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h.shibataのブログ一覧

2010年03月10日 イイね!

雨の日は気分を換えて

雨の日は気分を換えて世の中、安いものがいいという風潮ではありますが、個人的には「値段なりの内容であることが前提であり、かえって額面は高くても内容が良い物は逆にお買い得」と思っています。
ただ、そういうもので身の回りを揃えていくと、周囲の人間からは「とんでもない贅沢者」「道楽者」と言われてしまうことが多いのが少々残念です。安物買いの銭失いとはよく言ったもので、安物を次々と買い換えていく方がよほど贅沢に思うのですがねえ。

サテ、今回の御題は傘です。

世の中的には「前原光榮商店」の傘が皇室御用達として有名ではあるのですが、流石にそこまでは恐れ多い(?)ので、浜松市内でおそらくここだけだと思う「自前でハンドメイドの傘が製造できる」お店、市川傘店で買い求めたのが写真の品です。
自慢したいのがやはり布地の光沢というか、なんともいえない傘のその表情です。美しい。

ちなみにこれで5000円です。実は予備でもう一本買ってあります。色はブラウン系で、裏地はモロ、バーバーリーのチェック柄みたいな奴です。でも悲しいかな、誰も気付いてくれないんですよね。

なかなか人様には理解してもらえない部分なんですが、やはり良い物は良いです。ちなみにお店の人に言われて初めて気が付いたのですが、傘は修理が効くんですね。すみません。ダメになったら捨てるものだと思っていました。ちなみにこの傘も骨が一本折れてしまったことがあって、修理してもらってあります。

ちょっと前まで気になっていたのは16本傘です。でも、たまたま寄った家具屋さん(マルツ家具)で、2,000円くらいで24本傘(つまり骨の数が24本ある傘。普通は8本程度。)を売っていたので思わず衝動買い。このようにして柴田家は物で埋まっていくのです。

兄貴の同級生が私の家に遊びに来た時にロードスターとベンツが並んでいたのを見て絶句しておりました。そこで彼は口にした言葉は「この道楽兄弟め」という有り難いのか悔しいのか、なんとも反応のしにくいコメントでした。

ちなみに嫁さんは私の持ち物を真似するのが大好きなので、嫁さん用の24本傘もあります。もう一つおまけにナイキのfreeシリーズも真似されました。
脱線ばかりですみませんが、どうもナイキのfreeはシリーズ自体が消滅、という事のようですので、買占めに入ろうか否かと思案中です。

話は元に戻って傘。本当に欲しいというか狙っているのは「和傘」なんです。でも流石にそこまで行くと変人扱いされかねないので我慢しています。カッコイイと思うんだけどなあ。
美濃和紙なんかで作った和傘なんかは粋で憧れますが、嫁さんに以前ちょこっと野望を言ったら「馬鹿じゃないの?」と真顔で言われてしまいました。「蛇の目傘」とまでは言いませんが、いいじゃん、それくらい有ってもさあ。

なかなか夫婦間の感覚ですらも調整は難しいものです。
Posted at 2010/03/10 13:44:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月09日 イイね!

「あ、断わられるのか」  車両保険を試算してみた

「ウチのクルマは古いので」とか「車両をつけると高いから」という理由で車両保険を付けないという声をよく聞きます。

前々から「そうか?」と思っていたので、アチコチで目にするソニー損保で、先ほどネット見積りをウチのロードスター君でしてみました。


すると。

この年式では車両保険を付けられません」とあっさり断わられてしまいました。あ、そう。そういうことだったのね。ふーん。

これで終わっては話になりませんので、自分のところで計算することに。ちなみに試算条件は以下の通りです。

ちなみに今の私の取り扱い保険会社の場合ですと「製造後15年を超える車両保険価格200万以上はちょっとんべんしてください」となっていますので、断わられることはない筈です。この辺が通販との違いの一つなんでしょう。まあそれくらいは違ってくれないとねえ。

年式 平成3年10月
型式 NA6CE(料率クラスは車3-人4-物4-傷2)
運転者年齢 30歳以上
免許証 青
割引等級 12
本人運転のみ
一時払い

これくらいかな。

で、対人対物・無制限に対物超過をつけて、ケガは人身傷害保険3000万のみ。これを共通項目として。

まず上記の条件だけで30,260円が年間保険料でした。(全部条件を書くと面倒なので大まかにしか書きません。その辺は御了承ください。)

で、これに車両保険を付けることを想定してみます。車両保険は基本的に2つ。ものすごく大雑把にいって、「自損事故・当て逃げ(相手者未確認の事故という事)」まで払ってもらう内容とするか否かです。両方とも車上狙いとか飛び石傷、イタズラとかの補修費用は出ます。
「当て逃げはダメ」というのは、相手が逃げちゃったのと、自分でミスをしてぶつけたのを区別することが非常に難しいので、その境界線として「相手車がキチンと分かっていること」としているのです。

上記の条件に免責0-10の50万円上限、昔でいう「車対車+A特約」(今は各社呼称が違うので)と呼ばれる車両保険をつけた場合48,030円の保険料となります。これを高いと思うか否かですね。
ちなみに「自損事故もOK」とすると67,320円になります。流石にここまで来ると「少々高いなあ」と思います。私も。

いつものパターンだと、車両保険をどうしようかと悩まれる場合、少しでも保険料を下げようと思われるのが人情です。
よくあるパターンが「保険金を下げる」というお話です。仮に半分の25万円にしてみましょう。すると43,370円の保険料となります。
「安くなった」と思われるのか、「何だこの程度か」と思うのかは各人の判断ですが、私の感覚からすると「金額を多少変えるよりは保険の入り方を変える方が保険料的には効く」と思っています。仮に保険金設定を半分にしたところで保険料まで半分になることはありません。

私的には車両保険金の設定金額は下げない方がいいと思っている口ですので、何とか保険料を下げたい場合は「免責金額」の設定を変えます。

「免責金額」とは「保険会社の責任が免ぜられる」という意味で、大雑把には、支払保険金から免責金額を差し引かれた分が実際の支払い保険料となる、と思ってください。つまり、少額の損害であれば自分で修理するか、修理しないでそのままとするか、という方式の「あんまり軽々しく保険を使わないでくださいね」という保険会社からの忠告といったらいいのか。

ちなみに保険金額50万円、免責金額5-10とすると44,820円となります。これならば、保険金額25万円の時の保険料と大差ない金額となってきますので、いざというときには有効かと思います。
また、イタズラとかでは仕方ありませんが、相手ありの事故の場合は、必ずしも免責金額分がそのまま自己負担になるとは限りません。この辺は説明すると面倒くさいので、各自の御担当に聞いてみてください。



昨日のご訪問者の中に、やられてしまった方があったようです。
たまたま相手に「対物超過」特約が付いていたため修理見積り分は大丈夫そうな雲行きのようです。
私も一時期までは「対物超過特約は自身を守るため」と思っていた時期もありました。が、あくまでもこれは相手方への補償でしかないので、それはそれで「面倒事を避ける」意味はありますが、「自身を守る」という額面通りの言葉を考えると、やはり「車両保険こそが身を守る最後の手段」です。
もちろん、ケガに関しては普通の補償で十分とも言えなくもありませんが、ほとんどの場合、やはり最初に気になるのは自身の車の修理や行く末です。ローンが残っている場合もありますしね。

相手ありの場合、相手保険会社からは時価額以上の補償を引き出すことは非常に困難です。まあ、やりようが無いわけでも無いですが、過大な期待をされても困るんですよね。ある程度まで、という所までで。
ただ、そこで車両保険さえ付けてあれば、この金額が補償金額の上限になります。
保険種類によっては、近頃なら「完全被害事故の場合は事故件数にカウントしない」という取り扱いもありますので、追突された場合も安心して(?)自分の車両保険を使うことが出来ます。もちろん修理見積金額が保険金額より低ければ見積り金額までとなりますが。


クルマ屋さんとしての言葉で言うと「30万円」程度の中古車の車両本体価格の仕入金額はほぼ0円か、出していても数万円程度です。つまりそういう程度とみなされた車でも、販売するとなればそれくらいの金額となってしまうのが現実です。もちろんそこに手を入れた車ならば50万60万のプライスカードが付けられていても不思議はありません。事実そういう価格のロードスターはいくらでも存在します。
ここで保険屋さんとしての言葉にバトンタッチすると、車両保険を付けるなら最低30万は確保しておかないと意味を成しません。出来れば50万円。欲をいうとここに「超過修理費用特約」をつけるか「買替時諸費用担保特約」を付けるか。

もちろん余裕資金が除けてあって「やっちゃったときは買い換える」と割り切っているのならば別ですけどね。

既に車両保険金額が10万円に落とされてしまっているのなら、そこから増額するのは少々無理があるでしょう。だったら保険会社を変えればいいことです。キチンと評価してくれる保険屋さんから加入しましょう。
直近で買った方は注文書を提示すれば、評価金額はそこから出してくれる(年間の評価損10%づつ位で)筈です。

ということで、なるべくなら車両保険はきちんとした金額でつけておいて下さいね。車をフォローする立場からしてもそのほうがありがたいです。いやマジで。
Posted at 2010/03/09 16:52:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月08日 イイね!

車業界用語 「特殊な月」

曲の題名は忘れましたが「4月はお花見で酒が飲めて、5月は何とかやら、6月はこれがあって酒が飲める」と、年がら年中何かと理由をつけて酒が飲める、という歌詞の歌があったかともいます。
他の業界は知りませんが、それこそ昭和の30年ごろからこっち、何かと理由をつけて「クルマを売って来い」と言い続けてきた車業界では色々な理由をつけて部下の尻を叩き続けてきましたから、その言い草のバリエーションは豊富です。それらをちょっとご紹介してみましょう。その一つが、月初の営業会議冒頭で開口一番必ずといって良い程所長の口からでて来る「今月は特殊な月」です。


まず、1月から。

各月に共通していえることは、結論「営業日数が少ないからがんばれ」なんですが、そこはそれ、またそれに加えてイチャモンとしか思えないような物言いが加わります。
1月は当然、年末年始の休みが入りますから日数はその分少なくなります。また、今年のスタートダッシュだから、とか愚図愚図とね。

通例でいうと1月末日の営業日は「決起大会」という名目で全社員を静岡に集めて、冗談みたいな話ですけど「本当に鉢巻(なんかそれっぽい文字が書いてあった)を締めて」やるぞー、なんていって気勢を上げるわけです。もちろんこちらの気分は思いっきりグレーでしたけど。
で、そこで発表される決算に向けての数字は2月3月の連月目標です。もちろん、目標台数は受注と登録両方で来るのが常なんですが、問題は登録台数。
在庫車であれば、受注さえ出来れば後に控える難関は車庫証明だけですけど、新規発注車ともなると生産までに、当時で20日くらいはかかります。つまり、「受注残」と呼ばれる来月には新車登録できるであろう受注をどのくらい抱えて2月3月には入れるか?という事も重要になってくるわけです。

2月は連続決算月の前半です。
ですが元々暦の問題で長くても29日。閏年だと28日という日数の月なので、それが「特殊な月」の理由になります。また前半でどれだけ蹴上げられるのかが、3月の数字を乗り切る為に重要だとか何とか。あーうるさい。

3月は言わずもがなですね。ただ、現実的には3月の決算といっても息切れが早いので、大概10日をすぎるとお店自体は閑散とし始めます。受注ペースもガクッと落ちて。もちろんそれにつれて所長の表情も日増しに険しくなるので、私のような人間はますます営業所に寄り付かなくなります。
下っ端の人間は背負う物もないし、どうせ「店頭一発」とか「ポックリ」と呼ばれる来店即決客しか受注先の当ては無いので、ほとんどカウンターの所にたむろしているだけ、というのが現実です。

暗く、どんよりとした3月が終わったのも束の間、4月がやってきます。実は4月というのは3月が直前にあったこともあり落ち込みが激しい時期です。しかもゴールデンウイークも目前ですから、世間的にはそちらに予算が回るのでしょう、税金も払わなくてはいけない月でもありますし。
当然月末はゴールデンウイークで削られますからやはりここも「特殊な月」な訳です。

5月は月の頭が無いためスタートがいつもの月よりも出遅れていると尻が叩かれます。
基本、クルマ屋は登録ベースで成績換算がされますので、車庫証明が下りるまでの日数をあらかじめ減算しておかねばなりません。当然土日も含めると1週間近くは後ろも削られる訳ですので、実質営業期間は2週間という訳です。

6月。この月は正直祝日もなかったはずですし、一番真っ当な月の筈なんですが、上役にとっては「特殊な月」という枕詞が無いことには話が始まらないのか、やはり特殊な月と言っていました。確かボーナスセールがどうとか、これで1年の半分が過ぎてしまうので、年間目標台数に対しての進捗状況がどうか、とか。
あとは8月の夏休みの期間にメーカーはライン改修を行う事が多いのですが、それに合わせて、そろそろオーダーストップのかかるクルマの予定が出始める月でもあります。それに合わせてあらかじめ受注を刈り込めとか、それを理由にして結論を早く、とかも言ってたかなあ。


ということで早半年が過ぎてしまったわけです。うーん、一年って早いのね。

ディーラーのフトコロ事情ってのは、基本的に1年中負け続けていたのを2・3月の決算月で取り戻し黒字に持っていく。で、翌4月からまた資産を食い潰しながら細々と翌決算月まで存える、というサイクルを繰り返してきているようです。
経理部に居た訳ではないですけど、そこの人間から、どこまで本当か分かりませんが1月末とか2月頭辺りの話で、「ものすごく残高が減って、本当にこれでいいの?」って思ってた、という話を耳にしていますから、多分そうなんでしょう。


ということで、残り半年分ありますが、またその気になったら残りを御披露することにいたします。ズーと書いていると、何かだんだん面倒くさくなってくるんですよね。昔のことを思い出すし。嫌だったなあ、とか。

それでは。
Posted at 2010/03/08 10:09:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月07日 イイね!

ディーラーでの日々

今となっては全て過去の話になってしまいましたが、私が在籍していた頃はこんな感じでした。

朝はそれでも8時半には出社している、というのが決まりでした。で、私の自宅から営業所(途中から「○○営業所」といういい方から「○○店」という呼称に変わりました)までは平日で40分ほど、土日でも30分ほどもかかるところでしたので、平日の場合はそれでも7時半過ぎ。うーんそれでも7時45分ごろには起きないと間に合わなかったような感じですね。つまりは起きて5分後には身支度をしてクルマに乗っているということ。

当然朝ご飯など食べている暇はありません。まだ当時はタバコを吸っている時期でしたから、一服くらいしていたかもしれませんが。

で、毎度の如く8時半ギリギリに出社です。で、そこから展示車を洗い(当然のように洗車機に入れています)、所内を掃除して、9時に朝礼。そこから、今でも何をそんなに喋ることがあるのかよく憶えていない営業会議に入ります。会議室は2階にありましたので、まるで死刑台に登るような気分でしたね。
で、これが長いときには1時間とか2時間とか。ですから会議が終わると10時とか10時半というのはザラでした。事務のお姉ちゃんには「何をそんなに話をすることがあるんですか?」と聞かれても、話を聞いていないので答えようがありません。というより聞きたくもないので終わった瞬間に記憶が飛んでいる、というほうが正解です。

酷いときには会議が終わるとお昼なんて時もありました。それでいきなり「お昼の報告」がありますから、これまた酷いものです。何を報告するって言うの?営業時間なんて無いも同然なのに。

営業会議(朝のミーティング)のうろ覚えの内容は、まず、今日の受注予定の書き出しと、昨日までのホット(1週間とか10日くらいで結論が出そうな見込み客の事)の状況、商談予定先の確認。あとは見込み客の進行状況報告というところでしょうか。あとは今週の各自の目標台数の確認と、ああでもないこうでもないという所長の愚痴とも何とも付かないお説教くらいだったかなあ。

新車販売に関しては、成績判定基準が「月内に何台新車登録が出来るか」ですので、それに先立つ車庫証明が間に合う最終提出期限日が近くになると、空気がピリピリしだすことになります。あと何台、とか、この話は車庫証明だけでも先に貰えないか?だとか。お客さんの側からすれば、こんな話が中で行われていよう事など露知らないことでしょうけどね。
で、何台足りない、とか言うと「誰が何台、あの人が何台」と台数を割り振り始めるのです。別にそれをやったところでどうなる訳でもないのですが。まるでどこかの国の補正予算みたいなものかもしれませんねえ。今にして思えば。

絶望的に足りない時にはどうするか?
どうやったら基準台数にまで持ってくることが出来るかを話し合うのです。と言っても、こんなところで会議なんかしていたって台数が出来るわきゃないだろう、とは思うのですが。でも何か方策は無いか?と上司は真剣でした。馬鹿馬鹿しいにもほどがありますが。
で、一度だけ真顔で「それが分かっていれば既にやってますよ」ってニコリともせずに返答してやったら「お前はもう下に行ってろ」って言われた事があります。これほんと。
会議の途中で「カタログが欲しいという方が見えてます」なんて呼ばれると会議室へ戻って来た時が大変です。いきなり「買ってもらったか?」ですからね。この人頭おかしくないか?って真剣に思いました。

そんなこんなで、やっと会議が終わると、もう時間はお昼近くです。もちろんこんな所に長く居たくはありませんから、さっさと出かけます。だって、事務所に用事など無いですから。
で、その後、営業所では地区本部と本社へ3時の報告と6時の報告があるわけです。まあ、3時の報告は営業所の方で適当に済ませていたはずですが、6時の報告の頃には電話がかかってきます。「1回、締めをするから帰って来い」というわけです。別に帰って何があるわけでもないんですが。
でも実は報告の時間はこれだけではなくて、8時の報告なんてのもありました。土日の別名である「イベント」になると10時の報告なんてのもありましたねえ。

ちなみに、報告事項というのがこれまたいっぱいあるわけです。受注台数に可能台数(登録可能の意)、ホット発生件数に査定件数。車検予約に法点(法定点検)予約に無点(無料点検)。携帯電話に新規保険にトヨタカードなんてのもあったなあ。あとマイラインがどうたらなんてものもありましたねえ。流石にドリキャス(セガのゲーム機で「ドリームキャスト」のこと)の販売台数報告はなかった気がしますけど。あれはAUの方でやってたんだっけか。

で、呼びつけたついでにこれからの訪問予定と商談予定を聞かれるわけです。おまけに今日の今までの状況と「あと何台は(受注報告を)入れたい」というお話ですね。これが6時半とか7時の話です。
で、これからが夜訪(夜間訪問の略)と呼ばれる夜の営業活動の時間です。何もなければ事務仕事という事になりますが、大概事務所内の空気は澱みきっていますので仕方なしに夜の闇へと消えて生きます。
既に商談予定のアポでも入ってた行く先ならばともかく、こんな時間にいきなり行って買ってくれといわれて喜ぶ方がいるはずもなく、大概が馴染みのお客さんのところに行って遊んでくるだけか、夜のドライブをしているだけなんですけどねえ。セールスの中には自宅に帰って晩御飯を食べ、お風呂まで済ませてさっぱりして営業所に第二の出勤をするために帰ってくるという人もいましたね。

で、早ければ8時半くらい。普通は9時半とか10時くらいになると、そろそろ「今日の締め」をするから帰って来いと連絡があります。もっとも電話の最初で「どうだった?」と必ず聞かれますから、あちらとしては聞きたいところは既に聞いているはずですから別に帰る必要も無いはずなんですが。

で、帰るのが面倒くさい時には「まだ商談中です」とか、「まだお客さんのところなんで」といって電話を切ろうとするんですが、最後に「条件の事なら出来るだけの事はするから、何時でもいいから電話をくれ」と必ずといって良い程言ってきます。うるさいなあ、もう。

で、やっと静かになると自分の事務仕事が出来るので、用事があればそれから営業所に戻って自分の時間がやってくるというわけです。

毎日がこんな感じだったので、大概帰りは10時以降。家に着くのが11時とか、11時半とか。そんな感じでしたねえ。今はそれほどでもないみたいですけど。
お客さんの側からすればどうでもいい話なんですけどね。ですけど、私はこんな感じで毎日を過ごしていました。よくやったなあ、と思います、自分でも。でももうあんな馬鹿馬鹿しいことをやらされるところには戻りたくないなあ、というのが本音ですね。
Posted at 2010/03/07 19:29:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年03月07日 イイね!

勝手に自動車関連の税金を考えてみる

基本的にこれは自分の都合のいいように考えてしまう部分があろうかと思いますので、その辺は御容赦ください。

さて。
基本税金というものは受益者負担とか、公共財の応分の負担のためとか、所得の再配分とか色々な理由付けがあります。ただ、クルマ関係に長く居る者の感覚としては「そういう制度があるから、貰える所からは貰う」という、いわば保険で言う「前年同条件での更改」が続いて来てしまっているだけのような感じが拭いきれません。

話は変わりますが、この「保険の前年同条件」。内容の見直しなんぞ、やってしまえば大した手間ではないと思うのですが、契約者側からすると「またぞろ面倒くさい説明を聞かされるかと思うと......」と言う心理的な負担が大きいのかもしれません。原因の一つには「説明が出来ない」代理店(使用人)が多数を占めている事ですとかね。

みんカラは商業利用は禁止されているはずですからそういう広告もできませんが、無料相談くらいは受け付けてもいいのかな?と思わなくもありません。なんかあまりにも思い込みの強い事例ですとかを目にするとね。まあ、それはともかく。

話を元に戻して税金なんですが。

複数所有をしている者からすると、どうも納得がいかないのが所有しているだけでかかる自動車税と道路の痛みを応分に負担するべきだとか言う重量税です。近頃では炭素税などという物も画策している様で。

基本的に、税金などというものは「無いこと・足りないこと」を前提にして予算を組むのが筋でしょう、と考えている(国債を容認するという意味ではなく)私としては、今までの課税科目を温存した上でもう一つ上乗せなどというやり方には納得できません。
それをやりたいのであれば今までの課税項目を精算して、自身の税金の使い道をも再設計した上でなされるべきでしょう。

例えば、炭素税なる物を考えるのならば、基本それは二酸化炭素排出に関わる対策なり低減促進に関わる分を応分に負担してもらう、という目的のはずです。つまりは二酸化炭素排出量にキチンと比例負担されるべき、という事です。

だったら一番簡単な方法は「ガソリン(に限らず燃料全般の)消費に比例すべき」ということ。

つまり燃費が悪くとも乗らないのならそれなりだし、燃費がよくとも乗る量が多ければそれなりに多く負担してもらう、という方法。そのためにガソリンがレギュラーで150円/ℓになろうとも200円になろうともそれは仕方の無いことでしょう。
ただ、その代わり「自動車税」だの「重量税」だの「揮発油税」だの「ガソリン税」だのというものは全廃する。これが筋でしょう。で、これを地方税として、税収のあった地方の道路の円滑化や交通量の増大に対する対応、再舗装による走行抵抗の削減に回し、二酸化炭素低減に寄与させる。また、高速道路無料化の財源にも回す。
「税収が少ない」=「利用者そのものが少ない」・「必要度そのものが低い」という判断を、非情と言われようがなんだろうがするべきでしょう。所得の再配分も結構ですが、過度な再配分は不公平感の促進にしかなりません。また、身の丈に会わない道路整備をしても維持費もかかるわけですし。
某面白くもなかった芸人知事は執拗に道路財源云々と言っていましたが、道路作って工場誘致したら、せっかく今まで残ってきた観光資源や農業資源が台無しだろう?と思ってしまうんですが。どうせ「整備された」、どこにでもある小汚い観光地になってしまうだろうし。

道路の痛みをいうのならば、重量税をキチンと徴収するのは良いと思います。ですが、妙に自家用車に過大な税負担を強いている今の税体系では「不公平感」が大きすぎます。キチンとダンプなりトラックなり工事用車両、トレーラーなりといった「舗装道路に優しくない」車両にはキチンとその使用料を負担してもらうべきでしょう。
ただ、道路の痛み具合を考えると、それは使用量に比例するべき、ともいえます。私のような複数所有の場合は「どうせ一度に乗っているのは1台だけ」なので、「道路の補修費用を複数台分負担する」のはどうにも納得行き難い所があります。となればやはり使用量に応じて、つまり燃料課税が一番理に適っている様な気がします。重量車はそれだけ燃費も悪い訳ですから。

自動車税にしても、あるいは、例えば旧自動車税のように3ナンバーになると税金が急上昇する、という体系に戻すのも良いかもしれません。排気ガス規制値だけは通過している「大排気量・超重量車」は如何なものかとも思いますので。もしくは「5ナンバー」という規制値と「軽自動車の区分」をもっと「(本来あるべき)エコカー」という枠内でもって再設定するべき時期であるようにも感じます。


一つにこういう枠を改正出来ない理由として「予算が組めなくなる」という事をいうのでしょう。
ですが、たかだか政権与党が変わっただけで、今まで80兆円規模程度であった国家予算が、いきなり90兆超えの対前年1割を超える予算を組んでしまえる(しかも不足分は全て赤字国債)んですから、やってやれないことは無いはずなんですけどね。しかも一旦組んだ予算をある意味反古にする「補正予算」を年に「第1次....」、「第2次....」と性懲りもなく組んでしまう(組んでしまえる)んですから。

どうせ「史上最悪の最低与党」としての評価もほぼ間違いナシなんですから、イタチの最後っ屁ではありませんが、ここらで一発かましてもらいたいものです。
Posted at 2010/03/07 13:21:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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