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h.shibataのブログ一覧

2011年04月27日 イイね!

初めてのレザーマンツール

初めてのレザーマンツール来ましたよ、レザーマン。写真は比較の為に上からヴィクトリノックス スイスツールスピリット。真ん中が同じくヴィクトリノックス レスキューツール(パチモン)。で、下が今回初お目見えのレザーマン サージです。

前回気にしていた重量は、実際手に取ってみての感想で言うと、まあ、こんなもんでしょう、という程度です。大騒ぎするほどの重量と大きさではないですねえ。却ってこの程度で「重過ぎる」だのなんだのと言う人って何?と思ってしまいました。
あと、スイスツールスピリットを選んだ理由のひとつにプライヤーのグリップの適度(そうな)曲がりがあるのですが、この辺実際に手にとって見て比べると、やはり少々曲がっているほうが握りやすいなあ、と思いました。そういう意味ではヴィクトリノックスを選ばれる方が良いかもしれません。

今まで、この手のマルチツールや十徳ナイフの類いはヴィクトリノックスとウェンガーの仕上げしか知らずに過ごしてきたわけですが、今回お国の違うレザーマンを手に取ってみて感じた両者の仕上の違いは「やはりお国柄の違いかなあ?」と。


レザーマンのグリップを握ってみたり、あちこち触ってみてすぐに頭に思い浮かんだのはハンドガンのコルト・ガバメントでした。無骨でシンプルな実用性の塊。これぞアメリカンって感じ。
レザーマンも、上品な仕上げとは言えませんが、シンプルながらも欲しい機能はきちんと満たしているあたり、ぶっきらぼうさは感じますが「それで良いだろう?」という感じの男らしい仕上です。

まあ、それが安っぽさを感じさせる所にもつながっているわけですが、まあ、道具ですからね。「ガンガン使ってくれよ」的な飾り気を排除した所はいい感じです。机の中に仕舞って置くモノではない、実用品なんだよ、と。そんな感じ。
ただひとつ気になるのは、ちょっとエッジが立ちすぎているきらいがあって、手が痛いんですよ。特にプライヤーを閉じている時(収納形態のとき)に握り込むと。


コルト・ガバメントのカスタムモデルに「ボブ・チャウ」モデルと呼ばれるものがあります。
コルトガバメントの魅力は、言ってみれば作りっぱなしの無骨さです。機械加工によって「ザッシュ ザッシュ」と削られた加工面の組み合わせとその加工痕で作り出されているわけですけど、削ったあとはそのまんまなので、エッジがびんびんに立っているわけです。痛いくらいに。
ボブ・チャウ モデルのガバメントは、そのエッジの立った部分を徹底的に丸めることで確実な操作性の向上を図っています。

私のレザーマン。ここまでは出来ないにしても、ちょっとエッジを丸める加工を施すことで、もっと手に馴染む様には出来るかなあ、とか思っています。黒染めモデルを買った日にはこんなことはみっともなくて出来ませんから、却ってステンレスの地が剥き出しになっているモデルでよかったのかもしれません。

とりあえずのファーストインプレッションですが、私にとってのレザーマンは「道具であると割り切れる良い意味でのシンプルさ」を供えた良い品だと感じました。後は実際に使う場面にならないと見えてこない面はあるわけですが、今後に期待ですね。

とりあえずビットセットも買っておこうという気になれます。










ちょっと補足

実際にレザーマンを手にとって、例えばナイフを「シャキーン」と出したりするじゃあないですか。その時、なんか「あれ、この感じ何処かで体験した事ある様な無い様な?」と思いつつ、今日の仕事をしていて思い付いた事。






あ。これ、肥後の守の刃を出したときの感じにそっくり




そうそう。このシンプルな感じとぶっきらぼうさは肥後の守そっくりなんですよ。もちろん、あそこまでの軸のガタツキは皆無ですけど。



レザーマンの無骨さをイメージしたいなら、「肥後の守」を思い起こせ、という感じですね。








他のモデルは知りませんけど。
Posted at 2011/04/27 11:43:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月26日 イイね!

廃業するスタンドたちと電気自動車

所謂自動車評論家の人たちにはあんまり詳しく無いのですが、国沢?さんとかいう人の記事をチラッと見かけました。



つまみ食いのような読み方だったので、きちんと読み取っていないかもしれませんが、私の受け取り方では

ガソリン車は、今はインフラが充実しているとはいえ、今後タンクの入替に伴い廃業していくガソリンスタンドもある以上、今後ともその優位性が持続していくわけではないのではなかろうか。そのほかにも原油価格の高騰などの要因もあることを考えると、燃費と電気料金の差は今現在も圧倒的に電気に有利であり、一方、電気の供給インフラも、仮に過疎地であっても充実していることも考え合わせると、電気自動車の需要も伸びる可能性は十分にある。


..........、といった風の文章であったと思います。



でも、ちょっと待て。


でも、そんな理由で400万円近くするリーフを買う人が出てくるのかか?



今までは民間のインフラ整備に頼り切っていたから、経営が成り立たなくなれば廃業していったのであって、それならばガソリンスタンドの共同維持という道だってあるよね?
タンク1つで一声500万と言うことなら、税金でリーフ2台買うこと思えばおつりが来るし、完全共同出資施設という事なら、維持できる道も開けるでしょう?


私自身がプリウスを所有しているわけでもないので、実際プリウスがどの位の維持費になるのか判りませんが、でも、予想される燃費と購入費の安さとを考え合わせると、電気自動車などに比べればはるかに


ハイブリッド車に圧倒的な優位性がある



と考えています。
仮に二酸化炭素排出量に関して、ということでも、電気自動車は所詮、エネルギーの迂回融資に過ぎませんから、トータル効率で言えばやはり劣ると言わざるを得ないでしょう。

御参考までにこんなページがありました。
http://www3.coara.or.jp/~tomoyaz/higaax11.html#110220



昨日、本屋さんで「自動車革命」なる本を見つけました。NHK出版の本で、おそらく以前見た「電池・電池・電池」という内容なのでしょう。
ただ、改めて思うのが

「ソコまで電池電池と言わなければならないほどガソリンをエネルギー源とするエンジンそのものが優秀なのだ」という所に語るに落ちていることに何故気がつかないのだろうか?ということです。充電すべき電気にしたところで、少なくとも現段階で最終的に頼れるのは石油しかないというのに。


また、そこまで「電池さえ優秀なものが出来れば......」と一心に思いつめている光景はまるで「原子爆弾さえ実用化できれば、一気にこの戦局を打開できるんだけどなあ」と夢想していた嘗ての日本軍を想起させられます。


自分の勤め先の事とか自社の商品ラインナップの事とかはともかくとして、冷静な目で見た、きちんとした見通しというものをぜひお聞かせいただきたいものです。
Posted at 2011/04/26 17:23:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月25日 イイね!

まだまだ続く最良のマルチツール選び

まだまだ続く最良のマルチツール選び一旦ドツボに嵌まってしまった以上、行き着くとこまで行かなければ鎮火の仕様もありません。ということでヴィクトリノックス・レスキューツールから続くマルチツール選びです。


実を言うと、前回買い求めたヴィクトリノックス・レスキューツールはパチモンでした。






あれから、ズーっとそれ関連のページを見続けていた私も悪いのですが、関連ページを見ているうちに判明してきたのが


あれ?これってパチモン?





という疑問。

で、色々調べているうちに行き着いたのが正誤比較表みたいなレスキューツールのページでした。





冷静に考えて。








どうもこれはパチモンをつかまされたらしい









ということに気がつき、商品を購入したページに立ち戻って見返したところ.........








アウトレット品って書いてるじゃん。


日本語って難しいんだなあ、と心底思いました。










さて。


開き直って。





柴田足る者、パチモンをつかまされてそのまま引き下がるワケにはいきません。

当然、正規モンを手に入れなければ収まるものも収まりません。




ということで、当初は予想もしなかった意外な方向にお話は進行する事になりました。




もちろん最初はレスキューツールの正規品を手に入れることから始まるわけです。

値段は正直パチモンの倍近くしましたけど、精度感といい、適度なゴツさや、重量感・雰囲気共に「ああ、これが本来のクオリティだったのね」という説得力抜群な、その雰囲気に見とれることしばし。
「悪貨は良貨を駆逐する」例えの通り、現在正規モンは厳重に匿われ、パチモンが酷使されるという事になってます。だって、正規モンをそのまま無造作に使うのは惜しいというかもったないというか。




で、馬鹿なことに、レスキューツールの正規モンを買うついでに。

マルチツールの本家本元たるレザーマンも物色していたわけです。





で、当初は「せっかく今までヴィクトリノックスで暮らしてきたのだし、そうした日用品の仕上は経験豊かな面もあるだろうからヴィクトリノックスの方が一枚上手の筈」などという根拠もない思い込みの元、



プライヤー付きマルチツールも買っちゃおうかと。



じゃあ、何にする?という事でヴィクトリノックスの「スイスツール」にしようかな、と。

で、結局レスキューツールと共にスイスツールスピリットも買ってしまたワケです。




で、買ってみた感想。







うーん。まあ、こんなもんか。


不満点。

ナイフが寂しい。だってバターナイフみたいなのしか付いていないし。

精度感もいいし、材質も良いんだろうけど。

でも。

なんかイマイチ物足りない。←という事は実用面的にはピカイチなんでしょう。


....。





..............。






.......................................。








「レザーマン」ってどうなんだろう?

という禁断の道に入り込んでしまいました。
























悩むこと数日。

近場にレザーマンを扱うお店が皆無なこともあり。

実物を見ていないことによる妄想は着実に成長していきました。




当初標的にしていたのは「レザーマン マルチツール300」です。

謳い文句には「究極のツールを目指して」とか何とか。





で、アチコチ徘徊した揚句に見つけたのが

「レザーマン当初のフラッグシップモデルはWAVEだ」という文章です。


で、それを改良して現在のフラッグシップモデルに当たるのが

レザーマン チャージTTI
というモデルになるのだとか。なるほどハンドル材にチタンを使っている、という触れ込みの、そのお値段も最高峰らしく、2万オーバーとなっています。


じゃあ、その他のモデルの位置づけは?




ということをいちいち書き連ねるときりがないので。












今回栄えある(?)柴田所有のレザーマン第一号に選ばれたのは


レザーマン サージ


となりました。


ヴィクトリノックス レスキューツールを初めて手にした時にハンドル材の大きさ(115mm)に感心したものですが、サージもほぼ同等の大きさのボディを有しています。ここに今回は期待しました。

1つだけ心残りなのが色なんですが、まあ、これは諦めました。


本当言うと黒が良かったんですが。



でもまあ、明るい方が視認性が良いですから。

心配なのが本体の重さです。350g以上あるようです。

まあ、大きさは良いとして。ヴィクトリノックス スピリットの1.5倍かあ。

でもまあ、1キロも2キロもあるわけではないですから、気にしないようにするしかありません。








どうでもいいですけど、浜松にもレザーマン位、選べるお店が欲しい所です。

旧浜松市ですら50万越えの人口だったわけです。

地方都市としては、かなり巨大な規模の地域の筈です。

ジャスコなどという、どこでも買えるものしか売っていないお店は要らないので、せめてもう少し突っ込んだものを置いているお店の出店を望みます。




ということで、レザーマン サージの到着を心待ちにしている今現在です。
Posted at 2011/04/25 20:03:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月23日 イイね!

負け戦

事故の示談において私の契約者が加害者側というか、事故の発生の直接原因を作った側であると思えば、基本、謝罪というかお詫びは直ぐにしてもらいますし、場合によっては同行もします。

ただ、その後は保険会社に一切をお任せし、表舞台に立たせるようなことはしません。

ただ、「こういう理由で事故が発生したわけなんですから、重々反省してもらうと共に今後は細心の注意を以って、今後二度と同じ理由による依る事故発生がないようにしてください」とクドい程言い聞かせます。「もし同じ不注意で事故発生があったならば今後のお付き合いを再考させていただく」くらいの事も言います。



何故こんなことを言うかというと、


加害者側である以上

示談行為は基本「負け戦」

になるのは火を見るよりも明らかだからです。

そこで多少なりともこちら側が悪くないような素振りでも見せようものなら、被害者は烈火のごとく怒り始めるのが人情です。


7:3とか8:2等という過失割合は人情的には実際上全面降伏と同義です。

「動いている」というだけで責任がある、という考え方は一見正当性があるようで

実は被害者を陥れ、加害者を増長せる効果しかない、という事実はきちんと認識しなおすべきです。





人間、そこまで「おりこうさん」には出来ていません。






さて。

管首相が避難所を訪問した、という記事を目にしました。で、避難者に怒られる場面も目にしました。

しどろもどろに

「ええ、あの、その、ごめんなさい」とか言っている光景は正直滑稽というより無様というしかありません。



こいつ馬鹿だなあ、と改めてあきれ返りました。




だって、最高責任者がノコノコと負け戦の焼け野原に出かけていって、何の意味があるのか分かりません。
情勢を見れば明らかに負け戦である以上、現地に行って無様な対応をするよりは、そんなところにいく暇があるくらいなら、もっと毅然とした態度で敗戦処理に邁進すべきです。

逆に最高責任者であることで不用意なことが言えない、という事だってあるわけですから、すぐその場で決済できる体制を整えて出かけるのならばともかく、そうでなければ


行かない方がはるかにマシ






なこと位、何で判らんかなあ?




ちなみに私が彼の立場なら、絶対に現地などへは行きません。

行くだけ無駄だから。












さて、先ほど敗戦処理、という言葉を使いました。


発端は天災かもしれませんし、未曾有の大災害だの、想定外の津波だのとおりこうさんな言い訳は腐るほど目にしましたし聞きもしました。


しかし。




記録は破られる為にある




以上、「1000年に一度」の想定は「1万年に一度」に書き換えるほかありません。そうでなければ、絶対に大丈夫などという言い回しを安易に使うべきではないでしょう。





敗戦処理である以上、当然人身御供というか、生贄というか、言い方はともかく、ともかく「悪かった奴」を槍玉に挙げねば、事態の収拾を図ることは出来ません。



オウム事変ならば、教主・麻原彰晃の逮捕であり、死刑執行であり。


イラク戦争では、大統領サダム・フセインの逮捕、処刑であり。


明治維新では15代将軍・徳川慶喜の処刑で以って決着を見るのが本来であった所、見事に逃げ切られたので、致し方なく会津藩の徹底討伐とその余波の長岡藩を目標とした北越戦争とか。ある意味幕府残党の分かりやすい、生贄としての新撰組残党達の徹底討伐だったりとか。


大東亜戦争は、戦前の日本軍のみが徹底的に悪かった、という論調だったりとか。





じゃあ、今回はどう?と聞かれれば、もちろん東京電力がその槍玉に上らざるをえないことは、火を見るよりも明らかでしょう。詳細なことの是非はともかくとしてもです。




それをまた。
おりこうさんにも「みんなに良い様に」穏便に済まそうとするから話がおかしくなるわけです。

「政治は感情である」とはよく言う言葉ではありますが、感情を処理しないことには行き場が堂々巡りになってしまい、結局不満が募る方向にしか行きません。
結局、江戸時代と同じく一族郎党、どこの企業もみんな株やら債権やらの持合で、どこの企業とも何らかの親戚付き合いが複雑にある関係上、ひとつに手を付けると何処に火の粉が飛ぶのか読みきれない、という不確定さが処分や裁断を躊躇させるのでしょう。




でも。


ここらで一区切り付けて、次のステップへ移行させようとするのであれば、何らかの感情的な分の処理をすべきです。



まあ、手っ取り早くい言えば「東京電力の解体」です。これこそ敗戦処理というものでしょう。
敗者には有無を言わさないし、また言わせるべきでもありません。



示談がしたいのならば、そこから先ず入るべきでしょう。
何も考えず、事前事後の事など頭にないまま現地視察になど行くのは以ての外です。
菓子折り持って行って「ごめなさい」は初っ端に済ませておくべき儀礼であって、今更何の効がある?とあきれるばかりです。何の材料も持たぬまま敵地に赴くのは自殺行為以外の何者でもありません。
Posted at 2011/04/23 12:49:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年04月20日 イイね!

本当の友人

苦しい時こそ援助の手を差し伸べてくれる人が本当の友人だ、なんてことを聞きます。

私自身は宝くじを全く買わない人なんですが、大きなのに当たると途端に友人が増えるとか。そんな話を聞きました。F1ブームの時など、三重県の人はものすごく親戚・知人が増えたと聞きます。もちろん鈴鹿の為に、です。

似た感覚なのかもしれません。
私自身は親戚知人に対して「クルマを買って下さい」と頭を下げたことはありませんが、そういうことには全く躊躇いが無い人もいます。特に保険関係はそうですね。親戚知人から入る人が少なくありません。

で、

辞めてしまった後は知らん顔ができるところがすげえなあ、とか。そう思います。「少なくとも前の保険よりは良くなったんだから」とか、「最終的にはその人が決断をした」とか。保険こそ後のフォローだろ?とも思うのですが車のようなはっきりとしたメンテナンスが無いことから、ホッタラカシニなる事が少なくありません。
ちなみに前担当者が辞めてしまって、浮いてしまっているような契約の事を生保業界では「孤児契約」と呼びます。これは真面目な話。




前置きはともかく、原子力。どうも一人ぼっちで寂しそうです。


近頃どうしたことか「次世代エネルギー」と目されていた感のあるお仲間の新エネルギー源さんたちの姿も見かけなくなりました。

代表的なのが燃料電池ですかね。

そのほかにも声を聞かなくなったものとして「オール電化」とか「エコキュート」とか、ちょっと違いますけど「IH」なんてのも全く聞かなくなりましたねえ。「安全・安心」なんて散々言ってたのに。
こういうときこそ風力だの地熱だの太陽光だのと言った自然由来のエネルギー源にもっと脚光が浴びせられてもいいはずなのですが、なんだか元気がありません。

こういう風景を見ると、原子力って本当の友達はいないんだなあ、と思います。調子の良い時はチヤホヤされましたけど、一旦悪い評判が立つと「一緒にされてはかなわん」とばかりに潮の引いたようにポツンと独りぼっちにされている。




まあ、ふたを開けてみれば当たり前の話なんですけどね。




自然由来のエネルギー源に関してはエネルギー密度が低く、安定供給という面においても相手任せ(自然環境任せ)ですから、裏方さんとして原子力などの「安定供給が可能な」エネルギー源にレギュラーを張っていてもらわないと立つ瀬がありません。
少なくとも現状では、いきなり「君、明日から1番か3番打ってよ」と言われても動悸と息切れがひどくなってしまい、バッターボックスに立つことすら怪しくなってしまいます。スーパースターが居てこその賑やかしなんですね。特に負けることをなかなか許してくれない雰囲気の中では「あ、僕下位打線で良いです。できれば8番とか9番で十分。」とか言い出しそうな感じでしょうか。まるで私のようです。


車のエンジンと同じくエネルギー発生装置とは、瞬発力とトルクと最高出力の3拍子が揃っていないとお話になりません。特に気の短い人間のような種族にとっては、それは致命的欠陥に見えてしまいます。
この点原子力は、稼動状態に来るまでは時間がかかったとしても、その状態が非常に長続きしますし、1歩間違えば暴走してしまうほどに溢れんばかりのエネルギーを出し続けてくれます。というか常に冷却の必要があるということは、それだけ無駄に放出エネルギーばかり高く、変換効率そのものは実はあまりよろしくない、ということなのかもしれません。

でも、トルクと最高出力はお墨付きなわけですから、今動いて欲しい、という瞬発力の部分さえ誰かにカバーしてもらえばいいわけです。そこを水力と火力で、というわけなのでしょう。




さて、燃料電池。

一時は随分脚光を浴びてもいましたが、どうもパッとしません。クルマに搭載するなんて話もありましたが、そちらの風聞も近頃は全く聞かなくなってしまいました。
結局の所、溢れんばかりのエネルギー発生装置にはなりえず、しかも電気の助けがないと動き始めるのにも事欠く有様で、そんなわけですからサポートメンバーに指名されることすらないのが現実なようです。



さて、これから先、原子力にお友達が出てくるのでしょうか。
北朝鮮の金君はルパン三世の如く「おー友達になりたいわー(山田康夫の声で)」と言い募っているでしょうけど、彼にとっても原子力は諸刃の剣ですからねえ。ボタン押した時点で双方共に終わるのが目に見えているからこそ、米ソ共に「もう、じゃんけんするのは止めようか」と言い出しているわけですし。もっともじゃんけん以外の遊び方にはまだまだ熱心なようですが。


平和利用とは、善意とかボランティアという言葉以上に便利な言葉です。生命保険の勧誘において、「営業ではなく、情報提供です」と言い張るのにも似ている気がしますが、まあそれは措くとして。まあ、戦争という政治行為が最大の経済行為なのと同じく、原子力の平和利用も最大の経済行為に堕してしまっている感はあります。

という事は原子力の最大にして唯一のお友達は「お金」かな?嫌な話だけど。


作るのにお金。運用するのにもお金。廃棄するのにもお金。事故の後始末にもお金。関連業務でもお金。経済行為とすれば、これほどおいしいものも無い様な気もします。


なんたって、全部経費だしね!!ビバ 電気事業法!!


そんな中、「後始末にお金がかかるから、ちょっとの間だけだから増税してもいい?」なんて事まで言い出してます。復興財源といえば聞こえはいいですけど、義援金の配分ですら、あれほどもたついているのが現実である以上、あんな奴らに任せておけると思えるほど今の私は御人好しにはなれません。
80兆円規模の国家予算を「無駄を削れるだけ削った」その結果、なぜか90兆円規模になってしまい、俺ならもっと効率的な予算配分と政治主導をやって見せるぜ、と息巻いているような連中じゃあねえ。頭は元気か?



さて。となれば、やはり「安全な原子力」とするためには、最大のお友達と決別させるのが早道なんでしょう。



儲からない・儲けさせない・儲け話にさせたりしない



これが、一番原子力を安全にし、みんなのお友達にする近道のような気がします。アインシュタインも平和利用を訴え続けてはいましたが、理念だけではどうしようもないわけで、その辺がやっぱり学者の限界だったのかなあ、とか。


ちょっと偉そうなことをいってしまいました。
Posted at 2011/04/20 10:45:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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