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猛走峠のブログ一覧

2009年12月09日 イイね!

Reim(霊夢)+高高速への没頭(環八)

Reim(霊夢)+高高速への没頭(環八)
 「有能あるいは無能という二つの概念は、なんらかの仕事や期待にともなってつねに使われる。ある人に能力があると言えば、それは彼ないし彼女が特定の仕事にふさわしい技術を身につけていることを意味する。能力のある人なら、彼ないし彼女が一般から期待されているとおりに振舞える。
 そこでだが、われわれはみな有能であるとともに無能である事実に注目したい。私は自分のことを有能な著述家でかつ有能なドライバーだと思っていたいが、一方、チェスの指し手としては自分が無能なことを知っている(なぜなら、私にはゲームの行方をじっくり考える辛抱強さがないから)」

カレル・ヴァン・ウォルフレン/訳・篠原勝
『人間を幸福にしない日本というシステム』 p232 1994年 毎日新聞社



「悪い夢」とかそういうのは、人に言うと現実にならない。
そう、よく言われていますね。
だから、今朝見た夢の話でも、書いておきましょうかね。

そうそう、
私は、夢の中では、よく幽霊に遭遇するのですよ。
(某サーキットのMCの方のように、起きていても1日10回以上霊を見たりとか、そういうことはありません)

(以下、夢)
あれはたぶん、どこかの歯科か何かです。
私は今より幼少で母親に連れられてきたようです。
歯医者に来たというのに、まだ歯を磨いていなかったのか、待合室よこにある大きな洗面鏡のある小部屋の中に入り、歯を磨きます。
鏡をみながら。
すると、鏡に、歯科助手?
女性が映る。
そっちを見る。
女性はいない。
鏡を見る。
女性が映っている。

お化けか。
子供のくせに対応が妙に冷静であったり。
ドアを開けて、待合室の母親を手招きする。
母親がこっちに来る。
部屋に入って叫ぶ。
「何よ!この幽霊部屋は!」

さて、
(以下は完全にフィクションであるため、実在する人物・団体とは一切の関係を有するものではありません)

「高高速域の伸びは、多少の重さもさほど問題にならない。
むしろスカイラインのようなロング・ホイールベースがいい」
「ああ、だから、高高速域にはスカイライン系がイイって、昔、よしのり先生が同じこと言ってた」
「よしのり先生か・・・。
懐かしいな。早咲きの天才と言われたR32GT―R使いだね。
平成元年くらいに、19歳くらいで、高速湾岸線を300km/hオーバーで走れる人だったんだから、凄いセンスの持ち主ってことだよね」
「ポルシェターボが四駆になる前・・・、
つまり高速湾岸線の帝王ってのが現れる少し前の人ですよね。
よしのり先生の活動期間がもう少し長ければ、よしのり先生の方が帝王と呼ばれていたかもしれない」
「まあ、よしのり先生と、高速湾岸線の帝王とは同じ世代の人だけれども・・・、
よしのり先生の方が少し若いのかな?」
「ええ、たぶん。僕たちが小学生頃の話ですから、確かではありませんけど」
「よしのり先生が湾岸を走っていた時代は、そのくらいだね。
よしのり先生と、あの帝王は、同世代だけども、活動時期もずれているし、長さも違うんだよね。
よしのり先生は短期間だったけど、
帝王は、末期では僕らの活動期間とも重なるくらいに長かった。
それだから、同世代でも性格とか人間性とか全然違うし」
「なるほど。具体的な人間性の違いは?」
よしのり先生は、多趣味な人だから、走りだけに没頭するってことはなかったんじゃないかな。サーフィンとかもやってたでしょ?」
「ええ、たしか」
「それに対して、高速湾岸線の帝王は、没頭する傾向の強い人なんだ。
常に、狩人というか、狙った獲物は逃さないし、そのことに対する集中力と入れ込み方が、並じゃないんだ」
「それが、高高速域で長く活動する人の特徴だと?」
「たぶん。
でも、そういう(高高速域で長く活動する)人間は不幸になる。
特に、家庭生活が」
「え、意外ですね!詳しく聞かせて下さいよ」
「多趣味なよしのり先生は、幸せな家庭を築いていたんだ」
「ふつう逆な気がしますよね」
「まあ、普通は。それに対して、高速湾岸線の帝王も私も、家庭がうまくいっていないんだ」
「・・・・」
「没頭すること、そして高高速域に長くいることと、家庭がうまくいかないことって、関係があるんだと思う」
「そうですか?・・・高速域を目指しにいくのは、自分は遅かったんですよ」
「それで、よかったんだよ」
「・・・・」
「でも、目指しにいくのが遅かったのは、心理的な理由?それとも機械的な理由?」
「機械的な理由ですね」
Posted at 2010/03/26 10:37:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環八(環状) | 日記
2009年12月08日 イイね!

ハッ!総帥。+ホイールベースという宿命(環八)

ハッ!総帥。+ホイールベースという宿命(環八)ようやく、今語られている「環八R伝説」の主人公の呼び方が出てきました。
総帥。
この「総帥」と呼ばれる人物については、
特に、「一人称」が安定していないので、
極めてわかりにくい。
闘志が燃えたぎっているようなシーンでは「俺」と言っているし、
少し冷静になっているようなシーンでは「私」と言っている。
また、幼年期の一人称は「僕」であるようだし、なかなか気難しい人なのかもしれない。

しかし、「闘争心」と「江戸っ子意識」・・・、
しかも「妄想と偏見によって確立された、オリジナルな江戸っ子意識」は凄いものがあるようだ。
その程度はといえば、男としては、「理想形」。
大袈裟ではなく、リスペクトせずにはおれない、勇猛果敢な気を発した人なのである。


さて、
(以下は完全にフィクションであるため、実在する人物・団体とは一切の関係を有するものではありません)

「だから、私が、神様だって?」
「ええ。あなたが。
だから・・・、
我々は・・・、
んんっん。
たとい我、死の影の谷を歩むとも、禍いを怖れじ。汝、我と共にいませばなり。
みんな・・・、そういう気持ちなんですよ」

こんなことを言われて困惑しない人間はいない。
それが、社会に生きる、普通の人間であるのならば。
私は、一般社会に生きる人間から、飛び出そうとしているので、あまり困惑はしなかった。

コンビニの中には、この男と一緒に来ていた連中が数人いた。
まあ、神様が、とあるコンビニの前においでになっているというのに、店の中でのんびりと買い物しているのだから、少なくとも、全身全霊でそう思っているとは思えない。
でも、彼らにそれを確認してみるのは、少しだけ怖かった。
たぶん、彼らは皆、狂信的だから、全身全霊ではないにしても、脳髄のどこかでは、そう思っているんだろう。
店の中の人間と目が合う。
ガラス越しにこちらを見て、申し訳なさそうに首をすくめて挨拶してくる。
別に彼は、何も悪いことなんてしてないのに。

本来なら、こんな突飛な話が出てきた時点で、会話をお開きにするべきだろう。
そうだ、
私がまだ、半ば「宇宙人スタイル」のままだったから、こういう妙な言い回しをしたがるのだろう。
コーヒーを飲むために、バイザーは上げていたが、ヘルメット自体は被ったままだった。
一応、自分自身をそう納得させて、ヘルメットを取る。
グローブも外す。
缶コーヒーを持ち直したとき、その熱が手に伝わる。

でも、何か一番重要なことを思い出していない気がしていた。

だから、私にしては珍しく、あえてこの男に突っかかって、会話を続けることにした。

「その台詞ってさ、わが国の神話じゃなくて、他の国の、だよね?
それとさ、
少し仮定して言うけど、その台詞を言った人ってさ、我々の集団に例えて言うと、私の立場に当たる人が言ってたんじゃなかったっけ?
だから、その集団のリーダーが神格化されたカリスマだったとしたら、それより上に、絶対神がいらして、その絶対神が共にいるからっていう」
「・・・そうっすね」
「あと、進化の順番なんて、どうでもいいんじゃないかな。
我々の世界は、要は、結果としての技術だし。
技術には、お互いにそんなに違いはないんだから」

「それは、神話には、順序とプロセスが大事ってことですよ」
「神話と言うなら、車を中心に据えて言うと、そっちの方が時代とかステージとかにピッタリ合っていたんじゃない?
私が最初に乗ってたR34スカイラインは、峠にはキツキツだった。
環八以上の高速セクションにはいいんだけどね。」
「そうっすか?」
「ああ。私は峠とか、森の道とか、そういうのが好きなんだけどね」
「自分も、そうですけど」
「R34スカイラインはそういう場所での取り回しに不向きだったんだ。
たぶん、そっちが乗ってたコルトの方が、ピッタリだったはずだ」
「そうですかね?
そういうところでの一般に言われる最速マシンって、やっぱり、シビックとかシティとか、ああいうブイテック搭載型のFFが一番だと、ず~っと思ってたんですよ。
だから、自分は選ばれた乗り手ではないだろう・・・と」
「ああいった初期のブイテック系の車種を神聖視する人間は多いよね。私もそういう時期があったよ。
8000回転以上でぶち回すことが出来るから。
少ない排気量でも、200km/h以上まで伸びるんだ。
だから、神聖視された。
でも、全日本とかのラリーのタイムは、ああいう平成元年頃のFFより、コルトの方がずっと速かったと思うけど」
「それはそうなんっすよ。峠によく出ていた実際の車は、スイスポとかコルトターボが多かった」
「ストップアンドゴーが続く峠では、低回転加速重視型の方が、タイムがいいんだ」
「だから、180km/hリミッターにも当てられないコルトの方が良かったと?」
「峠にはね。180km/hリミッターに当たらないエンジンであることが、逆にいいんだ。峠には・・・ね。
そもそも、部品調達の問題とかもあっただろうし、そっちだって、ああいった世代の中古車は、もうタマ数が無かったり、車体の歪みが酷かったりして使用不能だったんでしょ?」
「そうなんですよ。現実的に言って」

「そう・・・、現実的に言って。
新しい世代の車の方が、手に入りやすいし、簡単に速くすることが出来る。
よほど重くなければ。
まあ、高高速域の伸びは、多少の重さもさほど問題にならない。
むしろスカイラインのようなロング・ホイールベースがいい」
「ああ、だから、高高速域にはスカイライン系がイイって、昔、よしのり先生が同じこと言ってた」
「よしのり先生か・・・。
懐かしいな。早咲きの天才と言われたR32GT―R使いだね。
平成元年くらいに、19歳くらいで、高速湾岸線を300km/hオーバーで走れる人だったんだから、凄いセンスの持ち主ってことだよね」
「ポルシェターボが四駆になる前・・・、
つまり高速湾岸線の帝王ってのが現れる少し前の人ですよね。
よしのり先生の活動期間がもう少し長ければ、よしのり先生の方が帝王と呼ばれていたかもしれない」
「まあ、よしのり先生と、高速湾岸線の帝王とは同じ世代の人だけれども・・・、
よしのり先生の方が少し若いのかな?」
「ええ、たしか」
Posted at 2009/12/09 20:54:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環八(環状) | 日記
2009年12月07日 イイね!

レゾンデートル+環八の生い立ちと血統(環八)

レゾンデートル+環八の生い立ちと血統(環八)「大抵のものごとには、レゾンデートル(存在理由)がある」
このブログで11/1から語られている環八の話にも、レゾンデートルがある。
大体、こんな・・・気味の悪い話。
正直言って、ブログ主は、こんな話、嫌いだね!
(自分が書いておきながら・・・汗)
でも、こんな気色の悪い部分を含んだ、過度に文芸的な話でも、それには存在理由がある。

それは、環八のこのエリアを一度でも走ってみれば、
もっといえば、車を止めてみればわかります。
そうそう、道の、ど真ん中に、クルマを止めてみりゃー、明々白々にわかりますなー。
(こういう行為を推奨するつもりは絶対にありませんし、絶対にやめて下さい。多重衝突の大事故になるかもしれません)

まあ、道のど真ん中にクルマを止めるのではなく、「峠道」しかも「通行量の少ない峠道」と比べると一目瞭然です。

環八は、東京の大動脈であり、これを止めることは大きな「負の効果」をもたらすことであり、そうしたことを誘発させることを「故意に」行うのは、ブログ主をはじめとした、東京住民が許さないのであります。
要は、環八でのレース行為など、完全にフィクションの上でなければならないのです。
フィクションの世界の中に、現実の環八と全く同じステージが登場し、フィクションの中のキャラクターがレース行為を行ったのに他ならないのです。

「ああ、これはフィクションだ」
「ありえねーこんなのー」
とわかるような登場人物の立ち居振る舞い、モノの考え方、喋る内容、装置などなど、そういう設定が必要である。
そう判断したためです。

少なくとも、環八を語る上では、そういうスタンスでなければまずいだろう。
法的にまずいだろう。
そういう判断です。
「法」とは言っても道路交通関係法の見地であり、民法はじめ、一般的な法秩序ではありません。
(一般的な見地からは、もの凄い問題を含んだ表現のオンパレードではあるが、ああいうのは全て、フィクション内の、極端なキャラクターの、極端な考えで、現実のものではありません)

さて、
(これ以降はフィクションにつき、実在する人物・団体とは一切の関係がありません)

「うまいな。そういうことか」
話のなりゆきも旨かったが、この缶コーヒーも中々美味かった。
ようやく頭が、通常の速域に戻る。
通常時に脳の回転は、演算思考系統は速く、反射神経系統は鈍く動くこが通例である。
逆に、高高速で走り出すと、演算思考系統の回転が極端に遅くなり、それと反比例して反射神経系統が異常に鋭く作動するのである。
この男とコーヒーを飲みながらやりとりをして、通常の脳の作動状態に戻ってきていた。

「しかし、そのとき、どんな車に乗ってたんだっけ?」
私は尋ねた。
「三菱のコルトでしたよ。総帥は?」
そいつが答えて、逆に私が尋ねられる。
「最初の車はスカイラインだった。親父が基本的にスカイラインを中心に愛好する傾向があってね。その影響だろうな」
「へえ、スカイライン系の父上かあ。GT―Rも全て乗っているとか」
「いや、残念ながら、違った。メーカーとかにそこまでのコダワリはなかったようだよ。親父は18歳で免許を取って、それから15年くらいは、年に一台くらいの割合で必ず車をオシャカにする人間だった。オシャカにすると、何らかの方法で、新車を買ってね」
「へえ、それは凄い」
「だから、私の親父は、スカイラインに、コスモ、RX-7、フェアレディZ、ジェミニ、ボルボ、(フォルクス)ワーゲン、アウディにベンベー(BMW)、色々と乗ってはブッ潰しているね」
「でも結局、スカイライン?」
「まあ、結果として・・・ね。色々購入して乗ってきた中で、結果としてスカイラインの台数が一番多かった。それだけのこと」
「凄いですねぇ。それだけ色々な車を知ってるなんて」
「まあ、全損事故の衝撃で、髄膜液減少症になってたから、身体の犠牲も大きかったみたいだけれど」
「そんな凄い全損事故?」
「まあ・・・、速度リミッター当たってる状態でって言うから、180km/hからか」
「車体が空中分解とか?!」
「そう。車体が空中分解。アドレナリンで視界は白黒。スローモーションに見える。結果的に、座席とハンドル、エンジンだけの状態になるんだって」
「それは凄い」
「それと、全損事故を起こす大体の場所が、環八だった。そう言ってた。私の血筋と環八には、随分縁があるらしいんだ。この環八を羽田近くまで行ったところに、私の父方と母方の両方の実家があるんだ」
「え、そういうところも、同じですねぇ」
「そうか、それは奇遇だな」
「でも、ここから走ったところって言っても、ここまで開通したのは、僕らが二十代の頃でしたよね」
「ああ、確か、2006年。そう、2006年だったはずだな。環八は昭和元年頃に計画された。それから工事は遅々として進まず、全線開通は最初の構想から実に80年近くだった、そう言われていたな」
「しかも環状とはいっても、完全な環状が完成される予定はハナからなかった。完成しても不完全な環状」
「フッ、それが我々の姿だなんて、言ってくれるなよ」
「まさかぁ、キッチリ完成させてやりましょうよ。でも、環八って、東京の人間のモータリゼーション?東京での車生活の普及の中心ってカンジしません」
「象徴ってことだな」
「走り屋としての自覚を持ったのも、この環八?」
「いや、多摩湖道。環八はそれより前。そっちも同じじゃなかったか?」
「あっ、いや、残念ながら、自分は多摩湖道の方が、先なんですよ。免許取ったとき、まだ、環八のこの区間、開通してなかったんです」
「え、ああ、こっちの方が、免許取ったの、遅かったんだ」
「ああ、そっかー。僕のが総帥より一年早かったんだな」
「そうか、そっちのが先輩なんだなー」
「いやー、一年遅いのが、よかったんですよ。だから自分は、同じ歳で、ドライバー経験が自分より浅くても、総帥のことをリスペクトしてるんですよ」
「え、同じ年で、この業界で後輩に当たる人間をリスペクトしてる?妙な言い方」
「育ち方の違いってやつですよ。走りの神様に選び抜かれてるっていうか。この人にはきっと、最初から走りの神様がついているっていうか、この人が走りの神様だっていうか・・・」
「突飛だな。具体的には?」
「免許取った時、環八が開通してて、ココで初心者マークつけてトロトロ走って、その後に、多摩湖道でワインディング覚えて、青梅街道を西に行って、奥多摩で進化して~みたいな。総帥がそのパターンなんですよね」
「ああ。その順番だね」
「自分の場合、多摩湖道が一番最初で、その後に、環八のこのエリアが入っちゃってるんですよねー。やっぱりリスペクトされる人って、そういうルートが違いますよー。ただキャリアが長いだけじゃない」
「だから、私が、神様だって?」
「ええ。あなたが。
だから・・・、
我々は・・・、
んんっん。
たとい我、死の影の谷を歩むとも、禍いを怖れじ。汝、我と共にいませばなり。
みんな・・・、そういう気持ちなんですよ」
Posted at 2009/12/07 03:30:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環八(環状) | 日記
2009年12月06日 イイね!

因果関係+血統の象徴もしくは深層心理の光景(環八)

因果関係+血統の象徴もしくは深層心理の光景(環八)言っておくが、環八の井荻・練馬エリアで取り締まりが厳しいのは、このブログのせいではない!
確かに、全ての物事にはつながりがある。
だからして、[このブログに書く→取り締まり強化]という仮説が成り立たないことはない。
しかしながら、この推論が当たるには、「ブログに書く前は、取締りが厳しくなかった」、という絶対条件が必要であるのだが、このエリアは、前々から取り締まりが厳しかったのである。
故に、環八の井荻・練馬エリアで取り締まりが厳しいのは、このブログのせいではない。

(それと、このブログには、四面道交差点以降は、環八本線の地下トンネルしか登場してこなかったが、「取締り」は側道の地上部分でも、いや、地上部分でこそ行われている。)

また、明日以降のブログに関して、ひとこと「予告」しておくと、
「大抵のものごとには、レゾンデートルがある」。

さて、
(これ以下は完全にフィクションであるため、実在の人物・団体とはいかなる関係もありません。)
あのコンビニに寄り道したのは何故だろう。
たぶん、ギャラリーのあいつの話を聞いて、確認したかったのだろう。
おそらく、自分でも、潜在意識の中では気づいていたんだろう。

練馬春日町トンネルを抜けたところでUターンし、先程の練馬トンネルの方に戻ってきた。
今度は練馬トンネルには入らず、側道に入った。
西武池袋線の高架をくぐると、左手のマンション一階に、駐車場付きのコンビニが見えてくる。ここの駐車場は、マンション一階に食い込むように設けられており、深夜に車を入れてコーヒーを飲むのに最適だった。

案の定、ギャラリーしていた男がいた。
こいつは情報提供者の一人で、俺と同年齢で、実に俺によく似た男だ。
さっき、ギャラリーしている姿が視界には入っていたが、先程の俺は珍しく、これっぽっちも余裕がなかったので、頭が彼を含めた仲間の姿を認識していなかった。
「お疲れ様です!総帥」
向こうから声をかけてきた。手には缶コーヒーを二本持っていた。
「さすがというか・・・、スリップストリームを用いた瞬時の追い越し、始めて見ましたよ。サーキットレーシングでもめったにお目にかかれるもんじゃない」
彼が差し出す缶コーヒーを受け取りながら、俺も応答する。
「ああ、あんな技、使う予定などなかったです。そもそも、こんな場所で戦いが発生するなんて、ありえないだろ」
彼も缶コーヒーを開けつつうなづく。
「たしかに。ここって、バトルステージっていうより、僕らの心の中っていうか?」
「心の中?」
「ええ。心の中ですよ。僕らの心の中だけにあるはずの場所なのに、いきなりそこに敵のラスボスが現れたカンジで、びっくりしましたよ」
「オーバーだな」
笑いながら、実はその通りだと思っていた。その思いを払拭しようと少し反対する質問を浴びせてみた。
「心の中っていうけど、現実に、この下に道が通ってるんだぜ?」
「まあ、それは、天窓の付いた、道の形状のせいか、何か、深層心理ってカンジか、そういうふうに見えるんですよ」
「深層心理って、エヴァとかそのへんのアニメの影響、受けすぎなんじゃない?でも、ピッタリな表現だな。実は俺も、そう感じてるんだよ」
「ああ、やはり?自分、免許取った後、毎日のようにココに来てて」
「昼?夜?」
「昼っす。昼の方が、より神秘的だったんですよねー」
「まあ、新品の時はね。ここに来てたのは、首都高を走れるようになりたかったから?」
「その通りっす!勿論、現実の首都高バトルは当時、とっくに規制されてたし、首都高バトルするつもりはなかったんですけど、東京に住んでるなら、やっぱ、首都高を滑らかに走れるようになりたいっていう?」
「こっちも同じだった。ここ、首都高と雰囲気が似てるんだよな」
「そうそう、しかも初心者でも、首都高ほど怖くない」
「合流が、左側からしかないからだろ」
「それに、カーブに継ぎ目とかもないし。途中で市街地になって、信号で止まるのも、初心者にはかえって安心でしたよ。用事は、全てこのあたりにわざわざ来て済ませたりして」
「なつかしいな。俺にもそういう時期が、あったよ。まだ、若葉マーク付いてたかな」
「はは。あのころまだ、走りについて、考えたり、具体的な目標として練習してるわけじゃなかったですからね」
「ただ、道があって、ただ流す。極限域の走りやラインはイメージの中でだけ、だったか」
「だから、ココは心の中」
「うまいな。そういうことか」
話のなりゆきも旨かったが、この缶コーヒーも中々美味かった。
ようやく頭が、通常の速域に戻り、演算思考系統は速く、反射神経系統は鈍く動き始めてきていた。
「しかし、そのとき、どんな車に乗ってたんだっけ?」
Posted at 2009/12/06 23:03:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環八(環状) | 日記
2009年12月05日 イイね!

後になってわかるかも+決着!井荻・練馬トンネルの戦い(環八)

後になってわかるかも+決着!井荻・練馬トンネルの戦い(環八)


わたし達は、車でも教育でもゴミ処理でも、完全なシステムを持つことは不可能である。いつでもすぐに時速100キロが出せて、絶対に事故を起こさない車、誰もがすぐに秀才になる教育、そして、誰もが文句をいわないゴミ処理、あればいいであるが、それは「無い物ねだり」である。

田中弘2006年『新財務諸表論』第三版



ブログ主の家でも、「歳末の整理」がぼちぼち始まる。
そういうことで、昨日は、家庭の粗大ゴミを清掃センターに始末しに。
そこで問題となるのが、「普通の粗大ゴミ」と「家電リサイクル法対象物」。
実際に、自分でいくつか持っていくと、
「これは、ココで処分できますよー無料でーす」と、
「これは、家電リサイクル法対象物です。ココじゃ受け取れません」
の二パターンに分かれるんですね。
(実際に持って行って、言われて始めて認識するのかー?アンタってバカ?とか、読んで思った人もいるでしょうが、その点は悪しからず。)
この「家電リサイクル法対象物」、
生活する人間の率直な意見でいえば、「処分にカネがかかる!高い!」。

この法施行の状態と、この法体制の良し悪しはどうなのだろう?
後の時代から見ると、どうなのだろう?
制度としては妥当なのだろうか?
制度の動き方としては妥当なのだろうか?
暇があれば、調べて考えてみたいところだが、今は、わからない。

(「不法投棄すりゃいいやんけー」とか、そういう話は割愛します。)

ゴミ処理の事例に関して、

「燃えるごみ」「燃えないごみ(プラスチック・ビニール類含む)」と分類したところ、燃やさないで埋めるゴミの体積が増えてしまい、東京湾の処分場がたちまちいっぱいになってしまった・・・、
という説を聞いたことがあるくらいなので、
(この説の真偽自体から気になるところだが)

その時に行われていたことが、
後の時代から見て良かったこととなるのか、
それとも、
後の時代から見ると、単なる独善だったりその他諸々の事情の産物だったのでは、
ということとなるのか、

まあ、関係者の方々で慧眼な方は、後の時代から見た結果も、十二分にお分かりになっていることでしょうが、
そういう情報は、それこそ「後の時代」になるまで出てこないのが通例なのが・・・、
皮肉です。

対して、ここで語られた「環八R伝説」の顛末は・・・、もうまもなく全貌が明らかとなります。

さて、
(以下は完全にフィクションであるため、実在する人物・団体などとは如何なる関係も存在しません。)

奥義を出そう。
奴のリヤに張り付いて、スリップストリームの効果を最大限に使う。
モーターの究極的な、もう一段上のレンジへゆくための加速を開放しようと加速する、
モーターの波動がトンネル中を揺るがす。
瞬間、
スリップストリームのゾーンから飛び出す。
爆裂的な破空音が練馬トンネル全体にこだまし、
爆圧が天窓から夜空へと抜けていく。

横に並ぶ、
ここ以外にない!
前に出る。
ポルシェは私の視界を占拠した状態から、バックミラー内の存在へと変わる。
さっきまで、夜の闇と井荻トンネルのオレンジの照明によって、ブラックに見えていたが、
練馬トンネルの青白く明るい照明によって、
あのポルシェがダークブルーであったことが確認できた。


練馬トンネル出口付近がまた右に緩く曲がる。
今度は、奴は後ろにいるので、こちらをブロッキングできない。

こちらは逆に、
「第一段階の武器」・振り子の効能を最大限見せつけつつ、300km/hオーバーで走行。
完全に引き離す。
勝負あり。
過去最大級の、厳しい戦いだった。

だが、ここで何とか勝負をつけることができてよかった。
今日のオールクリアは、少し短い。
この先の練馬春日町トンネルくらいまではクリアだろうが、そこを抜けたあたりには、まだ昨日の車がいるだろうから、そいつらに追いついてしまう。

トンネル出口。

こちらは真っ直ぐに赤羽方面に走ったが、
向こうは、合流車線から左の方に降りたようだった。

クールダウンはどうするのだろう?
交差点で引き返して、もう一度練馬トンネルの反対側に入るのだろうか?
たぶん、そうだろう。
環八内回りを四面道・羽田方向にクールダウンしながら南下するつもりなのだろう。
Posted at 2009/12/05 12:32:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環八(環状) | 日記

プロフィール

「omnes viae Romam ducunt」
何シテル?   09/26 04:50
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
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