
この記事は、
椎葉村の焼畑を見て(福島できのこが汚染されるわけ)について書いています。
←林道での清掃風景(バックミラーに作業員の人の姿が映っているところ・・・いやはや・・・直写はアレだったもので・・・汗)。どんな小さな林道でも、こんなふうに清掃をして、落ち葉や下草等の除去をしている。
つまり・・・日本は、既に、除染だって簡単にできる。そういう体制にある。
要するに、集めた落ち葉や下草等を、福島の高濃度汚染地帯に全て集めてしまって、積み上げ・埋めて、「夢の島」にしてしまえばいい。
日本は、既に、除染だって簡単にできる。国土全体が既にそういう体制にある。集めたクズの処理方法を、少しだけ変更してやればイイ。
ちょっとだけの変更と、
ちょっとのやる気が、みんなにあればイイ。
実は それだけのこと だ、と思う。
(しかし・・・、昨日の記事に書いたように、
巷に溢れた言説を聴いてると、
明治維新さえ可能にした、「日本」という国の強み、
日本人が持つ気質とされる「強み」の部分が、
キレ~~に消え去ってしまっている ことには驚いている。
これについては、正直、何度書いても足りない。)
ちょっとだけの変更と、
ちょっとのやる気が、みんなにあればイイ。
正直、それだけだ、と思う。
既に、日本には、十二分過ぎるほどの技術的下地・経済的条件が揃っている。
その「強み」を最大限活かすこと。
それだけのこと、と思う。
と、ここまでが一つ目の話題でした。
それは、
前述の広域除染然り、
食品検査然り。
こっからは二つ目の話題です。
Non uno die Roma aedificata est.
ローマは一日にしてならず
じゃないけど・・・。
「過剰な食品武装!!」とまで言われたパッケージング←これ、もう「検査袋」そのものじゃないですか。
POSシステムによる個体管理・個別原価計算と化している流通システム。
↑
こういう体制って、一朝一夕にして出来ちゃうものなんですかね?
21世紀の世界各国では。
私は、チョット、やっぱ、ココまで体系化されてるのは日本がトップレベルだと思ってるのですけど・・・。
09月14日 クラッシュ ~絶望を希望に変える方法~
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/23819876/
にて私は、
「食品の全数検査体制の整備をすべき!!」と記しました。
↑
こういうコト書くと、
「え~~、トンデモ書きやがって~。無理無理><」
とか、世間的に、そういう反応になる気がするんですよ。
こういう↑のって、私に言わせてみると、
「何でそう見えるワケ?お目目見えてるの?」ってカンジです。
↓
「食品検査機、TV映像で観たよね?食品を、ビニールパックに入れて、それでバックグラウンド遮蔽できる装置に入れて測定するのよ。アレで簡単にスペクトルから核種分析(センシング)できてるでしょ。
そうそう。食品を、ビニールパックに入れてやってるでしょ。
そー。ビニールパックに入れて」
世間的(消極的)反応:「そんなメンド―なこと、ムリムリムリ><」
「あ、あのさー。お目目見えてるの?弱視だって見えますよね?日本の食品って、どういう状態に加工されてる?
ビニール系のパックに入ってるでしょ?
全数。
食品武装だ―とか言われてるヤツ。
もー、今こそ、食品武装の強み、発揮しちゃえ♪なカンジじゃない???」
というワケでして・・・。
今日のメインの話題はココまでです。自分らの強みを活かせ♪みたいな。
それで、ちょっと重複する話ですが、
09月14日
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/23819876/
にて、弘(2型)さんより、
「作るかな・・・・
作れるかな・・・
でも、みんな海外に行っちゃうからなぁ・・・」
というコメを頂戴しました。
要するに、
「即座に核種分析が出来る計測機器とか、放射性物質だけを選択的に吸着させる新素材とか作っても、
機械とか素材は、輸出されたらオシマイ」
という話ですよね。
自分が強調したいのは、「機械」とか「素材」というのではなく、
「検査体制」。
「体制論」なんですよねー。
食品武装とか。
パッケージとか。
バーコードの付与、とかに至るまでの、日本の流通の、一つの体制としての話です。
そうなれば後は、「ジャスト・ドゥイットでやる!(諸葛教授風に)」か、やらないか、の違いでしかないでしょう。
「でも、みんな海外に行っちゃうからなぁ・・・」
↑
こ・・・この文言読んだとき、「ゲッ、まだ書いてないのに、頭の中まで見抜かれた」 と思いかけましたよ。
[生産国]→食材→[@日本:加工、パッケージング、バーコドの付与、検査]→再輸出→[消費国]
という話なんですねー。
本文で、「機器を開発すべきだ」ではなくて、「検査体制(しかも全数検査)を整えておけば」とやってますでしょう。
機械は、既にあるらしい(弘(2型)さんのおっしゃる、「即座に核種分析が出来る計測機器」、既にあるみたいですよね。テレビに出てるわけだから。スペクトル分析から、イメージングに・・・というヤツ(児玉教授も少し触れてましたが))。
あとは、
それをどう活かすか(オートメーション化された量産活動の一工程として行う)。
「機械」「機器」という言葉ではなく、
「体制」(←運用体制という意味です)。
考えてみれば・・・もう、日本の場合、既にかなりが出来てる・運用プラットフォームが整ってるんですよねー。
「過剰な食品武装!!」とまで言われたパッケージング←これ、もう「検査袋」そのものじゃないですか。
POSシステムによる個体管理。
もはや、個別原価計算と化している流通システム。
一個体毎のベクレル把握可能な体制が、既に出来てる・・・。
・・・つまり、こういうのって、今まで築いてきた日本の経過の「成果」なのであって、
一朝一夕にして海外もすぐにやれる、というワケではなく・・・。
この「運用体制」のカタにはめる、じゃないですケド、
日本に持ってくる。
オートメーションでパックする。
オートメーションで一体ずつ、バックグランド遮蔽して検査。流れ作業。
□ □ □ □ □←パックしたら、遮蔽箱に自動で入り、検査。流れ作業。
(個体管理用)バーコードを付与。結果表示。
つまり、究極の加工貿易。
日本流の加工工程を適用して、キチンと個体管理できるような性質にしてゆく。
そう。実は、
「最重要ポイントは、機械じゃなくて、運用体制ですね。機械だと、輸出して、はい、終わり。日本の「検査体制」・「体制」(つまり、ノウハウ)が活かされる形にするわけでから、それは、機械売ったらさよなら、ではなありません。
[生産国]→食材→[日本:加工、パッケージング、バーコドの付与、検査]→再輸出→[消費国]
この構図。
「作るかな・・・・
作れるかな・・・
でも、みんな海外に行っちゃうからなぁ・・・(by弘(2型)さん)」
いやはや・・・実は、↑この語句を見て、自分は心の中を読まれてる???と内心、ギョっとしてるんですよー(汗)。