「民事(自賠責保険法、裁判官、弁護士)」と「行政(道路交通法、自動車評論家)」

この記事は、

「もらい事故」でも賠償責任負う訳　無過失証明できなければ責任あり
と、

もらい事故でも賠償責任で保険料値上げが必要になる(国沢光宏|自動車評論家)

について、少し整理しています。







「もらい事故」でも賠償責任負う訳　無過失証明できなければ責任あり
↑
これは「民事」。
無過失が証明されなければ賠償責任があると定める自動車損害賠償保障法（自賠法）に基づき
とハッキリ書いてある。
裁判官や弁護士として、民事の観点から書いている。



もらい事故でも賠償責任で保険料値上げが必要になる(国沢光宏|自動車評論家)

↑
こちらは「行政」。
道路交通法の基本理念とハッキリ書いてある。
自動車ジャーナリストとして、行政法(道路交通法)の観点から書いている。
そのあと、「保険料」のことについて、懸念しておられるけれども、

ただ、私は、「国沢懸念」にはちょっとだけ、違和感があって、
「保険料」は、「大数の法則」で、事故件数そのものによって決まるのか大原則であるから、
「民事責任の分担関係(＝内訳け)」が、「保険料:大数(全数)」に波及するの?という、違和感はある。


こう書くと、
「アンタはやっぱり、裁判官や弁護士と同じ穴のムジナか――!!」とか突っ込まれそうで、ちょっとアレですけど^^;