
この記事は、
「ハードのせい」にだまされるな!について書いています。
←この画像は、、
産経のウェブ
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2012/12/1205tunnel/から頂戴したのですが、ねm(_ _)m
ちょっと、肖像権の問題までありそうな代物ですが^^;
まあ、そこんとこはすみません。
↑画像左の歩道部分の床。
コンクリに、筋目が見えますでしょ。
今、ちょっとした「推察」をしてましてね。
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笹子トンネル:
運用
開通
1977年(昭和52年)12月(wikiによると)
日本坂トンネル火災事故
1979年(昭和54年)7月11日18時40分ごろ、東名高速道路日本坂トンネル下り(現在は上り右ルート)トンネル内で乗用車2台と油脂を積んだトラック4台が絡む追突事故が起きた。・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/mohikan3000jp/58788791.html
笹子トンネルは、日本坂トンネル事故よりも前に造られたモノだったんですね。
あったりまえの話だが、基本設計に、
日本坂トンネルの事故の教訓が盛り込まれているハズもない。
ワタシは、避難路の問題をしつこくしつこく言っていますが、
実際上、設計想定としても、
「避難路・・・あんまし使わんだろw
トンネル内を、人が歩くって・・・ないだろ^^;」
っていう意識で造られている、とみた方がよいのでしょうね。
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で・・・
画像左の歩道部分の床。
コンクリに、筋目が見えます。
今、
ちょっとした「推察」をしてましてね。
実は、笹子トンネルには、
当初、1977年(昭和52年)12月の開通時点では、
歩道は皆無!! だったのではないか? と推察してます。
ところが、1979年(昭和54年)7月に、日本坂トンネルで大火災が起こり、高速道路のトンネルからの徒歩避難、というのが現実のものとなる。
ひょっとすると、日本坂トンネルにも、最初は歩道なんて無かったかもしれない。
ソコで、
笹子トンネルにも、
歩道が後付けされることとなった、
その「後付け」を物語るのが、
歩道に出来ている筋目なのではないか?と。
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では、
何故、手すり付きの歩道は、
右側にないのか?
左側にだけあるのか?
という話になりますな。
これについても、ワタシは、そのワケを考えている。
うん。
たぶんね、
日本坂トンネル事故では、対向車線のトンネルが、すぐに止まっちゃったんだワ。
何故って?
たぶん、煙が凄かったから・・・
爆煙が凄くて、
避難者が避難扉を開けたら、
避難者と共に、
とたんに煙がもうもうと舞い込んで、
たちまちのうちに、
対向車線トンネルの車両をビビらせた。
たぶんね、
日本坂トンネル事故では、対向車線のトンネルが、すぐに止まっちゃったから、
対向車線で、
避難者が轢かれる><
轢かれそうになる><
という問題が露呈しなかったんじゃん? と思ってます。
で・・・今は・・・
技術も進んで・・・
「明けた扉も、1分後に、自動で閉まる」と書いてあったでしょ。
ひょっとすると、
圧のコントロールもただちに行って、
対抗側のトンネルを著しい陽圧に、火災のトンネルが陰圧に、とか・・・
そのへんの操作までやってそうでしょ。
だから、今回の事故では、
対向側のトンネルへの煙の流入は、皆無に近かった?
煙の流入が、皆無に近かった?から、
対抗側トンネルは、
見た目には、ほとんど変化がわからない状態、
フツーにびゅんびゅん通り続けてしまう状態、
であった・・・?とも、ワタシはみている。
ってか、
そんな複雑に考えんでも、
今日の写真の、丁度あの時点くらいに、
■友人と2人で車に乗っていた男性(24)
「前の方は白い煙が充満していて、その中に赤い火が見えた。
反対車線に抜ける扉に向かったが、反対車線は車がびゅんびゅん走っていて、とても逃げられる状況じゃなかった」
んでないの?と思ってます。
まあ・・・ぜんぜん、
反対側に煙が湧くほどの量にはなってないですね。
まだ。
ま、だから、
煙が反対車線のトンネルに逝く、というほどではなかった・・・
だから、
反対車線のトンネルは、「日常の状態」で、
クルマびゅんびゅんで・・・ということだったんでしょ? として・・・
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で・・・
「明けた扉も、1分後に、自動で閉まる」とか、
ひょっとすると、
圧のコントロールもただちに行って、
対抗側のトンネルを著しい陽圧に、火災のトンネルが陰圧に、とか・・・
そのへんの操作はやってそうでしょ とか・・・
↑
このへんのこと、考えると、
「扉そのものが開かなかった」 という可能性も、
簡単にバサッと切ってはいけないだろう・・・
となるんです。
やっぱり。
そうすると、渦さまコメの話ですね^^;
記事へのコメント
渦流
2012/12/07 13:21:22
なんなんですかね
「考えにくい」
って。
「─至急、調査して お伝えします」とか言えないんですかね。
「スライド式なのですが─押し引きなさったのでしょうか?」
とでも言いたいのですかねー♯
誠意の無さに満ち満ちています─ としか感じません。
まあ・・・第一義的には、「まんまな発言」なんじゃないですかね。
だいたい、名古屋で勤務してる人にとっちゃ、笹子トンネルっていっても馴染みが薄いと思うんですわ。
あ、別に弁護したい、とかそういう意図は全くなく――――
ホント、「まんまな発言」だと思うんです。
発言者にとっては、ホント「考えにくい」んでしょうよ。
実際に避難者が、
火災になってるトンネルそのものを歩いて出てきたようだ、
(=どうも、避難路が役に立たなかった、という事実があるようだ)
という
現実よりも、
手元にある資料:『扉はスライド式で、「体力がない人でも開けられる重さ」』
が優越する、ということにならざるをえない、
と思うのですよ。
だから、
どーしても、そのトンネルの中からの目線ということではなくなる・・・
≒「考えずらい」
その意味で、「まんまな発言」だと思うんですわ。
そもそも、名古屋で勤務してる人にとっちゃ、
笹子トンネル自体に、そこまでの馴染みはないんじゃないかなぁ、ということなら、なおさら。
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それと・・・
やっぱりですね、この・・・避難路の話は、刑事責任も民事責任も関わって来ないっぽいから^^;
あんまり、必死にはなれんと思うんです^^;
大人の社会科?@事故の法理 ってカンジですが・・・
事故の法理は、こんな感じです。
刑事は、業務上過失致死傷で今、捜査中、
民事は、これから、賠償の話が出てくる、でしょう。
でも、
避難路の話は、
そこに問題があったとしても、今回は、人を殺傷しているワケではないので、
民事責任、
刑事責任、
こういう、わかりやすい「責任」が問われない と思われます。
だから、
あんまり真剣にはなれんだろうな――― と思うんです^^;
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それと、
霧隠鉄蔵さんからも、この件に関して、コメを頂いておりまして、
英仏海峡トンネルの火災事故の件も絡めて・・・ですね。
自分も、改めて、ちょろっと調べてみましたので、
また後日、触れてゆこうか、と考えておりますm(_ _)m
取り敢えず、今、思ってることを書き留めておきますと、
うん・・・何というか・・・
日本は・・・「ついてる」というか・・・
ホントは、
もちっと、
トンネル火災事故もあって当然なんだけども、
ついてる(ラッキー?)というか、
用心深い?からかな?
トンネル大火災事故は、少ない気がしますね。
割合的には、もっと件数あって当然、のような気がしますが(苦笑)