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h.shibataのブログ一覧

2010年02月28日 イイね!

トヨタの失速につながるか?

先日、トヨタ自動車社長の豊田章男さんがアメリカに行って釈明をしてきました。これについて日本政府というか鳩山君の発言を聞いていないのですが、本当に大丈夫か?と思うのは心配しすぎなことなんでしょうか?


私は昭和44年12月生まれですので直近にオイルショックがあり、当時の状況は今までの右肩上がり一辺倒が当たり前という訳ではなかった世相かとは思いますが、それでも随分と日本は豊かになり、それが当たり前と思いつつ育った世代です。
つまり何をもって日本が豊かになったのか、という理由が分からない世代です。

アメリカは人口こそ日本の2倍ほどあるとはいえ、国土面積は24倍ほどもある国です。もちろん不毛の土地もそれなりに多い訳ですが、やはり土地の広さという豊かさと、本質的には農業大国というキャパシティ、そこに眠る地下資源の豊富さという、かつてのブロック経済が成り立っただけはある元々の豊かさがあるわけです。
それに加えて軍事力という有無を言わさぬ無言の背景も持っています。もちろん、その軍事力の源泉たる武器の開発能力と製造能力も。


何が言いたいのかというと、結局アメリカは、日本がいなければそれに代わる役割を担う国を見つければそれでいい、という側面が強い訳ですが、日本はそうではないということです。
「国土も狭く、でも人口密度は高く、地下資源に乏しい」という事から、「資源を輸入し、製品化をし、それを他国に売る」、ということで外貨を稼ぎ、それによって食料その他を輸入できる原資を作ってきた国です。それが今の豊かさの源泉だろう、と。
それが「買ってくれるところに見放されだし、技術水準は技術供与なんて言っている間に他国に追いつかれだし、なおかつ工場はどんどん外国に移転している」というのが現状ではないのかな、と見えます。


あんたら本当に大丈夫か?幾ら商品を造っても、それが売れなきゃお金には換わらず、オマンマ食い上げになるんだし。幾ら月末になっても回収できた現金がなくては給料なんぞ払いたくても払えんのよ。本当に。
幾らお金を持っていても、今ならまだ日本円で買いたい日本製品があるからいいようなものの、欲しい商品がなくなれば日本円の価値なんか無いだろうに。例えば日露戦争開戦前の日本国債みたいなもんで。


もっと必死になるべきじゃあないのかなあ?国を挙げて。
実際に、純粋に外貨を稼いで来れる企業なんて10社にも満たない、なんて話もあるわけだし。なんか他人の話みたいな風潮があるけど、決して人ごとではないと思います。


昔は「田んぼも持っていない様な家に、娘は呉れてやれん」と言っていたそうですが、最後は食料と水でしょう。
観光立国なんて甘っちょろいことを言う前に、耕作放棄されて荒れ果てた農地(と景観)を何とかすることを考えた方が先だと思うんですがねえ。農業をする平均年齢が既に60を超えている訳ですが、早く手を打たないと、そのうち米の作り方や野菜の作り方の伝承すら途絶えるんじゃないか?と思えるんですが。

また、今のお百姓さんは農地解放でタダ同然で農地を手に入れて、その土地をアパート・マンション、工場用地や新規道路や区画整理やハコモノの敷地として切り売りして生計を立てている、という所も珍しくない訳です。それを先祖伝来の土地が、と言われてもなあ。

ちなみに私は今真剣に百姓の開業を考えています。第三の生活手段として。オヤジが死ぬ前に何とか、とね。

いや、実際マジでニート対策なんていう甘っちょろいことを言ってる余裕はないと思うんですが。それはそれで豊かさの象徴だとは思いますけど。本質的に豊かな国、という訳ではなかったでしょうに。
それとも国土に見合う適正人口まで減少するのを座して待つ、という事なんでしょうかねえ。

私自身も穀潰しの1人であることには間違いないので、攻めて食糧生産に参加しなくては、という気持ちだけはあるんですが。

という事でみんカラ向きでない投稿ですみません。
Posted at 2010/02/28 19:44:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月28日 イイね!

ルポ登場

ルポ登場えー、予告どおりルポの登場です。今現在の目で言うと少々古さを感じなくもありませんが、ベンツにも通じる「へんなところにお金がかかった」という印象の強いクルマです。

とりあえずはお掃除をしつつ、様子を見て行こうかなあ、と。

やはり布地のところは直接皮膚が触る所でもあり、汚れやすい所でもあります。この辺をまずは重点的に攻めて行きたい、と思ってはいます。
モノが平成13年式だけに、パッと見キレイに使っていただいてはいるのですが、やはり汚ねえなあ。
ドアグリップ然り足元然り、シート然り。天井、ピラーもね。

でもシートの構造や機構を見るに付け「これ、レカロのOEMじゃないの?」と疑うほどシートは凝っている気がします。リクライニングはダイヤル式だし。座った感じは悪くありません。LSシリーズに近いのかな?シートリフターの作動状況やシートの倒し方(3ドアなんで、背もたれを倒す時にわざわざシート全体が斜め前にリフトする)、シートの固定方法など、やはりコストのかけ方に日独の違いを見せ付けられる思いです。こんなの日本車では見たことはありません。

でも、ルポは中央にしかドアトリムが貼ってなくて、でも、イストはドアパネル全体を覆い隠すようにプラカバーが嵌まっているので基本的にドアパネル自体は見えない、とか。その点ルポは部分的にパネル剥き出しなんで、その辺は軽自動車を髣髴させられる仕上げです。今時珍しいマニュアルのドアミラー調節ノブとかね。まあ、1回調節してしまえばリモコンドアミラーなんて必要ないといえば必要ないんですが。




乗った感じは妙に柔らかい気がしました。ヴィッツみたいにボディが弱いという印象ではないんですが、サスのストローク長に余裕があるということか?
もちろんタイヤの劣化もあるんでしょうけど、元々がこんなもんなのか?もう少し硬い先入観があったんですが。ちなみにタイヤはピレリでした。

本当はもう少しシート位置を後ろにしてもいいんでしょうけど、今のシート位置だとパワーウインドウスイッチやシートベルトのアンカーがかなり後ろにあるます。ドイツ人の腕が長いと考えるか、それとも少しステアリングボスをかまして少々ハンドルを後ろ位置に持っていきたいような気がします。
シートは天井高にも余裕があるのでなるべく上に持ってきているのですが、あんまり上に持ってくるとメーターがよく見えなくなる(その代わりボンネットの先端が視界に入ってくる)ので、先のスイッチ位置のことも含めて最適ポジションを再考しなくてはならないような感じです。

まずは今日ガソリンを満タンにしてきましたので、燃費チェックですね。ウィキペディアでは日本車と比べ「大したことない」と酷評されているようです。果たしてその辺はどうなんでしょう。ちなみにカタログ燃費は14キロのようです。
でも行きに乗っていったイストと比べて低速トルクが多少はあるので、もう少しましかな? と期待してもいま。

サテ、この先どうなるのでしょう。
Posted at 2010/02/28 17:16:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月27日 イイね!

ゴールド免許

ほんとも犬さんのブログにコメントの文章を書いていたら、何気に面白い文章になっていったので、ちょっと転載させていただきました。(ちょっと加筆訂正箇所あり)



ゴールド免許おめでとうございます。でも、またしてもここで天邪鬼な発言を。

確かに任意保険にはゴールド免許か否かを保険料に反映させたタイプがあります。これは仰るとおりです。
これはある意味、競合相手に対して「より優位に設定できる保険料計算とは?」という観点から、「安くできる理由付け」を彼ら(保険会社)も探しあぐねた結果が免許証区分であり、走行距離区分という訳です。つまり、「安くできる理由」があれば、そうした保険数理を組み立てて保険料を設計できますし、その保険の契約者が「想定内の保険金支払い」に収まっていれば問題は無いわけです。

ところが。

ゴールド免許とは逆に「普段クルマに乗らない人」「一定地域から出ない人」も含む、という制度になってしまっています。これがまた「距離を乗らない人」にもリンクしてしまうんですね。
このため、たまのドライブは非常に危険だったりもします。特に高齢者は(なぜか)ゴールド比率が非常に高いので、最近の損保各社の損害率が非常に高水準で推移しているのも、一つにはそれがあるのでは?と個人的には疑っています。

もう10年ほど前から「そろそろ高齢者割増なんてことを考えるんじゃないの?」と保険会社の人間にはカマをかけて聞いていますが、実際には痛し痒し、というところなんでしょう。人口構成比も高いだけに、ソッポを向かれたらどうしよう、とかね。

とか何とか言ってる間にどんどん特約は切り詰め、保険料はジリジリ上げているのが現実なんですけどね。特に大手さんは(東○とか、損○とか)。たまに比べると「え?」となったり。「○○サービス」ってオプション扱いなの?ですとか。

でもそのうち一気に高齢者の事故多発に対応した保険体系に転換するかもしれません。生命保険のように、ある一定年齢を過ぎるといきなり保険料が上がり始めるという具合にね。
でも既に基本保険料は値上げ済みなので、「より、きめ細かく保険料を設定しました」、とかさ。「現役世代を大切にする保険です」みたいなキャッチコピーで。


他の対応策としては契約者に「何も知らせず、何も教えず」という営業方針としか思えない某J○とかね。自動継続なんて、考えようによっては酷いというか、人を馬鹿にした制度だなあと思いました。ほんと。
たまにニアミスするといい勉強させてもらってます。

何はともあれ、ゴールド免許取得おめでとうございました。



改めて読み直すと、「ここが」とか「こういう風に」とか思っちゃうので、どうしても書き直したくなりますねえ。
Posted at 2010/02/27 11:47:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月27日 イイね!

事故車の境界線

事故車の境界線世の中には色んなクルマ屋さんがあります。当然色んな尺度があるでしょうけど、一つにはありがちな尺度として「誠実か否か」という事があるように思います。ところがこの「誠実」という事に関して、「何を以って誠実とするか?」という、非常に難しい境界線があります。

ここで一つ、取り扱いに悩むのが「事故車」でしょう。

私は査定員の資格を持っていました。もちろんディーラーの営業であれば誰でも持っているはずの資格ではあります。過去形なのは「資格更新をしなかった」ので、今は査定員の名簿に入っていないということです。

まあ、それは置いておいて。その中古車査定基準においては、事故車という事に関しての明確な規定はありません。
ただ、おそらくそのことを言いたいであろう項目として「連続するねじ止め外板の交換」とか、「溶接留めの外板の交換」歴のあるクルマに対し「外板価値減点」を適用します。また「自動車の骨格等に欠陥を及ぼしたもの、またその修復歴のあるもの」には「修復歴減点」と呼ばれる減点をします。これらがいわゆる「事故落ち」と呼ばれる減点です。

確かに原則論から言えばモノコック構造が主流で、衝撃吸収設計をしている今時のクルマは、当たれば全体的な歪みは出るでしょう。ただ、それが一般の方に分かるレベルなのかな?という事も思います。もちろん程度の大小にも因りますけどね。
主要骨格部分はある程度まではいいとしても、車の先端部や後ろは以前と比べて潰れやすく作ってあるので、実際ラジエータコアサポートなんてところは、フロント部の接触ともなればすぐ触る所ですし、そこが修正なのか交換なのか、と聞かれると悩む所ではあります。触っていることはすぐ分かるんですが。

もう一つ、この「査定」という行為自体はあくまでもクルマ屋さんの仕入のためにある制度であって、一般の方からすると果たしてどうなの?と思わなくもありません。つまり、仕入れのときにケチが付けられる所はつけておいて、より安く仕入れるための口実としている、という側面もあったりする訳です。この査定制度・査定基準というものは。
実際、この査定基準というものは保険会社サイドではほとんど認知されていません。あの時は「あい○い」が相手でしたけど、とぼけられたのか、本当に知らなかったのかは知る由もありませんが、損害額認定の時の判定基準がどうも私の感覚とズレていました。このため「普通、車の価値判断では日本自動車査定協会の協会基準を元に算定をするのがクルマ屋の常識ですが、あなた方の判断基準の根拠を示して欲しい」と言った所「ウチの独自基準で、いつもこれでやらせてもらっています」という回答でした。

ちょっと余談になりますけど、修理を「した・しない」よりも保管状況によっても車の状態は大きく異なりますし、何より修理をしたにしても、きちんとした手順や段取りを踏んだ、きちんとした修理ならば、新車塗装と同レベルの仕上がりにはなるんですけどねえ。
ただ問題なのは「鈑金修理に関してはキチンと3割以上抜こうとする」ディーラーの下請け基準とか、「そういう金額で仕上げなければいけない」修理屋さんの台所事情とか。その他、妙に低い算定基準の時間工賃や標準作業時間の設定であるとか。そういうところなんですけどね。
で、結局そのツケはユーザーが支払っているんですけどね。


話を戻して。
ただ、困るのは、事故というイメージだけが一人歩きして、同時にこの「修復歴」という言葉も独り歩きしているような感があるということです。つまり「直してるんでしょ?」と、そのことだけがクローズアップされてしまい、別に気にしなければ、どうという事でも無い事に関しても、妙に神経質になってしまっている。
新車ならば、「ここが、あそこが」と言われてもある程度までは止むを得ないとは思いますが、ヒドイ事故歴車ならばともかく、軽度の損傷歴ならばそれは仕方ないだろう、と思うのですがね。どうせ中古なんですからもっと大らかであってもいいと思うんですが。
もっと積極的な姿勢を取るとするなら、「その分安くしてくれれば、その分安く買えるんならそれでいい」くらいの姿勢の方が中古車を楽しめるような気はします。


ただ、世の中には「事故車専門(しかもそれほど軽微ではない修復歴)の中古車屋さん」も存在していることも事実です。私なんかが見ると「あーあ」と思うのですが、そこはそれ、見慣れない人は「まあ安い」となってしまうようです。

あまりに潔癖すぎる世の風潮の弊害というような気もしないでもありませんけどね。

あ、そうそう、最後になって思い付いたことを。

中古車買うんなら「安く買える」ことに感謝して、予算の上限いっぱいで購入価格を考えるよりも、2~30万円安く買えるクルマにしておいたほうが「心の余裕」が違います。そうしておいた方がいいです。いっぱいいっぱいだと気持ちにゆとりが持てません。
御参考になさってください。
Posted at 2010/02/27 11:03:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年02月27日 イイね!

エルグランドの3.5リットルハイオク仕様

御無沙汰をしておりました。ちょっとせわしなくて。

ここ数日は帳簿をチョコチョコとやってみては午後に出かけるということを繰り返しています。白色申告の確定申告書ならばとうの昔に出来ていたのですが、最後の記帳指導のときに一言「これなら青(青色申告)にされてはいかがですか?」と言われました。は?青ですと?

ということで、見ないようにしていたし忙しくもあったのでホッタラカシニしていたのですが、いよいよ仕方が無い。無料の弥生会計をダウンロードして、一生懸命複式簿記を作成しようともがいています。ハイ。
でも、帳簿の流れがいまいち頭の中で理解できていないのでちょっと苦しい。複式簿記とは原因と結果が把握できる帳簿だということなんですが、果たして本当にそうなのかがよく分かっておりません。判り始めると楽しくなってくるのかもしれませんが。


さて、ようやく本題です。エルグランドの中古のお話です。

取り合えず今候補車を絞っている所なのですが、御要望としては「エルグランド ライダーの黒内装」、というお話です。
私の頭の中では、今こういう車は「値段が暴落中」という感覚です。つまりリーマンショック以前まではなんとなく大排気量車や大型車が結構な人気を博していた訳ですが、以降になると「燃費の悪い車」「維持費のかかる車」として白眼視されるようになり、実際、以前と以後ではかなり値段に開きが出ていました。

逆にいうなら「買うなら今」とも言えるわけです。まあ、いうなれば相場ですから、天邪鬼でいたほうがいわけです、こういう場合。

ただ、どうしても燃費を気にする方が多いらしく、新車価格では20万ほど違う2.5ℓエンジン車と3.5ℓエンジン車なんですが、中古になると立場が逆転してしまい、かえって2.5の方が高くつく、という現象が起きているような。

今回の方も、そこを気にして「(出来れば3.5ℓ車がいいけど)2.5リットルで....」というお話しがありました。
初めはそれでソートをしていたんですが、たまたま排気量選択をせずにソートをかけてみたところ、今まで見ていた2.5の金額よりも更に低価格で3.5ℓ車が出てくるじゃあありませんか。ああやっぱり、という具合に。

ただ少々距離数の多めな車が目立つような気はしますけど。

では、実際にこれを買うことを脳内シュミレーションしてみると。

まず維持費。自動車税は2.5が45000円/年に対して3.5は58000円/円。年間13,000円の差です。
では車検のときの重量税は?とくると、両者2.0t以上なのでこれは変わらず。じゃあ燃費は?と見るとカタログでは8.2キロ/ℓとか8.6キロ/ℓとなっているので、まあこれは五十歩百歩かな、と。
ただ、重さが重さなのでどっちかというと排気量の大きい方がアクセルコントロールしやすいでしょうからかえって実燃費は3.5の方が良くなるかもしれません。

ということで、結局エルグランドを中古で乗るなら3.5も2.5も大した維持費の違いは無いなあ、と。後は何年乗るかを考えて、それ×13,000円(仮に5年乗るなら65,000円)以上安く買えるんなら、トータルでは安く済むだろうなあ、と。そういう結論に至りました。


で、そういうことをお客さんに言うと「えー?そうなの?」と奥さん。まあ、数字から来るイメージはそうなるでしょうねえ。でもまあ、こんな所でケンカしても仕方が無いので、ここはやんわりと「あくまでもカタログ数値から計算するとそういうことになりますよ、というだけなんですけどね」とあっさり引いておきました。
別に2.5のエルグランドを在庫で持っているわけでは無いですから、ここで踏ん張る理由も義理もありません。あくまでも選択権はお客さんにあるわけですし。

ただ、一つ聞かれたこと。「3.5はハイオク仕様でしょう?大丈夫なんですか?」

うーん、そう来たか。実は私、ベンツにもほとんどハイオクを入れたことが無い人なんで、ハイオク仕様車にはハイオクを、なんていう固定概念が出て来ませんでした。そういえば昔新車を売っている時にはよく聞かれたっけ。そこですかさずこうお答えしておきました。、
「え?そんなの大丈夫ですよ。確かにピークパワーは多少落ちますけど、全く問題ありません。」
でもお客さんはなんだか不安そうな顔つきです。「えー?ほんとうですか?」


うーん。現実問題、それでエンジン壊したなんて話は聞いたことなんだけどねえ。

で、ちょっと考えてみました。何でハイオク仕様車はハイオクガソリンでなければならないか。
基本、ハイオクとは「オクタン価の高いガソリン」という事なんですが、言うなればノッキングが起こりにくい数値が高いガソリンの事です。
では何で、そういうガソリンを使用するのかといえば、高圧縮比とすることで出力や効率を上げたい、というところに理由があるんですが、普通のガソリン車は空気とガソリンの混合気をシリンダー内に吸入するので、あんまり高圧縮比のエンジンとすると、「こういうタイミングで着火したい」という設計者の意図に反して、その前で自然着火しちゃったり、プラグの所でない、違う所から燃焼が始まっちゃったりする訳です。いわゆるノッキングですね。

ですからターボとも本来ガソリンエンジンというのは相性がよろしくない訳です。わざわざターボエンジンとするために圧縮比を下げたり、ガソリン冷却といって、必要以上にガソリンを濃く吹いて、その気化潜熱でシリンダー内を冷やしたりとか。そんなことをしたりする訳です。

後は直噴エンジンも良くないでしょうねえ、本来は。あれは圧縮比が比較的高めですから。

という事なので、ハイオクでなくてはいけない車の一つの指標として圧縮比が高いエンジンなのかどうか、というところが判断基準かな、と。ちなみにエルグランド3.5の圧縮比は10.0。この数値だけで見れば、微妙ではありますがレギュラーで十分な圧縮比のような気がします。
ただ、当然ハイオク仕様車として設計されたエンジンは「ハイオクを入れることを前提」にして着火タイミング等を設計されているはずですから、当然ハイオクの方が本来技術者が意図した回り方をするでしょう、というのは間違いの無いところです。
ただ、そこまで許容範囲の狭いエンジンなのか?というと、そうばかりではないでしょう。高負荷領域ならばともかく、一般道で3.5ℓエンジンをぶん回すチャンスがそうそうあるとは思えませんしね。

但し、絶対安全と言うつもりはないですけど。私の所為にされますからね。ただ私なら「普段レギュラー、たまにハイオク」。せいぜいこの程度でしょう。よっぽどのカリカリエンジンでなければ。
それ以前にそういうことが気になるような(気にするような)車ではない様な気もしますけど、それを言ったらおしまいですから、しばらくは黙っていることにしましょう。
Posted at 2010/02/27 00:41:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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