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h.shibataのブログ一覧

2010年06月14日 イイね!

よくある話

アイでの普段の行動はエコ運転です。速度はせいぜい制限速度+10キロ程度(これが癖になりつつあるので、事故のときにも大幅な速度超過にならなかったのです)。

信号の変わり目にも「ブオー」とか言わせて急加速して交差点を駆け抜けるなどとんでもありません。ああ、変わっちゃった、と素直に止まります。
信号待ちの後、青に変わったときもそんな感じで、徐々にアクセルを踏み込み車体がエンジンの回転に追いついてくることを感じつつ、ジワリとアクセルを踏み込んでいきます。まあ、そんな風ですからスタートダッシュなどというものとは縁遠い走りではありますが、でもなんだかんだいって信号機はそこら中に設置されていることもあり、大概次の交差点に差し掛かるときには、勢い勇んで追い越していった先ほどの車の後にピタリと張り付くことになるのがいつものパターンです。

まあ、走ろうとすれば、こちとらターボ車でもありますから踏んだ分だけかっ飛んでいくのは承知しています。でも、せっかく18キロ/ℓも走る能力がありながら、必要もないのに、ガソリンを垂れ流しにするのがどうも苦になって仕方がありません。そのためにアイを選んだのですから。

でも性懲りもなしに煽ってくる奴や、こんなポイントで抜きに掛かるのか?という奴が後を絶ちません。
特にたちが悪いのは後者のほうです。まだ見通しの良い所で抜きに掛かるのならまだしも、ブラインドコーナー手前で抜きに掛かる神経が信じられません。
こんな所で対向車でも来られた日には、こっちがとばっちりを食うだけですので仕方無しにアクセルを緩めるのですが、中には「幾らなんでもここはないだろう」という時もあります。明らかに彼我の能力差を推し量り間違えており、道路状況もそうなんですが、乗ってる車も「おいおい(カローラ)フィルダーでかよ」とか、ワゴンRとか、スターレットとか。まあ、全て今日の話なんですが。それでもまだスターレットなら車重と排気量の比率では排気量が勝っている感じですからまだマシなのか?

わりあいアリガチなのがプリウスに乗ってるオヤジとかもそうなんですよねえ。



で、何とか2車線道路に出たかと思えば今度は「遅いくせに追い越し車線から退かないやつ」がデンと居座って、ゆーっくり右側を走っているもんだから、イライラしだした車たちが次々と左側の走行車線に入ってきて「抜きたい、抜きたい」と全身でジェスチャーしつつ、後から煽るんですよねえ。マッタク。どっちが追い越し車線なんだろう?今日はインプレッサが居たなあ。でっかい排気管からゴーゴー音を出して走っていったっけ。次の信号機で横に並んでたけど。



一体どこをどう間違ってこんなになっちゃったんだろう?って真剣に思います。
Posted at 2010/06/14 18:36:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月12日 イイね!

本日の損保ジャパン(正確には昨日)

昨日のPM2:16。このまま放置プレイの長期戦突入を覚悟していた損保ジャパンから連絡がありました。ただ、毎度毎度そうなんですが、損保ジャパンってIP電話で連絡してくるので「050~」電話で掛かってくると「ん?この電話番号誰だ?」となるのがどうにも馴染めません。まあいいけど。

さてさて。「ん?だれだこれは?」ってなったのはもうひとつ理由があります。それは掛かってきた声が男だったから。
早い話、「この人の話は私の手に負えません」、となると示談担当者が男に代わるのが損保のいつもの示談パターンなんですが、電話回数2回にして早くも白旗を揚げられたか、お姉ちゃんに嫌われてしまったようです。

「○○から相談を受けまして、かわりに電話させて貰いました」との事。まあ、お姉ちゃんじゃあ役に立たんので選手後退の案件となってしまったわけですね。私の事故は。

で。

「問題点が2つあると認識しています」と。先ず時価額の件。それともう一点が過失割合の件。フム。で?

時価額に関しては、先日のブログでもアップした通り、損保ジャパン側の時価額算定計算シートを受け取っています。まあ、あんたらがそうだというならその通りなのでしょう。不服があるにしても中古車という奴は「全く同じクルマなど存在しません」から、その辺が平均ラインだと言うならそれはそれ。ならばなるべく早くに損失を確定しきってしまい、廃車するなら廃車するで回収できるものは回収するのが上策です。
ですから根拠を探し回るより、早い処分を進めている訳で。早い話、既にここでも誤解されている訳ですね。

その2。過失割合について。
損保ジャパンとしても誠意を尽くして相手側契約者には状況説明をしているのだが、「契約者の主張が強く、意向を曲げる雰囲気が今のところ見られない」、なんだとか。それについても、柴田さんの意向は硬いのですよね?と来たもんだ。
じゃあ、相手は何を言ってるんですか?と水を向けると前回聞いたことと全く同じ「こちら側のスピードが出すぎじゃあなかったのか?」と「もっと早い段階で気がついていたなら避けることが出来たはずだ」という主張。

うーむ。こいつ馬鹿だなあ。いよいよもって。主張の根拠となる理由付けが何もないじゃあないの、それじゃあ。

それらについては繰り返しになりますが、の前置きをしつつ、カーブ進入直前にスピードメータを視認して進入速度の確認はしている、という点。またそれについては現場検証に来たお巡りさんも「そんなところでしょうねえ」と同意を得ていていること。また、制限速度40キロの道路を45キロで進入してきていることが「大幅な速度超過に当たるのかどうか?」という事には一切返答がありません。

また、相手車視認ポイントについても、道路状況からして、また、こちらも再度、現場検証を試みた上での結論として「カーブ先の視界が開けて相手車を確認できたであろう地点は、両車の接触場所からせいぜい30メートル程度手前という距離でしかなかった点。
これでどうやって避けるなり止まるなりできるのか?という事については回答がありませんでした。

これを書いていて、ふと、「制動距離、空走距離からして進入速度が逆算できるのでは?」と気がつきました。で、検索の結果、こういうページが。

http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/carstop.html#

タイトルはそのまんま「車の停止/制動距離計算機」です。ここでは空走距離の時間を0.75秒としています。私的には「車線を塞がれていた」という意外性も考え合わせるともう少しあったようにも思いますが、まあそれでも1秒程度でしょうねえ。
また、計算条件としてタイヤと路面の状態から見た摩擦係数の表がありますが、私の場合、少々古めのミシュランだったこともあり、「乾いたアスファルト路面とタイヤは磨耗状態(ゴムの硬化を考慮して)」という事で「0.6」という数値を採用しました。
すると30メートル程度の制動距離から見た進入スピードは時速53.5キロとなりました。空走距離が若干短めの見込みであろう事(時速45キロで1秒で12.5mの空走距離)を考えれば、時速50キロ弱。この辺が妥当なところなのでしょう。

ということで相手側は、こちらが何キロ程度で進入してきたと言いたいのか知りませんが、物理的に妥当と思える数字がここで出てしまっている以上、根拠のある数字を言ってきてほしい物ですし、そうでなければ納得がいきません。


もっと早い段階で気が付いた筈、と相手方は言ってきます。ならば、先方のいう「トラックの先端がセンターラインに差し掛かったときに、こちらの車が来るのが見えた」のは、一体私がどこまで来ていた時点のことを言うのか?
また、相手が私に気がついた時点から接触までに何秒かかったか知りませんが、その間、何をするわけでもなく「そのまま150cm(私の車の損傷箇所と車の幅からして)」程も相手車線内に進入し続けて来ているらしいのはどういうわけか。少なくとも大回りをしつつ左折している以上、相当ゆっくりと運転はしているでしょうから、もっと手前で止まることが出来たはずではないか?と思うのですが?
それとも最初から優先道路を走行している私の車が、脇道から進入してきた車の通行の便宜を図らなければならない合法的な理由があるとでも言いたいのか?より運行に気をつけなければならない順序としては普通乗用車よりも、更に大型貨物車の方が、しかも業務車両ということを含めても、更に責任重大だと認識しているんですが。

それらはともかく、損保ジャパンからは「相手方の主張が強いので」と言うばかりです。

まあそれならば仕方ありません。
こちらとしてもどちらの言い分に法的な正当性が認められるものか、道路状況や事故状況、現場写真をひとまとめにした上で保険会社にも問い合わせ、代理店仲間にも意見を聞き、更には法曹界の意見を聞く目的で弁護士にも過失割合についての意見を聞いていますよ、と。で、そこから得られている回答は揃いも揃って「9:1」だったと。
最初に損保ジャパンから電話を受けたときにも「判例タイムズ」何ページの何番の事故状況が今回の事故に該当するものと私は判断していますので、過失割合の按分としてはここがスタートでしょう、と再三再四答えています。
弁護士の意見も「この主張に関しては無理のないところだと思いますから、勉強の為も含めて裁判を起こしてみては如何ですか?」とも言われているよ、と。そう答えておきました。

そこまで主張するんなら出る所に出てはっきりさせる意志がこっちにもあるぞ、という事ですね。こちらとしても裏は取れているわけですし。そこまで言い張るのなら根拠を示せ、と。どちらの言い分に正当性があるのか、という事ですね。何なら「センターラインオーバーによる優先道路通行車両の進路妨害での100:0」主張でも言い訳ですし。


最後の方で損保ジャパンが言ってきたのは「例えば8:2という按分に譲歩してもらえる意向はありますか?」だって。あのねえ。

「私はそんなにわからないことを言っている被害者ですか?車は全損。でもそれに届かない時価額までしか払えませんと言われる。相手が私だったから『時価全損?仕方ないからさっさと廃車して次に頭を切り替えよう』と言っているだけで。普通これだけでもすんなり決着するはずのない事案でしょう。過失割合も相手方の主張が強いので譲歩してくれ?今回の事故はそこまで私が頭を下げなければいけない事故状況ですか?どちらの言う事が第三者的に見て妥当な解釈なのか、私自身の贔屓目もあるかもしれないと思って、アチコチに問い合わせはしているが、誰に聞いても出てくる答えはほぼ一致している。とにかくそこまで言い張るんなら根拠を出して来なさい。その上でこちらにも譲るべき点があるのなら譲りましょう。それが出来なければ、あなた方の言い分には承服できない。」と答えておきました。


「じゃあ、私のほうからも『相手側は徹底的にやる気もある』くらいの事を言ってもいいですか?」と聞いてきました。こちらとしても「どうぞ」と答えるしかありません。ただ、一つ、「相手方の修理見積額は幾らなんですか?」とだけは聞いておきました。それが分からないと意地を張るだけ馬鹿馬鹿しいラインもありますし、予想を立てることが出来ません。
ところがこれについては「まだその数字が来ていません」との事。

この辺の数字がはっきりとし次第、法廷戦略を考えつつ(と言っても少額訴訟なので、すぐ終わってしまうでしょうけど)次の展開を考えないとなあ。



とまあ、こんな具合に今は思っているところです。






Posted at 2010/06/12 20:04:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月10日 イイね!

久しぶりに新車の話をしている

たまたまご紹介があって、久々に新車の話をしています。

以前にも書いたかもしれませんが、少なくとも私がディーラーに居た頃、上司との値引交渉の上で必ず念頭に置いていた「残益計算」の上で欠かせない要素がメーカーからの仕入れ(予想)価格です。

もちろん車種毎に差はあるのですが、基本的には車輌本体価格ベースで残益2割弱、というのがおおよその数字でした。当時は。高額車の場合は残益2割というと金額も大きいので、どっちかというと1台売って100万前後、という感じのようで、「率」で言えば少々低めの数字となります。
ただ、その残益率の数字上で「儲からないクルマ」という表現をするのも如何なものかとは思います。だって、そういうクルマほど「何も言わずに買われて行く」クルマでもあるので、商売上の「滑った転んだ」という起承転結は殆どなしで決まってしまいますので。結局「欲しい」という結論が先にある、という事なんですが。

それはともかく、残益計算。そこまで計算しているということは、ディーラーでの直販段階で、実際の所かなりの値引が行われていた、というのは、少なくとも私の関わっていたレベルでは事実です。今、目の前の1台が欲しいので、結局やっちゃう。
でも、そういうことをしてしまうとトバッチリを受けるのは業者なんですね。ディーラーの直販がソコソコの値引をしてしまっているがために、既に業者への仕切り幅が残っていない。つまり新車を業者が売っても旨みはほとんど残っていない、というのが現実です。
そんなこともあり、新車販売出身のセールスでありながら、暫く中古車ばかり売っておりました。


さてさて。
ご紹介いただいた話は軽の箱バンです。以前私が持っていたような(アクティトラックの7年落ち中古、7500キロ)極上中古の箱バンがないか?という話。
まあ、そんな事言ったって笛や太鼓で探せばなくもないでしょうけど、そうそう都合よく、極低走行で、年式だけ5~6年経ってしまったなどという都合のいいクルマがヒョコヒョコ出て来るはずもありません。

しかも御希望はマニュアル車です。

うん、ないね。まず出て来ない。」と即答しました。

まず、軽貨物車はファッションカーではないので、10年とか、10万キロ乗ったとか、調子が悪いとか、リースアップになった、とかでもない限り車を買い替える理由がありません。
つまり、買う側にとって都合のいい「5~7年落ちで走行距離2~3万キロ。売り出し価格25万円」などというクルマは、それこそ引く手数多です。結果経済原則によって価格は一気に50万円前後にまでなっているのが現状です。しかも店頭表示価格ですから、そこから更に諸経費が乗っかります。

そんなクルマ誰が買うんだろう?でもモノが無いんだから仕方がないんですよね。


じゃあ、新車は?となると、軽ハコって意外というかなんというか高いんですよね。割と。しかもお目当てはホンダの軽ハコですから更に。
ちなみに本体価格は109万2千円(消費税込)です。
そこから諸経費が乗っかりますので、ディーラーからきた見積によると値引ナシの総額で123万2550円也。いい金額だあ。

本人がそれで良いとなればそれでもいいのですが、でも新車売っても儲からないんですよね。私的には実際。

そんな訳で、浮上するのが「新古車」です。
まあ、今時で言えば「未使用中古車」と言え、との事らしいですが、そんなお高く留まった、いかにも清潔そうな言葉は実態に沿わないので、ここではいかがわしい語感とニッチな実態を非常に上手く表現した単語として「新古車」で押し通します。

ただその新古車。オートマチックならともかく、マニュアル車を新古車で探すとなると、本当に無いんですねえ。
売れ残り車。でも、そのうち売れるだろうという希望を籠めた車。そうなると、普通のクルマ業者ならば迷わずオートマチック車を新古車として卸すでしょう。私のようなちっぽけな業者でも代車は基本オートマチック車としている位です。個人の趣味は別として。
そういう見込みをダイレクトに反映してか、私の住む浜松を中心に西は関西圏まで、東は首都高速を通りたくない一心で神奈川までのいつものエリアで検索すると、見事に引っ掛かったマニュアルのアクティバンは3台のみでした。やっぱりそうか。


ただね。高いんですわ、値付けが。100万弱と90万弱が2台。陸送費や経費、当方の利潤を考えると高くつくなあ、と。

色々調べていくうちに気がついたのが、そういえばこれ、エコカー代替の補助金が使えるじゃん、という点。こうなると一気に差が縮まります。下取が平成2年式なんで。



ということで急転直下、軽の新車で決まるのかなあ?という雰囲気です。まあ、今日の夜に行ってみて、結論はそこで出るでしょう。



ただ、新古車を探している課程で思ったのが、なぜか昨年11月登録の新古車が多いなあ、と。
2~3月のテコ入れ時期と、上半期仮決算時期の9月ごろの新古車投入なら話は分かるのですが、なぜに11月?

いつものように穿った見方をすると、昨年11月と言えば、更に1年遡ってのリーマンショックの影響をモロに受けた時期から丸1年という時期に当たります。という事は。
一方、自動車業界というのは何故か「前年同月比」という数字に固執する傾向があります。つまり「昨年の今はと比べると今年はこうだ」という数字。冷静に考えると、あまりにも短期的・短絡的な物の見方でしかないのですが、まあこれは習性なんでしょうねえ。

こういうことを念頭に置くと、「ガタ落ちに落ちた1昨年の数字ですが、景気回復の証拠として、今年はこんなに台数が伸びていますよ」、と殊更に言う為に、「なんとしてでも大幅にこの11月だけは台数を伸ばしたかった」という裏事情でもあるのかなあ?と勘繰ってしまいます。
その痕跡が昨年11月届出の新古車たちなのかなあ?と。


まあ、どうでもいいことなんですけどね。

ただ、エコカー減税・補助金のアオリで新古車が捌けなくなってきている、というのは今回の件で実感できましたねえ。
Posted at 2010/06/10 12:08:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月09日 イイね!

昨日までの損保ジャパン

昨日までの損保ジャパン前回と同じく、あれ以降損保ジャパンからの連絡は相変らず有りません。なかなかいい根性しています。

尤も争点は「過失割合」だけ、といえばそれだけです。それだけで話は終わってしまう訳ですし、こちら側の決定権者は私本人です。私が「うん」と一言いえばそれでお仕舞いになる話。
ですから、こちらに持ってこれる内容の話を損保ジャパン側で作れない限り、連絡のしようがない、といえばその通りなんですけどね。

普通の事故ならば(私が被害ではなかったら、という意味で)、センターラインオーバーでエスケープゾーンすらない状態で。で、ブラインドコーナーの出口からせいぜい2~30メートル程度のところを塞がれていた訳ですから、100:0主張をされてもおかしくないでしょう。基本的に赤信号無視、オカマ掘り、センターラインオーバーは100:0案件です。

まあそれはともかく。

そんな事故状況で、ぶつかる事となってしまった車は「修理見積は85万円以上掛かるみたいですけど、時価額は45万円ですのでそれ以上お支払できません。ごめんなさい。」で終われるか、普通?一番揉めるパターンなんだけど、コレ。

こうしたケースで大概出てくる言葉は「あんたさえ突っ込んでこなければ、私のクルマは十分乗れた。元の状態に戻してくれれば文句はない。」です。




私の場合、ベンツ君の今後のメンテナンスメニューを画策していた矢先の事でもあるため、中古部品を使い、使える状態ならば対物超過特約を使い、ギリギリ上限45万円+50万円で95万円の範囲内で何とか全ての帳尻を合わせて、今後もベンツに乗り続けるというのが1つ。
もう1つは「もういいや」、とベンツの全損評価金額だけ受け取って、この件はキリにして次に頭を切り替えるやり方が1つ。

それぞれにかかる労力や精神的苦痛などを考えると「ゼニカネで済む話なら、そんなに楽な事はない」と思うんですが、それが分からんかねえ。逆にこんなに物分りのいい被害者もないと思うんだけどね。事情も分かっているだけに。


さて、そんなマエフリはともかく行って来ましたよ、「無料法律相談」。
こちらは指示通りに15分前に着いて書類を書き、指定時間の3時から更に待たされること15分ほど。弁護士とは、「士(師)業」とは言ってもある側面では接客業でもある筈なんですが、割り合い時間にルーズだなあ、と思いました。待ち時間の長さが有り難味の1つなのかもしれませんが、こちとら、そんなコケオドシに乗せられるほど素直でもないし。

弁護士といえば、高校の政経の時間に裁判所の見学をした時以来です。あの時は唐草模様の風呂敷包みを抱えている弁護士の姿が妙に印象的でした。

今回目の前に座っていた弁護士は、私と同じか少々若い位の人でした(調べてみたら6つ下だった)。
事故状況図や現場写真、事故経緯の覚書など、私個人で揃えられる事前資料は一通り揃えていったこともあるのでしょうけど、なんかおざなりな回答だったという印象は拭えませんねえ。
一番聞きたかった「資料を見ての、過失割合についての妥当な見解」に関しては、こちらも、弁護士の使うものと同一の「判例タイムズ」を引用していることから、「まあ、9:1が妥当なところでしょうねえ」というばかり。私としては「こういう解釈も可能だ」とか、相手との交渉課程で「こういうことを切り出しては如何でしょう?」的な話もあるのかと思っていましたが、「その辺じゃないですか?」的な回答ばかりでした。

まあ、穿った見方をすれば、私のような相談者は彼らにとって「商売にならない」のだろうなあ、と。
基本弁護士の着手料は20万程度が相場(保険会社でもそう言っていた)のようですから、それだけの投資をして、45万円(差し引き実質25万円)を巡って過失相殺を争う意味は薄いでしょうしね。また、損害賠償額の引っ張りどころでもある怪我については「別にどうでもいい」という程度でしたし、そこで引っ張るつもりもないし。
弁護士からは「なんですぐに病院へ行かなかったんですか?」と聞かれましたが、外傷があるのならともかく、鞭打ちの症状は翌日以降の発症が大半ですし。

この弁護士、自分で事故したことないんだろうなあ、と思いました。

後半しきりに弁護士に言われたのが「弁護士特約さえつけていれば」という話。あのねえ。幾ら弁護士とはいえ保険屋に保険を語ってもボロが出るだけですよ。
基本、示談交渉は契約者に過失が生じる場合、保険会社が代行します。そこであまりにも話が折り合わず平行線のまま、となった場合には「裁判・弁護士に依頼」という事もありえます。
ただ、あくまでここに弁護士特約は関係ありません。流れとして、そこまで行くということについては通常業務の範囲内で行なわれることです。

じゃあ弁護士特約はいつ動くのか?なんですが。
基本的には100:0案件で、です。つまり保険会社が動かない・動けない事故の場合。こういうときに弁護士に相談する、相手方に損害賠償請求をかけるのに使えるのが弁護士特約です。困ったときに何でもかんでも弁護士を呼べる特約ではありません。


そんなこんなで、あんまり役に立たなかったなあ。
あと言われたのは、「そんなに難しいことではないですから、今後のお仕事の為にもなるでしょうし、ご自身で訴状を書いて裁判を起こしてみては如何ですか?」という、なんとも投げやりに聞こえなくもないアドバイスでした。
まあ、法律相談所が裁判所の近所だったこともあり(というか、浜松は裁判所が移転した為、今まで旧裁判所近辺に集中していた弁護士事務所が用無しになってしまった事もあり、現裁判所の近くに共同事務所兼集会所兼待合せ場所、休息所を作ったのでしょう)、そのまま訴状の用紙を貰ってきました。


裁判所でも思ったことですが私のような凡人には、法解釈というのは「こういう回答がある」世界だと思いがちです。というかそう思っていました。
ところが、どうも法曹界という雰囲気から察するに、「法解釈は、その場の採り様、立場、主張の中味やどこに重きを置くかによって結果は千差万別」という感じなんですね。それこそ


法律も色々。解釈も色々。(Ⓒ小泉)」って感じ。

なんだか「どうとでも取れる」というのはいい事なのかもしれない反面、頼りない感じが個人的にはするんですけどね。
Posted at 2010/06/09 13:01:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月07日 イイね!

iPad

あちこちで見ます、iPad礼賛。
雑誌でもあちこちで見かけますし、日経BPなんかでも、経営コンサルティングの神田昌典のHPでも大絶賛されています。

でも、なんというか。素直に賞賛する気になりません。

なんか、メディアで取り上げられている記事に関しては「私は時代に取り残されている訳ではありません」よ、という免罪符のようにも聞こえて来るからです。
アップル信者が絶賛し、購入の動きを見せるのはいつもの事です。あれはあれ、これはこれ。

メディアは時代の先端を行くべき、という勘違いのせいか、どうもフライングじみた賞賛記事ばかりが目に付き、インプレばかりが先行し、「オレは分かっているんだ」という感じの似非文化人という匂いのする記事が後を絶ちません。
もちろん、ネガに捉えた記事もあったり、それらを多少の時間が経過した時点で再検証するという企画が中には在ったのかもしれませんが、そんな記事にスポンサーが付く筈もありません。せいぜいどこかのブログで取り上げられるのが関の山なのでしょう。

それより何より、未だに紙のメモ帳という、アナログの最たるメディアが大出を振って歩けている現状がある以上、紙の特性を再検証し、人間という生き物の平均よりちょっと高目という程度の処理能力を、過大評価無しに冷静に見つめなおすという作業をしてみてもいいのじゃあないのかなあ、と。


御存知の方がどのくらいいらっしゃるか未知数ですが、以前「マガジンX」紙上で「ボンバー池田」というペンネームで連載記事を持っていた方があります。現在、通販という形態で、著者自身の電話面接を迎え撃ち、彼のおめがねに適う読者といったらいいのか、著者の独自基準による読者の足きりを乗り越えた人でないと彼の手になる著作物を買うことが出来ません。私の場合、何とかかんとか著者の気まぐれもあってか、何とか彼の著作を買うことが出来ました。
ただ、その著作形態は「CDロム」です。そこにpdfの形でデータとして焼かれたメディアで提供されるのですが。


読みにくいんですよねえ。


今さらながら紙というメディアに馴れきった自分自身と共に、紙媒体という、メディアの形態としての優秀性を感じぜずにはおれませんでした。
あまりにも読みにくかったので著者の池田さんに、「パスワード解除をして一部だけでいいから、プリントアウトさせてもらえないでしょうか?」と尋ねましたがあっさり却下。まあ、致し方ないと諦めざるをえませんでした。せめて栞くらい挟めるようにならないものかなあ?



そんなこんなでiPad。とりあえず、ソフトバンク以外のキャリアから提供されるようになってからでも遅くはないような気がしていますので、暫くは静観という事になるだろうだろうと思います。

峠の1つはSIMロック解除ですかね。
Posted at 2010/06/07 20:01:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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