
前回のブログで、
実のところ、ブログ主は、「クルマ好き」ではない。
と非礼とも捉えられるようなことを書いているわけだから、誤解を招かぬようフォローさせて頂きたい。
「クルマ好き」ではないからといって、「クルマに愛着が無い」というわけでは決してない。
また、ドライビングは勿論のこと、クルマ業界について関心がないのか?
いや、実のところ大いにある。
特に関心があるのは、「街道名」というもので、
特に自分の親しんだ街道名が出てくると、ハッとして注視、聞き耳を立てる癖があったり、また、関連するブログやイベント情報などで、馴染んだ地名が出てくると、気にならずにはおれない。
だから、「甲州街道」とか「大垂水」「八王子」などというキーワードが、オートサロン関連の情報で出てきたらもう、調べずにはおれない。
(実際にはそんなに時間は無い)
とまあ、そういう気性であるため、このブログのカテゴリー分けは、街道ごとになっているわけです。
(街道別に分けるときの「仕訳け基準」についてはまた後日。
注-「仕訳け」です!←「仕分け」ではありません!「仕分け」ほど非科学的な基準は採用していません。お間違えなきよう。)
また、このブログを書き始めて、みんカラブロガーとなって始めて、
モーターショーやオートサロンのことも強烈に気になってきたり、と、
ひょっとすると、今後、私も「クルマ好き」の一員になれるかもしれない。
私が「クルマ好き」になってきたとき、「走り屋失格」のタイトルが、もっと誇り高いタイトルに変わっていることだろう。
(私が、「クルマ好き」になっていなければ、もっと「悪らつなブログタイトル」に変わることだろう。実は現在こちらの方しか思い浮かんでいない。)
ここまではあくまで「気分的な」お話。
さて、
イニシエーションだの、一人前だの、超一流だのと、気分的とも思える話をしているわけだが、「走り」という技術を媒介物とする以上、
そこには、「○○が出来る」「○○のタイムは」「○○の条件下で」という具体的な「モノサシ」が鋭く喰らいついているのが実情だ。
雪国では、この時期の高速道路を、文字通り「高速運転」出来るドライバーはリスペクトされる。そもそも雪国でのドライビングは、関東とは根本的に違っており、つまりカーブの曲がり方、ハンドルの使い方(「逆ハン」と呼称されるとのこと)が逆である。
カーブの進入手前でテールを振り出し、
横向きでカーブに進入、
カウンターをあてつつカーブを抜ける。
こうしたドリフト走法が基本であり、
この種の運転が出来るようになってようやく、
「本当の意味で免許皆伝」と。
そこから更に、
高速道路を高速道路として走るには、
数段上の技術が必要だ。
高速道路によくある、ドライグリップなら120㎞/hでも抜けられる緩いカーブ、
これをドライグリップと同じ120㎞/hで抜けなければならない。
グリップ走行で抜けることはハナから不可能なのでドリフト走法にならざるを得ないわけだが、
これが難しく、
丁度、「ゼロカウンターの究極のドリフト」というヤツである。
わずかなステアリング操作でテールスライドを引き起こし、
ドリフト状態に入り、ゼロカウンターの状態でアクセルオン。
斜め走行の状態でカーブを抜けるわけだ。
これを出来る人間がそういう地域にはゴロゴロいるわけだが・・・。
Posted at 2010/01/16 02:21:32 | |
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甲州街道四十四次 | 日記