この記事は、
浜岡原子力館に行ってきたwwについて書いています。
(前の記事の続き)
今になってつくづく思うのが、
「なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!
実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があった
という点では、チェルノブイリよりずーーーーーーーーーーっとマシな事例だった。
チェルノブイリなど、一気にドカンといった。
避難が始まるのは その後。
ホント、チェルノブイリみたいな状態では、
ヨウ素剤とオートバイ(by武田邦彦)みたいな 避難速度 が必要となる。
福島第一のケースでは、
自動車で、場合に拠っちゃ、渋滞しながらノロノロと脱出で、十二分に間に合った!!
速やかに退避令が出ていれば!!
なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!」
↑
こういうことについて、私は、あるひとつの「思い」を持っている。
(ベンジャミン・フルフォード先生が言うような、地震兵器所有者が、)
我々(の堪攻能力)を・・・試した?
ひとこと、思うところを述べるなら、
「松本サリン事件を思い出せ」
と。
ひょっとすると、3.11に関連するものは、「松本サリン事件」と似たような本質性を持っているのではないか?
それと、以下は、今後に関する話。
原発というものが、
「利根川×2倍の水を7度温めて排出してる」
ということになると、
ECCSが作動して冷却したところで、その後の継続冷却は出来るの?と。
↑
しかも、これ、20分だったか?
何年か前に自分が、(いわゆる「推進派」の人が書いた本・・・何という本だったか・・・汗)
に、「20分間炉心を冷却する」って書いてあって、
「え? それで足りるの?」という思いがしていた。
ただ、今少し確認したいのが、
3.11の地震発生、30分後くらいに、津波到来。
その間の30分は通常系統での冷却が出来ていた、ということでよいのだろうか。
30分後、津波到来。
全電源喪失。
ECCSまで作動せず。
この時点で、タービン建屋地下は浸水している。タービン建屋内の冷却系統の装置は浸水でダウン。
原子炉建屋内の内臓バッテリーによる炉内循環のみに陥る→バッテリー切れ。
↓
以下・・・激動を経て・・・今に至る。
と、やっぱりここで、
原子炉建屋内の内臓バッテリーによる炉内循環のみに陥る→バッテリー切れを防いだ!!
としても・・・これは、「より、悲劇的な状態(←チェルノブイリと同じ状態×3機)」を起こしただけなのではないか・・・???
という疑念が、今さらになって起こってくるのだ。
あと、もう一つ。今後の「環境会議」みたいなテーマの話だが・・・。
「原発は地球温暖化対策」・「CO2排出削減!!」というにしても、
もしも原発が、「海水面の上昇」に一役買っていた、
とすればそれはどうなのだろう?
(もしそうであるなら、国際会議で言われていた温暖化防止路線⇒原発にしよう!の路線はトンデモ系だった、ということになる)
まさにトラバ元の人の話で、
「(浜岡原発の、)1.2.3.4.5号炉全部あわせると、大体450トン/sだから、(1.2は廃炉処理中とはいっても発熱は続いてるから冷やさないとね)
利根川×2倍の水を7度温めて排出してるんだ」
という話。
トラバ元の人は、
「んで、海水の温度が上がると、海水に溶融していたCO2も沢山出てきちゃうw」
と、「海水面の上昇」よりももっと詳細な(ある意味、京都議定書や二酸化炭素排出枠組み条約に近い考え方で)言っている。
↓
↓
ここでも、トラバ元の人の記事を引用しておきます(3.11前の記事であることになおさらの価値があるように思います)。
「2011年02月06日
浜岡原子力館に行ってきたww
ここ、入館無料w
ちょうど職員の方もいらっしゃったのでマニアックな質問沢山しましたww
5号機では毎秒95トンの水を冷却水として取り込み、7度暖めて排出してるそう。
3号機だと70トンだったのに、いつのまにか25トンも増えてたんだね。
んで、この水の量がどれくらいかっていうと、
天竜川が137トン/s
大井川が76トン/s
利根川が256トン/s
1.2.3.4.5号炉全部あわせると、大体450トン/sだから、(1.2は廃炉処理中とはいっても発熱は続いてるから冷やさないとね)
利根川×2倍の水を7度温めて排出してるんだ。
んで、海水の温度が上がると、海水に溶融していたCO2も沢山出てきちゃうw
だから、温暖化対策とか言うけど、実際はこっちのほうが遥かに温暖化してるんだよね。
じゃなんで原子力?って思うかもだけど、
1キロワット辺りの発電コストが圧倒的に安いからw
ついでに周辺のSvは高いところで3倍だったから、十分安全。
ちなみに毎秒450トンの水を7度温めるには、315万キロcal必要?」
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路地(2011年4月) | 日記
Posted at
2011/04/21 00:41:01