2021年12月21日
お役所関連では基本元号の使用機会が多い気がします。保険会社もそうで、けっこう元号が使用されています。自賠責の保険期間とか車検証の記載と連動させる機会が多い所為もあるのかな?自動車保険も免許の更新期間とか入れる必要があるし。
クルマ屋に就職したのは既に平成になってから幾年か経った頃でしたから元号の変更で当惑はしませんでしたが、それでも普通に昭和表記の車検証も多かったし初度登録から換算して何年落ちの車、という事を考えると少々悩んだかな。
そういう事を思うと今回の改元は「予定された」変更だった為、「平成31年=令和元年」と末尾の数字が揃っているので多少は煩わしさが減らされた様な気はします。ただコレ、過去の計算はまだ良いんですよ。年齢早見表とかネットで検索すればいっぱい出てきますから。だから私が毎年、年初にやる最初の行事は「新年分の年齢早見表を複数枚プリントアウトする」。コレです。1枚は机の前に張り、1枚は鞄の中に潜ませておく。今ならスマホ用のアプリもあるようです。
ただ困るのが将来に亘る年号です。探してみたらあったけど、たまに使うんだよね。特に以前は30年長期の火災保険とかあったから、元号が令和に変わって平成換算なら問題無かった表記も、コレって保険の終期が将来的に令和何年になるんだろう?って悩む。間違って書いちゃっても恥ずかしいし。こういう時、西暦表記だと楽なんだよねえ。考える事が減る。
今は一世一元号だけど、江戸以前は天皇1人の在世中に何度か改元される事も珍しくなかったから5年10年の単位で遡って考える、という時にはどうしてたんだろう?って考えちゃう。「神君(家康)の御代の頃は~」とかいう感じだったのかな、とか。まあ、あんまり長期に亘って変遷を考える、とかの思考法自体が流行らなかったのかもしれない。
「歴史」と特に断りなく言われれば、普通は日本史の事だと思うだろうし遡れば古事記・日本書紀や邪馬台国・縄文・弥生の話を連想する人も多いだろうけど、考えてみれば江戸時代までの意識としては、歴史書と言われれば古代中国の「史記」みたいな中国の歴史書を指す事が普通だったんだよね、そういえば。漢籍の教養が当時は基礎の知識だったし。
日本の通史が広く読まれる様になったのは頼山陽の日本外史が出版されてからの話になる。それが1829年との事だから、時代的には寛政の頃。そこから20年少々、ほぼ一世代分の時代を経た1853年に黒船来航、そこから更に15年の時を経て1868年に明治に改元される。こういう時代の流れを俯瞰してみたい時は数字が連続している西暦の方が理解しやすいなあ。
という事で強引に話を戻すと、5年10年程度の短期間で見通すなら元号でも日常生活上あまり不便は感じないけど、長期的な前後関係を考えたい時とかは連番で並んでくれている表記の方が理解がし易いかなあ。
あ、そうそう。私の様に、未だに大昔のofficeを使い続けていると元号が自動で「令和」表記になってくれません。なんで致し方なく作成文書の日付はすべて西暦に統一せざるを得ないなあ、なんて事情もあったりなかったり。
まあ、素直に新しくoffice買えよってのもあるんですが、古くても特に不便を感じない程度の機能しか使っていない、とか新しい奴よりサクサク動くとか、それより何より未だに2000ウン年のOfficeがWindows10で動いてくれる事の方が驚きですね。Windows更新に合わせて買い直しを余儀なくされるか?とも覚悟はしていたんですが、入れてみたらちゃんと動くし。まあ、どうしても新しいバージョンのエクセルが必要な時はライブラ~で良いやとか。その一方でPDFのアクロバットDCは、永続版を使っていたのに勝手にライセンス期間停止されていたりして何なの?この人達は?とか。
ま、何かどうでも良い方向に話がズレたので、この話はおしまい。
Posted at 2021/12/21 12:17:52 | |
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2021年12月01日
SR3で座面幅は31cmでした。
30プリウスはもう少し狭くて26~8cmくらいだったかな?少し狭い。
純正採用のレカロはメーカーの指定寸法に合わせてある感じで、経験したなかだと初代スイスポの純正レカロは少し窮屈だった印象がある。
代車で工場から借りてきたダイハツ・ムーブL175/L185系は30cmだった。うちのラッシュも30cm。ダイハツ系統はこの幅なのかもしれない。
生き残っている数少ない座面クッションが幅40cmだった。予備で使ってる奴が42cm。でもこっちはクッションが柔らか過ぎで次点。心持ち堅めの低反発クッションのものが個人的にはGood。
久しぶりに生き残りの座面クッションを調べてみたら6,000円くらいに落ちてた。買ったのは3年も前だったみたい。もう一つ買っとこうかと思案中。代わりは無いし。けど3年前のものと同じ品質かどうかの保証も無い。うーん。
Posted at 2021/12/01 22:16:36 | |
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2021年12月01日
昨日の文章を読み直してふとアーロンチェアの座面寸法を測ってみた所、メッシュ部分の座面幅は43cmありました。ちなみに私の使っている椅子はBサイズ(アーロンチェアは体格に合わせてABCの3種類の大きさがあります)です。これを基準にこれから身近な車の椅子の寸法を測ってみようかと思います。
昔を思い出して、そういえばお尻の痛くならなかった椅子というと学校の椅子があります。小中高とお尻が痛くなった記憶はありません。まあ、まだお尻に筋肉が柔らかかっただけなのかもしれませんが。でも当時の椅子を思い出すと柔らかな曲線を描いてはいるものの全体的には平面的な仕上げで、車の椅子の様に縁をキュッとすり鉢状に盛り上げて座面幅を削る様な形状はしていなかったと思います。
お尻が痛くなる椅子として思い浮かぶのがベンチですかね。堅いのはともかく単に平板や角材を平行に置いただけの椅子。アレは時間の問題で痛くなってくる。となると痛くならない椅子であるためには、座面幅だけではなく多少の窪みが必要条件なのかなあ、と思われます。
新幹線の椅子も痛くなる代表例ですが、アレも平坦すぎる成形で窪みが浅すぎるのが原因なんじゃないかなあ?と。あと車内掃除の際に負担にならない様に軽くも作っているでしょうから、その意味でウレタンスポンジの発泡率を大きく取り過ぎて変な当たり方になりやすいのかもしれない。学校の椅子はスポンジクッション無しの合板製だったのに痛くならなかったですから、それを考えるとスポンジだけで成形した座面はあまり良くないのかもしれません。まあ、グリーン車は別格な造りなんでしょうけど。
浜松の遠鉄バスの椅子も私的には直ぐ尻の痛くなる椅子の代表例ですが、アレも表皮は豪華な模様を描いていますが、少々のクッションを介しているとはいえ、中の芯は平坦な板状のものが中に入っているだけな感じです。加えて悪い印象に拍車を掛けているのが椅子の前後の設置幅です。
椅子の数を極力増やそうとしているのは理解出来なくもないのですが、私の様な巨人族からすると5cmくらい足りていないので太ももを平行にして真っ直ぐに座れない。結局がばちょと大股拡げて座るか太ももを傾けて座るしかないので2人掛けの椅子にもかかわらず、もう1人分の幅が取れなくなります。それでも混んでくると申し訳ないので太ももを斜め上方に傾けて更に尻圧が高くなる方向な座り方にせざるを得ないのですが、クッションを持参していない時は地獄です。
とまあ、こんな感じで色々と思い返して「お尻の痛くならない条件の椅子」を勝手に考えてみると個人的にはこんな感じでしょうか
1 クッションの材質よりも座面芯材の形状と面積が座る人の骨格に足りている事
2 クッションの面圧がお尻に対して均一である事
3 上記の条件が事足りていれば椅子の材質にこだわる必要はあんまりない。
この条件を考えると、生き残っている座面クッションの造りも納得出来ます。つまり
「小さすぎたり薄過ぎるものは元の椅子の形状に左右され過ぎて椅子の形の悪さを修正しきれない。またそれらを充分にカバー出来る大きさのクッションであっても、潰れ易すぎる柔らかい材質のスポンジではお尻に均一に当たる形状と面圧が作れず、結果的にダメクッションになってしまう。」
という事なのではないでしょうか?
初代セルシオや81系マーク2のシートは豪華な表皮でしたけど、中の芯材は平坦でベンチに座っている様な感覚で、直ぐにお尻が痛くなるシートである事には両車とも変わりがありませんでした。両方を座り比べた事があるのですが
「同じ時期に作られた、同じ思想の構造の椅子なんだな」
という事をしみじみと当時思ったものです。ところが、なぜか思想が変わった時期があったんですね。30系のセルシオとか110系マーク2とかの時期。2000年くらいを堺にガラリと変わった。あの頃のシートは良かったなあ。まあ、あの時だけの突然変異だった気もしないでもないけど。それとも海外向けのシートを国内にも標準採用しただけだったのか?
結局、お客様の商品評価項目に上らなかったのか、その後は元に戻ってきている気がします。まあ、他人様のクルマに乗る機会の多い私からすると、相も変わらず
「背もたれを深くリクラインニングさせて寝そべった姿勢を取りつつ片肘着いて斜め座り、真っ直ぐ伸ばした手でハンドルの1時半辺りを握る運転姿勢」
なんだなと感じさせられるシート位置が非常に多いですから、まともな評価がでてくる筈もないんだろうな、とも思いますけどね。
Posted at 2021/12/01 09:54:52 | |
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