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2018年11月16日 イイね!

結局未だラッシュのタイヤを替えてない

肋骨折ってから、乗り心地が骨に響きやすいクルマに乗ってません。乗っていない順に同率一位でアイとロードスター。次にラッシュ。結局一番乗り心地の良いオーリスばっかり近頃は乗ってます。
そんなわけで優先順位の低いクルマは整備優先度も下がる(それ以前に自分で整備する気にならない)為、ラッシュのタイヤ交換もあれだけ騒いでおいて何時のことになるのやら、という状態です。

ただ一方でタイヤの記事は読んでるし、お客さんのタイヤ交換もしてるのでチラチラと気にはなっているのも事実で、多分ラッシュの次のタイヤはTOYOのプロクセスだろうなあと考えています。ミシュランは今回脱落。

基本的に私個人の銘柄選び優先度は1位がミシュラン、2位がコンチネンタルです。まず最初にミシュランの適当な銘柄を考えますが、選択肢が無ければコンチネンタルを選んでいます。アイのタイヤはそうした理由でコンチネンタルです。何故コンチネンタルが次点かと聞かれれば販売価格が高いから。ミシュランと横並びで2割くらい高いんですよね、コンチ。好きなのは好きなんだけど。
じゃあミシュランの適当な銘柄という部分で、何が適当な銘柄でないのかと聞かれれば中級グレードと新銘柄です。これは選択肢から外す傾向が強いです。
例えばパイロット系統はやはりトップグレードですから手抜きを感じないし、個人的にも何度か履いていますが落胆した事も少なかったです。評価に困るのがプライマシー。わりと高価格帯の筈なのに、悪くはないけど、世評言われるほど良いとも感じない。そこまで出すんならパイロットで良いじゃん、という感じ。

それと、買ってみて当てが外れたというか肩透かしだったのがミシュランの出たばかりの新銘柄です。当時エナジー3って言ったかなあ。平成17~8年頃に出た銘柄のタイヤ。
適合サイズがあったので当時XM1だったかとエナジー3とで迷い、「欧州タイヤ基準の新銘柄」とか何とかいう売り文句をみて、まあ良いやとエナジー3をNA6ロードスターに履かせました。結果は見事に肩透かし。確か2年ぐらいでエナジー3の銘柄そのものがラインナップから消えていたと思います。たしかエナジーグリーンも初期の製品は「?」な印象のタイヤだった記憶があります。
おそらくはミシュラン内部でもランニングチェンジはどんどん行われているのでしょうけど、やはり新製品は出してみて市場評価が返ってきてナンボの世界なのでしょう。市場の声も聞きつつ、ミシュラン内部で潰しきれなかったネガはその都度ランニングチェンジされていく・されている。その事を思うとミシュランは古くから残っているグレードの方が信頼感は強いです。その意味ではプレミエLTXはこれからの進化を期待する様子見のグレードというのが個人的な感想です。むしろラティチュードの方が信頼性は高いんじゃないかな、未だ今は。


で、優先度3位はやはり国内メーカー・国内生産タイヤです。中韓製のタイヤは技術は上がってきている(おそらくは日本人エンジニアがかなりの数で流出してる所為じゃないかな?)とは思いますが、以前ほど安いわけでもなく、その程度の価格差なら国産を選びます。
但しブリジストンは選びません。何でって聞かれれば他社製品と比べて比較的高額な値付けが目に付き、そのくせ価格差分の良さを感じることが少ないから。
選び方の一指針としてメーカーの広報車にどんなタイヤが履かされていたか、を調べる事もたまにあります。広報のためのクルマに、メーカーが敢えてそのタイヤを履かせているわけですし。福野さんの新車紹介記事には広報車のタイヤ銘柄も書かれていますしね。


話は少々タイヤから逸れますが、詰まる所「世の中は損得勘定」で動いています。その人にとって、その時は得に思えた選択を常に選択する。ハタから見たらリスキーな選択に見えても、その人にとっては優先順位が違ったのだ、という推測はしてみても良いかもしれません。さっきの技術者の流出にしてもです。

その意味で日本国内の、例えばタイヤの売れ行き・売れ方がどうか、と言うことを考えると、ワリと高確率でタイヤなんぞにお金を掛けたくない、という声が出てきます。その一方でクルマを購入してから時間が過ぎれば過ぎるほど無関心の度合いが上がってきます。クルマのことはよく分からない、という声も良く聞く話です。
そうした環境の中でどういう風にタイヤが売られていくかを考えると「そろそろタイヤが寿命です」とガソリンスタンドや整備工場で言われ「今ならキャンペーン中でお安くなっています」という声をきっかけに、スマホで価格調査を始める位ならまだマシな方です。
黒くて丸いだけの物体がズラリと並ぶ光景はさながら電気売り場でアイロンを品定めするようなもの(失礼)で、似たような価格で何が・ドコが特徴的な製品なのかサッパリ分からない人にとっては「色が綺麗だった」「聞いたことのあるメーカーの製品だから」「三菱の車はブレーキが良く効くから、三菱の製品を(←昔、実際にそう言って三菱のテレビを買っていった人があります)」とかね。
話をタイヤ販売に戻すと、一般の人にとってのタイヤの商品性は有って無きが如しなのが普通です。結局「どれも一緒だろうから、どうせなら安い方が良いや」「どうせ買うなら、こっちの方が燃費が良くなるんでしょ?」という選ばれ方、勧められ方をされるのが一般的じゃないのかな、と。変に「空気圧をマメにチェックしましょう」などと言う店員が居たとしたら無関心層にとっては面倒な奴に思われるだけかもしれません。
同時に関心の無い買い物はお手軽にすませたい、という心理も良くある光景ですからガソリンスタンドで「じゃあ、それで」とか後日、自動後退などのお手軽カーショップで、その場で済ませられる在庫商品の中で安いもの、とか。

で、そういう買い方や店員からの薦められ方が数多くなれば、メーカーにとってはそれが「お客様の声・お客様のご意向」になります。だから低燃費のラベリングばかりに目が行く様にもなるし、メーカーの認知度・ブランドイメージを上げるために「新車装着基準の『ちゃんと買い』」とか言ってみたり。
販売店は販売店で、安さが武器と思えば安さが目玉になるブランドの扱いを多くするだろうし、利益率を高める為、メーカーに自社ブランドのOEM品を作らせたり(元の金額が分からなくなる)、入れるだけで金になる窒素ガス入れますと言ってみたり。但しこの時、真鍮製のエアバルブにNと書かれたアルミのキャップをはめるブービートラップが仕掛けられる事も有るので要注意です。ヒドい時は接触腐食して最悪エアバルブ交換になります。


話を戻してタイヤ選びですが、今まで書いてきたことはあくまで自分の買い物だった時のことで、お客さんのタイヤ交換となると基本「日本メーカー製の国産タイヤを、作業手順のこなれた専門業者で、エアバルブも一緒に同時交換して貰う」事にしています。理想と現実は違うので、必ずしもお客さんに此方の意図が理解して貰えるとは限りません。その辺は臨機応変に、という事ですね。魅せるだけの目的でピレリにする事もあるし。

もっともいくら安くても中韓・東南アジアメーカーのタイヤは未だに売ってません。だってクレーム来た時に対処しなきゃならないのは自分だし、最低限の一線として中韓はちょっとって事で。否定はしないけど肯定はもしてません。
Posted at 2018/11/16 12:18:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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