
←画像と参考情報は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9AE5%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
まず、テレビの話。
昨日4/4夕方18:30~19:00、TBS系「夢の扉」で、新幹線の最速追求に纏わる話がやっていた。
路線は東北新幹線で、
「319km/hを達成しよう」
というものだった。
画面を見ていて、(速さ追求狂?の 笑)私にとって、「目新しい情報」は無かったものの、
「感じたこと」が一点。
「東海道・山陽新幹線よりも、東北新幹線の方が、最速追求に向いているんではないのか?」
ということ。
「最速追求の伝統」は、
東海道・山陽、特に東海道にあるわけですが、
現実問題として、東海道山陽新幹線の軌条面は、伝統的な砂利を詰めたものだったと記憶しています。
対して、東北・上越新幹線の方は、コンクリート打ちのスラブ軌道ではなかったか、と。
アホらしい言い方ですが、
ダウンフォース効果を追求しすぎた場合、下手すれば砂利を巻き上げてしまうのでは?と。
それと、
抜本的な技術論として、路線が構築されたのが、東北新幹線の方が、「より新しい」と。
つまり新しい技術に立脚して路線が造られているから、実験や新技術追求には東北線の方がよいかな、と。
現に、
東海道新幹線のN700系が、カーブを「全力加速状態で曲がる」速度は、270km/h。
東北新幹線のE5系が、カーブを「全力加速状態で曲がる」速度は、320km/h。
つまり、
東海道での「振り子」のリミットは270km/h、
東北での「振り子」のリミットは320km/h。
(速さ追求狂な)素人目に見ても、50km/hの差が生じてしまっている。
加えて、
「経済的役回り」。
東海道・山陽の方は、あまりにも都市化・商業化が進みすぎており、
もはやその軌条を用いて、実験・新技術開発・未体験ゾーンへ踏み込む、ということは、馴染まないのではないか、と。
だから、
東北新幹線の方で技術開発を行い、
東海道・山陽の方は、何よりも実用重視で、東北方面で開発された技術を、ひたすら「マッチング」させることに精を出した方がよいのでは?
という思いが、
テレビ画面を見ていて湧いてきたり。
ここで、
私は「自称・伝統主義者」であることも付け加えておきます。
「日本における最速追求は東海道にあり」
私は、そう思っているし、
実際の歴史・伝説・魂もその通り。
でも、
伝統と精神論だけで技術を語ることは決して許されることでは、ない。
私の「勘」が正確とは思わないけれど、
画面を見る限り、これは、そういうケースだ、と私の勘は言っている。
画面を、
「当代の走り」を、
中心として感じるところは、
この「伝統」が(「因習」とセットになって)、
ひょっとすると「技術進化の妨げ」になるかも、という気がしています。
この「伝統」⇒「因習」となってしまっていること・・・。
JRの分社化・・・。
上記「役割分担論」には、JR東海が猛反発するでしょうね・・・汗。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/15693308/
さて、
『走り屋ゼロ』というビデオ作品の論評です。
第一戦。R34GT-R VS S15シルビア
S15シルビア(コマツ)とGT-R(現ゼロことユウイチ)の対戦。
九十九折(つづらおり)のコーナー。
シルビア、大回りのドリフト中、GT-Rにインを刺され、抜かれる。
「見事なコーナリング。
シルビア、必死のドリフトもまるで歯が立たない」
また、宮が瀬の描写。
「シルビア、加速。オーバーテイクか?」
↑いやいや、この宮が瀬で、GT-Rで、このカンジなら、もう一段上の速域が残ってるでしょ。
GT-R再び加速。(やはり)
とんでもない速さでシルビアを引き離す。
シルビア追いつけない。
シルビア追いつけない。
現ゼロ(ユウイチ)>-R、圧倒的な強さを発揮して、S15シルビア(コマツ)に勝利。
ここまでのバトルステージとして、「北岸」は出てきていないようだ。
南岸道路しか出てきていない。
ストーリーの設定としては、
まだ「D(Downhill・峠)」の部分しか出ていない。
それと、今日のブログでも、忘れずに一言。
「宮が瀬は、峠じゃありません」
それと、あえてこのビデオのここまでに、補足を入れるなら、
「宮が瀬」+「峠風サーキット」です。
「D(Downhill・峠)」というのは、「峠風サーキット」の部分でしか言えません。
宮が瀬は、「比較的平坦な、中高速のワインディング」って感じですから。
あと、詳しくは、
『走り屋ゼロ』をご覧下さい。
レンタルビデオ屋さんにあると思います。