
この記事は、
武田教授の放射能の恐がり方への注釈について書いています。
ひとつ・・・思う事があって・・・。
暫定規制値って、アレ、ひょっとすると、外国から依頼されてないか? と。
「法律で1年1ミリシーベルトが被曝限度とされていますから、」
「※1ミリシーベルトは有名無実化していますので、
(今は内部被曝を含んで2.4ミリシーベルトの考えに変わってきています)
そのうち法律自体が変わるでしょう。※」
↑
この・・・「法律変更」によって、「それ」は固定される。
要するに・・・、
「ある国が、1年100ミリシーベルト/年まで基準を上げたら、こういうの(ミネラルウォーター・『エビアン』を指して)も、輸入できませんよ。危なくって(by武田邦彦 @福島講演)」
で・・・今、日本製品は、今もって世界中から差別を受けている。
日本製品?放射能出すだろ――。「日本車=☢」とか。
それゆえに、
食品類は「禁輸!!」とされているし、
工業製品類も不利な取り扱いを受けている(食品も工業製品も区別しない、凄い考え方ではあるのだが)。
ところが・・・WTOルールには、「科学的根拠のない不利な取り扱い(禁輸措置など)を禁ず」とある。
WTOルールには、「科学的根拠のない不利な取り扱い(禁輸措置など)を禁ず」とある???
そう。ある。
だから日本政府も、「科学的根拠のない不利な取り扱い(禁輸措置など)をやめてくれ」とステートメント出しては、いた。
全く、相手にされていなかったが。
では、日本製品に対して、不利な扱いをした国に対して、対抗制裁措置を加えようか。
そうだ!!
そうだ!!
加えてやれ!!
日本製品、日本人が創ったモノに対して、邪険にする奴らは許せん!!
と、ワタシは思ったりするワケですよ。
ところが・・・そこで登場するであろうものが・・・、
暫定規制値。
そして・・・、
「法律で1年1ミリシーベルトが被曝限度とされていますから、」
「※1ミリシーベルトは有名無実化していますので、
(今は内部被曝を含んで2.4ミリシーベルトの考えに変わってきています)
そのうち法律自体が変わるでしょう。※」
・・・つまり↑こいつら、
日本製品を正当に・効果的に、「シャットアウト」するために、日本政府に採用させているものではないのか?
と、今、私はかなり訝しんでみている。
WTOルール:「科学的根拠のない不利な取り扱い(禁輸措置など)を禁ず」
日本に製品対して禁輸措置や不利な扱いをした国の政府:
「科学的にはよくわからんけど・・・まあ、合理的な根拠=社会的合意ってヤツがあったじゃないですか(「国際的にあるいは日本の法律で、予防原則の思想に基づき、1年1ミリと決まっている」と黙示的に示唆)。
貴国(日本)は、それよりも倍以上も危険な基準を採用しているから(仮に2.4を採用した場合)、禁輸措置は妥当でしょ?」と。
どうも、今の状況を見ていると、
「暫定基準値」、
ひいては日本の放射線防護ラインを引き上げること、
これ、
「禁輸措置・日本製品に対する不利な取り扱いの根拠」として用いるための論拠、
として設けられているんじゃないのか?
と思えてならない。
だって・・・旧来の日本の規制値・WTO基準と同じで、やや甘めだったんだけれど・・・「アレを用いたら、日本中の食べ物全部が食べられなくなる」、
↑
こうだったですか?
違うでしょ。
むしろ・・・千葉産の新米なんて、43㏃/kgの産地が「1か所だけだった」でしょ。他のはみんな検出限界値未満。
だから、
「一部産地(43㏃/kgの産地)のを除去すれば、100%近く安全(サンプリングリスクのみ)」
のはずが・・・、
「千葉産のコメは、ワタシは買いませんよー。だって外れくじが入ってるから」。
↑
↑
ほら!! ミクロ的でわかりやすい事例でしょ?(この事例は、また後日、書こうと思います)
でも、コレが、暫定規制値(以内なら安全♪)の「効果」なんですよ?
「千葉産のコメは、ワタシは買いませんよー。だって外れくじが入ってるから」。
そう。
「実は、たった1か所だけ」の汚染された産地のモノを混入させることによって、ブランド性を地に落とす。
「実は、たった1か所だけ」の汚染された産地のモノを混入させることを正当化する基準の採用により、全体に対する不利な取り扱いを許容するようにすること。
だから、私は、
「禁輸措置・日本製品に対する不利な取り扱いの根拠」として用いるための論拠、
として設けられているんじゃないのか?
と思えてならないんですよ。
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行程表(2011年9月) | 日記
Posted at
2011/09/06 00:07:58