2014年11月16日
場所は使い様ということもあり、私のような営業メインでディーラーを主な整備委託先としていない人間でも、たまにはディーラーに連絡を入れることもあります。
で、電話をかける側になった今の立場になって不便で仕方ない事の一つが代表電話番号しか公開していないこと。
私がディーラーの現役セールスであった時代は登場間もない便利ツールとして携帯電話を使い始めた頃でした。それより何よりトヨタ自身がIDOと呼ばれた現AUの大株主でもあり、トヨタディーラーがAUの卸元にもなっていましたし。
そんなこともあって私自身は何の疑いもなく個人の携帯電話番号をお客さんに公開していました。結局その方がお客さんにとっても便利でしょうし、お待たせることもないでしょうし。
ところが時代はいつの間にか空気が変わり、私がトヨペットを退職して以降吹き荒れたのが個人情報保護法と企業側の顧客防衛施策の風でした。
たとえば私の頃などは、自分の販売した車の注文書控えを退職時に私物の一部として持ち出すことに何のお咎めもなかったというか、そんなことに注意すら払われていないほど脇が甘い時代でした。
では今は、と言えば
「情報を一切外に出さないこと」
「そうした情報を元にした職業に就かないこと」
「上記の2点を踏まえ、退職後に会社に損害を与えるような仕事をしないこと」
といった文言の誓約書に一筆署名を入れさせられるようになったらしいです。自分自身はそういう文書を書いたことがないので「らしい」としか書けないのですが。
そんな訳で今はディーラーの営業マンが退職後、保険代理店店主になって独立するために損害保険会社の代理店研修生になることはできなくなったようです。
もっとも、そういう縛りは平社員レベルでの話で、部長職などの管理職クラスが役職定年を迎えると「豊富な経験を生かして~」などという枕詞に続いて
是非ウチに来て下さい
と、定年後の第二の職場を用意してくれる某保険会社(私が聞いたのはT京K上でした)もあるやに聞いていますから、結局「所変われば言葉も自在に変わる」というのはドコの世界でも似たような抜け道が用意されているのでしょう、たぶん。
まあ、脇にそれた話はどうでもいいとして。
そんなわけで今は退職後の行動にも制約を受けるようになったらしいのですが、就業中の制約だってあるわけで、その一つが「個人の携帯電話の番号を公開しない」という決まり事です。
私の頃には散々「携帯電話の通話料は仕事用の通話であるにも関わらず、なぜ会社負担にならないのか」と電話代を払いたくない会社側と揉めたものですが、今は顧客情報の漏洩防止を大事にする方策に変わった様で、あっさりと会社用の個人携帯が支給される時代になった様です。時代は変わったんですね。個人の通話用に携帯が欲しければ、それはそれで自分で個人用の携帯を持て、と。
ただねえ。
この会社用の携帯電話。コールしても電話に出ないやつが非常に多いんですね。結局こちらが業を煮やして会社宛に伝言を残す羽目になることも少なくありません。実際ヤナセの営業ですらそうでした。電話に出ない。返事が帰ってこない。
で、サービス課のフロント宛の電話も例に漏れません。
たとえば特に進行中の作業に関する問い合わせなどがそうですけど、一般的な問い合わせや部品注文なども結局こっちが電話で出て欲しいのはお目当てのフロントマン一人です。冷たい言い方ではありますが別に他のやつには用はありません。
となれば電話を掛ける側からすれば、本来ならそのフロントマン直通のIP電話なりの番号を公開してもらえれば良いだけで、掛けてみても通話中であったり、「ただいま電話に出ることができません」なりのメッセージが聞こえてきただけであっても、それはそれで用は足りる訳です。着信履歴を見て、後で返信をもらえるのなら意味もなく待たされることはありません。
ただ現実には代表電話番号が公開されているだけなので、別に聞きたくもないお決まりの
「お待たせいたしました。お電話ありがとうございます。新型何とかやらの静岡トヨペット浜松有玉店○○です。」
という前口上から始まり、次にお目当てのフロントマンに代わるまでの待ち時間があり、運が良ければその後に本人が電話に出ますが、運が悪いと待たされた挙句に「接客中で...」とか、いつまでたっても保留音のままであることも少なからずあります。まあそんな時はコチラも電話を切ってしまいます。別に保留音を聞くために通話料を払ってる訳ではないし。
しかも仕方なく「じゃあ掛け直してください」と伝言を頼んでもたまに伝わっていないことすらあるので、こっちも仕事を出すのが嫌になることだってあるくらいで。
ということで各ディーラーにお願いしたいことがあります。
個人的には別に営業マンにほとんど用はないので営業の方はどうでもいいんですが、
サービスフロントの出勤予定・出社状況をホームページに掲載して欲しいです。
いくらこちらが年中無休の商売であったとしても相手にまでそれを強要するつもりはありません。代表電話に電話させることを前提とするならば、お目当ての人間が休みであることは明示しておいて欲しいと思います。
仮にIP電話などの直通電話番号を公開してくれるのならば、後は受ける側が出れない状況のときはマナーモードにするなり、休日ならばお休みメッセージに切り替えておくなりしてくれれば良いだけの話です。
電話応対は新人研修のしょっぱなの課題であることが少なくないとは思いますが、たまには自分が電話を掛けてみて、どういう応対であることが望ましく思えるか、ということをやってみるのも良いんじゃなの?って思えます。
Posted at 2014/11/16 13:39:30 | |
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2014年11月02日
10/28の夕方、柴犬の散歩を終えて帰宅し手自室に入ったたこに聞きなれない音が聞こえてきました。パソコンの起動時に聞こえてくる伝道ファンが回りはじめる「フューン」という音とシャットダウンした後の「フッ」という電源の落ちる音が定期的に繰り返されているのです。ちなみにパソコンはデルのXPSというモデルです。
近頃はスリープからの立ち上げの方が起動が早いのでしばらくそれを常用していたため、いつものようにマウスを動かし何度か左クリックをしてみたのですが、そこから起動を始める気配がありません。私の要求を無視し続けながらパソコンは先ほどの音を繰り返し聞かせてくれるだけでした。
あ、これはまずい事になったかも
冷や汗をかきながら辿り着いた予感は「ちょっとやそっとイジッただけじゃあどうにもなりそうにも無い」という悲しい結末でした。
まあ結果的に見事に的中する事になったのですが。
不幸中の幸いというべきか、私にはiPadという情報検索ツールが残されていましたから、兎にも角にも先ずは原因究明に近づけそうな症例の検索に走りました。セカンドラインとして以前IT系の企業に勤めていた経歴を持つ兄貴にも速攻で症状をメールをして。
もちろん「デルのサポートに電話はしないの?」というご指摘はあるでしょうがケチな私が長期のサポートに加入しているわけがありません。
取り合えず手始めにデルの側面カバーは開け、電源ケーブルはすべて抜き、マザーボードの電池を新品に取り替え、メモリーを抜き差しし、HDDもケーブルも抜き差しした上で再度起動テストもしました。結果は変わらず。
ケース内部のホコリに関しては1年ほど前、すでに一度エアーガンと掃除機を使って掃除を決行してありましたから思っていた以上にきれいなものでした。当時、電動ファンやCPUクーラーがホコリだらけだったのは予想の範囲内でしたが、予想外だったのがグラフィックボードの冷却ファンでしたねえ。
まあそんな話はともかく、そんなこんなで出てきた検索結果は「電源か、マザーボードが原因」というハード上の問題っぽいという声が圧倒的な多数でした。
正直マザーボードにまで手は出したくないとは思いつつ、でも「電源ユニットの交換くらいなら何とかできそうかな」とか、「電源ユニット交換程度で済めば安いもんだ」という心の声もありました。一度ふたは開けて掃除した経験がありますしね。
兄貴からのメールにも「そんな程度のトラブルはよくある話」くらいの非常に軽いニュアンスの返答内容でしたから、もう本人的にもそうするしかない、と堅く心に決めて翌日を迎えることにしました。
翌日。心を弾ませて電源ユニットを調達し、たどたどしい手つきながらも交換作業を終えた私のパソコンでしたが、結果は非情にも交換前と同じ症状を繰り返させただけに終わりました。どっかのお笑い芸人じゃあありませんが「ちくしょー」という感じです。7千円少々が無駄銭になってしまいました。はぁーあ。
で、やむなくデルのサポートにも電話をしてみたんですが、長い前口上の末にやっと繋がった電話口から聞こえてくるおねえちゃんの声は「とても流暢とは言えない」レベルの日本語で、あからさまに「(別に差別するつもりはないにしても)中韓系?」という感じで二の句を継ぐ気になれず、思わず電話を切ってしまいました。ゴメンナサイ。
マザーボード交換くらい別にどうってことはないと兄貴はメールで言ってきましたが実際どうなんでしょうね?一応ヤフオクにも何点か出品があったのは見てはいたのですがすべて海外からの発送でした。ここに賭けて1万円弱の投資をしてみるか、それとも元の木阿弥になるか。
ただ何れにしても今使えるものがないと何も身動きが取れません。会計ソフトやエクセルの請求書などなど、文書の作成・印刷に加え保険代理店としての業務もできなくてはいけません。全くリカバリーができないわけではありませんが、それでも早急に代替機は用意する必要があります。
一応デルのサイトは見ましたがウインドウズ7の即納モデルは種類が限られます。それなりのスペックを選ぶと基本納品は2週間後です。
デルのラインナップに関しても以前に比べて組み合わせの選択肢が少々というより、ずいぶん減った印象を受けました。デルの業績悪化の影響が強いのかもしれません。
そもそもコンピューターの主流がデスクトップやノートから既にスマホや大きくてもせいぜいタブレット止まりというところにメインが移ってきていますから仕方のないことなのかもしれません。ビジネス系のサイトですらスマホやタブレットからのアクセスが半数以上を占めているという話を聞く時代ですし。
そんな感じで色々悩みぬいた末に「とりあえずの代替機としてノートを買う」という結論を10/29に出し、結局これも色々悩んだ末に今回は東芝のダイナブックのウインドウズ7搭載のビジネス機を購入いたしました。考えてみたら日本メーカーのパソコンを新品で買うのって初めてなんですよね。思い起こせば大昔に初めて買った新品のワープロもそういえば東芝製だったっけ。
パソコンの周辺機器やofficeとかは色々と持っているので本体はシンプルに徹し、その代わりSSDメモリー搭載のモデルにしてみました。起動がものすごく早いです。
また、せっかく27インチのモニターを今まで使っていましたから、ダイナブックとモニターをHDMIケーブルで繋いでメインモニターにして使っています。
今回のノートのCPUはcore i5のモデルですが、今まで使っていたデスクトップのi7(といっても3年前の製品ですけど)と比べても作動速度の差は感じません。しかもSSDメモリーであるせいか、ほとんど発熱を感じないんですよね。時代は着実に進化しているんだなあ、と感心してしまいます。
前回パソコンを買い換えてから3年を経過していましたから、気持ち的にも「もうそろそろ次を考えなくちゃいけないかな?」くらいのことは薄ぼんやりとは考えてはいましたが、まさか今回ほどに急にお亡くなりになることは想定していませんでした。リスクヘッジの意味でも予備機は常に用意しておく必要を痛烈に感じます。パソコンのバックアップに限らずHDDデータのバックアップも、ですね。
ただ、今回改めてデルの内部を覗いて痛烈に感じたのが中韓の存在です。
平成19年ごろに買ったデルは出荷地がマレーシアだったかと思いますが、今の製品は電源ユニットに限らずケースの下などに「made in china」と書かれた文字が見受けられました。ということは出荷地が中国なのでしょう。また今回、メインメモリも何度か抜き差ししていますが、ふとメモリーをまじまじを見回してみたらはっきりとサムスンと書いてありました。あーあ。
一応今回買った東芝ダイナブックは予備機と考えているので、行く行くはメイン機種としてデスクトップを新たに入れるつもりではいます。ただ、ここまで中韓どっぷりとなっているとなると、正直次もデルにする意味は薄いなあ、と思ってしまいます。
となると、うーん。ヒューレッドパッカードとか?
まだしばらく悩みは続きそうです。
Posted at 2014/11/02 13:43:00 | |
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