2012年05月30日
えー。今回も政治がらみの話題は避けまして、以前から何故か不思議だった「静岡市民」と「浜松市民」のいがみ合いについてです。事の発端は2ちゃんねるの「@しずちゃん」だったかな?
で、その中を覗くと何故か妙な具合で浜松をケナス文言が目に付くわけです。曰く「バイクや楽器などの二番煎じのものしか作れんくせに」云々とかね。じゃあ、それに対して静岡はどうだといえば「世界に冠たるガンプラの生産拠点がここ静岡だ」とかさ。
中には「早く静岡県から出てってくれ」とか。
で、正直な所。
浜松の人たちって、あんまり静岡(静岡市)に興味ないんですよね。悪い言い方をすれば「眼中にない」というか、ほぼ意識の上に昇った事すらないというか。県庁所在地以上の認識が無いといっても良いかもしれません。何だかんだ言って別に浜松市外に行かんでも、結局市内で用事は完結しちゃう。出て行く必要自体が無い、というか。
もっと言っちゃうと多分大多数の人にとっては磐田や湖西、豊橋や袋井・掛川なんてあたりすら殆ど興味の範囲外というか、精々厄除け寺として有名な法多山ぐらいが知見の中にちょこっとあったかなあ、と。
いわんや浜北・天竜・その他の北方領土(今は政令指定都市浜松の一部になってますが)は「え?何処そこ?ああ、北の方ね?!」というくらいかな、正直。そっち方面にお住まいの方には申し訳ない物言いですけど。
学校出て、初めての就職先が静岡トヨペットという、静岡市に本社のある会社でした。この為何かと事あらば呼び出されるのが静岡市なんですよね。
で、本社に行くと「ああ、富士山が大きく見えるところだなあ」と。まあ、それ以上の感想も無いわけですけど。
で、そういう目で行くと、なぜかしら西部地区浜松の人間は余所者扱いというか一線引かれているというか。というより東部と中部の人間がグルになっているように見えて仕方が無い、というか。
あ、それでも中部東部の人間も伊豆の最南端下田営業所は最僻の地と認識されているのは間違いなさそうでしたけど。
で、そういう静岡市中心主義の会社を辞めてアリコに行ったんですが、研修先は当たり前のように名古屋なワケです。まあ、この辺の元締めみたいなトコですしね。
今の取り扱い保険会社も静岡に支店はありますけど、でもやはりこの辺の統括部署は名古屋になります。
ただ、感覚的に微妙な所もありまして。
ここ浜松というところは、関西語圏に対する関東語圏の前線基地でもあるわけです。言葉的に。
つまり浜名湖の今切を越えて新居(江戸時代に関所のあったところですね)・弁天・湖西市方面に入るととたんに名古屋弁のニオイが濃厚になる。浜名湖の北で言うと三ケ日と細江がその境になるようです。
という事は、言葉的に浜松は関東の雰囲気なんですけど地域的な括りで言うと名古屋を中心とした中部圏内の地域で。
たしかに徳川家康などは三河の山奥から出てきて結果的に壮年期のかなりの間をを浜松で過ごしたワケですが、浜松という地域的にはどうだったの?ってのも思わなくもないです。何か居座られただけみたいな、ね。別に家康じゃあなくても良かったと思わんでもない。
実際、今川家を離れて浜松地域を統括するまでは結構家康も若い時期であったこともあるでしょうけど、あまり馴染んでこない地域住民をバッサリ殺してしまっていたり、というお話もありますしね。細江の「獄門畷(ごくもんなわて)」の話ですとか。
まあ、そうした話はともかく静岡市と浜松市。同じ県内なんだけど、やはり遠いんですよねえ。何となく。
だから別に浜松だけ独立して浜松県を再考してもらっても良いんですけど、でも「三遠南信(三河・遠州・南信州)」というのも何となくしっくり来ないんだよねえ。そこんとこら辺が、何となくヤマハという企業の偏屈なイメージに通じるものがあるような気もするし、しないかもしれない。
まあ、偏屈なのは私だけなのかもしれないし、まあこの話題はこの辺でお開きにしましょうかね。
あ、そうそう。こんなページもありましたので良かったら暇つぶしにどうぞ。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E9%9D%99%E5%B2%A1vs%E6%B5%9C%E6%9D%BE
Posted at 2012/05/30 19:51:34 | |
トラックバック(0) | 日記
2012年05月28日
タイトルをご覧頂き一連の生活保護に関するコメントをご期待いただいた方がいらしたとしたら今回はごめんなさい。違うんです。アレに関しては現在、事の推移を静観中でして、どんな幕引きを画策しているのかとか、援護派や批難派の方々の顔ぶれを見ている最中です。まあ、そのうちどこかで何か書くこともあるかもしれません。
さて本日のお題は浜松某所にある多分「床屋」の名前、だと思うんですが.....。その名も
髪処「床上手」
いやー。まずいだろーこれ。
誰一人指摘する人がいなかったのか、それともあの業界ってそもそもそんな事を気にする事自体が無いのか。よくもまあ堂々と恥ずかしげもなくこんな看板作ったよなあ、とそっちの神経にある意味感心してしまいます。
私の言ってる意味がよく分からない方は適当にググッてみてくださいね。
もっともこの床屋、開業してから暫く経ってます。たまたま今日書いているのは久しぶりに前を通りかかって「あーまだ営業してるのかあ」と感慨深かったからなだけで。
ふと思うのは、よく話題に上るDQNネームって似たような経緯で付けられれるんだろうなあ、と。
多分、本人はカッコイイつもりで考えているんだろうけど周囲からすると意味不明以外の何者でも無いってのはワリとよくある話ですしね。ただ困るのは、ちょっとでもそれに口を挟もうものならまるで全人格を否定されたかのごとく反撃されるところでしょうか。ほんの少しそこで冷静になれば良いだけのことなんですが。
まあ、いいけど。
Posted at 2012/05/28 14:14:52 | |
トラックバック(0) | 日記
2012年05月22日
テレビでは殆ど話題にならない吉本のお笑い芸人の母親・生活保護受給問題ですが、まあそれはそれとして、つい先ほども若年層の生活保護受給問題がテレビで採り上げられておりました。
まあ、生活保護そのものに関しては以前からブログでも書いていますけど、あくまでも緊急時の軟着陸制度であり、最初から飛ぶ気の無い機体に安息所を提供する為の制度では決してない、筈です。
じゃあ飛ぶ気の無い機体はどうするか?と聞かれれば普通なら廃棄処分にする他無いよねえ。
じゃあ廃棄処分にすらする気が無いのならどうする?と聞かれれば。
普通に考えれば、年金を払わされても満足な金額がもらえる保証は全く無いし、就職活動にクタビレ果てても、どの程度内定が貰えるものか分かったもんじゃあない。でも、やたらと危機感だけは煽られる。
働く先も無く、将来は不安だらけで夢もチボーも無い。
そんなあなたに税金免除、健康保険料免除のその他特典諸々。
働く必要も無いままに金だけは呉れる制度。
こんなもんがぶら下がってたらどうする?
そりゃあ飛びつくわな。普通に考えれば。
そもそも希望があって働きたいわけじゃあないのに情報だけは溢れているから、働き出す前から既に悪夢のシュミレーションは完結してる。現実にやってもいないうちからバーチャルな経験値だけは膨れ上がってるわけだし。
もちろん、そのお金の出し方や審査制度の緩さ等という問題点はあるにしても、そもそものお話として
金が欲しけりゃあ、汗水たらして自分で稼げ
という基本中の基本を「完全に置き忘れている所の方が問題」だとはなぜ気が付かん?
真面目に働く事を美徳としてきちんと教え込み、
キチンと働き場所を斡旋する。
こんな簡単な事をしようともせずに生活保護の支給方法・申請方法だけを小手先のまやかしで何とかしようと思ったところで変わる訳ないじゃん。だって仕事しないで金貰う方が楽だもん。
金が欲しかったら仕事をこなす。仕事もせんのなら金は出さない。当たり前の話じゃん。
いくらなんでもこれくらいは義務教育期間である小学校・中学校のガキンチョどもに教え込む事はできるでしょ。それとも刺青してる先生にゃあ無理か?
先ずは仕事を用意してやれよ。金やるのはそれから。ここは絶対順番を間違えちゃいけない。こんな簡単な事がなぜ出来ない?
荒稼ぎがしたけりゃあ、それなりのリスクを伴うモンだ、という至極当たり前のことをスッとばかしてマネートレードが云々とか一発株で当てたなんて事に踊らされるから話がおかしくなるんじゃあないの?
資源の無い国なんだからこそ、技術を蓄積して他国の欲しがる生産物を創出してこそ外貨も稼げる、石油も買えるってな寸法なのに、何故か円高をどうするってな話は「全力を持って注視しています」って言うだけだし。
太平洋戦争以前の状況における「エネルギー争奪戦」の側面を忘れるのは早すぎないか?
じゃあ生産に必要不可欠な電力に関しては「原発ダメだから節電してね」とくる。
エネルギー問題では、メタンハイグレードの話が明るい話題になるかと思えば全然採り上げられてこないし、反面「温暖化、温暖化」一辺倒だった気候問題も近頃の寒冷化については一切口を拭ってる。おかしいべ?
で一方、年齢的な問題でごっそりと生産従事者数は減っていくし、生活不安を煽られ企業業績もままならない状況下で、技術者には中韓辺りからヘッドハンティングの話が絶えない。らしい。原発関連技術者とかさ。自動車関連だってその話はよく聞くし。
もうちっとまともに仕事していけるだけの材料を提供する事に腐心するようじゃあなくっちゃあ本当にまずい。不労所得者を減らし、仕事場を提供する。先ずはここからでしょ?「景気を良くする」なんてカッコイイ言い回しなんかせんでも「仕事を確保する」でいいじゃんか。
単純な話だと思うんだけどねえ。
Posted at 2012/05/22 13:58:29 | |
トラックバック(0) | 日記
2012年05月20日
私は生来、鼻があんまりよろしくありませんでした。この為、ニオイに関してはずっと鈍感な方であったろうと思います。
ところが転換期が訪れました。早い話、結婚ですね。
嫁さんという、まったく別世界の人間が私の生活に入り込み、同時に生まれて以来の住環境も引越しによってガラリと変わりました。
女性がすべからず皆そうだとは思いませんが、少なくともウチの嫁さんは世間的な流行りモノには喰いつく性質なんで、殆ど使い道の無いくせにアロマが云々とか言って、その手の小道具や材料なんかを持ち込んできました。また、化粧関係の小物にもニオイが云々なんてモノが一杯あるようです。それに加えて洗剤やらなんやら。当時はうんざりしたものです。
そんなワケで、私の生活空間に匂いという一要素が入り込む事となりました。
それとほぼ時期を同じくして、歯医者さんに通い始めました。ここで言われたのが歯周病の家族内感染です。
同じ歯医者さんに兄貴も通っていたこともあり、でも親父は殆ど歯医者のお世話になった事がない、という話をすると「おそらく感染源はお母さんでしょう」と。まあ、そういう事もあるのね。
そんなこんなで先ず歯周病菌を駆除する事からはじめ、歯石の徹底除去やら骨の造成やらという事を始めていきました。
おそらくそれまでは口臭もあったのだろうとは思うのですが、歯周病菌を先ず薬で殺菌する所から攻めて行きましたから多分今は大丈夫じゃあないかなあ、と。多分ね。タバコも10年近く前にやめちゃいましたしね。
で加えて昨年、鼻腔口蓋膿胞の除去手術をしてからは鼻の通りが以前より格段によくなったこともあり、逆に妙に臭いに敏感になってきてしまいました。
さて。
そこで逆に困るのが妙に人の臭いに関して敏感になってしまったことです。ありていに言って、わりと臭う人って少なくないんですよねえ。特に口臭。
職場の中だけなら特に口が近くに寄る事も少ないでしょうから、まあそれは良しとしても、でも日常生活で「あれ?クサイ?!」と感じる事ってワリとあるんです。
でもなかなか「これ言っちゃうと失礼かなあ?」と思っちゃうこともあったりして、なかなか言えない事も少なくなく。
物の本によれば、口臭の元は硫化水素なんだそうです。そう、中学の頃に「卵の腐ったようなにおい」のするガスとして登場したあいつです。でもワリと本人は気が付かないんでしょうねえ。
これを、本人が傷つくことなく、そっと教えてあげる良い方法が無いものでしょうかと思うのですが、なかなか思い浮かびません。
結局そうなると、ちょっと接触を避けてしまったり、距離をなんとなく置く事になってしまったりするわけです。別に本人に、その臭い以外になんら落ち度があるわけではないのですが、我慢するのは俺ですか?みたいな。
飲酒運転防止の為の機械として、アルコールチェッカーとかいう機械があったかと思いましたが、それに類するものとして「口臭チェッカー」みたいなものが無いもんか?と思ってみてみたら、あるじゃん。
別に宣伝したくってブログ書いてるわけじゃあないので、特に写真を掲載したりはしませんが接客業の方に限らず、対人接触のある方はちょっと気にしてみるのも良いんじゃあないでしょうか。
必ずしもみんながみんな、同じ程度にしか気になるものではない、というわけでもないですから
他人に言わせるよりも先に、自分で気にする
という方がよりスマートだと思うんですけどね。指摘する方だって気まずいんだし。
Posted at 2012/05/20 17:06:10 | |
トラックバック(0) | 日記
2012年05月18日
ナインツさんの「いいね」で、こんなページを見かけました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/523553/blog/26496628/
内容は、ヨコハマタイヤの元開発関係部署の人へのヒアリングなのですが、興味を持ったのはその後半部分にあった「ミシュランタイヤについてはどう思うか?」の回答です。
かいつまんで言えば「やはり日本国内では日本産タイヤが一番。」という元エンジニヤ氏の弁が掲載されています。
これを読んですぐに思ったのが、そりゃあ自分が開発に関わった商品を悪く思う人はいないよなあ、と。特に限られた予算内でキチンと設定された目標数値を必死こいてクリアーしているでしょうからその思い入れだって半端ないでしょう。つまり心理的に言っても悪く言う事はありえないだろうなあ、と。
私にしたって良く売れたモデルに関しては、その全体評価はともかくとして、その商品を少なからず憎く思うことはありませんし、かえって「あばたもエクボ」程度に思い入れのあるモデルとして記憶に残っているものです。
となれば。
「元エンジニア氏」という肩書きはひとまず忘れて、まあそういう評価だってアリだよね、という感想でいいかな、と。
おそらくタイヤの開発環境としてはインタビューの内容の通りだと思います。きっちり計算された上で選ばれた材質や構造・製造品質と、その上に築かれた目標性能。
また、そうした風景を常日頃見ている人にとっては、何処のメーカーの製品であったとしても同じ土俵の中の同じ目線で他社製品も比較されているでしょうから「ことさらミシュランが優れているとは思えない」という言葉が出てきても不思議ではありません。やはりと言うか何と言うか、インタビューの中でも「特別すごいとは感じていない。コンパウンドは低いグレードの物は使っていない。」というご回答が掲載されています。
でも。
それでも、私も含めてミシュランに履き替えると何かが違うと感じる方々も少なくないわけで。
じゃあ、何が違うのか?を考えてみると行き着くのが「こういう製品にしたい」という、もちろん数値目標もあるのでしょうけど、おそらくそれは全体的なマネジメントの部分ではないか?という気がしています。
動きのイメージ。
走りのイメージ。
車の中の一部品としてのタイヤのありよう。
元エンジニヤ氏の仰るように、コンパウンドなりベルトの強度なり、要求される性能や特質に対する技術的回答は各メーカー間で多少の差はあれども、おそらくそれほどびっくりするほどの差は無いんじゃあないかと思うのです。またそういうものに対する日本人の几帳面さは世界に冠たるレベルでしょうから「日本の道は日本のタイヤが一番」という言葉の裏付けにもなっているでしょう。
逆に違うはずだと思うのが各メーカー間のタイヤに対する思いというか、大げさな言い方をしてしまえばタイヤに対するあるべき姿というか、思想といっても良いのか。
で、それらをコントロールするのはやはりマネジメントの部分でしょう?って思うのです。経営者の意識ですよね。タイヤ屋のプライドと言っても良いのかもしれませんが。
それがまた天邪鬼なフランス人の手になるわけですから、それはやはり特色は出てしまうものなのだろうなあ、と。
だからミシュランタイヤをエンジニアの視点で見ると風変わりな構造であったり、こんなんで良いの?って思ってしまう部分だってあるのだろうな、と。そう思います。
ただ、それはそれで意図された材質や構造なんだろうなあ、と。自分で確認した事があるわけではありませんが。
まあそうした能書きはともかく、タイヤってのも思い込みが強い商品ではありますので、一度ブラインドテストとか出来ると良いんですけどね、本当は。なかなか個人レベルで出来る話ではないのが残念ですが。
Posted at 2012/05/18 16:41:15 | |
トラックバック(0) | 日記