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猛走峠のブログ一覧

2010年05月10日 イイね!

「眼」(ORBIS)

「眼」(ORBIS)←オービス。オービス (ORBIS) はラテン語で「眼」を意味する言葉。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
より。


時津風部屋は、東京都墨田区で、「名古屋」は、「事件が起きた場所」です。
従って、
一審(地裁)と二審(高裁)は、
事件が起きた場所の名古屋で刑事裁判が行われました。
この、「裁判所管轄」の話は、
前にも一度、
チョロッと出てきてはいるんですが(「エリカ様」の話のところで)、それについては、また、後日、語りましょう。

と、前回の名環のカテゴリーに書きました。

「エリカ様」の話では、
「スペインに事務所をつくりました~♪」
ということで、

「トラブル・裁判についてはスペイン法に準拠するものとする」
という話。

この「トラブル」というのが、日本で発生した場合、
現在の制度では、
「何故にそこで、スペインが出てくる???」
という話になろう、ということ。

たぶん、スペインの裁判所からは棄却されるのでは???


それと、
「名環」のカテゴリーでの「俺」の語り。

だから、
こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ないのだ。
以前、名古屋環状の4車線区間で(←実際には3車線区間だったか・・・汗)、
当時乗っていた車が、160キロしか出ないから、
当然、300キロ出るわけがないし、
180キロリミッターにも当たらなかった、
とか、
そういう個人的経験談は、
今のところは、置いておくとして、

という話。

これについては、
あの名環の3車線区間の、丁度真ん中あたりには、オービスがあります!!
で、
「300キロ出していたーーーー」
として、オービスによって、
「カシャ!!」
と記念撮影(笑)が行われた場合、
「呼び出し状」が来ると思われ・・・、
しかもその裁判所所在地は、原則として名古屋になるであろう、という話なのです。

すなわち、
現在において、「裁判所の場所」を決めるのは、「トラブルのあった場所」となるのが大原則なのです。

それと、
「エリカ様」の話で、
「スペインに事務所をつくりました~♪」
ということで、
「トラブル・裁判についてはスペイン法に準拠するものとする」
という「約定」に「合意」した場合どうなのか?
というコトですが、

そもそも、
「スペインに事務所をつくりました~♪」
というのが、
スペインでの活動ではなく、
日本人が日本で活動するというのに、
わざわざスペインの法に準拠して事務所をつくり、
「トラブル・裁判についてはスペイン法に準拠するものとする」
というのが、実際問題、通るのか?

というなら、
たぶん・・・、
通らない、と思う、ってコトです。(このへんの組み合わせの話は、それこそ、国際私法の実務家とか理論家の方に聞かないとわかりませんね汗)

一応、
現在の慣行は、トラブルが生じた場合の裁判所所在地は、トラブル発生場所ということになっているようです。国際的にも。

日本国内に限定しても、
名古屋で事件を起こした時津風部屋は、名古屋で刑事裁判ゆにかけられることとなったのです。

また、
あの名環の3車線区間の、丁度真ん中あたりには、オービスによって、
「300キロ出していたーーーー」として、
「カシャ!!」
と記念撮影(笑)された「俺」に対しても、
「呼び出し状」は愛知県警からくると思われるのです。

だからして、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
に記されているような「問題点」に対して、「抗議」しようというなら、その管轄地に再度出向いて争わねばならない?
という問題が生ずるのです。

この論点に関しては、「旅先でオービスに撮られて~」というコーナーが、様々な本にでていたはずなので、時間を見つけて、
少し読み直してみますかね。
Posted at 2010/05/10 23:38:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年05月07日 イイね!

「名古屋場所期間の事件」(@名古屋)

「名古屋場所期間の事件」(@名古屋)この記事は、集団リンチ殺人…!?について書いています。

昨日付けのブログ「中央高速烈伝」のカテゴリーにおいて、
ワタクシの「復習」がてらに、以下のようなことを語っておりましたらば、

「原因において自由な行為」(action libera in causa)
「刑法39条を意図的に用いて、処罰を逃れようとする」もの。
飲酒・薬物使用により、自己を責任無能力の状態に陥れ、その状態で犯罪行為を行うことをいう。
例えば、
酩酊すれば傷害行為に出る性癖のある者が、多量に飲酒・酩酊して責任無能力の状態に陥るもその状態で他人をビール瓶で殴打し傷害するような場合が考えられる。(立石ニ六『刑法総論』より。)

うーーーむ。
「酩酊すれば傷害行為に出る性癖のある者が、多量に飲酒・酩酊して責任無能力の状態に陥るもその状態で他人をビール瓶で殴打し傷害するような場合」

「多量に飲酒」
「ビール瓶で殴打し傷害(致死)」
この文言・・・、
コレで思い起こされるケースって・・・、
時津風親方???

時津風部屋は、名古屋なので、
大変申し訳ないながら、
この話の続きは「名環」のカテゴリーにて・・・。

というくだりとなりました。
ここで、「時津風部屋は名古屋」の文言は、間違いです!
時津風部屋は、東京都墨田区です!
「名古屋」は、「事件が起きた場所」です!!
従って、
一審(地裁)と二審(高裁)は、
事件が起きた場所の名古屋で刑事裁判が行われました。
この、「裁判所管轄」の話は、
前にも一度、
チョロッと出てきてはいるんですが(「エリカ様」の話のところで)、それについては、また、後日、語りましょう。

で、
時津風親方の「罪責」ですが・・・、
とりあえず、以下のような「パターン」が考えられ・・・、


①「殺人罪」なら死刑または無期もしくは5年以上の懲役、
②「傷害致死」なら3年以上の有期懲役、
③「過失傷害」なら30万円以上の罰金または科料、
④「心神喪失者の行為は罰しない」なら無罪放免。

で、
時津風親方に対する処罰は、今のところ、②。
理論上も法律的な話としても、これが妥当な気は、します。
(「刑法理論」でいくと、③も結構有力な説のようです。さすがに③では、刑が甘すぎるので、検察も②で起訴しましたが)


でも、
私、
特に、
このブログでの「(走りを志す)私」の感性では、
「①(殺人罪の適用)が妥当」。
何故って、それは、時津風親方は、「格闘家」だから。
「人を傷つける力を魅せる」ことで生きている者、
しかも、
日本の「国技」とされている、
わが国の格闘の最上位に君臨する、
格闘家の中の格闘家と位置づけるのであれば、
「その、力の暴走には、
しかも親方という地位にありながら、
リンチという形で力を暴走させたこのケースでは、
最も重い罪に問われて当然だ」
という思いが強いのです。

しかし、「現在の法律運用の現実」としては、②(傷害致死)が妥当なようです。
が、②は、「普通の人」が暴力を振るった場合であり、
「格闘家が暴力を振るって(しかも弟子を用いたリンチ)、死に至らしめた」場合には、
① が適用されるべきだろう、と。

しかし、
現在はそういう考え方は、しないらしいです。
現状、
「普通の人」or「格闘家」の区別は、
「情状酌量」「量刑」において行っているみたいですね。
加害者が一般人の場合→「傷害致死罪」→情状酌量する→最低刑の懲役3年、
加害者が格闘家の場合→「傷害致死罪」→情状酌量しない→懲役6年
という具合に。

「格闘家だから①が妥当」という、
「私の考え方」だと、
加害者が一般人の場合→「傷害致死罪」
加害者が格闘家の場合→「殺人罪」
ということになるので、
同じ事実なのに「構成要件」(Tatbestand)がブレてしまう、
という、
「論理的なおかしさ」を示してしまうことになります・・・汗。
こういうコトでは、刑法専門家の方々からは、「バーーーカ」と罵られるのがオチなのはわかっているのですがね・・・汗。

自分としても、
ヘンな考え方であることを充分に自覚した上で、言いたい。

「格闘家が暴力を振るったときには、より重い罪に問われるのが当然だ」と。

(現在の法律的には、①の適用は、「殺人の意思はなかったであろう(刑法38条の兼ね合い)」という点でも、少し問題があるのです。でもそれについては、「コイツ、ぶっ殺してやる」という故意を持ってビール瓶で殴り、「お前ら、コイツをかわいがってやれ!」と命じたであろう、と認定するなら、可能だが、
現に検察は「傷害致死(傷害の故意で、結果として死に至らしめた)」で起訴したわけですから・・・汗)

それと、
○刑事訴追その他 について
暴行に関わった兄弟子3人は同年12月18日、名古屋地方裁判所にて執行猶予付きの有罪判決(うち2人は懲役3年、執行猶予5年、1人は懲役2年6月、執行猶予5年)が確定し、これを理由として相撲協会を解雇されている。

15代時津風の刑事裁判は、2009年5月29日、名古屋地方裁判所が懲役6年の実刑判決を言い渡した。被告人は即日控訴し保釈を申請。この申請が認められ、同日、名古屋拘置所を出所。保釈保証金は1,000万円。

2010年4月5日、名古屋高等裁判所にて控訴審の判決が言い渡され、名古屋高裁は一審終了後に被告人が退職金を被害弁済に充当したことなどを情状として酌量し、一審判決を破棄し新たに懲役5年の実刑判決を下した。被告人は即日上告した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E6%B4%A5%E9%A2%A8%E9%83%A8%E5%B1%8B%E5%8A%9B%E5%A3%AB%E6%9A%B4%E8%A1%8C%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
より。

上告が受理されれば、この事件は、最高裁(東京)にくるのです。
事件の発生場所(名古屋)を離れて、
時津風部屋と同じく、
法廷の所在地は東京となります。
先にも書きましたように、裁判所所在地の話はまた後日。

一審:名古屋地裁判決 懲役6年
二審:名古屋高裁判決 懲役5年
三審:最高裁判決 ?

端的にいえば、裁判をやることによって、「減刑」されていますね。
裁判やればやるほど刑が軽くなる、ってわけですね。
この種の方の事件では、
個人的には、
「やればやるほど刑が重くなってしまう」という状況が望ましいと思っているのですが。

それにしても、
今回トラックバックさせて頂きましたブロガーの方の、
「この問題といい、朝青龍問題といい、大相撲の世界の対応は腐っている」
という、2007年時点での言葉は、
朝青龍引退の原因となった事件も、
「そういえば、そうなりかねなかったか」
という意味で、今から見ると、予言的に見えるものであります・・・汗。
Posted at 2010/05/07 09:10:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年05月03日 イイね!

「現状」+「物理的に出来ることしか、できない」

「現状」+「物理的に出来ることしか、できない」 ←アメリカ空軍横田ベース。

今日は「憲法記念日」でありますので、それに纏わる話をしましょう。
現行日本国憲法25条。
①すべて国民は、健康で文化的な生活を営む権利を有する。
②国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
このように、憲法で「生存権」が保障されているものの、
現に、日本においては、「貧困」が現存し、先進国30カ国中、アメリカに次いで貧困率が高い。
「生活保護費給付額を削減しようと、役所窓口における、役所による水際作戦」
など、
「生存権」は「絵に描いた餅」となっています。
で、(「大小」と「豊貧」は実は異なる概念ですが)
日本は、
「世界第三位の経済大国」(昨年までは二位だったが)にして、
「世界一、二位の債権国」であり、
外国政府にも多額の貸付を行っているわけですが、
現在、
日本政府は、「日本国民からの借金」が累積し、
「財政緊縮」「財政再建」を必死でするハメになり、上記憲法25条2項の実施は不可能・困難となっています。

じゃあ、
「外国への貸付分を返してもらったり、外国に貸し付けている債権と相殺で返済ってことにして、そういう外国債権使って財政再建とか必要な財政費賄おうぜー」
という話になりそうなものの、
それは、
「無理」
となりましょう。
そんな話はおくびにも出されず、「財政再建しなくては!」と。
世界屈指の債権国が、その政府は、財政再建に苦しむという矛盾。
行政を満足に行うカネに困った政府が、外国にカネを貸しているという現状。
「貸したカネ」・・・返してもらえるのでしょうか・・・???

まあ、こういう「生存権」の話については、
「ヒトの集団」としてある程度以上独立できていなくては、
「日本国の国権」というものそれ自体が「究極的には存在していない」というコトになので、
「生存権」に関しては、
日本国が、「ヒトの集団・国家」としてある程度以上独立できていなくては、極めて不安定なものとなりましょう。

そして、その「独立」に関して。
「横田基地(写真)」とも関係しますが、「憲法9条」と「日米安全保障条約」。
実際問題として「憲法九条」と「日米安全保障条約」は、
「バトルロワイヤル状態」の国際社会の現実の前に、
「張り合わせ状態」となっている。
「日本の現状」は、
東京圏にも、
横田(空軍)と、
厚木(海軍航空隊)という、
米軍の主力航空基地が二つありまして、
事実上、
東京の、
首都圏の、
「制空権」は、米軍によって奪われたままなのです。
この状態が60年以上続いているので、あと30数年続けば100年以上。
100年以上続けば、その状態が「完全に固定される」ということです。
その状態が「完全に固定される」に加えて、ある「効果」が発生すると思いますが、それは、「さて、」以降にて。


さて、
(以下はフィクションの域です。以下で語られている「俺」は架空の人物です)

「俺は逮捕された」。

「族」を結成したとき、
「最っっっっ強ぉぉぉ、ってか、最っっっっ凶????
の環状族つくろーぜぇ?」
ってことだったわけだから、東京環状16号のトコに、
すっげー邪魔者が、
どーーーーーーーーんと陣取りやがって、
キーーーーーーーーーーーーーーンとかほざいてっから、
あいつらを、
ぶっ潰そうぜ!」
って話になり、
東京環状16号(通称・国道16号)の昭島に、ドカーンと居座ってやがった、
通称「横田基地」襲撃を企て、「俺は逮捕・投獄された」。
「煽動の性格がある」として、独房に監禁される日々が何年も続いた。
独房での監禁を耐えるには本を読むしかなかった。
それで、とある手段を使って、法律系の知識とかをも得たという話は、またいつか別のところで。
だが、そんな俺が、

首都・東京圏にも、横田と厚木という、
米軍の主力航空基地が存在し、
事実上、東京の、首都圏の、「制空権」は、米軍によって奪われたままという状態、
かつ、
この状態が60年以上続いているから、あと30数年続けば100年以上、

というこの「現状」を踏まえて、
「100年経った頃」を予測するに、
たぶん、
日本人は、事実上、「徴兵」されるようになるだろう。
憲法9条によって日本国国権としての戦争が禁じられているのだけれども、
現実に多くの人間が徴兵され、戦死していくという状況が、普通になるだろう。

アメリカ合衆国とか中華人民共和国とか、この種の軍事大国の意思によって徴兵され、
この種の軍事大国のために戦うことになるのだ。
でもそれは、憲法9条には何ら違反するものではない。「日本国国権の発動たる戦争」ではないのだから。
古来から、こういう兵士を、「植民地兵」とか「奴隷兵」とか呼ぶのだが、
既に日本国において、「生存権」を規定した憲法25条は有名無実化していたので、
日本人が「奴隷兵」となることも、何らの不思議もない。

ふざけた話だが、そんなもんだ。
昔から、「日本は、軍事費を安く抑えたから経済発展した」とか誤報がずーーーーーっと報道されているが、
日本国民が負担した軍事費は、
自衛隊の費用+(自衛隊の何倍にもなる)米軍の活動費
であるため、
日本国が現実に負担した軍事用途金は途方も無く多いのだ。

そもそも、こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ないのだ。
だから、
「改憲して憲法9条を削除するだけで、抑止力となる!」
なんてことを言っているおめでたい者が多いが、
「軍事的抑止力」は「現実の軍事力」によってしか確保されない。

それと、
そんな人々に、問いたい。

「憲法改正(9条廃止)→しかる後に、核武装」

こんな「紳士的な軍拡」が、
本当に仮想敵国に脅威を与えるのか???

本当に仮想敵国に脅威を与えるのは、
「憲法9条は存在する。しかし現実には核武装している」
というように、
法的野蛮状態こそ、最も脅威を与えるのではないか?

現に、
東アジア某国(K国)など、
「憲法の上に、政党(労働党)なるものが存在し、そこに独裁者が君臨している」
そう。
憲法の上に、だ。
この法的野蛮状態が、
あれっぽっちの国家でも、
はるかに大きいこちらに、
恐怖心を与えているではないか。

だから、
こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ないのだ。
以前、名古屋環状の4車線区間で、
当時乗っていた車が、160キロしか出ないから、
当然、300キロ出るわけがないし、
180キロリミッターにも当たらなかった、
とか、
そういう個人的経験談は、
今のところは、置いておくとして、
とにかく、
こういう「有形力」の話は、どこまでいっても「有形力」でしかあり得ない。
「物理的にできることしかできない」のだ。
Posted at 2010/05/04 05:21:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年04月30日 イイね!

ハブ&スポーク論

ハブ&スポーク論この記事は、走れ!!ROMES!!(?)IN セントレア空港について書いています。

いま、吉森賢という経営学者の本から、目が離せない。

たとえば、よくニュースに出てくる、「ハブ空港」。コレについても、「暗部」も滲み出ていたり。

アメリカの大手航空会社はハブ空港方式を採用している。すなわち周辺の地方都市から短距離便を飛ばし、ハブ空港に乗客を集め、そこからそれぞれの乗客の最終目的地に長距離便を飛ばす方式である。たしかにこの「ハブ・アンド・スポーク型」の方式は飛行機の座席利用率をできるだけ高め、満席を目指すためには有効である。乗客一人あたりの費用は安くなるからである。しかし乗客の立場からは、航空会社の都合により、直行便な短時間で行けるところを回り道させられていることになる。すなわち乗客の旅行時間は余計にかかる。
 さらにハブ空港では、地方都市からの乗継客のために、長距離便の飛行機を待機させる必要がある。このため、その地上待機時間は長くなる。
到着時間が遅れればさらに待機時間は長くなる。このためゲートの準備、機内食の用意、燃料補給など地上要員の無駄な時間も増える。これらすべては費用の増加を招く。
 サウスウエスト航空の戦略はこれとは全く異なる。その基本的目的は、飛行機の飛行時間を極大化し。逆に地上にある非稼動時間を極小化することにある。製造企業において機会の稼働率を極大化することと同じである。このため採用された戦略が、ハブ空港を経由しないで地方都市を結ぶ直行便の採用である。
吉森賢『企業戦略と企業文化』2008年 放送大学教育振興会 (P209)

なるほどー。
「ハブ空港」とは、
場合によっては航空会社にとって不利なものとなりかねないのかー。
それと、
「客に不便を強いる」「顧客のことを考えていない」というのは、
「顧客の絶対的尊重」という「日本の生産者行動」の原則とは、反対だな。
という話は、次回以降。

それと、
「クルマ」「マイカー」は、
「ドア・トゥー・ドア」が基本なので、「ハブ化」はあんまり無いのですが・・・、
「ハブ化してしまっている」、超有名なところは、あります。
それは、「さて、」以降。

それにしても吉森氏の書き方は、
「すべての制度には利点と限界がある」戦略と企業文化』(P80)ということに常に留意しているのか、

極端に言えば、
「サウスウェスト航空が、まったく上手く行かず、倒産しました~」
となったとしても、
語られた内容は、
実に、
「考えさせられる」、
「なお、説得力を持っている」
という感が強いのです。

対して、

この種の経営学者の先生方の中には、
「○○社の不正を嫌う社風」
「不正を嫌う社風であるが故に、××社は不正と無縁なのである」
「△△社のビジネスモデルは実に的確であるため、△△社の未来は約束されている」
とか、
こういう書き方をなさる方々が、確かに、多々、いらっしゃるのですが・・・汗。
これらの会社の不正が明らかになったり、倒産したりすると、
その文言が、笑えてくるのです・・・笑!

(これらの「違い」は、「限界」を考察してあるか、否か、によるらしいのと、
「トヨタでは現場作業員がこれを実施する。すなわち作業員個人が尊重されているという」ってな具合に、「という」が付いていて少しだけ「懐疑的な匂い」を残すか、否か、にあるようです。

ひょっとすると吉森先生の過去の著作の中にも、
後で、
「うわ~~泣。
全面的に褒め称えた企業が、
不正はバレるわ、
ビジネスモデルは行き詰るは、
倒産するは、
俺の書いた話は広報部の言ったことを鵜呑みにしてるだけだし、
恥ずかしーーーーぃ」
ってな内容となってしまった、
「お笑い本」があるのかもしれません!
ひょっとすると、そういう苦い経験をしておられるのかも。
どうなのでしょうね? 笑。
失礼しました)

さて、
(以下の記述に関する暴言等に関しては、一切の責を負いかねます)

本来は「ドア・トゥー・ドア」が基本の「マイカー」(バスは除く)。
クルマで、「ハブ化」はあんまり無いのですが・・・、
「ハブ化してしまっている」、超有名なところは、あります。
(クルマ界にはトラックもありますが、それは、今日のところは、詳しくは触れないとして)
クルマで、「ハブ化」と言ったら「渋滞!」です。

そして、そして、ゴールデンウィークにボチボチ入っている今日この頃。
この5月にて、自民党政権(麻生内閣)時代に設定されたETC搭載車のみ土日祝1000円で乗り放題!!は終了するというので、高速道路が低速道路と化するのですねー。

で、
そういった「旅客」の方々からすると、東京を走り抜けたい場合、
ちいさーな環状高速道に集まってしまうことになってしまう。
コレを「意図せずして生じたハブ化」と言わずして何と言おう。
東京圏の首都高を通るクルマは、
多くがC1都心環状線へと集まってしまい、
C1が巨大なロータリーとなり、慢性的な渋滞となってしまったー。

そして、
首都高のこの状態は、最近ようやく山手トンネルなどが開通し、改善の「気配」だけは見せるも、
「解決」にははるかに彼方のことである。
それもそのはず。
首都高以外の外環道など、大泉でぶっツリ!
外環道の工事は遅々として進まず、なかなか開通しない。
圏央道も同じ。
なかなか開通しない。
工事は、遅々として進まない。

その「理由」は単なる「予算不足」などという甘いものでは、ない!
「魂の話」
そのものなのであった。

究極、
(実際には、東京に骨を埋めることになったとか、その人間にとっての実態はさておき)
「俺にとって、東京なんて、仮の住まいなのさ」
という意識そのものが、そのような街づくりになったのだった。

日本の政界には、「道路族」と呼ばれる人々がいるものの、
こういう「環状」という形状の道路は、
「道路族」と呼ばれる政治屋さんたちに、「覚えめでたくない」。
つくったところで、「首都圏の住民のためにしかならない」と思っているから。

「どういう形状の道路が、覚えめでたいか?」
それは、
東京と、政治屋さんたちの「おくに」を一本線にツナグ形状の道だといわれている。
つまり、
こう思っていらっしゃるのだ。
「俺の村とトーキョーを、高速道路で一本線にツナグのが、俺の村を発展させるのさ」
と。

そして、結果、どうなったか???
その「期待」とは全く「逆の効果」を彼らの郷土にもたらした。
さらに、「彼らの郷土の人々」が「一直線に向かって着いた先」は、
「俺にとって、東京なんて、仮の住まいなのさ」
と、郷土の「有力者」たちが、
馬鹿にして、ろくな愛情をかけずに出来上がった、貧しい巨大都市。

まあ、結果、
地方は疲弊。
あまり報道されないけれども、東京こそ貧困の中心地なのであり、疲弊。

これを「意図せぬハブ化」と言わずして何と言おう。

で、「名環」は、「首都圏の環状」などを「模倣」して急速に構築されている、
と位置づけたが、
今のところ、
「名環」に、
「首都圏環状」に対する「魂の欠落」「蔑み」「愛着の欠如」「結果としての細切れ状態」もが模倣されているとは、見えない。
むしろ、名古屋圏の方が、着々と、滞りなく整備・開通している感がある。
(そう見えるのが、私の無知が故かもしれないが)
名古屋圏の「開通スパン」は「数年」であるようだが、
東京圏は、「数十年」場合によっては開通に「百年」を要する。(環八は、開通に80年かかった。)

それはそうと、
「中部国際空港」はどんな具合でしょう(唐突に)
Posted at 2010/04/30 02:11:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記
2010年04月28日 イイね!

「神がかり表現」&「グローバル企業」+「東京環状族」にとっての「邪魔者」

「神がかり表現」&「グローバル企業」+「東京環状族」にとっての「邪魔者」この記事は、徳之島なんてね~について書いています。

←「吉森賢教授」の本。
『グローバル経営戦略』
今日のブログはこの本に拠るところが大きい。
それと、『SAPIO』2010.4.14/21。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17810789/
より。

しかし、
「走り屋の魂」を持つ者として、
今、
やはり改めて、
スタンウェイのピアノの話を、出したい。

「スタインウェイのピアノは、世界で最も有名なピアノの代表格であり、俗に「神々の楽器」 (The Instrument of the Immortals) として知られているが、これは多くの伝説的なピアニストや作曲家達の信奉の結果でもある」

そして、
平易な言葉で、
言おう。
日本車には、「神々のクルマ」の称号を得て欲しい、
と。

前回、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17810789/
「名環」のカテゴリーで、このように、「叫んだ」。
これと関連する「面白い記事」がある。

「日本の、スーパーカー カッコ良さに基準はない、夢のモデルチェンジにかけるそれぞれの想いがここにある」
「どうしてこんなにモテるのか!? 川崎・大森・六本木で緊急現地取材!ポルシェの神通力チェック」
 20歳の男子大学生に、彼が生まれた頃の若者向け雑誌を見てもらったところ、「ギャグですか、これ?」。時代は変わったのだ。
清水典之「若者はもはや「クルマ離れ」ではなく「クルマ嫌い」になった」
小学館『SAPIO』2010.4.14/21 P97より。

 なるほど、20歳の男子大学生の大部分は確かにこういう見方といえるかもしれませんね。それと、このブログの書き手は、そんな方々とあまり歳は離れてはいないけれども、彼が生まれた頃の「論調」「書き方」「語り方」に、大きく影響されているところがあると思います。笑。(その話は、また次回以降。)
 そんなこんなで、
 『SAPIO』2010.4.14/21が、このブログを書く私にとって、「物凄く面白い!!」。
この記事の他にも、これからの自動車のコア部分に関する事項が、明暗部共に書かれており、実に、面白いです。

 で、話を少しだけ変えて、
「名環」と、その「象徴」???の、
「トヨタ」に関連するコト。
以下は、吉森賢『グローバル経営戦略』より。


「グローバル企業(Gloval Corporation)」なる言葉・概念は、いわゆる「俗説」であるらしい(日本においてもアメリカにおいても、これを使う人により意味が異なるから)。

 類似する言葉で、「トランスナショナル企業(Transnational Corporation)」については国連機関のUNCTAD(アンクタッド・世界貿易機構)による定義づけがあるらしい。

「トランスナショナル企業は、本社とその子会社により構成される。本社はその所在国以外の国の企業資産を資本拠出により支配する。この資産の支配には少なくとも10%の資本拠出が必要と考えられる」

 しかしUNCTADの、この定義ではあまりに単純であり、現実のグローバル企業の複雑な活動内容を説明することはできない。現実の企業の世界ではグローバル企業とはどのような企業であろうか。

これは、
吉森賢『グローバル経営戦略』2006年 放送大学教育振興会
P9からの引用。

吉森先生は、
思想とかそういう話は一切度外視するとして、
経営学の学者として、相当面白い観察眼を持っていると、思います。
今後も、このブログの「名環」のカテゴリーに、頻出するかと思います。
で、思想云々は一切度外視して、吉森先生の「グローバル企業」の定義づけをみていきましょう。

一言でいえば、
「適切な経営資源を世界に求め、これらにより世界の主要市場において、統一的な経営方針により製品、サービスを提供する企業」

また、吉森先生による「詳細な定義づけ」に拠れば、
「日本企業に限らず、一般に企業がグローバル企業として国内外から見なされるためには少なくとも以下の特質を備える必要性があろう」ということになり、
それは・・・


①本社の取締役会および経営者に外国人が多い。
②本社の企業統治が国際的水準にありも経営の透明度が高い。
③売上高に占める外国売上が国内売上よりも大きい。
④主要国に販売会社、生産拠点、研究開発組織、統括会社などの現地法人を有し、これらの役割、組織、目標および業務執行手続きが成文化されている。
⑤輸出、ライセンス契約、合弁会社、現地生産会社、外国企業買収など、ほとんどの市場参入戦略を経験している。
⑥ブランドまたは社名の世界的認知度が高く、その価値が高い。
⑦ニューヨーク証券取引所に上場されており、外国人株主の持ち株が40%以上である。
⑧国際活動における重要な法務リスクを経験している。
⑨世界本社と主要地域の統括会社が生産、販売、研究開発のネットワークを形成し、これらの組織間に補完的、相乗的関係が存在する。
⑩グローバル戦略、国際財務、国際法務、国際リスク管理などにおける有能なスタッフが存在している。
⑪英語が公用語である。最高経営責任者が英語で任務を遂行できる。

と。
吉森先生による①~⑪の「定義づけ」も、
今後、このブログでも、けっこう出てくると思います。
特に、「名環」のカテゴリーで。



さて、
(以下はフィクションです。以下において頻出する暴言・問題発言・扇動的内容については、如何なる責任も負いかねます)


「俺は逮捕された」

コレは「俺」が逮捕されるよりも随分前の話だ。

1949年。
数年前に大日本帝國が敗戦し、帝國が徹底的に解体され、その「本丸部」であった日本という領域についても、「国連による占領下」であった、
1949年のこと。

ソニーは1950年、日本初のG型テープレコーダーの開発に成功した。しかしそれ以前に同社は高周波バイアス法なる録音方式に関する特許を所有していた。これはその後世界中で使用されるほど革新的な技術であった。このため日本に輸入されるテープレコーダーにはこの特許に抵触することになるので特許料を支払う義務が生じた。
 しかし、アメリカの貿易商社バルコム貿易は日本に輸入するテープレコーダーについて特許料を支払おうとしなかった。
 つまり、バルコム貿易はソニーに対して特許権侵害をしていたということだ。
 ソニーの再三の警告にも関らずバルコム貿易は聞き入れず、逆に米軍司令部へ井深をはじめ経営者を呼びつけるなどして威嚇した。
(吉森賢『グローバル経営戦略』2006年 放送大学教育振興会P11より。
このくだりの続きは、
「しかし井深らは日本の特許の権威のためにも訴訟を決意し、当時300万円以上の供託金を積んで東京地裁に提訴した。結果は和解となったが、ソニーの言い分はほとんど認められた」)

1949年から50年以上経っていたのだが、
東京の、
首都圏の制空権が米軍によって奪われたまま、
という現状に変わりはなかった。

「族」として「俺たち」は、
何か強いものに、
逆らって、反抗して、
ブッ倒して、
「見せる」必要性があった。

仮に、
ブッ倒すことに成功しなくとも、
特攻服着て、それに特攻して行って、
「玉砕」してみせることだけでも、
「族」の名声を上げることになるのは、
当時、
ただのバカなガキだった、
「俺たち」にも、
ありありと分かりまくっていた。

で、
「それ」
が、
何なのか、
って話になったわけだけれども、
「それ」ってのは、
「ヤベーぇってぐらいに強くって」、
「超―――ムカつく存在」
って話になったわけだけども、

「親」とか、
「センセイ」とか、
「市長」とか、
「ソーリ」とか、
「やっつけたところで、ぜんっぜんっ、自慢になんねー!」

って話になった。

で、
一生懸命、
考えたら、
・・・・
あった!

それは、
東京環状16号(通称・国道16号)の昭島に、ドカーンと居座ってやがったのだ。
「族」を結成したとき、
「最っっっっ強ぉぉぉ、ってか、最っっっっ凶????
の環状族つくろーぜぇ?」
ってことだったわけだから、
東京環状16号のトコに、
すっげー邪魔者が、
どーーーーーーーーんと陣取りやがって、
キーーーーーーーーーーーーーーンとかほざいてっから、
あいつらを、
ぶっ潰そうぜ!」
って話になったのだ。

で、
そうして、
「俺は逮捕された」
Posted at 2010/04/28 03:43:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 環状Ⅳ(名環) | 日記

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