PowerFlex Engine Mount Insert 取付(ロア側)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
7/24追記:
別件を調査中にロアーマウントの外し方(兼締付けトルク)が分かる動画がありましたので、
参考で貼り付けします。
ただし、マウント交換の場合はアクセルシャフトの引き抜きなどは当然ながら不要です。
(そこは無視して下さい。)
必要工具:
トルクスソケット(E18)
六角ソケット(8mm)
ラチェットハンドルもしくはスピナーハンドル
トルクレンチ
カースロープ(底床フロアジャッキ保有時は不要)
フロアジャッキ(2t以上の耐荷重のもの)
リジットラック(前輪ジャッキアップポイントで2脚あれば良い)
シリコングリース(PowerFlexで付属の場合は不要)
ブレーキクリーナー
まず、カースロープでフロアジャッキをかけるための車高を確保します。
※3段式の高上げカースロープを保有している方はフロアジャッキ・リジットラックは不要かも?
2
次に車両フロント中央下のジャッキポイントにフロアジャッキをかけます。
マイナー後の車両の場合、エンジン部のアンダーカバーがエンジン部分(ボンネット右半分)しか覆っていないため、
ジャッキポイントのゴムのアダプタは下から覗けば容易に探せると思います。
(丁度排気管がエンジン下を走っており、それがエンジン後部で立ち上がる場所の真後ろ)
フロアジャッキはできれば容量の余裕があるものを使用したほうが良いでしょう。
私の以前から使っているジャッキでは正直リジットラックがギリギリ載せられるまでしか車両が上げられませんでした。
3
次に車両右側底面に付いている(前期型の場合は確か全面だったはず)、
アンダーカバーを外します。
取付部は前ビス1本・後ビス2本です。
写真は前のみ撮影しました(下に潜って見れば一目瞭然です)。
このカバー、写真下側に少しだけ写っていますが、全面は車両側に差し込みするような構造になっています。
4
いきなり取付後の写真でごまかしますが、
当該のマウントはエンジンのオイルパン(アルミ鋳造製)後に2本のねじでエンジンから伸びるアームと、
その後の左右に連なるサブフレーム部に1本のボルトで取り付けされています。
どちらもE18のトルクスソケットで緩みます。
7/24追記:
関連動画として貼り付けした、「クランクケースベンチレーションシステムの交換」によると
締付トルクは106Nmとのこと。
ボルトを全部抜いてから、マウントの車両前側を写真左手に寄せて引き抜きます。
5
アンダーカバーで保護しているとはいえ、それなりに土砂が付着して埃っぽいので、
ブレーキクリーナなどで洗浄します。
外したボルトの関係は写真の通り。
前項の写真の穴の中のボルト(サブフレーム締結)は長め、
エンジン締結のボルトは短めになります。
なお、新品の場合はマウントゴムの空間部に膜状のバリがありますが、
この車両の場合、膜は切れていました(アッパーマウントと同じく)。
6
実は今回のマウント取付に合わせてシリコングリスを購入していたのですが、
ロア側にはPowerFlex謹製のテフロングリスが添付されていました。
アッパー側には確か無かったはずなので、購入しても必ず付いているかは不明です。
という訳で、付属のテフロングリスをインサートに塗り付けてからマウントに挿入します。
マウントへのインサート挿入時はこの写真での上側が非常に入りづらかったです。
経年の車両取付で既にマウントのゴムに若干のクセが発生している可能性ありですね。
7
インサート挿入後はマウントを元に戻します。
外したときもそうでしたが、所定位置に安置する際もなんかコツがいるという感じで、
ゴソゴソやっているうちに軽い手応えの場所があり、
その角度で差し込むとすんなりネジ穴が通るという感じです。
あとは取付の逆順で締め付けして、
アンダーカバーを元に戻し、
ジャッキアップしてウマを外してジャッキダウンですね。
8
一応エンジンルームセンターでフロアジャッキを掛けた状態を添付します。
(フロアジャッキ、今後どうしようかなぁ...)
なお、以前のアッパーインサートはシリコンスプレーで潤滑していたのが振動増の原因かと思い、
今回一度取り外しをしてシリコングリースを塗り込んで再取付し様子見中です。
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