
この記事は、
知事その後&もんじゅ奇譚&ウランの呪いについて書いています。
←まず・・・この本、買っちゃいましたから。(笑)。読みました。小出先生の口調が、該当部分に出てます。ってか、小出先生って、話すときと本書くときの口調、同じなんですね。笑。
「語りおろし」か???
●武田説⇔小出説。この関係、たぶん、100万年以上続く。
前回の記事の続きです。
副島節???は、「学問道場」と言う割に・・・(汗)、
「武田説と小出説の違い」って、
全っ然ん書いてないような・・・。
まず、
「野菜汚染」(その扱い)については、
武田カリフ(武田教??)と小出先生(小出教??)では、180度異なります(汗)。
武田教:「汚染された野菜は流通させるべきではありません。汚染されたモノは出さない、食べる人を汚染しない、というのが来年以降の信頼の拠りどころです。勿論、汚染野菜の接取は控えるべきです」
小出教:「汚染された野菜は流通させるべきです。福島や茨城の農業を守るべきで、もう子供をつくることがない、僕たちのような年長者が、進んで汚染野菜を食べるべきです。汚染を受け入れるべきなんですよ」
(↑副島さんとの違いは、「子供が食べても大丈夫だ」だけ)
そしてそして、
「(高レベル)放射性廃棄物」の問題を言ったら、もう、永遠にこの二人は相いれない存在なんです。何百万年も(笑)。「放射能の不能化技術」が開発されない限りは。
小出先生は、
「どうしようもない。
(概略解説)どうしようもないから、政府は高レベル放射性廃棄物を「ガラス固化体」に固めて地面に埋めてしまうことを考えています。地上に廃棄物の受け入れ施設を造って、300~1000mの深い縦穴を掘ります。その横に深い横穴を掘って、そこに埋めてしまうのです。
それを受け入る自治体の住民は何年この放射性廃棄物と付き合っていかなくてはならないのかというと、何と100万年だそうです。
高レベル放射性廃棄物を管理する100万年という時間は、何をどう考えていいのかわからないほどです。
見知らぬ子孫たちが100万年の汚染の危険を背負いながら、また膨大なコストを支払い続けながら、「核のゴミ」を監視しなくてはならないのです」
同じ話に対して、武田先生は、
「高レベル放射性廃棄物?
あんなもんは、ガラス漬けにしておくものなんですから。
勾玉(まがたま)みたいなもんですよ。
まがたま(笑)。
大昔の勾玉が出土してくるでしょ?アレと同じですから。全然心配要りません♪」
・・・要するに、
武田先生と小出先生が、今、一致していることは、
「今、原発をやめること」。
それだけ。
食べ物の話については、全然違う。
そして、放射性廃棄物を含めた原発の問題については、
「放射能不能化技術」が登場しない限り、何百万年も相いれることはあり得ない(笑)←笑いごとじゃないが。
武田先生は、「安全な原発推進派」ですから。今の原発(とそれを巡る体制)が危険だから反対している、というだけです。
「安全な原発」がホントに出来たら、推進しまくるんですよ。
一方、
小出先生は、
じゃあ、小出先生が原子力安全委員に就任するとしますよ?
それで、ホントに、
「この原発は・・・安全だ、としか言いようが、ありません。
僕が一生懸命頭を捻って、この原発の危険要素を探してみたんですが・・・見当たりません。
この原発を襲うであろう危険な外的要因も検討してみたんですが・・・いくら考えても、この想定以外のことが、私には、思いつきません」
という結論に至ったとしても、小出先生は、「それでも反対」なんですよ。
原発が安全になろうが、反対なんです。
「見知らぬ子孫たちが100万年の汚染の危険を背負いながら」と言ってるんですから。
まあ・・・『放射能ケンカ対談』、
買う前に、副島説(節)について、あーだこーだ言ってもしょうがないんで、そろそろお開きにしますか。
●揚げ足取りはやめろ(笑)
あ。そういえば、トラバ元のchocovanillaさん、いつぞやは、「私のことも、遠慮なくバッサリと斬って下さい」とのことだったので(笑)。
少し揚げ足取りを(笑)。
↓
↓
「政治家にも株主みたいな無限責任を味あうべきだと思います」
↑
あのー・・・、「株主有限責任」が大原則だと思うんですが・・・(汗)。
おっとっと。
間違いは大本からバッサリ斬って下さいって意味で、揚げ足とって下さいって意味じゃなかったですね(笑)
さてさて、
ワタクシ、ひとの揚げ足とってる場合ではなく・・・、
↓
ワタクシ、大間違いを言ってます!! (笑)。
↓
↓
●私の「失敗学」
↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22381055/
「もし「逆らった」場合、以下のパターンがあり得たわけだな。
1.そのまんま(「パフォーマー・菅首相」らしいパターン)
2.速やかに法律を改正して改めて命令を出す
3.株主権を行使して臨時株主総会を開催。浜岡原発が停止するような決議・人事をする(社長以下、浜岡原発を運転継続しようと主張する経営者を解任して、政府のいう通りにするヤツらを経営陣に据える)(会社法296条、392条の話)。」
↑
3.は余計です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22375127/
「しかし、私は、
この種の電力会社は、「大株主」は中央政府(←俗にいう、「国」)。
という現実を条件として、ひとつ、加えたい。
臨時株主総会を招集して、決議を行う」(5月9日)
↑
加えなくていいです。現実じゃありません。
(笑)
(笑)
インチキ書きました。 はい。
中部電力の大株主は、中央政府(←俗にいう、「国」)ではありません!!
中部電力のウェブページ
から、
株主向け報告書「ちゅうでん」
http://www.chuden.co.jp/resource/corporate/hokokusho_87_01.pdf
見ると、
株式の所有者別分布状況は、
政府・地方公共団体が0.6%、金融機関が41.5%、証券会社が0.9%、その他法人が5.1%、外国法人等が12.5%、個人その他が39.4%となっていました。
「この種の電力会社は、「大株主」は中央政府(←俗にいう、「国」)」
↑
違います!! 0.6%以下!!
「この種の電力会社は、「大株主」は中央政府(←俗にいう、「国」)。
という現実を条件として、ひとつ、加えたい。」
↑
加えなくていいです。現実じゃありません!!
・・・しかししかし、
何ゆえに私が、
「だが・・・いずれにしても、
この種の電力会社は、「大株主」は中央政府(←俗にいう、「国」)。
それは変わらない。
それは、世界中どこでも変わらないようだ。」
というドエライ勘違いを催したか?
<考えられる原因①:印象操作>
「アレヴァ (仏:AREVA SA、Euronext: CEI ) は、フランスに本社を置く世界最大の原子力産業複合企業で、傘下に複数の原子力産業企業を有する。フランス共和国政府の原子力政策の転換によって誕生した持株会社である。
主要株主 フランス政府(99%)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%82%A1
↑
この内容が、大量に報道され、印象操作されていた。
<考えられる原因②:先入観>
そして、私の先入観。
別の業界の会社(NTT)の株主状況が頭の中にあった。
↓
http://www.ntt.co.jp/ir/library/yuho/pdf/25yuho.pdf
株式の状況
政府及び地方公共団体
株主数(人):4
所有株式数( 単元): 5,305,895
所有株式数の割合( % ): 33.75
【大株主の状況】
氏名又は名称 財務大臣
住所:東京都千代田区霞が関三丁目1番1号
所有株式数(千株):530,569
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%):33.71
まあ・・・つまり、NTTの事例が先入観になってたワケです・・・汗。
<考えられる原因③:サボタージュ>
サボり。
中部電力の株主構成、調べるのをサボったんですよ。
はいはいそうですよ。
サボりですよ。
コレが根本的な原因ですとも!! はいはい(泣)。
従って、
「株主権を使う」といのは、先入観で、
中部電力の筆頭株主は、政府(財務大臣)じゃありません(汗)。