この記事は、
【理系軸と文系軸】「ほぼ安全」と「自己責任」と「例外救済」と「ゴネ屋」
の記事を意識しながら、書いています。
ちょっと、ちょこば表現に、気になったトコがあるんで・・・
今日は南相馬の安全と危険のお話。
「ほぼ安全論」ですね。
■統計に携わった人は理解してくれる…かな?
「ほぼ安全はどんだけ危険にしても、
統計的有意が出るまで「ほぼ安全です」」
***********************************
■つまりデータと
科学的知見(数字に裏打ちされた明らかな統計差)
この間には不安定さがあり
それは数値化されてない以上、
人のあいまいな心理や
確率変数と合わせて
はっきり言うとギャンブルの分野で
金儲けの隙である
と言う事なんです。
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■だから「山屋」も「ナロジチ」も
所詮は科学データ以下の経験論に過ぎない訳で
南相馬の「ほぼ安全」は覆りません。
覆そうと思えば、あからさまに人が死ぬ
ラッキー博士の意見になると言う訳です。
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交通事故は確率の組み合わせですが、
「悪意」があれば、安易に人は引き殺せます。
だから交通事故犯罪は「悪意の有無」が
争点になる訳です。
↑
抜粋しちゃいましたけど^^;
気になったトコあるんで、
ちょこっと、昨日の私の記事を再度用いつつ、補足?します。
ひょっとすると、
ワタシの理解と、ちょこば説の理解では、
リスク論の捉え方に差異があるかもしれないな? と思ったので^^;
批判してるワケじゃなくて。
そもそも、日本法における、
「安全」と「ほぼ安全」の違い @食品と毒物等
ってことなんですけどね。
「安全」とは:
偶然が重なろうが、自給自足をやろうが、満腹まで食べていようが、
フツーに食品に含まれてる薬品、化学物質、汚染物質、添加物の量が、
いっくら足し算しても、悪影響を及ぼすところに届かない、
(レヴェルに保たれている) ってことです。
これ、あえて名づけて呼ぶと、
「クリアランスレヴェル」=人体に問題とはならないレヴェル。
でしょ? ^^;
アレルギー持ちの人とか[特殊個体]、
事故品とか、
被テロリズム品物を引き当てた とか[事故に遭遇した]、
そういう特殊状況が無い限りは。
↑
これ、「事故に遭う確率」でしょ? ^^;
大数の法則上、
例えば、
交通事故だと、「人口10万人あたり、1人の死者」とか、ああいう確率論。
↑
つまり、この、通常の状態
日本法における、「安全」
いわゆる、「クリアランスレヴェル」の状態では、
日常食品:「クリアランスレヴェル」:いくら足し算をしようが、人体に問題とはならないレヴェル。
ココに、
事故の確率がプラスされる。 ←問題となるのは、ココだけ。
要するに、リスクの性質的には、
通常は、
理論上、リスク皆無状態『クリアランスレヴェル』[通常事象] + 事故に遭う確率[特殊事象]
『クリアランスレヴェル』は、
足し算しようが、
偶然が重なろうが、
人体に問題とはならない、 から^^;
リスク上、問題とならない。
問題となるのは、 事故に遭う確率 だけである、と。
でしょ^^;
これが、いわゆる 旧来の日本法の規制値
安全 の状態
だと理解しています。
一方、
「ほぼ、安全 」とは:
フツーに(日常的に)食品に含まれてる薬品、化学物質、汚染物質、添加物の量が、
偶然が重なったり、自給自足をやっていたりすると、
足し算すると、悪影響を及ぼすところに届くかもしれない? (汗) と。
つまり、
日常の食品類の状態が、
『クリアランスレヴェル』を突破している場合が、ある。
リスクの性質的に、
理論上、[通常事象]が、リスク皆無状態『クリアランスレヴェル』 でない + 事故に遭う確率[特殊事象]
となっちゃってる。
でも、
理論上、[通常事象]が、リスク皆無状態『クリアランスレヴェル』 でなくなっているとしても、
現況としては、
偶然が重なったり、酷く汚染された土地で農作をやっていたり―――とか、
しなければ、大丈夫。
「そういうモノは、少ない」
=身体蓄積が強烈に進んでいく場合は、少ない
=ほぼ、安全 って意味です。
ただ、それは、
「現況」に依存しているから、
偶然が重なったり すると、 汚染の体内蓄積が強烈に進んだり、
酷く汚染された土地で農作をやるぞ―――
出荷しまくるぞ―――とかすると、
現況が変更されてくるので――――
偶然が重なり、
足し算すると、悪影響を及ぼすところに届いてくる個体が、増えてくる、
「クリアランス」を突破する個体が、増えてくる、
=ナロジチの状態
という可能性がある――――と。
自分は、
「ほぼ、安全」 について、このように理解しています。
ちなみに、一応、↑こういう理解なので ^^;
ワタシは、
「ほぼ安全が崩れた」 と書いた覚えはないのですが ^^;
>それって―(苦笑)
&「安全」と
「ほぼ、安全」の違い、
「危ない所では作るな」←「ほぼ、安全」が
覆されるじゃないか
=そんなことをしたら、現況が変更されて、「ほぼ、安全」が覆されちゃうじゃないか!
という意味で書いているんですけど ^^;
び、ビミョー過ぎる? (笑)
このへんの リスク論とかについては、時間かけてまとめていきたいなぁ―――と思っています^^;
******************************
あと、
■だから南相馬は結論的には
「ゴネ屋が目をつける故に」
「(救済から)見捨てられること」は必定であり、
除染しながら生きていくしかない^^;でしょうね。
については、
渦さまコメと呼応しつつ。
昨日の記事へのコメント
渦流
2012/11/21 08:06:15
なんか
放置された農地に
セイタカアワダチソウなど強かな植物がぼぅぼぅ状態だと聞きましたが、
そゆのを刈り取って処分するだけでも効果ありそうな気もするんですが…
やってみる気もないのかなやっぱし。
そりゃ―――。
汚染とは、
循環
↻
させちゃうと、 なくならない
とゆ―――のが、基本中の基本ですからねぇ――――
刈り取って
処分する だけでも効果ありそうな気もするんですが…ね――――
↑
ほら、ドコに持ってくの?
この問題を解決出来ないのだから。
渦さまが、
「非難されたくない責任とりたくないで
とうぶん何もしない気だろうけど」とご指摘のように、ね。
「あのあたり一帯
放射性廃棄物(仮)処分場地帯
として
アウトランドに したっていいと思いますけどね」
↑
渦さまもおっしゃる通り、
それ はできない、と。
必要不可欠なのだけれど、
やれない、
出来ないことだ、と思います。
『最小不幸社会の原則』に基づいて、責任とること、そのものでしょうし、
それは、 非難される可能性が高い、
だから、とうぶん何もしない(そういう、抜本的な措置は執らない)気でしょう。
ま――――、
当時の総理大臣は、
日頃から――――
『最小不幸社会』――――と、
おっしゃってましたけど―――――
いざ、
おお!!
今こそ、
『最小不幸社会』の原則を――――
総理大臣が、責任もって執行しなければ―――――!!!
となったとき――――
『日本全体で、痛みを分かち合う』ことが、
『国としての責務』とか
やり出してしまいました(泣笑)。
と、いうことなんで ^^;
しばらくは目立った進展は期待できないと思います。
汚染は、
循環
↻
するだろうし。
ま、でも、
耕作は再開されるんですかね。
相変わらず、
食べ物の耕作に拘っているみたいですけれど。
取り敢えず、今日はこれにて、筆をおきます。
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Posted at
2012/11/22 04:28:37