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2011年10月30日 イイね!

鳴かなくなったホトトギスは「もう要らない」で良いんじゃあないの?

近頃機嫌が悪いです。気分も悪いです。



以前のお話に出てまいりました15年来のお付き合いのある会社が結局倒産の運びとなってしまいました。民事再生の申請をして、再建計画の申請も通ったには通ったんですが、アテにしていたスポンサー企業のその後の返事が思わしくなく。

結局アテにしていたと言うのは資金面に関するバックアップなわけです。

つまり自己資金や売り上げの持続だけでは資金ショートを起こしていたわけですから、バックアップのアテが外れればイコールそこで幕引きをせざるを得ない、と。致し方ないですね。

腹が立つのは倒産した事に対してではありません。

もう、そうした状況が見えていたし、その他の事情も知っていたので10月に車検が来るクルマが1台あったのは承知していたのですが、私は連絡をしていませんでした。ここに私の古巣のトヨペットが出てきます。
形としては私の後釜としてのトヨペットの担当者。既に8月に「民事再生の申請をした」と言う張り紙が出入り口の窓に張ってあったにも拘らず、その事を先週半ばまで知らなかったと。

で、知らないままに車検の案内を入れ、事情も知らないままに「お任せコース」の車検を済ませてしまったのですね。ちなみに走行距離27万キロオーバーのOPAです。

事情を知っていれば。おそらく年内にも営業自体が停止してしまう会社の社用車です。しかもメインでそのクルマに乗っていた営業さんは既に退職をしています。
つまり、今このタイミングでお金を掛けるべき理由は全く無いわけです。延命をするにしても後半年とかそういう期間でしょう。しかも社用車はその一台だけではないわけですから尚更ここは上手く軟着陸をさせる事が最優先事項であったはず。


ところがね。この馬鹿はオーパの車検に14万円もの請求金額に及ぶ整備費用をつぎ込ませてしまっていたわけなんです。たまたま私がこの事を知ったのは珍しく古巣のトヨペットに部品注文をしてあり、その受け取りに行ったから。
馬鹿だなあ、とつくづく思いましたよ。「どうしたらいいですかねえ?回収できそうでしょうか?」って、そんなの。既に会社を辞めて8年にもならんとしている前担当者に聞くべきことか?

しかも、11月に車検が切れるクルマの廃車手続きを依頼されていて云々、とか。ちなみに30万キロを優に越した走行距離のカルディナなんですが。
すぐに閃いたのは「トヨペットにこんな事を依頼しても、良くてタダで引き取るくらいが精々で、酷ければ廃車費用を請求されるのがオチだ」という事です。

こと、ここまでの状況になってもまだそういう事を平気でやれる神経が無くっては14万円の車検費用の請求は出来ません。
こんな事をトヨペットにされるくらいなら私のところで車検を素通ししてあげればよかったと悔やみました。こういうときにこそ今までの恩返しをするべきなのに。

という事で、その日のうちにこの会社の車両担当者の所に行って「廃車費用として15,000円をください」というトヨペットからの回答を聞き出し、そんなことにお金を出すくらいなら「私が2万円で買い取ります」と言ってきました。こんな時にこそ、です。



まあ、コレが腹立たしかった事の一つ。もう一つは、私の住む地域に古くからあったスーパーが閉店する、という話。

たまたま夕方に買い物をしに行き、レジで会計を済まそうとしたときに、そこに貼り付けてある紙に目が留まりました。何々?「10/31を以って閉店させていただきます」云々......。え?今月じゃん。おお?レジに立っていたのはこのお店のおかみさんです。即座に「コレどういうこと?」と聞いたところ.......。

「消防署の指導で、店舗面積何坪以上のところは消防設備を完備しなければならないということで以前から指導を受けてはいて。今までは見逃してもらっていたんだけど、いよいようるさくなってきて。
でも、そんな事をしたところで売り上げが伸びる性格のものでもないし、10万20万という設備投資金額でもないし。まあ正直丸が一つ足らないくらいお金が掛かる。

売り上げが先細りであるのは事実だし、これ以上の設備投資をしたところで何時まで商売できるのか分からないのも事実。
なら、今支払いが残っているのはこのレジの機械のリース料くらいのものだから、まだ身動きがとれる今のうちにお店を畳もうか、という話になったんです」

ってことは消防署につぶされたようなもんか?ふーん、消防署ってのは数少ない人助けの機関かと思っていたけど、どうも違うんだなあ。


何か、よってたかって人の商売を邪魔するような奴らばかりだなあ。血も涙も無いじゃんか。うんざりするなあ。
地域防災が云々って言えば聞こえはいいが、唯一残った食料品店を潰す事の方が余程有事の際の供給ルートを考えれば大事な事だと思うんだけど、それよりも自分の書類の中の数字を整理する事の方が大事なんか。ふーん。じゃあ、これからは何でもかんでもジャスコに行けって事だな。



くだらん箱物作るくらいなら、こういうところにお金入れて半ば公共施設化して補給ルート作っておく方が余程生きるお金なんじゃあないのか?と考えるのは馬鹿な話なんかなあ?







近頃はTPPのお話で盛り上がっているようですが、あれも一言では言えんところもある話だしなあ。
ただ、基本公務員ちゅう奴や国や県などという組織は、その構成員(職員の意味ではなく県民や国民の意)を守るのが基本命令であるはずだったと思うんだけど、鳥に例えれば近頃の鳥はどこを向いて啼いているのやら分からんなあ。

「啼かぬなら殺してしまえホトトギス」なんて例えられた戦国武将もいたけど、そんな躾の悪い鳥なんぞは「もう要らんぞ」っていうのがみんなの本音なんじゃあないのけ?真面目に。
Posted at 2011/10/30 15:07:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月30日 イイね!

やっぱりソアラはよかった

基本的に車はセダンが好きなのですが、セダン好きとはいってもデカいセダンは好きじゃありません。実用性云々を考えた場合、必要十分な内寸から必要十分な程度の外寸を考えれば、いいトコ100系、110系のマーク2程度のサイズというところが一つの基準値であろうと思っています。イコールそれはW124のメルセデスEクラスとほぼイコールの寸法なんですが。

そこから更に大きいボディサイズは手に余るし、何より私にとって余分なものがいっぱいくっついている、という事に他なりません。ですから、私にとってセルシオとかマジェスタクラスの寸法のクルマは全く理解の枠を超えた車になります。結局ハッタリ半分・見得半分としか理解できないんですね。

ところが伝統的に、こういうクラスのクルマが好きな人たちという層は居て。

もちろん「いつかはクラウン」であったり、実質的な最上級車であった頃の時代ならば「俺はここまで来た」的な意味合いもあるでしょう。まあ、新車が出ると発表前からオーダーを入れ、常に新車のクラウンに乗ってこられてきた方々も大勢いらっしゃいます。
ところがこれまた理解に苦しむ方々というのも居て、やたらとそういうクルマの中古車を好んで乗る人もある訳です。もちろんそういう層が無ければ下取価格も維持できませんからそれはそれで持ちつ持たれつなんでしょうけど。
でもやたらと若い、所謂DQN層に妙に受けがいい車としてのクラウンやセルシオの中古車ってのも如何なもんよ?って思ったりもしています。



さて。

こんな事を普段言い暮らしている私ですが、高級車というものに興味が無いわけではありません。私としては、どうせクルマに華を求めるのであるならば。せっかくそうしたいい雰囲気を持つクルマに乗るのであれば。


なんでわざわざ「実用性」などという妙に所帯じみた、せせこましい部分をいじらしくも最後の選択条件に残すかなあ、と。そこが理解できません。何でもかんでもとにかく1台で賄ってしまおう、という根性が気に喰わないのです。



どうせスペシャリティに振るのならば、ここの選択肢は「クーペ」一択でしょう?



そんなワケで、セルシオやレクサスには全く興味はありませんが、40系ソアラ(SC430も含む)は大好きな車です。

電動オープンといういかにも壊れそうなシステムをトヨタが手がけているのですからそこに抜かりはありません。
デザインはトヨタとしては珍しくはっちゃけていると言うか、思えば良い時期の開発だったと言うことになるでしょう、初代ビッツのデザイナーであるソテリス・コボスさんでしたか?あの人の手になるデザインです。そう言われてみるとなんとなくそんな匂いがあります。
当時の開発担当者が出ているビデオも見ましたけど、とにかく「金に糸目はつけなかった」という、良い意味での吹っ切れ方をしている印象が強かったです。こう言っては何ですが「分からない奴は買ってくれなくても良い」的な良い意味での割り切りといっても良いでしょう。
エンジンは当時のセルシオと同じユニットではありますが、そこはV8オープンカーとして少々エンジン音を聞かせるセッティングにしてきた、なんていう言葉もあったかな。


そんなクルマを先日、数日間お借りして少々整備を手がけたわけです。

作業メニューはエアフロの交換とプラグ全替え、ATF交換。あとは気になる部分のお掃除と軽整備です。部品待ちを含めて4日間お借りしました。

で、その間調子を見る事も含めてあちこちへと乗らせて頂いた訳ですが。もちろんオープンにしっぱなしで。

既に初度登録から10年を経過するクルマですから、オープン時の車体剛性感のヤレは感じました。新車当時は屋根を閉じて走ると却って突っ張り感が酷く、オープン時に軸足を置いたセッティングなんだなあという事を如実に感じたものです。

現在では。

うーん、屋根を閉じた状態のほうが落ち着きを感じますねえ。流石に。



ただねえ。セルシオのV8 4.3リットルは「ひたすら静か」以外には何とも感じませんでしたけど、ソアラのV8は良いですわあ。
湧き上がるトルクと上質な室内空間。そして安心感。絶対トラブらないであろう、この機械への絶対的な安心感はね。他所の車じゃあ考えられません。

BMW318tiとかベンツC200に乗っているときは「やっぱりエンジンは4発2000ccで十分だなあ」とか思うんですけど、ソアラに乗るとそんな考えは吹き飛んじゃいますからねえ。V8・4.3ℓってすげえなあ、と。
だって100km/h巡航でエンジン回転数2000回転ですからね。余力残しまくりのどこまでも回っていくあのフィール。

もちろんオープンカーって意味じゃあロードスターも同じジャンルではあるんですが、全く別世界です。
ロードスターはやはりどこかで「がんばれ・がんばれ」って必死こいて運転する部分があるんですが、ソアラに乗っちゃうと何か「おもちゃだったんだな」というね。こういうオープンの世界もあるんだな、と。




当時のトヨタ車としては破格の新車価格600万円也だったわけですけど、これ大バーゲンだよなあ、と今でも思います。だって他所様じゃあコレだけの世界を600万なんかで売ってくれませんから。


先日、川越さんとか言う料理人の出ているテレビを目にしました。
なんでも免許は持っているけど、今まで貧乏だったし忙しくもあったのでクルマを持っていない、との事でした。で、そんな川越さんが車屋に行くというシーンをたまたま見たわけです。

行った車屋さんは所謂「高級外車」と呼ばれるらしき車がぎゅうぎゅうに詰め込まれたお店でした。マセラッティやらポルシェ・ベントレーとかさ。
で、同行していたアナウンサーが「コレは新車価格で2500万円で云々」とか言っている訳ですよ。

浅はかだなあ、と。お金が走ってくれるわけじゃあないのにさ。



もちろん車屋としての同業者の目で見れば「いい商売だよね」とは思いますけどね。でも素人さんであろうがなんだろうが「ボれる所からはボる」的なのも嫌だなあ。
もっとも所詮人の金の話でしかありませんから、どうでもいい話といえばどうでもいい話なんですが。



そんなソアラも既に生産中止です。レクサス版ソアラのSC430も既に1年ほど前に生産を打ち切られてしまいました。
しかし、今初めてレクサス版ソアラの資料を見たんですが600万円だった当時の車両価格がレクサスでは680万だった(税込み710万円)んですねえ。その差って何?初登場時から4年分の価格上昇分?なんだかなあ。まあいいけど。



でもやっぱりソアラ(4代目限定で)って良かったなあ、と。それが言いたかった訳です。
もちろんその他のモデルも悪くはありませんでしたが、4代目はやっぱり別格だったなあ、と。「いつかはソアラ」も良いかもって久しぶりに思ってしまいました。
Posted at 2011/10/30 11:32:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月23日 イイね!

いい加減ダメなものにははっきりとダメと言ってやった方がいいと思うよ

先日3年落ちのデミオを納めてきました。

今回はディーラー経由で仕入れてきたこともあって、書類やらの手配はともかく、車両の整備やナンバー取得などの事務処理等、最後までディーラー任せだった訳ですが。しかしやっぱりディーラーは遅いなあ、と改めて実感。しかも気遣いもザルで荒い。

昔の、使えない部下を持ったときのような猛烈な無力感を久しぶりに味わいました。

まあそれでもメーカーの看板の下、カモはいつでもやって来る、という商売が今まで成立し続けてきている以上、これからも変わらないだろうなあという諦めもあります。気が付いた時には既に時遅し、なんですがね。まあいいけど。

かつての大量販売時代に推し進められた「担当部署の細分化」は、仕事の処理量が膨大な時代ならばこその戦闘配置です。
ところが戦線が縮小している時でも同じ体制のまま作戦行動を起こしている感じですから、個別の事務処理でいちいち担当セクションを通しているようでは、そりゃあスピードは落ちますわな。本来は各個人が万能選手であることに越した事はない。まあいいけど。

それでも規模縮小の波は押し寄せてきているようで、もちろん各ディーラーでの温度差はあったとしても、ジワジワと変質はしているようです。
例えば耳にしているところでは浜松ダイハツと静岡マツダ。ここでは新車・中古車別のセールス担当の壁を廃止したそうです。


まあ、それはそれとして。
納めてきたデミオに乗って感じたのは「デミオってこんなクルマだったっけ?」という位足がフラフラでね。正直デミオのイメージが無茶苦茶悪くなりました。


ただ一つ「これが原因か?」と思ったのはタイヤです。
私の中では「こんなタイヤ呉れても要らん」という評価の確定しているブリジストン「スニーカー」ですが、これが履かされていたんですねえ。
製造年を見るのを忘れていたのではっきりと確認できていないのですが、でもあのデミオ3年落ち15000キロでしたからタイヤを履き替えるには早すぎるサイクルです。

するとあのスニーカーはデミオの新車装着なの?とか。

でも今回の感触が新車評価時のベースであったとは到底考えにくい(あまりにも酷いので)ですから、何でこんなに早くタイヤ交換したのか、それが不思議です。自分の車ならとっととミシュランに交換したんですが、人の車だとなかなかそうは行きません。



そんなことのあった翌日。
ハリアーに、またしてもミシュランの「ラチチュードTour HP」へのタイヤ交換作業のため業者さんへ行きました。
そこで目にしたのが「215/55R17」という何やらごっついサイズの、またしてもブリジストン・スニーカーでした。ええ?このサイズで、何が悲しくってスニーカーなんか選ぶの?というよりスニーカーでこんなサイズがラインナップされているのが不思議。

その事を業者さんに言うと
「私だって好きでこんなタイヤを選んだわけじゃあないですよ。でも値段との相談でコレといわれれば私だってしょうがない。でもイカンですよ、こんなタイヤ履かせちゃあ。メーカーがこのシリーズでこのサイズを出す事も間違ってる、と思います。」

あ、やっぱり?

ちなみに問い詰めたら「エスティマ用です」と仰っていました。
ふーん、本体価格300万円のクルマにスニーカーを選ぶか?本体価格に見合った、幾らなんでももう少しマシなタイヤをご提示するのもお仕事のうちだと思うんですがねえ。
ちなみにこれ、ディーラー経由のお仕事だったそうです。



物事には優先順位というものが有る筈だと思っています。
車両本体300万円。諸経費込みで350万以上はするであろう新車を買った人ならば、最重要交換部品の一つであり、一番乗り心地その他にはっきりと影響の出るタイヤにはもう少し予算を割くべきでしょう?というのは言っても間違いじゃあないと思います。
それが叶わないのならば、まあありていに言ってそういう車を選んだこと自体が間違いだったという事だよなあ、と。



既にお付き合いをお断りした(というか、そういうように仕向けて関係を自然消滅させた)かつてのお客さんに、ムーブ・カスタムに乗っている子がいました。あるときクルマに関しての相談があるというのでお宅まで出向いたわけです。

で、そこでは「お金がないのでブレーキパッドも替えられない」とか、いうお話が出てくるわりには立派なプラズマだか液晶だかの40数インチはありそうな薄型テレビがデンと据えられ、2.1ch用だかのスリムトールボーイ型スピーカーが立っていたりとかするわけです。ちなみにウチでは未だにブラウン管テレビに地上波デジタルのチューナーを付けてますけど。

他には高価そうなノートPCとか、コタツの上にはヴィトンの財布やらキーホルダーやらバックやらが散乱してて。ちなみに当時、19歳のバツイチ、子持ちの子でしたけどね。

以前その子は自動後退に勤めていたので工賃はタダで部品代だけで今でも作業してもらえるという話の一方で「そろそろ1万kmと走っちゃったのでATFを交換しなきゃあいけない」だとか何とか。もう何年乗ってるから「そろそろ車を買い替えるつもり」だとか何とか。

私からしたら優先順位と知識が無茶苦茶です。
でも、この事を指摘し、矯正を図るほどの根性は到底持ち合わせていません。もちろん言いなりになってハイハイと言っているのも苦痛です。
という事で、これ以上深入りするのは危険と判断し、回収が確実に出来る仕事以外は受けないようにしました。



ただ思うのは「何でこういう風に育っちゃたのかなあ」って。

対お客さんにしてもそうですし、もちろん子供に対してもそうなんでしょうけど、


何でもかんでも要望どおりってのは、結局本人にとっても決していい結果を招く事にはなっていない


という事は言えるのかなあ、って思います。世間様の厳しさを叩き込むって程の高邁な思想と努力する姿勢なんてものは持ち合わせてもいないんですが。
Posted at 2011/10/23 12:24:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月21日 イイね!

近頃気が付いた、幾つかの不審行動の理由

最近思いついた幾つかの不審車の、その行動の理由。



とにかく右側車線を占有する。


そのくせ、遅いんですよね。追い越し車線を走っているくせに。
この為、何故か右側車線が普通走行車線となり、左側車線が追い越し車線になっている事がよくある光景です。
でもありがちなことに、生真面目にゆっくりと規制速度以下で走っている左側車線走行車も居たりするので結果、2車線あっても交通の流れがスムーズになる事はありえず、一定量以下の交通量にならない限り行動時間の短縮を実現する事はなかなかに難しい現実となっているようです。

で、何気にその行く先を目で追っていると、非常に高確率で「いつかは右に曲がっていく」ことが多い事に気が付きました。
もっともその「いつか」とは、かなりの高確率で数百メートルというよりも数キロ先である事が珍しくありません。ここがおそらく癌だな、と。

理由を察するに、おそらく彼らは自身の運転技量が思わしくない、という事を何とはなしに察している可能性が高いような気がします。つまり車線変更を苦手に思っているのでしょう、多分。
そうなると直前で車線変更をする精神的負担に耐え切れず、初めから「追越し車線」たる右側車線を選択し、そこで始めて安心してハンドルを握っていられる精神状態になるのだろうなあ、と。

こちらからしたら、ものすごく迷惑なんですが。






かっ飛ぶ軽(もしくはコンパクトカー)が妙に多い


たまに道路が空いていたりすると目立つのがこの手のクルマです。昨晩も妙にがんばって走るタントらしき車になかなか追いつきませんでした。いやいや、相手がなかなかスピードを落さなかった、という表現の方が正しいのかな?私的には普通+α程度で走っていたつもりなんですが。
そういうクルマに遭遇すると「おお、あいつがんばって踏むなあ」と感心してしまうわけです。「軽のくせに」とか言っちゃって。

私も今までいろんな車に乗ってきました。その経験を踏まえ。今までの傾向を鑑みるにとある一つの法則がある事にたどり着きました。

単純に低排気量車は加速が悪い事が多いです。この為アクセルをガンガン踏んでしまいます。ついでに景気づけにアクセルを吹かしてしまうことも少なくありません。
同時にノンターボ車である事も多く、イコール割と乱暴にアクセルを踏んでも燃費の悪化はそれほど気にならず、そのため常にフルスロットル状態である車が少なくありません。
こうした傾向は1000ccヴィッツやマニュアル・セルボ君、アクティトラックなどに乗っている時に顕著でした。思い切りアクセル踏み抜くことがこんなに楽しいものだとは、という感じでしょうか。それでも運転者にとっての加速感はたいしたことが無いので、それを当たり前と思ってしまいます。
もちろん絶対的な加速はたいしたことないのですが、運転手にとってもそう感じられる所がミソです。音だけはうるさいし。

どういうことかというと、やはり車の重さに対して排気量が少なすぎ、しかも多気筒過ぎるのでトルク感が演出できていないのだろうなあ、と。

そうなると常に習性としてがんばっちゃうので、周囲の人間からすると「軽のくせに、よくあんなにがんばるもんだ」と感心しちゃうほどアクセルを開け続ける車が多くなるのだろうなあ、と。アルトバンなんかでもそうですけど、割合遭遇比率が高いのがジムニーかなあ?
iターボはRRの習性もあるのでしょうけど、フル加速は半端なく早いので踏み切るほどの勇気は私にはありません。燃費も悪いだろうしと思えば、そこでフッとアクセルは抜いてしまいます。根性無しな私です。

正直1000ccヴィッツだとちょっとつらいのですが、でもイスト1500ccともなると充分な排気量になります。1.5倍ですからね。だからあんまりイストでがんばってアクセルを踏む気にはなりません。普通に走れば静かな車ですから余計にそう。
ちなみに先日ふと気になってサクシードバンの車両重量を見てみたら1060キロなんですよね。そういうボディに充分なホイールベース(旧190系コロナと3cmしか変わらない)とトレッド。で、そこに1500ccのエンジンです。そりゃあ走るわけだよなあ、と。
車重に対してのトルク感がほどほどにあるので、だからサクシードもあんまりがんばって走る気にもならず、結果燃費も割とよくなる。今現在普通乗りで15km/ℓ前後というところでしょうか。多分、小排気量エンジンの設定のあるプロボックスの方が結果的にはあまり燃費に差が出ない、という事もありそうな気がします。

総量としての燃費を引き上げ、二酸化炭素排出量を減らしたいという国是で行くのであれば、やたらと小さな排気量でがんばらせるのではなく多少なりとも余裕の有るエンジン出力を与えた方が良いんじゃないでしょうか?とは思います。結果的に走らせ方が穏やかになるような気がするんですが。






やたらとヘッドライトの眩しいクルマの増殖


先日もこのことについては採り上げました。ヘッドライトの色温度が高すぎても却って夜間は見難い事が多く、対向車が眩しいと感じる程よりはそうしたヘッドライトバルブ装着車の運転者の視界は開けていないのでは?という話でした。
特に近頃のキセノンバルブ装着車は「オートレベライザー」が標準装着されている事も珍しくないですから、余計に光軸が下げられている可能性も否定しきれません。で、更に「こうすればもっと良く見えるのでは?」と更に青白い、色温度の高いバルブに手を出す悪循環があるような気はしています。

もっとも、それ以外にも「キセノンバルブ」と「バラスト」の価格下落がそれに拍車を掛けているような気もします。まあイコールメイド・イン・チャイナという話なんですが。

まあそれらはともかくとして、妙に眩しい車が通常のハロゲンライトでも多いような気がします。もちろん、警察自身がハイビームを推奨し始めたということもあるにせよ、それでも何か眩しいなあ、と。
そこでふと気が付いたのが、ポリカレンズ(プラレンズ)の劣化がそれに拍車をかけているのかなあ、という疑いです。

近頃ちらほらと出始めているのがプラレンズ製の年式の古い車で、車検の検査ラインが一度では通らない車です。
原因はレンズの白濁により、光軸は問題なくてもヘッドライトの光量そのものが足りなくなってしまうことです。プラが曇ってしまっている事自体に加え、ガサガサに劣化してしまった表面がそこで光を散らせてしまうので、対象物にまで想定していた光が届いていないわけです。
対策としてはプラレンズを磨いて市販のレンズクリーナーを塗る。同時にレンズがそこまで劣化しているとバルブそのものの経年劣化も同時にある程度は進んでいるので、一緒にバルブも交換してしまう、という手法が一般的なようです。まあ、それはそれとして。

私が眩しい原因として疑っているのは、このカバーレンズ表面の劣化です。

つまりランタンのマントルのように表面の曇りとガサガサ部分で光が散ってしまい、対向車にとっては眩しいが運転者にとってはよく見えない、という事がここでも発生しているのではないか?という疑いです。
考えてみると、ランプが眩しいクルマって、光軸がこっちを向いているのではなく、レンズそのものが真っ白く光っている事が多いような気がします。だから眩しい。

さっさとメーカーはプラレンズの採用を止め、レンズカバーのプラを単体で部品供給する体制に切り替えて頂きたいものです。初代ビッツでレンズの曇っている個体が少ない(特に商品車として並んでいる車)のは、おそらくそれが理由でしょうし、それだけで随分見栄えが違いますしね。

ちなみにマークXもレンズカバーが単体で部品供給されているそうです。

ついでがあって聞いてきたんですが、ちなみに30のエスティマではヘッドライトアッセンブリーで5~6万円だそうです。カバー単体での部品供給はありませんでした。バルブやバラスト込みのユニット価格は12万円とかいう見慣れない金額が出ていました。



また、こんな気が付いた事があったら書いてみたいと思います。







Posted at 2011/10/21 12:47:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月17日 イイね!

しかし、ここまでの差は何なんだ?とも思う

しかし、ここまでの差は何なんだ?とも思う嫁さんに「朝のウォーキングが1ヶ月続いたらヘルスメーターを新調してもいい」と言ったら何とか1ヶ月継続してしまっていました。言った手前仕方がありません。ヘルスメーターを買う羽目になってしまいました。

さて、品物選びです。

別に私的にはどうでもいいのですが、嫁さんのリクエストは「良い奴」。つまり今流行の内臓脂肪率とかそういう、体重以外のものまで出てくる奴が欲しいとか何とか。めんどくせーなー。

そんなこんなで暫くしらばっくれていたのですが、そのうちへそを曲げだすのはいつものパターンです。そうなる前には何とかせねばなりません。

仕事先でホームセンターの近くまで行く予定が出来ました。
これ幸いとばかりに健康器具の置いてありそうな売り場を探して製品を物色する事にします。そうして入念に5分ばかり吟味した後に「あ、これでいいじゃん」と目をつけたのが「TANITA」の体重計です。インナースキャンとか言うシリーズの製品で、後から気が付いた定価は16,800円也。
気持ち的には5000円程度までしか出す気は無いのですが、そのときは真面目に価格を見ていなかったものですから、近くにあったほかの製品たちが軒並み5~6000円程度であったのに安心して「この製品もそんなもんなんだろう」と勝手に思い込んで帰ってきました。で、嫁さんに「これでいいじゃん」とパンフレットを渡したわけです。

嫁さんも一目見て「これが良い」と納得。
私としても似たような形の製品が溢れている中で、あれこれ悩むのにつき合わされるのもうんざりです。それくらいなら分かり易い形とデザインをハナから選んでおいた、という作戦です。

ところが本来の定価に気が付いたのがこの時点でした。定価16,800円かあ、とね。
ホームセンターじゃあ5~6000円位じゃあなかったっけ?って思ってましたから、幾らなんでもそこまで出したくないなあ、と。心の中では「しまった」と思ってましたが、それはおくびにも出さずに素知らぬ顔をしておきました。

で、已む無くネットで価格調査に。
フムフム。安いとこだと7~8000円くらいからあるなあ。定価売りのところもあるけど。じゃあ、あのホームセンターでは幾らで売っていたんだ?

そんなワケで翌日もまた件のホームセンターに価格調査に出かけました。すると無情にもきちんと定価表示がなされているではありませんか。即座に却下ですね。こうなったらネットで買うしかありません。
で、帰宅後あちこち比較して結局6800円(送料込み)ほどで売っている所を見つけてそこで購入決定です。
翌日の午前9時半ごろには既に製品が到着していましたから、タイムラグ等を考えてもホームセンターに軍配を上げるのは相当にきつい状況です。半額以下だもんな。





しかしね。どこをどうしてここまで差が開くもんかと考えてもしまいます。
片や16,800円の定価売りに対して片や送料込みの6,800円売り。そりゃあ、不具合があったときにどうするか?ってこともあるかもしれませんが、今時は常時HPでも受け付けてますからね。

16,800円定価と聞けば、普通仕入れは6~7掛けくらいかなって思いますから10,000~12,000円くらいが仕入れかな、と。てことは1台売れてお店としては5000円弱の儲け。
一方、現に6,800円で売っている所もあるわけですから、そこでは少なくともそれ以下で仕入れていることも事実なわけで。もっとも儲けは1台売って1,000円も無いのかもしれませんが、そこは価格競争力で全国から数を稼ぐと言うことなんでしょう。

じゃあその双方の仕入れの価格差って何?となるんですが、そこがメーカーの営業所の納入数による匙加減なのか、中間業者の匙加減なのか?って考えちゃうんですけどね。


ただまあ、なんにせよそこまで差が開く現状を思うに、要はそういう現実を知っているか、いないか、というだけの話になっちゃうのも寂しい話だなあ、と。
もちろん、定価売りをしているホームセンターからしたら、人件費やら売り場の確保やら諸々の経費をあらかじめ投入しているというのは承知していますからそれなりの利益を出さなきゃ、という話なんですけどね。でも、何でもかんでも安いだろうっていう思い込みは危険だなあ、と。

でもそんなことばっかりやってると、じかに目で見て確認できる場がなくなってしまうので、なるべくこまごましたものはそういう地元のところで買う様にはしてるんですけどね。

となると今後生き残っていくためにはどうするかという事も考えちゃうんですが、価格競争力一本で行くか、専門知識とフォローで喰っていくかっていう事なのかな?


もちろん両方とも兼ね備えていられればそれに越した事はありませんが、なかなかに安穏とした形態の商売ってのは難しいご時勢になってきているようです。もしくはいかに外界を知らないガラパゴス向けに特化するか?という話ですもんねえ。




となるとやはり資本投下は少ないに越した事はない、ってことに行き着くのかなあ?
Posted at 2011/10/17 11:36:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
どノーマル車が好きなので、派手なカッコにしたりとか、ボディへのお絵かきはしません。中味もそのままです。仕事が暇な時はクルマを磨こうかなあと思ったりもしますが、大...
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