• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

h.shibataのブログ一覧

2021年05月14日 イイね!

仮に安いEVが出た所で買わねーだろ?

日産・三菱連合が軽自動車クラスの車格で、200万くらいの頒価のEVを出すとか出さないとか。まあ、そんな話が出ていた訳ですが

それならアイ・ミーブ作り続けた方が良かったんじゃねーの?

って思いました。
まあ時すでに遅しで既に生産は終わっていますけど。

でも、そもそも200万くらいで仮に頒価が納まったとして、それでどんなEVが出来上がるのでしょうかね?そもそも200万前後の頒価なら現在の軽自動車と完全にバッティングする訳ですが、同じ価格でエンジン軽自動車に勝てるのか?というかEV軽自動車を消費者様に選んで貰えるのか?
そもそも200万円に届く価格の軽自動車が誰をメインターゲットにしてるのかと考えるとおそらくは主婦層だと思うんですね。お子様がせいぜい中・高くらいまでの通学用自転車が運べそうな大きさのクルマ。だから形は背高なワンボックス系になる。
もしくは塾の送迎用途車。夜の学習塾近辺は出待ちのクルマの灯火類が鈴なり状態で灯籠流し状態の様ですからねえ。幸か不幸か私のウチは子供が居ないので未経験ですが、伝え聞いた話によるとですね。で、出待ち用途となればスライドドアの方が路肩に幅寄せしやすいですからね。
こうした事情で、奥様と子供という家庭内の強力タッグが結成されクルマ選びは

維持費が安い
自転車が乗る(+乗せやすい)
スライドドア(+ステップが低い)

の強力3コンボによってNboxとかウエイク・スペーシアといった超背高車になり、200万オーバーでもやむを得ない選択肢として販売台数を伸ばしている、という実情が少なからずだと思ってます。だから軽プレミアムは売れないんですよね。それは単に旦那の趣味になってしまうから&奥様関連・子供関連は無関係だから。アイが売れなかった理由もそれだと思ってます。素敵な車だけど財布の紐を緩めるキーパーソンを実質、無視しちゃってる。「カッコ良い」は女子供を凌駕できません。財布握ってるの結局カーチャンだし。

で、200万円EVは勝てるか?という話に戻ると。そもそも、それで儲かるクルマに出来るのかな?という疑問が一点。
車としての魅力という話になると、先に挙げたクルマ選びの3条件に沿わせたクルマにはEVであっても仕立てられるは思うんですよね。税金は当面優遇されはするだろうし。ただ、やはりここでも困るのは電池の寿命です。出待ちとなればずっとエアコン点けっぱ、AV関連使い放題でアクセサリー電源は解放しっぱなしでしょうから、果たして連日の出待ち時間の酷使にEVのバッテリーは耐えられるのか?って話は出てくるんじゃなかろうかと?しかもそれが小学校の高学年から中学・高校までともなれば代替無しで乗り切れるほどに丈夫なバッテリーが実現するのけ?と。
通常の軽なら3年落ちなら高額査定商品ですから、さっさと代替していくのも良いでしょうけど、3年落ちのEVなんて少なくとも今は二束三文以下ですぜ、旦那?ってなもんで。

まあ、そもそも軽ですらとんでもない利益率(ビックリするほど安い、という意味で)だった筈ですから、そこにEVで殴り込みを掛けるのはちょいと無謀なんじゃなかろうかと思います。
あと、何だかんだいって皆さん非常に目が肥えていらっしゃるので、200万以内に抑えたEVの見栄えや装備で我慢ができるのか?ってのは大きな問題になるだろうな、と。
ぶっちゃけ、4~50万で売られる中華EVには敵わないみたいな話も聞こえてきますが、そんなに安いのが良いのならナノ買った人居るんかい?って聞いてみたいです。ナノ。あのインド製RR車です。エアコンなし、パワステなし、パワーウインドウなしの何にも付いていない、でも安い。正直一度も見た事ないです。LF-Aですら見た事あるのに。
あと50kmも走れば充分という人が居ますが、ホントに50キロだけで良いなら、セブンイレブンに止まってるコムスだって良い筈ですけど、これも見た事殆どありません。結局みんな全部揃ったモノが欲しいのよ。限定指向で良いという人なんていない。

結局、屋根は欲しくてエアコンはばっちし効いて、シート倒して寝そべられるほどの広さはあって、乗り心地もそれなりに良くって、という箱庭的快適さを備えていて、尚且つ支出は抑えたいのよ。何だかんだいってパーツ数は多くとも軽のエンジンなんて工場出荷額3~5万くらいなんて話も聞こえてくるくらいですから、どっちが安く上げられるの?って聞かれれば当然エンジン車です、という答えが返ってくる。と思う。いや、本当の数字は知らないので確約は出来ないけど。

という事で、初期のAクラスとか初代smartとか、エンブレムが付いてなきゃ誰が買うんだ?こんな安っぽいの、って思ったもんですが、そういうもんだと思います。神通力が付いていなければ誰も買わない。多分、幻想が醒める時は下取り査定して貰った時と、そのクルマがどういう金額で並べられたかを実際に目にした時かな?
もっとも私自身は今だに初代ヴィッツとガソリン・アイに乗り続けているロートルなので、もう暫くの間EVに触る事はないだろうなあ。
Posted at 2021/05/14 22:46:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/5 >>

      1
2345678
910111213 1415
16171819202122
23242526272829
3031     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

浜松市 歯科 オペラデンタルオフィス 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/06/10 09:35:08
 
しばた新聞 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2009/09/22 19:37:56
 

愛車一覧

トヨタ マークX トヨタ マークX
22年ぶりにセダンに戻ってきました。と、思ってたらC200がセダンだったからそうでもない ...
トヨタ ラッシュ トヨタ ラッシュ
平成30年7月15日 ハイゼットカーゴの後釜として登場です。アイ同様、4WDモデルを選び ...
トヨタ iQ チョロQ (トヨタ iQ)
Return of the Yellow これですね。 今年は妙に代車稼働率が高く、一 ...
スズキ アルト 赤アル (スズキ アルト)
アルトです。どノーマルです。CVTです。しかも人生、初赤。初ハイブリッド(エネチャージ) ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation