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2011年11月09日 イイね!

結局自業自得とはいえ、二輪車の存在が疎まれているってことだよなあ

当初、私の感覚からすると自転車は歩行者と十把ひとからげというか、車から見れば車道をふらつく不届き者という感覚でしょうか。まあいっちゃあ何ですけど小蝿に等しい、とったらいいか。
歩行者からするとどうなんでしょうか。車ではない乗り物として、どっちかと聞かれれば自分たちに近い、という感覚ですかね?基本的には車(+自動二輪)とそれ以外という感覚の区分けの人が大部分なのでは?と勝手に思い込んでいました。


誤解を恐れずに言うなら、自転車と大型スクーターもそれに含めてもいいかもしれない原付組まで含めた乗り物たちは、いわばボーダーラインに生きる「こうもり君」としてその場その時に都合よく、歩道の住人と車道の住人との間をスイッチしつつ暗躍し続けてきた、と言ってもいいのかもしれません。というかそういう光景をものすごく良く見るわけですが。


もちろん自動二輪という範囲にまでくればもちろん車道を走るのが基本になってくるわけですけど、果たして彼ら自転車&原チャリ組にどこまで「車両」としての感覚があるのか?


正直車側からすると、原チャリ辺りに異様に低速で(法廷速度を律儀に守っているとも言う)車道をキープレフトどころかキープセンターに近い所を走られた日には

こらぁ、どかんかあ!邪魔じゃあ!!

と思ってしまう事も少なくない今日この頃の道路事情・道路環境ですけど、どうもそういう感情表現を行動に表してはいけない事になっているらしいので、いったい誰がそれを本人に伝えてあげられるんでしょうねえ?どう考えても本人が自発的にそれに気が付くような環境でない事は明白だと思うんですが。

一方で車には制限速度という足かせとともに「流れに乗る事」も義務付けられているわけですが、何でそれなら二輪車全般にも「流れに逆らうかのような低速度はダメよ」と言わないのか、これまた不思議でなりません。
そのくせこれまた一方で100万以上掛けたモンキーなどという、私にすれば馬鹿げた車両も実在するわけですが、もっとすっきりした(万人が納得のいく、と言ってもいい)法体系・規制体系にした方が良くないか?と余計なおせっかいを考える方が間違いなんかな?まあいいけど。


さて二輪車。


基本的には大型自動二輪まで操る方々(それでもハーレータイプのバイクをことさらに小汚く乗る小僧どもはちょっと除外したい気分もある)は比較的マナーが良い様な気はしますけど、気分的に自転車原チャリ組に毛が生えた程度の層だと、ちょっと何処まで信用して良いのやら、という気分が抜けきりません。

今回、原則自転車は車道を通行しろという事になったワケですけど、これ、言い方を換えれば

邪魔な自転車はこっちに来んな


という事でもあるわけで、自転車嫌われてんなあ、と。


もっとも自転車が幾ら車道に追い出されたといっても、車からも自転車は嫌われているという事も多分間違いのないところなんで、自転車君たち「そこんトコ、ヨロシク」って感じでしょうか。

ところが不幸の種はここにもあるわけです。

如何に自転車連中・原チャリ組が車から嫌われているか、という事を絶望的なまでに二輪車組は理解できないし、理解するためのきっかけは「車組に卒業した時」でしかない、というのもね。

「二輪車は四輪車に比べて交通弱者」という錦の御旗があるのは承知していますが、これって弱いものいじめはダメよ、というね。
「本来ならばこうあるべし」という理念としては反論の余地の無いものではありますけど、弱者側に弱者という意識が薄いようでは一方的に車側に非が問われているだけの現状はどう思われますか?と聞かれたらどう答えるんでしょうかね。怖い人や怖い所には不用意に近寄っちゃあダメって教えられなかったの?とね。


まあ、そうした状況下にピストなんていう妄想の歯止めすら付いていない自転車でウロウロされてはカナワンですよ。それこそ地雷の信管剥き出しに散りばめられた爆弾人間ですからね。轢いちゃっても良いの?って感じで。大体目立つ格好で走ってるから標的にはもってこいなんですが。
あれって狙ってやってるのかな?標的にしてくださいって。でもエアーガン車に積んどくとまずい事になるしなあ。あわわ。




んー、どうする?って聞かれれば(聞いてくれる人はいませんが)、やはり車は車としてきちんと出来る限りノンストップで走らせてくれる道路環境が欲しいなあ、と。
制限速度で走るとバシバシ信号機で止められる一方で、80kmで走ると嘘の様にノンストップで駆け抜けられる幹線道路の信号機のタイミングってっどうよ?て思うんですが。田舎道は田舎道で自転車あたりと共生させられるのは致し方ないことだとしてもですね。

何処もかしこも同じ様な一律の規制で、自動車ばかりがワリを喰うってのはどうもね。メリットを享受するために税金払っているのにデメリット(今回は自転車の尻拭い)を押し付けられるのはどうも面白くない。


歩行者保護を一番の理由に謳うのならばいっそのこと、自転車にも自賠責保険加入を義務付けますか?って話とセットならまだ分からなくもないんですが。
Posted at 2011/11/09 12:40:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年11月09日 イイね!

今度はオーディオ環境を何とかしたくなってくる

近頃は、晩御飯を食べ終えるとサッサと2階に上がってしまって夜のワン公たちの散歩時間までCDを聞いているようになりました。
今まではそれでも我慢して居間に移動してテレビ画面を眺めてはいたのですが、最近のあまりの番組編成のつまらなさにはほとほとあきれ果て、流石に我慢も限界に達したわけです。


私のオーディオセットは、流石に舶来もんのオンパレードにするほどの熱量を持ち合わせなかったのですべて日本製です。もっとも舶来もんが必ずしもいいのか?という根本の疑問もあるんですが。
だって、いきなりゼロが一つ違えば違って当たり前じゃあないの?とか、値付けの基本のところが日本製品と根本的に違う気もするしね。

で、プリとパワーアンプがクリスキット。CDプレーヤーがソニー最後のCD専用機たるXA55ES。スピーカーはダイヤトーンのDS-1000。これだけ。

近頃のタイムスケジュールになりはじめた時はiPodクラッシックを音源に使っていました。何かと楽なので。

でも、途中で「何だか音がおかしいなあ」と。
一応ビットレートは高めに採っておいた筈なんですが、何だか音が鈍く、左右バランスもちょっと違和感があり、気になりだすと止まらず。アンプが悪いのか、スピーカーがやっぱり大したことがないからか?と思っていたんです。

そういう事を思っていると、また例の悪い虫が疼きはじめて買い換えたくなってくるわけです。
スピーカーをもっといい奴、例えばいっそのことDS-V3000(同じくダイヤトーン)辺りに換えちゃおうかとか、DS-A1がヤフオクに出ていたなあ、とか。

でも冷静になって考えれば両方とも幾ら中古とはいえ30万越えですからねえ。かつての価格が70万とか90万だったとはいえ。
自分如きの収入の人がホイホイと買おうと考える事自体がおこがましくないか?とかさ。もう一人の自分が後ろ髪を引っ張るので今回は諦めました。まだ諦め切れているわけでもないですけど。



でもふと思ったんです。「音源が悪い」という事は考えないの?って。


という事で、先ずは硬くなったスピーカーエッジの軟化処理としてシリコンスプレーの塗布をしておきました。
ダイヤトーンのエッジは経年劣化を考慮してか布状のエッジを使ってくれているので破れたりはしないのですが硬化してしまっている事が多いようです。ネットを探ると「アーマオールを塗ると良い」なんて記事が散見されます。
ただ、アーマオールの成分を良く見てみると結局「シリコンオイルに乳化剤と水」となっていますから、結局主成分はシリコンオイルなんだな、と。シリコンオイルのスプレーなら持ってるし、ちゃんと効用に「紙、布製品の軟化」って書いてある。


で、暫くしてから何となく低音の響きが良くなったのを確認した後に、iPodにはご退役してもらい、久しぶりにCDプレーヤーから音出しをする事に。


良いじゃあないですか。これ。




暫くこれで聞いています。


でもやっぱり一旦火が付くとなかなか消えないので、やっぱり何か欲しくなります。スピーカーという線も消えきっているわけではないのですが、じゃあ何にする?ってなるとね。うーん、って感じ。所詮貧乏人ですしね。

昨日は目線を移してアンプを見てました。
私のアルバイト時代に既にサンスイは欧州の資本が入っただの何だのという話は聞いていましたが、昨日調べていたら既にサンスイというメーカー自体が活動を停止していたんですねえ。修理は受け付けてくれるようですが。非常に安定した、しまりのある良い音を出してくれるアンプという印象が強いですね、サンスイは。

もう一つ見ていたのがご当地モデルの「フライングモール」。実はわりとウチの近所にあるメーカーさんです。あるのは知ってたんですが、行ったことはなくって。ただ、昨今の不況の波はフライングモールにとっても人事ではなかったようです。
ただ、聞いたこと無いんですよね。ここのアンプ。デジタルアンプってどんなもんなんですかね?まあ聞いてみないことにはなんとも言えませんけど。


しかし、日本のオーディオメーカーもまともに機能し続けているところといったらオンキョーぐらいなもんなのかあ。パイオニアですら民事再生の申請をしたぐらいだしねえ。



ところで何気にソニーのCDプレーヤーを見てみたら、それでもSACD関連で幾つかの新製品が出ているようです。
iTuneで簡単に音源が手に入る時代になったとはいえ、それでも今回のような音源のアラを感じる事があるとなかなかねえ。やっぱりCDの方が良いなあ、と。


もっとも、幾ら音源がよくっても内容が大したこと無い、何てことも少なからずな気もするので結局新譜まで買う気にならないんですよねえ。



音楽業界の方々も、CDの売り上げ減を嘆く前に買う気にさせられる音源を出す事に専念して欲しいものです。はい。











Posted at 2011/11/09 10:30:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年11月07日 イイね!

価格決定権者

物の価格を決定する要件としてはもちろん星の数ほども理由の付け所はあるわけですが、悲しいかな、所詮売れなきゃどうしようもないという事もあって、現実にはどこぞの誰かが価格決定の要の部分を握っている、という事がほとんどだと思います。

要はそれが果たして最終的に消費者の意に沿うような形になっていれば万事めでたしで誰も文句の付け様があるわけがありません。
つまり一消費者としては世の中の情勢がどうあろうが、「安く買える」という、その一点においてはデフレは大歓迎な訳です。

法律上も建前としては「独占禁止法」とか「公正取引委員会」なんかによる闇カルテルの摘発などとかで血眼を上げているように「不当な価格の吊り上げはイカン」という事になっています。多分。
でも、それでも一応「先行者利益」というものも考えて著作権とか特許期間などを設定し、「がんばればいい事あるかもよ?」という夢見る時間を作ってあったりもします。
でも、そうした特権階級的な王様でいられる時間は決まってしまっていますので、最終的には価格競争の波に飲まれる事にはなっているはずです。


それでももちろん世の中「俺だけには抜け道がある筈」と信じて醒めないというか往生際の悪い連中はいます。まあ例を挙げればディ○ニーさんとかね。
ねずみのキャラが世に出て既に何十年となっていますから、実はとうの昔に著作権などは切れているはずなんですが、あれを取られる事は営業上の屋台骨に重大な欠損を来たしかねません。

って事で本場もんの本物はやる事が違うんですねえ。

何をどうするのかって、法律を都合の良い様に変えてしまうわけです。50年だったのを80年とか100年とか。さすがです。おとなしく人の言う事などに聞く耳持たねえって言うか、俺だけは別だ、みたいな。

まあどうでもいいことなんだけど。



話を戻して。こうした価格競争の波にモロに飲み込まれているっぽいのが家電業界です。
せっかく一生懸命開発した新製品であっても、それこそ「あっ」という間に大廉売されてしまい、かつての高価格商品の花形であった「プラズマテレビ」も今は見る影もありません。
かつて私が電気屋でアルバイトをしていた頃は「1インチ1万円」などとも言われていましたが、今は1万円どころか5000円位になってるんじゃあないのかな?という感じです。かつてといってももう20年も昔の話なんですけどねえ。1万円って言ってた時代ってのも。一体その間の物価上昇分はどうなっちゃってんの?って感じです。

結局価格決定権は店舗側にあって、店舗としては仕切りが安いほうが売りやすいわけですから、「切れないんなら売らない」というだけです。もしくは「在庫すらしてくれない」とかさ。


クルマに関しては、一応今までは消費者先行で「欲しい欲しい」病が蔓延してきたこともありましたし、基本クルマを卸してくれる蛇口は専売店のディーラーのみ、という体制を維持してきましたから、今でも一応の価格統制が取れているようです。
近頃は併売車が増えてきました。でも、独禁法の絡みもあるので各社値引き協定を結んでいるわけではないでしょうけど、なんとなく腹の探りあいをしつつ、でも仕切り価格に於いてはほぼ各社共通という事もあり、なんとなく同じ様な値引きで売っている、というのは現実のようです。昔は「販売奨励金」なんてものが値引き原資の大半だったと聞きますが、それも初代ヴィッツの頃から急速に縮小しているようではあります。
つまるところ何だかんだ言っても価格決定権は今でもメーカーに握られている、というのが現実でしょう。デフレだ何だと言いつつ、結局着実にクルマの価格は上がっているしね。
私の入社したての頃のマークⅡ2.0グランデは230万円程度だったし、コロナは180万円程度だったし。今時のマークXなら280万辺りがメイングレードだろうし、180万なんてカローラクラスの本体価格になっちゃったみたいだし。




まあ車ごときは別に我慢しようと思えば我慢が出来ないもんでもないし、貧乏人は麦を食えではありませんけど何なら中古車だって一向に構わないワケです。



ところが、逆に価格がある程度一定していてもらわないと困るモノだってあります。特に食料品ですね。日本ならば主食の米とか。それと石油価格。今は何でもかんでもオイル本位制の価格体系ですから、高騰なんてした日には無茶苦茶になってしまう。そういうことからすると、石油価格が投機筋の思惑で乱高下するような状態は非常にまずい、と思います。


非常に皮肉な事ですが、昔日本では米の価格決定権が武士の側に無く、後年、為替の変動相場制への基礎研究材料にもされた大阪の堂島米市場が価格決定権を持っていました。自らの収入源の元たる米の価格決定権が世の支配者に無く、結局これが後年、幕末の幕府の窮乏の元となったわけです。

飢饉の時ですら大阪の米問屋には潤沢に米があったにも拘らず、それを幕府権力を持ってしてもどうにも出来なかったわけです。本来ならば価格決定権を幕府が持っていないほうがおかしいと思うんですが。

で、結局米を相場商品から統制価格商品にさせた材料は戦争だったようです。市場のおもちゃにされては何時まで経っても口に入ってきません。


ところが近年、試験期間という言い訳の元に米を市場商品として流通させる、という事をやり始めたようです。もちろん先物商品としての取引も始まるでしょうから、ちょっとまずい事にもなるでしょう。



一体誰のために価格が決定されているのか。誰の思惑によって価格が動いていくのか、という事は充分に見極める必要があるようです。
Posted at 2011/11/07 19:32:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2011年11月07日 イイね!

金払ってから文句言え

10/31の夜に事故があって以来、それに何かと振り回されっぱなしです。

もちろん事故にあった直後は、今回の事故に関しては救急車で直送されてもいる事故ですから尚更の事、首は痛いわ、車は全損やらで、てんわやんわなのはよく理解できる事ではあります。


ただ。



補償を受けるにあたっては、きちんと最低限の義務を果たしていただけていなければ、保険会社的には幾ら支払いを優先したくとも払うものも払えません。

近頃は保険会社に対する風当たりも厳しい昨今ですから、昔の事を思うと随分と支払い用件に関して軟弱になったものだと感じます。


でも「最低限ここだけは譲れない」というところが保険料の支払いです。


年払いで既に1年間分を精算しきっている方はともかくとして、割合厄介なのが月払いで保険料を支払っている方です。
もっとも、統計上はどうだか分かりませんが、経験上からすると「保険料の支払いに何の問題も無い人ほど厄介事(=事故)厄介ごとを起こす確率も低い」というか「保険料の支払いが滞る人ほど事故に付随する面倒事が妙に大きくなる」傾向が強い、という気はします。

大体、払うもんを払っていないくせに妙に要求だけは偉そうなことが多いのが常なので、それを直接聞かされる方としては「笑わせんな」というか、「金払ってから文句言えよ」というか。まあ「チャンチャラおかしい」と思いつつ受話器を耳から離している事が多いんですが。


まあ今回の例もご他聞に漏れず「何時、車両保険の分が入金されるのか?」ときたわけです。私としては始めから「先月末分の保険料の入金が確認できないと払えません」と、事故の翌日から言ってありました。それに対する契約者の回答は「払ってある筈」。それが11/1の事です。
いずれにしてもシステム上、銀行引き落としの入金確認が取れるのは翌月10日近くなってからの事ですから「先ずは記帳をしてきてもらって、確実に保険料が落ちているか、それを確認してきてください」以上のことは言えません。



で、5日に電話がありました。「何時入金されるのか?」。

だから、入金確認が取れるまでは払えんって言ってるだろうが。人の話聞けっての。



で、今日。
「保険料が引き落とされていないので払いたい。今日集金に来て欲しい。」




ここで私「プツッ」と何かが切れました。「権利と義務」という話で言えば、もちろん保険請求があり、その迅速な事務処理のために動くのは保険代理店の義務ですし、払うもんは可能な限り早く払うのが保険会社の義務です。

そのために事故の翌日には保険金請求書も書式を揃えてあり、現場には当日行き現場写真も押さえ、レッカーの搬送作業にも最後まで付き合い、代理店としてできる事は可能な限り迅速にやり終えたつもりです。逆にこれ以上何ができたのか教えて欲しいくらい。


これに対して契約者として果たすべき義務は「保険料を期日にきちんと納めること」です。コレだけ。


引き落としができなかった事はあくまでも契約者の自己責任でありこちらの不備でもなんでもなく、未納になっている保険料を回収してくる事はあくまで契約者の失態の尻拭いでしかありません。

「今払いたい」のはあくまで契約者の都合でしかないですからね。

保険会社としては「先月未納になっている契約者に対しては今月2回分の引き落としが掛かる」ように銀行に申し送りもしています。
しかも銀行への引落し手数料はきちんと代理店口座から差し引かれている訳です。保険料が落ちていようがいまいが。伊達に分割払い保険料が割増になっているわけではありません。




まあ、この話はこれだけでは終わらなかったんですが。



世の中には「保険」という名を謳っているものが幾つかあります。年金保険や健康保険とかね。何でわざわざ保険という名を騙っているのか理解に苦しみますが、保険という呼び名である以上「相互扶助」が大前提という事なのでしょう。

ところがこの相互扶助。もちろん字面どおりに受け取ればギブアンドテイクなのですけど、実際は世代差によって「ギブアンドギブ」や「テイクアンドテイク」な事がはっきりとしている制度でもあります。
基本、保険料というのは加入者それぞれのリスクにより、受け入れ時によるそれぞれのリスク環境の不公平が極力少なくなるよう、保険料に差を付けるのが普通です。ところがそれをやっているフシが全く見えません。

ふつう、いっぱい貰うためにはそれなりの保険料負担をすべきなのが当たり前なのですが、良くある論調が「そんなはずじゃあなかった」というね。もうガキが駄々をこねるよりもいい歳してる分、手に負えないというかみっともないにも程があるというか。

しかもそういう政策をとり続けてきた政権を選び続けてきたのはあんた方だろうに。



これ以上書き続けるとあらぬ方向に話が飛びそうなので、この辺でやめておきます。
Posted at 2011/11/07 16:37:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年11月04日 イイね!

金融機関の能力が非常に落ちてきているような気がする

東日本大震災直後、日銀の発表で「資金の供給能力をいくら増強した」なんて記事があった様に記憶しています。
金融政策の実態に関しては疎いのであんまり偉そうな事は言えません。でも結局あれって通常は債権や何がしかの金融商品に化けてしまっている預金資本を、地震があったからってすぐに現金化する訳にもいかないので、一時的に当座必要になる現金を用意するとともに、緊急融資に必要なお金をすぐに用意できるように日本銀行券を大量に用意しておいた、という事だと解釈しています。いくらやばい状況だからといっても現金を無差別にばら撒くわけにもいかないでしょうから。


市中への現金の流通量を増やしていくためには一つには預金金利を上げていく事。もう一つは融資の貸出量を増やしていく事ですよね。多分。

まあ国債の発行総額のこともありますから、国にとっては今現在、公定歩合が上がることは決して歓迎したくない事でもあるでしょう。
けど、一般的に先進国の通常金利は普通に4%程度はあって当たり前、と言われていたようです。海外に住んだことがないので外の状況は分かりかねますが。

でも、今のアメリカや欧州のような危機的状況に至るまでの各国の国債金利はたしかに4%台でした。
外貨預金なんてものを銀行で売っていたのも、この日本と海外との金利差を当て込んだものです。それだけの差があれば換金手数料もカバーできるかな?という感じで。


こと、ここまで壊滅的に金利が低い国内では以前のような金利収入が見込めません。複利を前提にすると、10年で元金が倍になるという金利が8%という事になります。昔はやたらと定期預金にしてきた理由はここですよね。ところが今は、.....という状況。
高齢者にとっては、ここに来て年金も減額、金利もほぼゼロ金利となれば、今までは元本は可能なかぎりそのまま保持しつつ、金利と年金で何とかしのいでこれたにしても、これからは残してきた預金を取り崩していかざるを得ません。そりゃあ、使わないようにもなるわなあ。文字通り「虎の子」なんですから。

せめて消費税を含めた税金を上げる事を口にするのであれば、息をしているだけで掛かってくる公共料金を何とか減免する事を考えるなり、公定歩合を上げて市中の金利を上げる方策を採るなりしてからが先に来るべきだと思うんですけどね。



さて、本題の融資量の拡大について。

結局未だ手にしていない「未来の収入」をアテにして、楽しい所は今満喫してしまおう、という魔法の手段がローンなる金融商品です。コレがあるからこそ見かけの流通量がいきなり増えてしまう。
特に住宅需要などは注ぎ込む期間も量も桁が変わってきますからおいしい商売であったはずです。まあ、形を変えた奴隷制度というか娼婦の借金制度と似たようなものなのかもしれません。

ところがコレ。
なんとなく、という程度の感覚なんですが、どうも金融機関の与信能力が低くなってきたような、というのか。簡単に言えば貸し渋りなんですが、悪く言うと金融機関の側の「貸す側から見た高望み」といったらいいのか。
もちろん、あまりにも簡単に「融資OK」としてしまうと行き着く先はサブプライムローンの二の舞ですから、それは現に戒めるべきなのは重々承知しています。ただ、経済の活性化という側面で見る限りにおいては「見かけ上とにかく商品の流通量は増える」ことも事実な訳です。もちろん回収できなければ意味を成さないのも当たり前ですけど。


もちろん経済状況のこともありますから、以前のように簡単にOKを出すこともなくなってはきました。けどそれ以前のレベルで、足切りの様な形で融資を否認されるケースが少なくなくなってきたような感はあります。とにかく正社員じゃあなくてはダメ、とか。先ずは所得証明を出してもらわなくちゃあダメとか。
そのくせ、まあ私は車屋ですから車のローン申請の場しか見てませんけど、所有権留保をしてまで車を売ろう(つまりは債権の保全)という姿勢までは見せない例が多いです。昔はローン物件の所有権留保なんて当たり前だったんですけどね。

つまりそういう点を見ていると、何とはなしに「めんどくさそうな奴には貸さないようにしておいて、もっと楽な案件だけ取れればいい」というような姿勢が裏に見え隠れするんですよね。


またこういう一見「安全そうに見える案件」のみを引き受ける姿勢は、そうした案件を出してくるお店側にも条件を付けるようにもなって来ました。
以前聞いたところですと「整備工場を併設している販売店」だとか、「店舗を構えて看板もきちんと出してください」とか。その他主要取引先の銀行がどこで資本金はいくらだとか従業員数・開業年数・その他色々......という感じです。

しかもコレって売り上げに直結するとは思えない全く意味を成さない無意味な投資であることが大半で、逆にコレをして経営(資金の回転)が危うくなったらどうする?という事には絶対に答えてくれないんですよね。
なんだか先日の消防指導をきっかけにして廃業した町内のスーパーを思い出してしまいました。


こういう事を聞いていると、何だか「保険代理店としての事務所はこうしてください」的な如何にも杓子定規な保険会社社員の妄想の産物というか、それにそっくりだなあ、と。自宅で事務所を開く場合には「自宅玄関と事務所の入り口は別々にして」とか、「事務スペースとは別に応接セットが云々」とかね。
しかもコレで代理店手数料の料率に差を付ける、何てことも本当にしているから馬鹿馬鹿しい限りですけど。



どうも金融関係社員というのは別の世界の妄想の中だけに生きる生き物のようです。しかも性質の悪いことにその妄想を現実世界に押しつけないと気が済まないらしい。どうも「持ちつ持たれつの関係」の中でやっているという意識はあんまり感じません。


となると、出来る限り金融機関のお世話にならずに過ごしていくためには現金を抱え込むか、自給自足でやっていくかの2択になってしまうんですけどね。
とりあえず、クルマを買おうと思ったら「無理せず、高望みで無いレベルで、自分で用意できる額の範囲で」の3原則は死守しておくべき時代になってきたように思います。



もちろんお金持ちには金融機関も甘い顔をしますから、そんな心配はご無用なんでしょうけども。




Posted at 2011/11/04 11:30:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
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