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h.shibataのブログ一覧

2013年02月27日 イイね!

TPPで軽が標的に、って言うけどさ

TPP参加について「アメリカが懸案としている自動車分野」という記事なんですが。例えばこんな奴ですね。↓

http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1361835677/-100


こうした記事を読み進んで行くと、大概が「軽自動車の優遇税制見直し」という結論に導いているんですが、これっておかしくない?ってのが今日のお題です。

普通に考えればアメリカの要望としては「これだけアメリカは日本車を買っているんだから、日本もアメ車をもっと買うようにしてよ」という事だと思うんですね、結論を先に書くと。
で、その処方箋として

「軽自動車優遇税制の見直し」

が挙げられている、という落し処がどうにも意味不明です。

たしかに軽自動車の税金が優遇されているのなんてアメ公に言われんでも誰でも知っている話です。実際の差は軽乗用と小型乗用で年に4万強。ここにエコカー云々の言い訳を入れると少々差が縮まります、というのが現状のお話です。

でもね。普通に考えれば、アメ車の敵は軽ではない。もちろん関税障壁でもない。

そもそもの話、馬鹿みたいな排気量のアメ車をもっと売ろうとするならば、普通に考えて維持費に於ける比重の高い普通車の自動車税(しかも何故か排気量500ccごとに嵩上げされる)を撤廃させる方が話が早い筈です。乗ろうが乗るまいが容赦なく一律排気量換算で請求されるのが自動車税って奴なんですから。アメ公にしたって馬鹿じゃありませんから突いてくるならソコでしょう。

売れない理由として他に「燃費が悪いが云々」を槍玉にする人もいますけど、アメ車が好きならソコを乗り越え乗る奴は乗るわけでハナからそれは承知の事。塗装や内装の仕上げが日本車に較べて悪かろうがなんだろうが、ソコとは違う魅力を求めて乗るワケですから部外者がなんと言っても乗る奴は乗る。それこそ乗る日を限定してしまいショーファードリブンとして乗ったっていいワケです。普段は軽に乗って経費節減をしたりしてさ。


つまりアメ車を売ろうとするなら本丸は軽自動車の税金云々ではなく世界的に見ても高すぎる日本国内の普通車の税体系を云々するのが本来の話でしょう?と。

軽自動車の税金を普通車レベルに揃えて格差をなくす云々って論法は一見正論に見えなくもありません。でも、それがイコール何処かの誰かさんにとっての「普通車の自動車税を下げたくないという本音」である気がするのは私だけではないはずです。

ぶっちゃけこれは本筋から話を外す為の誘導


に見えて仕方がないってことです。


軽自動車の税金を上げるという選択ではなく、逆に普通車の税金を軽自動車に揃えて初めて「アメ車を買う、というスタートライン」が成立するんじゃあないの?と思えてなりません。
私にソコまでの頭はありませんが、英語に堪能な方はこの辺の報道記事の英語原文を当たってみると、そうした証拠に行き着けるかもしれません。


私事を言えば、営業車と称して複数台の車を所有しています。そこで痛いのは、もちろん趣味の車をその中に含めているとはいえ、複数台分の自動車保険をはじめとする経費を払い、自動車税その他の税金も掛かっている、という現実です。

自分が殆ど乗るわけでもないのにね。

普通に(自分に都合の良いように、という言い方もある)考えれば「乗った分だけは致し方ない」という事でガソリン代で税金を一本化してしまい、もっと高価なものとしてもいいんじゃあないの?とは思います。
取得税の軽減といった話もあるようですが、それを払うのはそれなりにお金を持っている新車や高年式中古車を買う人なんですから、持っている人からそれなりのお金を頂くことは悪い話じゃあないと思うし本筋の話にはならないと思います。
それよりも毎年の自動車税や車検ごとに徴収される重量税の方が維持費としては余程比重が高いでしょう。それこそ何処かの保険会社ではありませんが「乗った分だけ取れよ」って思います。その方が自動車販売量や保有台数の減少は避けられるのでは、と思うのは素人考えですかね?

現状では燃費が少々良くなった所で、その程度の差ではノーマル車とハイブリッド車との価格差を実際問題、回収しきれません。
もっともハイブリッド車だけが低燃費車へのアプローチではないのですが、それはそれとしてもっと低燃費車に乗ることの恩恵を感じやすくする事は必要な気がします。



少々話は飛びますが、自分(政府=財務省?)の今までの取り分は既得分として脇に避け、他の税金を上げるようなあらすじに話を誘導するのは下策です。
既に「幾ら予算を取ってきたかではなく、どのように効率的に使えたかという予算の質を問われる」時代である以上、これ以上の税金の上乗せは経済成長に対するブレーキでしかありません。

そもそもの話として景気対策をしたいのであれば、大型の財政出動とセットで大幅な減税や規制緩和をするのが当たり前のはずです。資金が無いのならばそもそもの話で補正予算だって組めないわけで。

で、自分のところは蚊帳の外に置いておいたままで、景気が上向きかけているから「給料を上げてください」と企業経営者に言ったところで今まで何年間も企業体力を殺がれて来た事情もある筈です。ここ数年は企業にそんな余力は無いと見るのが普通だと思うんですけどねえ。安倍さん。



そんなわけで、TPP云々を議論する前に他にもやることがいっぱいありそうな気がしてならない今日この頃です。
Posted at 2013/02/27 10:34:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月20日 イイね!

ゴミを捨てる

最近、色んなものを捨てています。買い換えたブラウン管テレビやら使用できなくなった複合機のインクジェットプリンター。初めて買ったデスクトップのパソコン一式。溜まりに溜まった通販商品を包んでいたダンボールや発泡スチロールなどの梱包材。古本や古雑誌。仕事上で出てしまった廃棄書類などもそうですね。
加えて、そろそろ年数や距離数がいい加減、考え時かなと思っていた青イストはタイミングよく親戚の子が就職するにあたり車が欲しい、とのことでお嫁入りする事が決まりました。流石に随分お世話になった車ですから、後ろ髪引かれる気持ちもあるんですけど、それはそれで自分でドナドナする勇気も無いし、気持ちを切り替えるいい機会かな、と。大事にしてくれるといいんですが。


さて、今まで自分で捨てたことの無いものもいっぱいあるので一つ一つ調べてから処分していきました。
もちろんテレビを買い替えるときに「下取ります」とか、その他いろいろと言ってるところもいっぱい見ましたけど、結果的には「なるべく本体だけを安く買い」、「廃棄処分は自分で動く」のが一番安いという結論に至りました。他の地区はどうかわかりませんけど、浜松では「郵便局でリサイクル費用を支払い」、「専門の廃棄事業者の所に持って行く」という段取りになります。処分費用はテレビのサイズやメーカーによっても差はありますが、それでも一つ3000円以下です。
ただ矢張りというか何と言うか、利用者の事を全く考慮していないと言うべきなんでしょうけど、いちいち郵便局(取り扱いがここだけ)でリサイクル費用を払い込む時、払い込み手数料は別途きっちり掛かる点であったりとか、廃棄業者への持込時間が日曜日は除外であったりとか。こういう所がいまいちなんだよなあと、つい思ってしまいます。

インクジェットプリンターは複合機でなければ、そのまま「燃えないごみ」として出せば良かったらしいですけど、複合機となると連絡ゴミとして、一度電話連絡を入れてから回収指定日を聞くなり最終処分場に持ち込むなり、という手順になります。これは最終処分場がそれほど遠くない所になるので自分で持ち込みました。

デスクトップのパソコンはデル製でしたけど、幸いにして全てリサイクルマークありの製品だった為、無料回収で配送伝票をデルに送ってもらい、またしても郵便局に廃棄品を持ち込むことになりました。そういえばOKIのLEDプリンターの廃棄トナーも回収業者が郵便局でしたね。ちなみに今回初めてHDDの実物を目にしました。実物も本当に「ハードディスク」だったんですねえ。

ダンボール類や古本の類はまとめておいて廃品回収の日を待っても良いのですが、なるべく早くすっきりさせたかったので「こしのえき(古紙の駅)」と名前の付けられた無料回収所に持ち込みました。

発泡スチロールやエアキャップは包装容器ゴミとして普通に。

仕事上の廃棄書類は個人情報の類の記載も在る為、ヤマト運輸の「機密文書リサイクルサービス」を使い「溶解処理」に出します。ヤマト運輸からの廃棄証明書も出ますので情報管理の責任は完全に私の手を離れますからね。ちなみに保険会社もこの類の書類は「溶解処理」を基本として処分しているようです。



こういう一連の処理を自らの手でやり、処分現場を間近に見て思うのですが、これだけの手間隙をゴミの廃棄に関して捨てる人に要求し、更に浜松市では処分に手間のかかりそうな「連絡して回収してもらうゴミ」に関して今年の4月から処分料を別に要求するようになるワケです。まあ数百円と言われれば数百円なんですが。でもこれって、確実に


不法投棄の増加を助長するだけ



だよねえ、って思うのは私一人だけなんでしょうかね?しかも粗大ゴミであるか否かに関わらず、で。ゴミ袋も浜松市指定のもので有料化されることも考えるとですね。

ゴミの廃棄に個別に処理料を要求する一方で浜松市としては不法投棄の監視の為に車を用意し人手も割き、経費を掛けてあちこち見回りしています。そのワリには、チラホラと犬の散歩道では打ち捨てられた冷蔵庫なり椅子なりが山の中や用水路の中に散乱している光景が珍しくありません。
あまりテレビの捨てられているのを見ないのは、おそらく買い替えの際に「新品購入のサービスとして電気屋に引き取ってもらっている」と消費者サイドがケチな根性で思い込んでいるからなんでしょうけど、でもきっちりと廃棄テレビのリサイクル料や廃棄所までの配送料はちゃんとお勘定には入っているんですよねえ。何も電気屋だってボランティアがしたくて商売しているわけじゃあないですから。

ちなみに近年あちこちで見かける「無料回収所」ですが、あそこでもテレビ廃棄に関してはきっちりと廃棄料を請求しているようです。山の中にテレビを捨てようとしていた御仁が聞いてきたところによると、ですが。まあ当たり前っちゃあ当たり前で、私的には想像どうりだったんですけど。



ゴミの処理に関しては手間のかかることは致し方の無い事だと思います。それは学生時代の一時期、廃品回収の集積所でゴミ整理のアルバイトをしたことのある身からすれば実感としてそれは判る話です。新聞紙の包み一つ取ったってその重いこと重いこと。
しかもそれらをまとめてプレスする際に「PPひも」と呼ばれるプラ製の紐は極力除ける事も仕事の一つでしたから、ベルトコンベアに載って穴に落ちる前に紐を回収する作業は大変でした。もたもたしていたら自分もプレス穴に落ちますからね。
当時日給で7~8千円だったかと思いますが、お金を稼ぐのは大変だなあ、とシミジミ思ったものです。しかもそれを一日中ですから初日はもうくたくたで、夕方に雨が降って作業が中断されたのが本当にありがたく思えたものです。

でもそれはそれとして、ゴミを出す側から「処分費用を払うのが当然」と思えるかどうかは別問題です。
処理してもらうこと自体にメリットを感じられるようなヤマト運輸の機密文書リサイクルサービスのような形態ならばお金を支払う事にそれほど強い抵抗はないかと思います。
例えばシュレッダー処分にしたところで安い機械は裁断幅が広くなりがちですから、裁断処分をした文書が再読み込み可能か否かは「機械の高い安い」曲線とほぼ一致するであろうことは想像に難くありません。裁断幅もそうですが、高額製品の中にはクロスカットと呼ばれる、長さ方向も短く裁断して書類の連続性を減らす、という事をする機械もあるようです。でもそれよりは矢張り溶解処理の方が機密性と処分の確実性は堅いよなあ、と思いますけど。


でも普通のゴミ出しは「無料が当たり前」という感覚が一般的でしょうから、そこに一手間どころか一コスト余分に掛かる仕組みになれば、まあ言ってしまえば


正直者が馬鹿を見る


というか、本来そういう事ではいけないと思うんですが、それでも抜け駆けしようとする奴は後を絶たないだろうなあ、と。
それを「いけません」と言ったところですぐ理解できる奴ならハナからそんな事をする筈も無い。どうせ見つかった所で「一つくらい良いじゃあないか」とか「急いでいたから」とか「忘れてた」とかね。小学生の宿題を忘れた時のような言い訳を、いい年した連中かどうかは知りませんが、そう言って口を尖らせる様はあまりいい光景でもない。
だったら、そうならない小手先の変更で終わらせるんじゃあなくって予算配分なりシステム構築なりさ。そういう事が出来る権限だって政令指定都市の浜松市様ならあるんだろうに、と思うのは浅知恵なんでしょうかね。



さて、もう一つ。
プリンターの複合機を処分してもらいに最終処分場に持ち込んだ話は先ほどしました。どんな方法で処分するのかと思い「ちょっと見せてもらっていいですか?」と処分場を見せてもらったんですが話は簡単。単にプレス機で押しつぶすだけ。
手渡したかつての愛機たちは手渡すや否や、そのまま向こうの処分機の穴に無造作に放り投げられました。その放り投げられた先を見ると穴は深さ・幅共に5~6mもあろうかと思うような大きさのベルトコンベアー状になっており、そのままゆっくりとカーテンで遮られた奥に向かって進んでいきます。作業員の方の話では「このまま大きなハンマーで粉々に粉砕した後、埋め立て処分されます」との事。

いやあ、心が痛みました。

だいたい、捨てたプリンターは2つともある時に「ガチャン」と異音を立て、一つは小さな歯車がコロンと出、もう一つはスキャナーが途中で止まってしまい代替を余儀なくされたようないきさつでした。で、2つとも異音がした後に液晶画面に「エラー」と表示が出て、それから先は何度電源を入れ直したり、リセットボタンを押したりしても一向にエラー表示が出たまま動こうともしてくれませんでした。
どうしようもないですわな、こりゃ。でも、それっぱかの事で替えなきゃならんもんなのか?とも頭の片隅では思うワケです。でも、その結果がプレス機のコンベア上に投げ捨てられているのも現実です。

プリンターの商売と聞けば思い浮かぶのが「本体価格はなるべく安く上げて数をばら撒き、その後は補給品で儲ける」という商法です。それはそれで分からなくもないのですが、一方で思うのは「耐久性能のマージン分をきちんと見込んで作られた製品は、果たして幾らならペイするのか?」という事です。

別にプラス1~2万くらいなら余分に払ってもいいです。真面目に。その代わり、販売価格とかけ離れた実売価格をどうにかするとか。ソフトのバージョンアップで済む性能アップならそれで済ませるようにするとか。

その分、基本性能と基本構造の耐久性を上げておいて「10年品質」という内容にしてくれるならその方がいいです。だてに数年おきの買い替えを強いられるくらいならその方が安上がりになるだろうし、資源の浪費も、簡単に打ち捨てられ処分されるプリンターの数もずっと減るんじゃあないのかな、と。




色々書いてしまいましたがゴミを減らすって、生産者と消費者、廃棄事業者の3つ巴でもっと協力できることがいっぱいあるような気がしました。

でもって、もう一つ。

色々な意味でお行儀の悪い人が減ってくれれば言う事ないです。また、廃棄所に持ち込まれたかつての愛機の姿は、やはり何度見ても見るに忍びないです。こういう光景を見る機会がなるべく少なくなる事を願って止みません。
Posted at 2013/02/20 11:17:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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