2014年06月01日
気がついたら車検が切れてから(切らしてから)既に3年が経過していました。自動車税が掛からぬよう、車検切れの前に既に一時抹消登録済みであるのは自慢にもなりませんが。
で、昨年仲林工業さん謹製のボディカバーが破れてしまって以降、そのまま裸で自宅敷地内で放置車両と化していたのですが、それでもエンジンが掛かる事は放電しすぎたバッテリーを再充電しながら時折、確認はしていました。
ただ、さすがに近頃ボディ表面の劣化と水垢が目立ってきた事もあり、数日前に久々にエンジンを掛けて移動しました。と言っても敷地の中での話ではありますが。
で、自分としては初めてロードスターのオイルパン前にフロアジャッキを噛ましてジャッキアップしてみたんですがオイル漏れらしき形跡を発見。クランク角センサーのパッキンからのオイル漏れであろうとは思っているのですが、一気に気分が萎えました。まあ、それはともかくとして、いい加減公道への再デビューをさせてあげたいなあ、と。
やりたいことは幾つか既に頭の中にあって、先ずは個人的に意味不明なナンチャッテ車高調を外して純正のビルシュタインなんかにしてあげたいなあ、と。純正状態の車高に戻してあげて、ですね。既に純正のビルシュタインは手元にはあるんですが。
で、ついでにゴムブッシュも替えてあげたいなあ、とか。見える所で言えば幌もきれいなものの替えてあげたいなあ、とか色々あるのですが、一足飛びに全てできるわけもなし、果たして自分だけの手に負えるのかよく判らない作業内容でもあり。
で、そもそも、その前にボディのおめかしをしてあげねば、とは思っております。外観がキチャナイとやる気が出ないし。
そんな訳で今日はとりあえずの作業として水洗いと鉄粉取り粘土によるボディ磨きの前準備をしてみました。明日から時間の都合をつけてボチボチと磨いていこうかな、と思っております。最終的にはガラスコーティングも再施工してあげたいですしね。
折角ボディカバーの老舗さんである仲林工業さんとのお友だち登録もさせて頂いている関係上、改めてロードスターのカバーを新調したいなあ、とは思っているわけですが、それより何より屋根付きの作業場を何とかしたいなあ、とかお金の掛かることばかり夢想してやまない今日このごろです。
Posted at 2014/06/01 19:20:11 | |
トラックバック(0) | 日記
2014年06月01日
何気に気づいてはいた「悪質業者KRオート」の記事への「いいね」ですが、先ほど確認してみたらPVが8000を超えている事に改めて気が付きました。大変ありがとうございます。
....、と言うより、懲りん奴っちゃなあというか日々被害規模が拡大し続けてもいるわけで、ご指摘いただいてから初めて気がついたんですが、
手法も同じ、扱い商品も同様、でも名前は変え
今でも奴らはしぶとく(?)生き延びているわけで、知らぬ間に「お宝部品事業部」なるガラクタ部品商売というか、売ってるものより
商売している本人達がガラクタ
なワケですが、その事に本人たちが気がついていれば止めていてもおかしくない筈ですけど、まだやってるという事は悪い事だとは思っていないという事なんでしょう。多分。
例えばこういう悪徳業者というかタチの悪い商売が治らない同業者に対して他の同業者の方々ってどうしているのか?と聞かれれば、意外というか何というか随分と紳士的な気がします。
というか「関わったこと無ければウチには関係ない」っていう方が当たっているのかもしれません。
車関係の自動車ディーラーの中で言うと、例えばトヨタディーラーなんぞは5系統(旧オート店と旧ビスタ店が現在は同じネッツの看板を掲げていますが経営統合までしたわけではありません)の販売網が地域内で錯綜しています。
で、その中で兄弟車に加え併売車も多数あり、更に浜松市内という話に限ってもトヨペット店だけで現在5店舗もありますよ、となると余りお行儀の宜しくない商売をするディーラー網や営業マンも居るわけですよ。
例えば旧ビスタ店などはトヨペット店のセールスからは異常に嫌われていました。
ただ、あまりそういうことをお客さんの前とかで口にしてしまうと、やはり印象を悪くされるお客さんもいらっしゃるわけで、結局は他所様の悪口は控える、ということが習慣になってしまうんですよねえ。
自分の場合だと、そういう事をされた場合は「嫌なことを言いますねえ」と苦笑いしつつ「ウチではこれが精一杯の、今現在注文書が通る限界の数字です」と内情をあけすけに言ってしまい、後はお客さんおご判断におまかせいたします、といって後のご判断はお客さんに預けてしまっていました。
あまりそういうことにコダワルと商談の成約率が下がるんですよねえ、結果的に。また、そういうワケありの車を掴まされた人との商談って何故か成約率が低かったんですよねえ、私の場合。
ただ商売に関係のない、ただの雑談の中でなら例えば事故車ばかり扱う中古車屋さんの話が出ることもありました。でも普段の会話で名指しで糾弾する、ということはあまりなかったなあ。
ただ気をつけろと言われたのは、そういう業者が販売したという履歴が明らかな車の下取り査定の時です。「絶対事故車だと思い込んで、そういう目で見て査定をしろ」と繰り返し言われたものです。まあ地元の人なら聞いたことがあるかもわかりませんが例えば日昇自動車ですとかね。
じゃあ保険代理店の場合はどうか?
損保業界の中では、もちろん個人的に「あそこの代理店は...」という話を聞かないこともないんですが、これも自動車業界同様、同業者同士の中で批判されるという話は殆どありません。せいぜい「アイツはちょっと...」って言われることはありますけど、それよりも保険取扱い上の不正行為やその他で保険会社から代理店業務委託停止命令が下ることの方が多いかな?
ただ、保険会社的には成績の良い代理店を手放したくない、という内情も一つにはあるので正常進化による淘汰ってのにはあまり期待しない方が良いかもしれません。
ちなみに生保業界の場合、私がアリコジャパンに在籍の当時は「(他生保による)金融庁へのチクリで不正募集行為が発覚することがあるから重々気をつけるように」とクドいほど言い聞かされたものです。実はアリコってところは保険業法第300条の禁止行為についてものすごくウルサイところだったので。
もっともアリコを辞めてから他の生保会社の中身の話を聞いている限りでは、アリコが厳しかっただけでワリと日本社は緩いなあ、という印象が強いです。
それでも大ぴらに同業者の不正を名指しするような風潮は殆ど無い、という感じです。自浄ということにはあまり期待しないほうがいいかもしれません。結局は数字を出す所が強く、チヤホヤされる業界ではあるので。
ということで、買う側の自衛手段を持つためにはどうしたらいいか?と聞かれれば。
うーん、そうねえ。
結局は、トヨペット入社したばかりの頃にクドく言われた「モノを売るんじゃない、自分自身を買ってもらうんだ」ということの裏返しで、「その人が信用に足る人間か?」ということを自分で判断するしか無いという事になるのかなあ、と。
もちろん、そんなことを言ってみた所で商売人の皆さんは、みんながみんな「私は良い人でっせ」という看板をぶら下げて居るのが当たり前でもあります。となると買ってみた後でないと分からないことも少なからずある訳で。
ということは多少なりとも滑った転んだを経なければ、bestやbetterには辿り着けないかもしれない、という
ネット検索だけでは簡単に答えが見当たらないイバラの道
が待ち構えているらしい、ということだけは間違いは無い事のようです。悲しいことに。
ということで、良い人と思い続けられる営業とのお付き合いはお大事になさって下さい。
ネット上の「いいね」や「お友だち登録」も楽しい機能ではありますが、それはそれとして思い込み違いというのも実世界ではありがちな事です。一度つけてしまった評価が継続するのではなく、簡単に引っ込めたり、再評価ができる機能やシステムというのも一考の余地はあるのかもしれません。
何だかんだ言って「口コミ」は有効な評価基準である事も少なく無いでしょうし。
Posted at 2014/06/01 15:06:26 | |
トラックバック(0) | 日記
2014年05月03日
近頃、根気がないのでブログの下書きは溜まっていくんですが、これで完成と思えるところまで行き着く前に筆を止めちゃうことが殆どで困ったもんです。とは言いつつ困る方が本当にいらっしゃるのか?という方が疑わしいか。
まあそれはそれとして。
近頃本や雑誌を読むのも面倒くさく感じるようになり、せいぜいキンドルやiPadのキンドルアプリで本やマンガを読むことが多くなりました。あれなら読めるんですよね。文字はくっきり、大きさ調整も自在で、何より軽いし大きさも手頃だし。iPadだと少々重いですけど、でも縦横は自由自在になるんですよねえ。老眼の進み始めたジジイにとっては結構なシロモノです。
もっとも、雑誌の場合は、その形態がそのまま完成状態になっている事も少なくないので、アレをそのままスキャンしただけの画面だと見にくい・読みにくい事この上ありません。実際一度だけ「モーターファン イラストレイテッド」をキンドルで買ったことがあるのですが、アレは失敗でした。
iPadで読もうかと思って買ったのはいいのですが、元々が図版を見せることを目的にした版型でしょうから読みにくくてしょうがない。
いっその事、電子書籍版は文字情報と図版を全くページにして展開してくれれば良いだけのような気もしますが、そういう配慮はないんですよねえ、残念ながら。
紙面の印刷原版そのままを出してくれてあるならまだしも、ヒドイものになると雑誌紙面をスキャニングしてPDF化しただけ、なんてのもあるくらいだし。まあ昔のものなら致し方無いと思える物も無いわけではありませんが。
それほどお手軽になってきた電子書籍ですが、どうせならキンドルアプリがPCで展開できるようにしてくれれば更に画面も大きくなるし、雑誌だって本来の紙面の大きさに近い状態で見れれば全く無問題な気もするんですが、しかし海外ではそういうサービス展開もあるようなんですけど何故か日本国内ではそういう事はしてくれていないし予定も無いらしいのが不思議不思議。
昔、大学生だった頃CDを買うのには一大決心がいったものでした。乏しい小遣いの中から1枚3,000円を捻出するのですから。
よくよく考えてみれば肝心なのは音楽データだけでしかないもの事実ですから、当時でも「聞けるだけでカバーもブックレットも何も要らないから、中身のデータだけ安く売ってくれないかなあ」と乏しい頭で思っていたものです。ただ欲しけりゃしょうがない、なんとかして3,000円の予算を工面するしかない。
もっともこの発想は15年程も後になって、思いもよらなかった海外メーカーのアップルによって実現されるとは夢にも思いませんでしたねえ。
そんな昔、精出してアルバイトしていた時は「今日の8,000円でCDが2枚買える。外版(海外版)なら3枚は買える」などと思っていたものです。
ただ不思議なのが外国版の存在でした。わざわざ海外から持ってきて、少なくない輸送費まで掛けているはずなのに、何故国内盤より安いのか?
好きな奴に言わせれば「国内盤はボーナストラックがあることも多いし、ブックレットも国内で作りなおして解説までついてるし。しかもプレス(CDの製造)が国内プレスだから、CDそのものが海外版よりも高品質である可能性が高い」などなど様々な理由を聞かされました。
ただ冷静になって考えてみれば、CDそのものに信号の読み取り誤り訂正コードが入っている以上、余程プレス悪くない限り出てくる音は変わりない筈だし、再生できないほど悪いものなら交換対象だろうし。立派な解説が入っていたにしても買う前には読めない。そのくせ、海外の湿気が少ないスタジオで録音したほうが音が良いとか何とか言って海外レコーディングをしている人もいるのはどうよ?とか思っていました。まあ、要は中身が同じもの買うんなら安い方が良いというだけの話なんですけど。
DVDも実際買った後はほとんど特典映像なんて見もしませんしね。
まあ比べれば画質が良いらしいブルーレイ版の方が....なんて思わないこともありませんが、家庭用テレビの画面では正直ほとんど差は感じない、となると思い入れのある作品ならばともかく、「とりあえず」と思う程度ならばレンタル(しかも金額が50~100円になってから)で充分かな、と思わないでもありません。
でもパシフィック・リムはブルーレイで買っちゃいました。
そういえば「おおかみ子供~」もブルーレイで買っちゃったっけ。
でも、あまりにもアコギな商品内容に思えた初代ガンダム劇場版3部作は中古で済ませました。
ユニコーンガンダムは...、うーん。話の内容はともかく、作画陣の多大な苦労を評価して、どうせ最後なんだからブルーレイくらい買ってもいいかなあ?とか思案中です。
とまあ、この辺でいつもの様に息切れしてきました。
本当は高度で巨大な印刷技術とその設備やら、流通の取り分やらも含めた「余分に思える」コストまで負担させられるのはどうよ?とか、
発行部数は減っていても貸出だけは順調に伸びているらしい図書館の話しであったり、どうせそんなことになっているのなら図書館も「無料貸し出し」から「貸本業」も考えるようにして自分の食い扶持や保管費用の捻出とかを考えても良くない?とか、
といった話にまで風呂敷を広げるつもりも当初はあったわけですが、まあ今日はこのくらいで。
それこそ余分なものがわんさとくっついている、という話ではクルマだってそうじゃんか、という話に拡げることも出来るんでしょうけど、まあそういった話もまたそのうちに。それでは、また。
Posted at 2014/05/03 13:49:18 | |
トラックバック(0) | 日記
2014年04月06日
以前アリコで生保の営業をしていた時、意外な場面に出くわすことが度々ありました。結局人って、今まで過ごしてきた環境と感覚は、そう簡単に抜けるもんじゃあないって事です。
だって今まで経営していた会社を畳むことになった社長さんで、店舗も差し押さえられ、クルマすら手放す事になった方ですら、生保の話になって既契約の証券を拝見し、「この内容にこれだけの保険料を払うの?」的な疑問を申し上げた時に返って来た答えは、
「いや、死んだら保険金は支払われるんだから入っとく」
でした。当時60過ぎの奥さんの、80才までの死亡保障だったかな、確か。旦那さんである社長は既に70歳を越していたと思います。けっこう良い金額の保険料をそれまでも払い続けていらした筈ですが、考えてみればそれが当たり前に思える収入が今までは有ったということだよなあ、としみじみ思ったものです。
他人の私がいくらそこで理を尽くてご説明申し上げた所で思い込みというものはそうそう簡単にひっくり返るものではありませんし、それだけの気力もありません。あの時は「そうっスね」と一言申し上げてさっさと帰って来ちゃいました。
しばらく前から言われる若者のクルマ離れ、もとい購買層や購入者平均年齢の高齢化ということなのでしょうけど、これも結局は「今までの生活パターンを無意識になぞってしまう」購買行動様式の成せる技なのかもしれません。購入候補に新車という条件が無い人だって珍しくない。
実際、増税前の駆け込み需要だなんだといった所で、何だかんだで周りで新車を買った人なんてある程度のご年齢以上の方ばかりでした。
昔の商談光景だと、旦那さんとだけで新車の話が進んで、いざ印鑑を貰いにご自宅まで伺った時になって、初めて奥さんが「新車を買った」事を旦那に知らされ、奥の部屋から「えー?」という大きな声が聞こえてきた、ということが何度もありました。でもまあ、それで済んでしまう時代でもあったんだよなあ。それでも印鑑は貰ったけど。
中には奥さんに「今うちにはこれしか貯金がない」と通帳を開いて見せられたこともありましたが、だからと言ってそれは断りの言葉ではなく「通帳がカラになる」という話で、来月の給料が入るかどうかを心配しているという訳ではなかったし。
まあそういう時代はさておき、今は何でもネットで買えて、配達もされる時代となりました。
もちろん買う時には「現物を見たい」時だってありますからお店に行く時だって少なからずあるわけですが、コンビニは至る所に開店していますし、イオンもすぐそばにあり、大型電気店なんかは「こんなに需要があるのか?」と不思議に思うくらい乱立しています。
となれば「何時でもどこでも価格調査が可能」な時代でもありますから、必然的に「買うのはアマゾン、見るのはヤマダ」みたいな事だって、まあ当たり前っちゃあ当たり前にもなるわな。うちの嫁さんですら美容院で勧められた商品をアマゾンで買ってるし。見るだけ見てきて、あとはどこで買おうが家まで配送してくれるなら購入先はどこだっていい。そのほうが手ぶらで行って帰ってこれるというメリットもある。
となると「生活の足」たるクルマの優先順位は低くなるし、それこそ軽で十分って言われても反論のしようもない。税金も高くなったし、自賠責保険料は上がり続け、今度は消費税増税に合わせて任意保険の保険料もあげますよ、とか。こないだあげたばっかりなのにね。
ほんとにクルマなんか乗ってる場合じゃなくなるのかもしれない。
Posted at 2014/04/06 19:03:06 | |
トラックバック(0) | 日記
2014年03月01日
結論を先に書いてしまうと、
ムチウチ治療の治療先に近頃流行りの整骨院を選んだところで普通の整形外科と比べ大した差はありませんでした。
せいぜい違いを聞かれたところで「半年は何も言わんでも通わせてくれた」というだけでしたね、正直なところ。
それより何より商売敵の整骨院に文句言う(嫁さんが行った整形外科がそうだったらしい)前に、少なくとも私の経験の中では整骨院と大差ない治療成果しか出してもらえない、専門家であると思われる筈の整形外科医の不甲斐なさの方に腹が立ちます。失礼ながら、もう少し治療成果の出る治療法を探求してほしいと思います。
事故直後のクルマと保険のあれこれに関しては、そりゃあ私の本業でもありますから、「そんなの代理店に相談するのが一番良いに決まってんじゃん」って思ってますし、お客さんには「24時間、365日携帯の電源入れっぱなしになっていますので、年末年始だろうが深夜だろうが何時でもご連絡してください」と申し上げてます。それが保険の手数料分の働きってもんでしょう。
いざとなればクルマは自分自身が代車要員も含めてクルマは複数台持っていますから、お客さんが運転可能ならば自分が事故現場まで乗ってきた車をその場でお貸しすることもあるし、自分は保険会社手配のレッカー屋さんに同行して修理工場までクルマを持って行くこともやりますし、自走不可能な受傷ならそのまま病院にも同行しています。それが行動の自由を確保している理由でもあるわけです。
余談にはなりますが、そういう理由で行動の自由がない職種の人間が代理店を兼業すべきではないとも思っています。早い話が銀行とか。自賠責保険にしたって、どこでも良いから入っていればいいってだけのもんでもない。
またお客さんの要請があれば、ご要望を踏まえた上で保険会社の担当者とのやりとりを全権委任者として代行することもあります。修理工場への指示にしてもそう。直す・直さないの境界線上って時もありますしね。
もちろん専門家としての意見として、事故車の現状を見た上で修理するか代替すべきかの意見を申し上げることもありますし、そこから新車・中古車の手配まで請け負うこともあれば、保険金として出てくるであろう原資を元に「こういう絵も描ける」、なんていう話をすることもあります。
そこまでは良いんです。保険関係・車関係なら話を向けられてもフォローできる範囲だし、それなりの経験数だってあります。
ただね。
困ってしまうのが治療関係です。
どこが良い?と聞かれても私は満足な情報を持ち合わせていません。そっち方面に関しては完全にお客さんの自由意志にお任せ状態です。特にムチウチに関しては、ここならばお客さんにも紹介できると思える医療機関に私自身が遭遇出来た経験が無いんですね。自慢にもなりませんけど決して少なくない経験数だとは思っているんですが。
ちなみに今まで入院以外の治療では3箇所の病院を経験しています。個人開業の整形外科医院に、ですね。で、3箇所とも決まって3ヶ月経つと首近辺のレントゲンを撮って「通院当初の写真と比べると、ここの隙間が狭くなっているから治っているはず。治療完了。」と申し渡される、というパターンの繰り返しでした。治療内容も3箇所とも電気治療に首の牽引の繰り返しで、一箇所だけ機械式のマッサージベッドがあったくらいでほぼ同じでした。
判で押したように「治ってますね」と言われた所で、通っている本人からすれば未だ本調子と言える状態でもありませんでしたが、それを言ったところで医者からは「治ってるから」と返ってくるだけでした。よく見かける「保険会社から治療の打ち切りを申し渡された」という書き込みはおそらくこういう状態のことなのでしょう。
まあそんな事があったからこそ、今回の事故では自身の経験値の事もあり近頃妙に見かけるようになった整骨院に行ってみたわけです。今回こそは何かいいコトあるかなあ?って感じで。以前ブログに出てきた「ジコサポ保険整骨院」ってところですね。
で、結論からすると
わざわざ診療所名に「事故サポート」を謳っているワリには、全く治療効果にコレという差はありませんでした、というのが本音です。
まあ良いところを挙げるとするなら、
非常に商売熱心な整骨院ではありました
から治療期間に関しては基本6ヶ月は何も言わずに通わせてはくれます。もっともそれ以上ではありませんでしたが。
また肝心の治療成果が期待値に届くか否かは、もちろん個人差があるにしても非常に疑問だと思いました。施術者による差も激しかったし。
私の場合、通院は、今年の1月末をもってキリとしていますので、既に私の手元には三井住友海上火災保険から「損害賠償額計算書」なる書類も届いています。その書類中に記載されていた合計72回分(医療センターの救急に1日、ジコサポ保険整骨院に71日)の治療費合計金額欄には505,380円と記載されていました。
まあこういう数字を見ると、穿った見方だとは思いますが、それでも1回平均7,000円の治療費が支払われていたわけで、そう思えばそりゃあ整骨院からすれば「どうやって患者を確保するか」に腐心するのも理解できない話ではありません。
ちなみに健康保険による診療の場合、3回目以降の受診で事故負担金が600円という記載もこの整骨院のホームページには書いてありましたから、通常健康保険への請求分も含めて2000円の施術費用だったものが、請求先が自賠責保険に変わるだけで3倍以上となっていることがわかります。そう思うとね。正直7,000円も払うくらいなら整体屋さんへ行って施術してもらうほうが遥かに効果は上がったんじゃないかと思えてきます。この辺は保険会社も治療先の一つとして再考して欲しいところです。
実際に治療を受けた人間からすると「あの内容でこの金額だったのか」と思いますし、結局治療期間中、一度も施術している姿を見かけることのなかった理事長と称していた人は胡散臭かったし。もちろん人の印象の受け取り方に個人差はありますから、良い人だと受け取っている人もあるんでしょうけどね。
ということで、次に事故があったらどこに行けばいいんでしょう?私的には通院期間を誇るよりは治療効果をきちんとあげてくれることの方が余程重要なんですけど。
何だかんだ言って自賠責保険料もジワジワと上がってきているのも事実ですから、余計な請求をかけられるのは全体にとっても非常に迷惑な話です。
Posted at 2014/03/01 19:35:11 | |
トラックバック(0) | 日記