
まあ別にディスろうとか揶揄しようという意図があってのことでもなく、単に私の場合はこうでした、というだけの話です。
浜松近郊の自転車屋を検索すると、おそらくは真っ先に検索されるのがミソノイサイクルだと思います。お店のホームページを覗けば「創業120年」とか書いてあるページも出てきます。
>https://misonoi.com/about/
その他にも「選ばれる理由」とか「歴史」とか。その他、自民党総裁時代の谷垣さんが選挙応援の途上で「一度来てみたかった」と言って訪れてくれた、なんて話も目にしました。自転車好きにとっては有名なお店の様です。
まあ、それはさておき。
以前ブロンプトンを買ったのはミソノイサイクルの元城店でした。で、買うのは買ったけどあんまり良い印象は持ってません。今回は本店とも言うべき有楽街店で買ったんですが、理由はたまたま。とある自転車の、とある色が見られればめっけものという程度の、たまたまの空き時間が出来たのでふらりと寄ってみた訳です。
お目当てのボディカラーは見られたんですが、もう1台予期していなかったBESVという自転車メーカーのとあるモデルがショーウインドウから見える位置に飾られてありました。ま、実態は棚晒しだった訳ですが、当時の私にそれが分かる筈もありません。
でまあ、色々考えあぐねた挙げ句に飾られていたBESVを買った訳です。ところが。
買います、という返事を伝えに行った当日。前回相手をしてくれた人が後で調べてみたら社長だったのですが、その社長は今回、別のお客さんの対応中でした。それはそれで良いんです。別に、普通にあり得る話です。たださ。馴染み客であるらしい事は雰囲気で察しましたが、それはそれ購入の意思を伝えに来たお客に対して、こちらは最初に用件は伝えているのに「あ、こっちに」位のニュアンスで別の店員と話をさせるような応対は「店頭販売にこだわる」ミソノイサイクル(HPにそう書いてあった)的にどうよ?と思いました。しかも交代要員の店員は、こちらが購入予定の自転車のメーカー名すら「は?」と聞き返すようなレベルの人でさ。この時点で既に購入意欲はマイナス120%です。しかも新車購入時の車両オプションパーツ割引購入キャンペーンの説明すら一切無し。
以前とあるお客さんから「あるお店に行ったら店主は馴染みらしき人とのおしゃべりがいつまでたっても終わらず、来店時に『いらっしゃいませ』の一言があったっきりで全くほったらかしにされたので買う気が失せて帰った」という話を聞いた事があります。まあ、これと同じだよね。
別にご大層な対応を求めている訳でもないんです。現在対応している方はお馴染みの人なんだろうな、とは雰囲気でこっちも察しています。ただ、馴染みの人であるなら余計に「ちょっと、ごめんなさい」と話を一旦打ち切り、中座する事だって出来ますよね?クレーム対応中ならともかく。で、こちらに対しては「何かお探しでしょうか?」位の一言を言ってくれれば良いじゃないですか。後はどちらが切羽詰まった要件かの判断かと。自転車を買いに来た自分の場合なら「ご購入ありがとうございます。申し訳ないですが今ちょっと急ぎの作業途中でして、今日はお時間に余裕はございますか?これくらいお待ち頂ければ手が空くと思います。」とか言ってくれれば良かっただけの話で。レベルの低すぎる店員と交代したら落胆させてしまうかも?という想像は働かないんだろうか。
実際はこの時2台買う話をしていました。
1台は既に生産を終了している商品だったので今回はやむなく在庫を持っているミソノイサイクルで買いました。もう1台は通常生産品だったのでミソノイサイクルでの発注はキャンセルをし、改めて別の販売店から購入しました。
例えば購入意思を伝えた時に当然、携帯の番号も伝えてありますから当日中に「先ほどは立て込んでおりまして満足なご対応がかなわず、ごめんなさい。ご購入ありがとうございました。」位のお礼の電話の一本でもあればそのまま2台購入していたでしょう。ただ残念ながら購入日当日も、その次の営業日にも何の音沙汰もありませんでした。流石にこの時点で購入意欲減退率が200%に達したので限定車でない方の商品はキャンセルしました。
で、2週間ほどして「組み上がりました」の電話が。
自転車を引き取りに行くと「ありがとうございました」の連呼です。金払いに来た客の扱いは真逆なのね。逆に不愉快になるくらい。
途中1人、別のお客さんが来ていたんですが、やはり私の場合と同じく相手にして貰ってませんでした。別にこっちは引き取りに来てるだけで大事な用件という用件は無いんだから先に相手してやったら?と思うんですが、どうもそういう気の回し方はしないようです。
自転車の説明中に質問。「この商品は昨年、定価が上がる前の時期に台数限定生産していた筈だけど、この個体はいつからお店にあったんですか?」返答無し。
「完全放電はバッテリーにとって良くない状態でしょうし、取扱説明書にも3ヶ月おきの再充電が指示されていますが、展示期間中も再充電はするものなんですか?」返答無し。ちなみに引き渡された新車のバッテリーは5セル中1セルしか残量が無く、再充電すらされていなかった。その時の返答「ああ、すみません。充電してなかった。」それじゃあ、誰が組んだんですか?
結局この時になっても新車購入時のオプションパーツ割引キャンペーンには全く触れる気配すら無かったので二度とミソノイサイクルで買わない事を心の中で誓いつつ、付けようと思っていたオプション品は後日ワイズロードから通販で買いました。ちなみに購入時に購入を勧められたのは空気入れと鍵でした。
んで、今日になって。やっとこさ乗れる位の時間の余裕があったので乗ってみました。と、その前にタイヤ空気圧のチェック。タイヤを見ると550kpa~680kpaと刻印されてる。で、今の空気圧は…、
150kpa
こんなもんですよ。流石、創業120周年のミソノイサイクル。ブービートラップかよと思うくらい、とことん何にもしてなかった。まさか空気圧調整すらしていなかったとは恐れ入りました。それとも1週間程度でここまで空気圧は下がるものなのですか?今度また計っとこ。「引渡までに2週間かかる」と言われ、確かに2週間後の引渡だったけど「お買い上げありがとうございました」って言う練習に2週間かかったんですか?と思ったくらい期待を裏切られるなあ。
自分が見た時には既にショーウインドウに飾られてたんだから、とうに組むには組んであった。ただ棚晒しにしていただけで、それがe-bikeであろうが何だろうがそのまんま。置きっ放しで再充電も無し。引き渡された自転車に乗って帰る人もあるだろうに、アレで良いのか?それとも、そんときは別の在庫車からバッテリーだけ入れ替えて渡してるんだろうか?
なんだか今回は、反面教師の授業料としては高額過ぎるなあ。絶対に忘れるな、という事なのかな。
Posted at 2023/04/02 17:40:36 | |
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自転車 | 日記