんになってきて、きれいに整理整頓された状態を初めから欲しているような、といってもいいかも知れません。



またまた話は変わりますが先日、家の田んぼの稲刈りの手伝いをしてきました。そのときにシミジミ思ったのは「生物の基本はやはり繁殖だなあ」という事です。

受精をし、子を作り、それを育てて、また子を作る。

自然界において、子供が出来ると言うのは至極当たり前の事であり、また、その自然な事を利用して人間も生活のための糧を得ている。で、また人間も子を生み、育て、老いていく。
どんどん子供が生まれてくるのは至極自然な事であり、同時にこれまた自然な淘汰も含めて死んでいく。


ところが、今は少子化の時代です。子供が少ない。生まれてこない。
これって種としてというか、生き物としての人間が確実に劣化してきているような気がするんですけどどうなんですかね?なんか生き物としての本質を歪められた事の当然な帰結でもあるような気がするんですけど?

エネルギーの感じられない社会ってのも、これに通じる所があるんじゃないのかな?って気もしています。
つまり発散を間違え、エネルギーを充満させきったはずの世代が妙におとなしくなり、おりこうさんにもなり、なぜか「老兵は死なず.......」である筈の世代が妙に幅を利かせすぎて他の世代を圧迫している。
しかもそうした世代の論理を変に他の世代に押し付けたがり、何時までも自分たちの「この世の春」を謳歌したがるもんだから、いつまでたっても軟着陸をしようともせず、引き際が理解できていない。




なんだか近頃はいろんな方面に対して「いい加減にしろよ」と思うことがありすぎですね。
とりあえず数の上での「老人基準」をもっと後退させ、エネルギーを溢れさせている筈の「若い世代」基準をもう少し立ててやる事が「楽しい社会」や「呼吸のしやすい社会」にするための第一歩になるんじゃあないのかなあ?と。最近はこんな事をつらつらと考えています。
Posted at 2011/10/11 10:04:16 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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