
まず、私を含めた素人は、オリンピック期間が終わる前に、終了させるべき話題。
(言い換えれば、「その業界」の方々は、オリンピックが終了した瞬間から、「次」に向けて余計に熱くなる話題。)
一昨日は、
「美」だの「数値化」だの、
ごちゃごちゃ書いたわけですけれども、
もっと平易に表わすと、
たぶん、
フィギュアスケートの現状として、
α+β
になってしまっていて、
α=技(ギ)=技術点、表現「力」、出来栄え。
β=美そのもの。
つまり、αの項目しか現実には採点対象になってない。
だから、
では、
βは、何か。
誰でもわかる象徴は・・・、
「(レイバック)イナバウアー!!」
あれは、
たしか、得点対象になってなかったでしょ。
だから、はっきり言ってしまえば、
今回の選手たちは、
正直、
αの部分は超絶なんだけども、βの部分がたぶん、「これからに期待」というカンジなんだろう、と。
でも、こんな半端な論理展開は、
「イデア論」によって、簡単に崩されてしまうでしょう。
「美・・・そのβは、イデアにして、究極のあるべき論、目的地だから、それを算定することは出来ない。
そもそも、してはならない。
αのみを算定し、
かつ、
αの最大化が、
βに近づく唯一の手段であり、
αを評価することが、
βを評価することに繋がりうる唯一の基準である」、と。
でもそうすると、
金 姸兒 フリー150.06点、合計228.56点
浅田真央 フリー131.72点、合計205.50点
荒川静香 フリー125.32点、合計191.34点
という「点数の系譜」を「正当なもの」と「仮定」すると、
それこそ、冒頭のような話が出てしまう。
まったく・・・美の世界の話は、難しい。
正直。
(素人としては、「今回審判たちは~、金姸兒を金メダルにしたかったな~?前回はショートプログラムで、コーエン、スルツカヤ、荒川の3人が一点差未満になっていたのに、今回はSPで5点差だからなー」という思いが、やはりしてしまうな。と。
ネットの掲示板でもみんカラでも、色々書いてありますねー。
ま、このブログで扱うテーマは、「走り」と「数」に関係あることですので、今日のココまでで、この話は終了ってことで。
後は、他の方々に、お任せです。)
でもやっぱり、
「β」の要素が人間の心に与える「影響」は大きい。
実はこのβが、大きい。
この「β」部分を、
私は昨年末、「フィギュアの衝撃」とか「文芸性」とか言って表現しようとしていたけれど、ヘンな文章が出来上がっただけで、
たぶん、
伝わらずじまい。
だから、
いい加減、このブログの「本業」に戻ろう。
「数の世界」。
中でも、
私のような馬鹿でもわかる、「速さの世界」に。
と、その前に、
「β」の要素が人間の心に与える「影響」は大きい。
「フィギュアの衝撃」とか「文芸性」とか。
コレに関して、
「(ここで言う)β」「フィギュア」「美」「衝撃」「影響」「背景」「歴史」・・・、
全て包含した、
傑作的にして端的な事例。
ちょうど4年前、
公園で、
当時6歳くらいの子供たちが~ぁ、
背中を反らして~ぇ、
「イナバウアーーーーーーーッ!!」
さて、
私は・・・、
「共感」
を与えることが出来ているだろうか?
私の表現方法は、「理解の範疇」に留まっているものでしょうか?
『鉄子の旅』によると、
「横見氏」は、「板切れ」という言い回しを譲らない(らしい)。
でも、
アレは、
どう考えても「板張り」だと思う。
また、『鉄子の旅』からの引用ですが、まあ。
画像もコレについて。
Posted at 2010/02/28 00:25:17 | |
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甲州街道Ⅲ(中央高速烈伝) | 日記