
この記事は、
備えあれば・・・と言いますがについて書いています。
昨日、
(いきなりの)<追記事項>
とか言ってこんなふうに書きました。
(こうなっちまったんですから、)1日で事態を「振り出しに押し戻す方法」書きますよ。
汚染水は、トレーラーで、福島第二原発の集中廃物処理施設(←けっこう空いてるでしょ?)などに移送する。
トレーラーを準備して、10台くらいでピストン輸送でOKでしょう。1台からなら即日用意できるでしょう。
輸送用トレーラー。これなら1日未満で準備できるでしょ。
福島第二原発の施設に移すんです。そうすれば、汚染水の問題は、3月末くらいの時点まで、振り出しに近いくらいに戻すことができるでしょ(この件についてはまた明日にでも記事つくろうかな
PS 「アイデアの著作権が~」とか変なこと言いませんから、拡散してもらって結構です)。
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我ながら、超センスの悪いアイデアだ・・・。
しかし、あと1ケ月近くも、「放っぽっといて」待てるのかね???
要するに、
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110524ddm008040095000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 2・3号機、汚染水移送先が満杯に--週内
◇浄化施設完成は来月
東京電力は23日、福島第1原発2、3号機から高濃度の放射性汚染水の移送先となっている集中廃棄物処理施設が、今週中にも満水になるとの見通しを明らかにした。汚染水は新設する浄化施設で放射性物質などを除去した後に原子炉の冷却に再利用する予定だったが、施設の完成が6月中旬までずれ込む見通し。東電は移送先が満水になった後は汚染水の移送を中止し、タービン建屋などにためたままにしておく方針。
汚染水は2号機から毎時12立方メートル移送され、集中廃棄物処理施設内の建屋での収容量は23日現在約8700立方メートル。3号機は毎時20立方メートル移送され、施設内の別の建屋での収容量は約2700立方メートルとなった。どちらもあと約1300立方メートルしか余裕がなく、計算上は2号機は4~5日、3号機は2~3日で満水となる。一方、東電は「浄化施設の完成が予定より遅れており、施設の稼働に合わせて移送を考えていたので少しミスマッチが出ている」と説明する
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この件に関連する措置について。
「この件」が生じたことについては、「2か月の時間を無駄にした!!」という批判が昨日の記事。
今日は、「仕方ねーから、トレーラーで運んだら?」という話。
輸送用トレーラー。これなら1日未満で準備できるでしょ。
トレーラーを準備して、10台くらいでピストン輸送でOKでしょう。
1台からなら即日用意できるでしょう。
トレーラーの輸送力は、
少な目に見積もって@10トンとして、
10台で一往復で100トン。
10台の十往復で1000トン。
10台が百往復すれば10000トン(こうなると増備した方がよいが)。
輸送力としては申し分ないでしょう。
「東電は移送先が満水になった後は汚染水の移送を中止し、タービン建屋などにためたままにしておく方針」
に関して、想定される事態
↓
↓
●汲み出しをストップしても何も起こらない(←最も幸運なケース)
●汚染水をやはり汲み出す ということになり、また、「う、う、海に流しますた。うっ うっ泣(今度は高濃度)」となる。
●地下水位が上昇して汚染水が溢れてくる。
●地下水位上昇に伴って、浮力が生じ、その影響で原子炉建屋が倒壊する。
だから、
仕方ねーから、トレーラーで福島第二に運んだら?
という話。
これに関して、↓このようなごもっともなご指摘があるわけで、
「輸送して事故とか起きると・・・と思うとなかなか難しいんじゃないでしょうか。
放射能すぐに帯びてしまいますし。通り道の住民も嫌がると思います」
そうなんですよ。輸送路の危険の問題ですよね。
で、今日のトラバ元の記事の方の、
「さて、このGNF-Jで出来た燃料はどーやって原発まで運ぶ?
普通に考えれば、トラックで陸送になります。
では、福島第一原発や柏崎刈谷原発まではどのルートを通る?
普通に考えれば、都内を通過します。
運搬の日程やルートは保安上非公開です。
だから、普通の人が知らない間にトラックで運ばれる訳です。
が・・・もし首都高上で事故って、核燃料が漏れたら・・・」
というこの話になるわけです。
要するに、私の意見では、
「ココまで危ないこと日常的にやってるんだろうから、今さら、福島第一→福島第二って汚染水を移送したところで、日常やってることに比べたら、どれほどの危険度がある?
いつもやってることの方がはるかに危険行為だ。だからOK」
という実に乱暴な話です。
それと、
福島第二は「20キロ圏内」でしたよね?
それならあまり問題ないんじゃないでしょうか。
また、私が内心考えてることが、
福島第二に持っていった分に関しては、
アレバとの独占的契約条項から逃れることができる???
という意図も考えていたりする。
(とは言っても、やはりアレバは「原子力村の村民」であるのだろうから、「原子力村の村人以外」が汚染水解決の仕事を担う、ということは許されないのだろう。
「朽ちて行くだけの、村人」だけではとても手に負えないような事態を目の前にしているのだけれども、どうやら「国」というものより、「(あやしい)村(しかも今となっては外国の)」の金儲けが優越する、という構造なのだろう。
ココが変わらん限りはダメだとは思うのだが)
何だかんだ言っても、やはり「汲み出し」は止めない方がイイと思う。
(今まで、
全電源喪失する⇒メルトダウンする⇒放射性物質大量拡散、
原子炉に注水する⇒汚染水となってダダ漏れになる
汚染水が溢れる⇒3,4号機建屋が傾く
と、「想定されたパターン」ばかりが起こってるので・・・)
福島第二に持って行って、それで来月まで凌げるのなら、その方がイイのではなかろうか。
福島第一の危機を救えるのは福島第二。
危険になってしまうにも関わらず、隣接して原発があったのだから、その施設を活かさない手はなかろう。
それで、来月の予定が、アレバの施設はなかなか稼働しないから、
福島第二がいっぱいになったら、
次は東海第二、
次は女川、
次は東通。
これで今年いっぱいは凌ぐことが出来る!!
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バカですね。
そんなに待ちぼうけですか。
ま、でも、
「う、う、海に流しますた。うっ うっ泣(今度は高濃度)」
よりはマシか?
んー。
どっちもどっちだな。
いや・・・やっぱ「玉突き排水の拡大」→挙句の果ての待ちぼうけ のがマシだな。
そして、<おまけ>↓
縁起でもないが、動画の中のドラム缶積んだトラックは、このゲートに引っかかると、
荷台のドラム缶が運転席部分を破壊して宙を舞う。凄いな。