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2012年02月18日 イイね!

やっぱ診断機買おうかなあ

クルマの電子化が止まりません。

つい先日レッカー作業があったのですが、そこでレッカー屋さんと話をしていて話題に上ったのが「充電制御」です。そういえば何となくの感覚で、近頃バッテリーの寿命が何となく短いような気がしていました。

以前ならば「使用後4年くらい経ちはじめた頃から、ちらほら寿命の尽きるバッテリーが出始める」という感覚でした。ところが今は4年どころか2年程度でダメになるバッテリーが出始めているような感じなんです。何か短いかなあ、と。
レッカー屋さんと話をしていた中でふとそんな話題になるとレッカー屋さんも「私も同じ感覚です」と言っていました。「多分それ、充電制御が理由じゃあないでしょうか?」と。


ああ、なるほどね、と思い当たったわけです。たしかに従来よりもクルマは大量の電気を使うようにはなりました。でも平成10年ごろの傾向としてはバッテリーを小さくする風潮にあったわけです。
もちろんコストの事もあるでしょうけど、それに加えて軽量化の要請が強くなった事。プラス、従来に較べてオルタネーターの性能が上がってきたこともあり、その程度のサイズでいいのだろうと勝手に思っていました。ナビに代表される電子機器も増えてきたにもかかわらずバッテリーは小さくなってきていましたので。

この辺の時期でトヨペットを辞めてしまったので、私自身のそれ以降のバッテリー観察は散漫になってしまいました。

ただ、燃費改善の要望は日増しに強くなってきていましたから、メーカーとしても考えうる対策は総当りで手をつけていたであろうとは推察します。その中の一つにオルタネーターの制御もあったでしょう。
つまり、必要が無い時はなるべくオルタネーターも回さないようにしてエンジン負荷を減らし、結果、燃費の向上を図る、というものです。

こうなるとなるべく体力のあるバッテリーの方が充電・放電の幅が大きく取れることにもなりますから、今度は徐々にバッテリーが大きくなってきたのかな?以前に較べれば。もちろんメーカーからしたら「大きさ(値段)を変えずに充放電に対する耐性を改善してくれ」ともなるでしょうねえ。

つまり、燃費数値改善のためにバッテリーが犠牲になっている、という事もあるだろうなあ、と。

対策としてはなるべく大き目の容量のバッテリーを手配するか、元々深放電に強いディープサイクルのバッテリーの方が良いんだろうなあ、と。以前悪く言ってしまいましたがデルコのものとか。

以前パルス充電方式の充電器を揃えた事は書きました。
でも、ちょっと深放電してしまうと国産バッテリーは回復不能なダメージを負うことが多いような感じです。どうもパルス充電方式で充電しても回復率があまり高くありません。
また、充電そのものは完了したとしても、これまた以前ご報告した事のあるCCAテスターでチェックをするとCCA値そのものは回復していない事が少なくありません。もちろん充電直後ですから、そのときの電圧だけはいいんですが。



バッテリーの上がってしまった車は厄介です。
まだ挟み込み防止機能付きパワーウインドウのリセット程度の話で済むのであればどうって事はないのですが、イモビライザー付きやスマートキーのものとかになると「いつまで元の情報が保持されているのか」という事もあり、怖くてうっかりバッテリーを外せません。そうなるとメモリーセーバーも欲しいなあ、とか。



それらに加えて、近頃はエンジンのチェックランプが点灯した、という話をよく聞くようになりました。
どうも昔ならばO2センサー程度が壊れていてもいちいちチェックランプがつく事はなかったようなんですが、今はとにかく異常はすべて知らせなさい、という事のようです。他の機器が正常に作動し、エンジンも正常に動いているとしても、センサーのみの故障だけでチェックランプが点灯する。

別に原因を承知してさえいればいいんですけど、やはりチェックランプの点灯というのは心臓に悪いものです。


となると、車が何を訴えているのか聞き分ける為の翻訳機が必須かなあ、と。さしあたって乗ってわかる程度の症状は出ないけど異常警告だけは出ている、となるとね。
もちろんここまでくると営業如きが口を挟む領域ではないとも思うのですが、それでも判らないよりは判っていた方が良いのも確かです。


コードリーダーだけでよければ5000円程度からモノはあるわけですが、ある程度の診断機ともなると、やはり最低10万以上は覚悟しなくてはいけません。今はOBD2コネクターからの情報読み取りが普及してきていますから、後はどの機械で読み取っていくかという話になるんですが、ハテサテどうしたものやら。


まあ、それでも今は普及機程度のものでいいか、とは思っているんですが。


もちろん今直近で必要になる事態ではないのですが予備知識と技能・能力の獲得を考えると、ある程度の投資は必要かなあ、と。そう思ってもいるところです。見極めとしては、最終的に診断機本体が欲しくなる所までいくのか?というところなんですけどね。
こうしたツールだけに頼った整備ではいけませんが、こうした環境に対応していかなくてはならないのも本当のところです。ついてこれない業者さんはお辞めください、と言われているようなもんですからね。
先ずは手始めにスキャンツールだけでも買っておこうかなあ、と思案している最中です。
Posted at 2012/02/18 13:48:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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