
ある未来のある日の、レーシングチームの採用テストがつづく。
総帥が考えていることは、大抵、下らない。まったく、憂鬱な気分だ・・・。
2台のランエボ。
案の定、
中から出てきたのは、総帥だけだった。
もう一台には、ヒトさえ乗っていない。
案の定、
もう一台はロボットカーだ。
ロボットカー? 言い回しは色々ある。
「ロボットカー」
「自動運転車」
一時期流行った言い方が「アンドロイドカー」。
あるいは、ゲームの言い方を取って、「ゴーストカー」とも呼ばれている。
ゴーストライダーとか、
ゴーストライダーとも言われている。
たしか、総帥は「ナイトライダー(笑)」とかいう言い回しをする。
2台のランエボのボディーカラーは「ファントムブラックパール」だから、
さしずめ、総帥の頭ん中は、こういう↓感じだ。
「ファントム」→「幽霊」→「ゴースト」→「ゴーストカー」
「ブラック」→「黒→夜(ナイト)」→「ナイト(騎士)(ダジャレ)」→「ナイトライダー」
つまり、
「ゴーストカー」と「ナイトライダー」のダジャレみたいなもんだ。
「ファントムブラックパール」のランエボが2台。
「ドライバーの運転するランエボ」vs「ゴーストカーのランエボ」ねぇ・・・
総帥が考えていることは、大抵、下らない。まったく、憂鬱な気分だ・・・。
それにしても「ゴースト」と「ファントム」って何が違うんかな?
オンラインの英英辞典によると、
まずはファントムから:
http://www.m-w.com/dictionary/phantom
つまり、目には見えるけど、実体が無いもの。
ゴーストは:
http://www.m-w.com/dictionary/ghost
2の定義では、体を伴わない魂、とくに死んだ人の。
3の定義では、精霊、悪霊、とあります。
手っ取り早くまとめれば、幽霊や、六条御息所のような生霊の場合、つまり、実際に存在すると思われ、何か悪さをする場合などには、"ghost" の方が良く当てはまるでしょう。
『ゴースト』という映画がありますが、その中で、幽霊になった主人公はちゃんと人間の世界に様々な作用を及ぼします。
一方、"phantom" の方は、「見た」と言っている人の想像上の産物に過ぎないかもしれない、という前提があります。
だから、"The Phantom of the Opera" (オペラ座の怪人)の中で、主人公のクリスティーヌは周りから「君が想像しているだけだ」と言われたり、自分でも「本当にいるのか?」と悩んだりするのですよ。
↑
ふーん。
っていうことは、
「ゴーストカー」でいいワケだ。
ランエボの車体は実際に存在するけれど、
運転コンピュータには、もうとっくの昔に死んだドライバーの運転技術がシステムとして入っていたとしてもおかしくないワケだからなー。
ボディーカラーの方は「ファントム」ブラックなんだろうな。
「見た」と言っている人の想像上の産物に過ぎないかもしれない、という前提がある、ってことだからな。
確かに、ランエボのあのカラーは、メタルが入ってて、光線の具合によって色々な色にみえるもんなー。
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エボハゲw―「プラトン越え」を目指してるのか? | 日記
Posted at
2015/03/22 03:07:37