悪夢　～「私」の、実にありふれた、つまらない美意識について。～

この記事は、【祝！開業】夢の超特急【北陸新幹線】について書いています。



誰かに、夢の中で、訊かれた。

以下は、私がみた、夢の内容です。




「どーせ　あんた、Ｅ7系、好きだろ？


北陸新幹線のあの車両。」





夢の中の私は、必死に逆質問した。

「そうだが。・・・なぜわかった？」



私に問いかけてきた誰かは、続けた。


「わかるに決まってるだろ。
どーせ、あんたの好みなんて、つまらないもんだ。」





腹が立って突っかかってやった。

「Ｅ7系のデザインは、好きだ。

だが、俺の美意識の何がわかる？」





問いかけてきた誰かは続ける。

「わかるね。

ごくごくありふれた好みを持った、つまらないヤツだってことがね。


あんた、

クルマは、どーせ、ＧＴ－Ｒ好きなんだろ。

だが、メインで使うのは三菱車だろ。


で、どーせ、ランエボってとこか。」



見抜かれている？？？




「つまんない好みのヤツだからな。

鉄道で好きな車両はＥ7系なんだな。

Ｅ7系が好きなやつは、5万といる。

そういうデザインだろ。」



そいつは続けた。



「そういえば、ブルートレインは無くなるんだっけかなー。

あの青色って、ＳＬの煙が目立たない色だから、なんだっけか？

むかーしは、ＳＬが牽いてたとかで。


どーせアンタ、好きなＳＬとか言ったら、シロクニとかだろ？」



見抜かれている…な・・・私は、逆質問したことを悔いた。

「だ・・・だまれ」

私は絞り出すように言った。


しかし、そいつは続けた。

「女の好みとかも丸わかりだな（笑）。

ナントカ美人とかいう、ありふれたブランドが好きなんだろー」



「やめろ。」



「日本三大美とかいうのあるだろ。
京美人、博多美人、秋田美人　－だっけな？」



「・・・」もはや声も出ない。




「そうだなーー具体例・・・、

例えば芸能人で、具体例を挙げるならー誰だろうなーー

どーせ、
同年齢の男と、全く好み変わらんだろ。

すると・・・そうだな・・・“二宮の元カノ”とかだな。名前、なんっつったっけ？」



思い出さなくてよろしい。



「思い出したぞ！

佐々木希とかいったっけな。

どーせ、好みのタイプも佐々木希とかだろ。」




「・・・な・・・なぜそこまでわかるんだ・・・」



「わかるに決まってるじゃないか。

アンタなんか、
ごくごくありふれた好みを持った、つまらないヤツなんだかんな。」






以上は、私が見た、悪夢の内容です。