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2009年10月24日 イイね!

あの特約はよかった 対物超過修理費用特約

あの特約はよかった 対物超過修理費用特約ひさしぶりに保険の話に戻ってみました。さて今回は略して「対物超過(保険会社煮によって呼び名が異なります)」。

これは発売当初、やはり「良い特約がでたなあ」と感心して今でもほとんどの方に付けてもらっている特約ではあるのですが。正直な所、個人的には優位性を感じなくなってきている内容でもある、ちょっと複雑な気持ちのしている特約です。


どこから話を始めましょうか。
実際にあった事故例から例を引くと、ある時、駐車場でぶつけられたという電話がお客さんから入ってきました。内容を聞くと「今回の事故相手の車がバックで出てこようとしていていたので、クルマに乗らずに待っていたら、そのまま「ガシン」と目の前で自分の車にぶつけられた」という内容でした。それは面白くない事故です。で、話は続きます。
その相手方の保険屋さんから電話が来て言う事には、「あなたの車の修理見積金額は25万円と伺っています。ですが、あなたのクルマは10年以上乗っていて、最大限に見積もっても10万円の価値しかありません。したがって今回はそこまでのお支払いしか出来ません。これで納得していただきたいと思いますが如何でしょう?」。かいつまんで言えばこんな内容だったかと思います。

個人的な感情からいえば、もうこの事故から10年以上経ちますけど、まだこの言い分には納得しきっていません。
動く状態だからこそ、価値というよりクルマの存在の意味があるのです。動かなくされてしまった以上、動く状態に戻してもらえば被害者としては全く問題ないわけです。でも修理見積が、相手方の勝手な価値判定以上になったからといって、それ以上出せません、お話は以上です、はないだろう、と。



以来、似たような事故例は幾度となく経験してきました。被害者側もあり、加害者側もあり。ワタクシ的には10万円の価値しかないクルマに25万円をつぎ込むのは理屈からいっておかしい、という保険の理屈がどうにも釈然としていません。未だに。それより先に加害者側の非をもっと突っ込むべきなんじゃないのかなあ、と。

個人的に保険会社で出せないというのなら、加害者本人が負担しろよ、と思っています。もちろん、相手側に強要したことはないですが、道義的な責任くらいは感じて欲しいものです。



平均車齢がぐんぐん伸びているご時勢です。「あなたのクルマの価値は10万円です」クルマが氾濫しています。
モチロン年式的にはウチのベンツ君もロードスター君も、ヴィッツ君、イスト君も、その領域に限りなく近い所に位置しているクルマ達で、いつ何時先ほどのお客さんのような事態にならないとも限りません。


そんなときに「対物超過」特約が出たのです。


基本的には「法的に妥当と認められる範囲内において、契約者に代わり、その賠償責任の金銭的な負担を肩代わりする」のが保険会社のスタンスです。だから「判例、判例」という訳です。
ただ、先ほどの例の場合の「法的~」範囲は10万円です。ただ、ごくごく一般的な感覚の方の場合、それでおとなしく「分かりました」と仰った例を寡聞にも知りません。というより必ず揉める案件です。まあそうじゃなくとも被害者側に立った場合ってのは心穏かならざるものではあるのですが。

わざわざ基本保障とせずに特約としている理由は、あくまでも「法的な賠償責任の範囲」を超える保障を打ち出しているからなのでしょう。

この特約を繰り出してきた言い訳は「道義的責任」です。これを果たすことによって示談をスムーズに運ぶ一助とする。これが「対物超過」特約の意義です。まあ、止むに止まれず自腹を切らんでも済む、という言い方もできるかもしれません。



と、ここまでの部分では非常に良い特約だと思っていました。



ただですね。

あくまでもこれは加害側であったとき、「相手側の被害額が時価を超える場合に生きてくる」ものであって、こちらが被害者であった場合には「自身の身を守る」ものにはなりえません。その場合には相手側がこの特約を用意していることを期待するしかないのです。

かつては私もそう言っていたのですが、「自分の身を守る」ための特約だ、と言う代理店もいます。でも、それは加害者側に立った場合に「身をかわす」ことが出来る手段に過ぎないんですよね。実は。示談はスムーズに行くでしょうけど。



そんなわけで、個人的な思いは当然ありますけど。

自分を守る、という原点に立つなら「車両保険」は必ず付けましょう。
中には等級が下がることを異様に気にされる方もあります。でも、正確なデータではありませんが、16等級以上ののゴールド免許割引適用の方々の割合は、全契約者の6割ほどを占める、という話を代理店研修生時代の講習で耳にしました。という事は、1契約年内の第一回目の事故であるならば、さほど気にするレベルの保険料の変化はないはずです。
こういうときのための保険なのですから躊躇することなく使うべきだと思うんですがねえ。

加害者になった時のことも考えなくてはいけませんが、被害者になる可能性もありえる話です。もしもの時のためにとお考えになるのなら、くどいようですが車両保険を用意しておくべきです。
ただ、お金がないからといってケチる人ほど、そういうときに限って入ってなくて、泣く泣く自腹を切る例を見てるので、心の底から忠告しておきます。
例えば「車対車免ゼロ特約」を付けておいて、自損の時は5万なり10万円なりの免責金額を設定しておけば多少なりとも保険料の節約は出来るはずです。

それと車両保険を付ける際の注意点。
代理店の言い分をそのまま受け取らないでください。特に不慣れな、というか業務に詳しくない者が担当している契約は「前年同条件」で保険会社の打ち出した条件のまま更改、というパターンが散見されます。
この場合、そのほとんどが「前年車両保険金額-10%」の車両保険上限金額となっているので、確認もしないまま継続を繰り返すと「一般車両保険10万円」などという愚にもつかない条件になっている事も珍しくありません。というより某共済契約などでは非常に多い内容です。

個人的な見解では車両保険金額は「最低30万円」は付けておきたいものです。ちなみに当初、私のロードスターには50万円付けてありました。


次回は車両保険の特約について、ちょっと書いてみたいと思います。
Posted at 2009/10/24 00:40:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月22日 イイね!

今日は窓ガラスがよく落ちる。

ティアナの仕上げをしている最中に1本。ティアナを納車している行きの道中にもう1本、「ガラスが落ちた」or「ガラスが上がらない」コールを受けました。

今日はなんだかガラスがよく落ちる日だ。

たまたま気がついたんですが、ウチのヴィッツ君のドアミラーが閉じるのは閉じるんですが、助手席側が開かなくなっていました。なぜ?

分解してみようかなー、と思ってもいますが、状況を良く見ると、閉じるときはきちんとモーターの作動音がするのですが、開く時にはうんともすんとも聞こえません。機械系統じゃあなくて、信号が行っていないのか、反転時の電気が来ていないのか、いずれにしても電気系統だな、という判断はしています。果てさて。

とりあえず、1台の方は「落ちた」と言っているのでウインドウレギュレーターがダメなんでしょう。もう一台の方は閉じ込み防止センサーでも働いているのかな?先ずは駆動部とガラスの接触部をクリスアップしてみて、どうなるかですね。
それでダメならこちらもレギュレーターassy交換となるでしょうねえ。

一台の方は車庫に入っているので緊急ではないのですが、もう一台は野ざらしなので、とりあえずビニールシートとガムテープを用意して蓋だけ閉めてこなくちゃあなあ。
Posted at 2009/10/22 17:30:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月22日 イイね!

納車準備。

昨日1日と今日の午前中かかって磨き上げたティアナですが、何とか仕上げきって、納めて来ました。

個人的には請求書を作るときも神経を張り詰めますが、一番緊張する時は納車をするときです。なぜって、お客さんの目が一番厳しい瞬間だからです。このひと時の為に全神経を集中して事前作業をするのです。このときの第一印象で次の仕事に繋がるか否かが分かれますから。

今回の依頼内容は「窓下部分の磨き上げ」です。わざわざ窓下と断わってあるのは作業がやりづらい、そのくせ効果が実感しづらい、という事もあって屋根の磨き上げはやらないことにしているからです。
今回のクランケであるティアナは新車登録後3年半・距離35000キロ程度・保管場所は鉄筋コンキュリート造の住居1Fの駐車場内、という状態ですので、基本的には綺麗な状態でした。
このため、当初は全面磨き上げという予定でしたが、実車を仔細に観察した結果、恐らく頑張って磨き上げをしたとしても、その効果は薄いだろうと判断しました。実はボンネットだけは磨き上げを施したのですが、あんまりやった甲斐がないなあ、と思ったのです。

じゃあ、何をやるか?何をもってしてお金を払う価値を見出してもらうか?

しばらく悩んだ後に出した結論は「些か薄汚れかけた時期のティアナに、入念な納車準備とも言うべき細かな、しかも目に付く箇所を中心にした入念な清掃をする」です。
新車には歴然とした新車感というべきモノがあり、中古車にはそれがなくなるものです。その差は何?と聞かれれば「普段手を出さない、隅っこまでキレイ」とでもいえば良いでしょうか。

例えば今回一番気をつけたのは各部のドア開口部近辺です。
ウエザーストリップと呼ばれるボディとドアの間を埋めるゴムの接触する所は、ゴムが付着し黒くなっていきます。そのゴムも劣化すれば表面が白濁してきます。ドアのヒンジ付近にも埃が堆積し、艶やかな塗装面を覆っていくことで古びた感じが増してきます。

足元に目を移せば、ドアのステップ部分を覆うプラスチックのカバーが黒ずんできます。どうしても靴を当ててしまう為です。また、同様にドアの内装材の下側も靴が当たり傷や汚れが付いているものです。最近は内装をツートンカラーにしていることが多く、その場合、下半分は明るい系統の色を多用しますから、なおさらに汚れが目立つものです。

それからシート。皮シートなのは良いのですが、明るいベージュ系統の色をしていますので、運転席だけは何か黒ずんだ色になって来ています。これは何とかしたい所です。

ドアミラーも何かと目に付くものです。ツヤツヤのテッカテカが目標です。

サイドシルに取り付けられたサイドマッドガード。こういうところは、洗ってね、と言われない限り手が付いてくることはまずありません。ドロハネその他が付着してなかなかキレイなっていることはありませんが、ここがきっちり白いと何気にきれいに見えるものです。
先ずはネンドクリーナーを温水の中で良く練りこんで、きちんと柔らかくしてあげた後で、そーっとシャワーをかけつつ表面を滑らせます。温水の中で練り込むのは、そうしてあげるとネンドクリーナーのボディへの攻撃性が弱まるからです。その後にコンパウンドをかけて細かな汚れや傷をとり除いていきます。

ティアナには社外品のアルミがはめられていました。ギラギラにメッキがかけられているタイプです。
良くある話ではありますが、表面はきれいに拭いてあったとしても、そのスポークとスポークとの間に手が入っていることはあまりありません。ここはキレイにしてバッチリと光らせたい所です。
ここにもネンドクリーナー使います。面倒ではありますが、1本1本のスポークを水をかけながらこするのです。そのままではやりづらい奥まった所も粘土を押し込み汚れを落とします。

ボディは軽く水洗いをした後、簡単にコーティング材を塗布して磨き上げながら各部の傷や汚れを入念に見ていくだけとしました。




一晩乾かした後に、ボディ各部に装着されたメッキモールをマイクロファイバークロスで磨き上げます。こういうところに水滴跡や曇りがあると余計に目立ちます。光るべきところは光らせるのです。
そうしてイマイチ仕上りが悪い所に入念な再仕上げを施します。

最後の仕上げはワイパー付近です。大概の車はあの辺に素地のままのプラ部品をはめ込んであります。ワイパー本体も、何層も塗装を重ねたらしき仕上げではなく、年数を重ねると艶をなくしている個体が多いものです。
ここを攻めます。オートグリムのバンパーケアを擦り込んでやる事によりツヤツヤの黒光りを取り戻します。ワイパーアームにもそうします。ただ気を付けなければいけないのはブレードには手を触れないことです。ここに油をつけてはせっかくの苦労も水の泡です。
私の場合、あんまり年数が経って古びたワイパーは、ブレードはゴムつきのブレードにして交換してしまいますが、アーム本体は取り外して塗ってしまいます。

納車前の最後に窓ガラスの内側をもう一度拭き上げると視界がスッキリします。タバコを吸わない方の車でも、ガラスの内側は結構汚れているものです。



ここまでやって、何とか納車にこぎつけました。



お客さんの反応は..........?




ものすごく喜んでくれました。ほっと一息です。

昨年末にガソリンスタンドで「イオンコート洗車と車内クリーニングとのセットで25,000円也」とかいうコースをどうやら受けたらしいのですが、「高い割にここまでキレイにしてくれなかった」そうで。
そんなのに25,000円も払うくらいなら私にください、と真面目に思います。遥かにきれいにしてあげます。

これはセールスだった当時、真剣に思ったことですが、いくら新車とはいえ、営業所に回送されてくる「新車らしきクルマ」は結構薄汚いものです。で、それを一生懸命新車らしくして納めるのは営業の役目なんですね。このため個人的には「俺達が新車にしている」という意識は強烈にありました。
もっとも、そういうことをきっちりと新人に叩き込もうとすると「そんなに厳しくするな」と妙に庇う上司が蔓延っていたので、近頃の新車はどうなんですかね?私が新入社員のころは、言われなければ気がつかないことを随分叩き込まれましたものだったんですが。

まあいいけど。


これで何とか肩の荷が下りたのです。
Posted at 2009/10/22 17:10:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月21日 イイね!

今日は磨き屋さん。

今日は磨き屋さん。今日1日と、明日の午前中までは磨き屋さんです。この車をテカテカしなくてはいけません。元々きれいな車ではあるのですが。

とりあえず細部の洗い上げからはじめます。
Posted at 2009/10/21 10:38:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年10月21日 イイね!

GT-R 事故その後

GT-R 事故その後先日の事故の続報です。

事故の状況を言うと、T字路の交差点で、右折レーンを含めて3車線ある、その右折レーンで信号待ちをしていた車列の2台目が当方のGT-Rです。今回の冒頭写真のクルマが事故相手のクルマの損傷箇所。このクルマが同じく右折レーンの先頭、GT-Rの前で信号が変わるのを待っていたと思ってください。

信号が赤から青に変わりました。わりあい広い交差点なので変わった直後なら2台くらいは右折車も行けてしまう間隔があります。このため前に居たワゴンRは「ツツッ」と前に出て行ったため、当方のGT-Rもそれに倣い、交差点中央に向けて追走しました。前方をいくワゴンRは、特に変な素振りもなく、そのまま右方向に曲がっていくのだと思わせられるのに充分なほど緩やかな曲がり方の交差点進入だったようです。

と、ここで事態は急展開します。いきなり(少なくともGT-Rの運転手からはそう見えたようで)ワゴンRはググッと速度が遅くなり同時に急速にその鼻先を右にねじり、Uターンをし始めたのだそうです。

右折しようとした方向の道路も片側分で2車線+かなり広めの歩道があります。このため停止線から、この交差点の中央までは15メートル近くあろうかという間隔で、信号機の代わり端に曲がってしまおうと2台が進入した訳です。このため時速で言えば15キロから20キロくらいは出ていただろうと思います。
ただ、一緒の方向に曲がるだろうと疑うだけの素振りを見せなかった先方の車両が転回を始めれば、既に追走して一緒に進入してしまっているこちらとしては、回避の手段として

1.急ブレーキで止まるか、
2.左側に避けるか
3.右側に避けるか     の3つの方法しかありません。

とっさにGT-Rは3を選んだようです。

つまり、そこから再加速してワゴンRの鼻先をすり抜けようとした訳です。まあ、とりようによっては無謀とも思えるのですが、後から言っても仕方ありません。
このまま行っても相手は追走してきているとは気が付いていないようですから、当たるとすればフロント部だろうと。出来ればそれは避けたい。2は既に対向車が向ってきているのですから選択肢としてはない。ということで咄嗟に3を選んだのだとか。

まあどの程度加速が鋭かったのかは知りませんが、結果として、相手からしたらイン側にに強引に突っ込まれた、と思ったのでしょう。こちらからすれば次善の策として積極回避を試みた、というところなんでしょうね。

結果は、回避しきれずに向こうのフロントとこちらの左側リアフェンダー後部が接触した、という事です。

ただねえ。

すっきり当てはまるパターンがないんですよ、これ。転回中の事故ということなら、転回車がより注意を払うべき、ということで8:2スタートの裁定となるようなのですが。
もちろん転回しようとするならば、もちろん後続車や対向車に充分注意を払いつつ、もっと周囲から見てわかりやすい事前の行動パターンを取れよ、とも思うし、でも、追走するにしても交差点なんだから、安全に右折しきれる状況になってからでなければ迂闊に進入するな、ともなるし。
うーん。5:5くらい?

保険会社には「どう?」と言ってありますが、「うーん」とはっきりしないお答え。
とりあえず保険会社同士で現場検証に行って、先ず転回禁止の箇所かどうか?という確認から入るとのことでした。
接触場所は交差点のほぼ真ん中付近、とのことですから、転回するつもりだったのなら、そんな所まで出て行かなくてもいいじゃないか、とか。
それ以前に交通量はソコソコある箇所で、信号機の代わり端、対向車の来る前に転回しきろうという行動をとるくらいなら、一度右折してしまい、そっちの道路ならそれほどの交通量はないので、途中の中央分離帯の切れ目から曲がってくるなり、何なりと安全な方向転換の方法は取れるだろうとか。

こっちの問題行動としては「突っ込むなよ」とは言っておきました。安全回避の行動の末ということは分かるけどさ。だからこれだけで済んだとも言えなくもないんですがね。

裁定はこれからです。



さて、もう一つの問題点。修理せずに予算を他に回す、という事について。
これについては、もう解決させてしまいました。

事故当日にヤマ勘見積りとして15万くらいじゃないの?とあらかじめ言ってあったので、お客さん本人としても、それくらいまでの金額で色んな夢を見ているはずですから、それくらいになれば納得の金額になるはずです。

先ずは今日、鈑金屋さんにGT-Rを持ち込み見積り作成を依頼しました。最初から「直さないかもしれない」と含みは持たせてあります。

出来上がってきた見積りは11万4千円ほど。そこに、後輪をヒットしているということで修理行程としては最終的にアライメントチェックは当然入ってしかるべき内容です。これをプラスしなくてはいけません。

どうせ見積もるのならば、ディーラーで。特にエキスパートショップならR35用に大掛かりなアライメントテスターを導入しているはずですから、当然テスター料も高額なはずです。
意外に思われるかもしれませんが、アライメントテスターは結構ディーラーでも持っていないところが多いものです。しかも、設備が仮に有っても、使い方を知らないメカが多いので、この手の作業は外注に出すことが多いです。これホント。
余談はともかく、電話で問い合わせた所1万8千円の+消費税ということでなかなかいい金額を言います。これで見積もり合計金額は13万3千円まで来ました。なかなか良い線です。

保険会社としては、基本的には全ての事故車両を実際に見て金額査定をしたいところでしょうけど、全てが全て見に行く、という訳にも行きません。
このためおおよその感覚で言うと「15万円くらいの修理見積」までは「写真見積り」と言って、被害車両の修理予定個所の写真と車検証、修理見積りのみで、着工OKとしたり、決済をしてしまうやり方をとります。このためにもなかなか今回の見積り数字は良い塩梅の金額となりました。目論見どおりといえば目論見どおりです。

見積りができた時点で、あらかじめお客さんにも「このくらいの金額まで行けば納得の範囲」と思うか否かという事前連絡を入れて「OK」の返事は貰っています。あとは保険会社の返事待ちです。はじめに事故担当者に連絡。このくらいの見積りになったけどどうか?と断りを入れた後に見積りと車検証をFAXしました。修理箇所の写真も月曜日の時点でメールに添付して向こうには送ってあります。

30分後くらいに電話が来ました。いつもの如く値引きをしてくれという話です。
どこでどういう算定をするのか塗装代で3,000円引いてくれとのこと。それと、アライメントチェックに関して、ちゃんと載せたという証明がほしい、なんてことを言ってきました。修理をしないでの協定ならば支払えん位のことを言ってきます。でも、修理するとなれば当然、そこまでは言いますよね、ともこちらとしては念を押します。でもテスターに載っけたという証拠が欲しい、と。まあ、こちら側の受け取り様としては値段を落としたいという口実にしか聞こえませんが。
「じゃあ」と話を一転させて、「見積りの中にホイールの修理金額をワザと載せていないけど、それで相殺ということならどうだ」と言ってみました。これは鈑金屋さんからの見積りにホイールの修理金額が入っていなかったので、そのままにしておいたのです。「.................。わかりました。じゃあそれで協定します。」ということでGT-Rの損傷箇所は13万円の現金に化けることになりました。

既に内定している13万円の内訳。

1.オリジナルのシートがボロボロなのでレカロに入れ替える
2.そのシートレール
3.ボロボロのハンドルを中古のオリジナルにする
4.死んでいる時計を入れ替える
5.それらに伴う内装の補修と外装の磨き

これくらいかな?
とりあえず土曜日にお客さんと一緒にレカロを見に行ってきます。
Posted at 2009/10/21 00:57:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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