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猛走峠のブログ一覧

2011年03月11日 イイね!

郵便配達事業者の「冒険的運転???」

この記事は、国内メーカーを潰してイタリアバイクを導入する日本郵便について書いています。

ブログ書き始めてから、最近、話題が豊富すぎて困ってしまっています 汗。

今日はトラバ元の人の記事と同じコトについてですが、率直なところ申しますと・・・、
「ネタか? コレ」
ってなモンでしてね。

日本郵便は、
先日の、ゼロ・スポーツとの契約解除、
今度は、イタリア製の三輪電気バイクって、
どういうつもりだ? コレ。

という。
それこそ、トラバ元の人が言うように、
「国内メーカーを潰してイタリアバイクを導入する日本郵便」
「メーカー希望小売価格が128万とのことだけど、仮にこの値段として30台で3840万円、恐らく郵便仕様に改修したり充電設備などの投資もあると思われるので、こんな金額では済まない気がするのです。
それだけの金額を拠出できるのであれば、なぜゼロスポーツは潰されなければいけなかったのか。
当初の1000台が無理となっても、数百台規模からでも導入できなかったのか。
このニュースには憤りを感じます」

ホントこう思うし、
もっとアレな表現をお借りするなら、
「っで、賄賂いくらもらったんだ(`皿´) 」
https://minkara.carview.co.jp/userid/335051/blog/21735438/


まさにコレもん。



日本郵便は、
先日の、ゼロ・スポーツとの契約解除、
今度は、イタリア製の三輪電気バイクって、
・・・こう考えてみて、
このブログ的に、思い出すところがあるのだ。
まさに、「ネタか? コレは」と私が思う、その根拠。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/16772736/
「年内には市場に出せるようなのですが…
「WIRED」の記事ではそこではなく、このアプテラは電気自動車なのに米連邦政府からの融資対象にならないことに疑問を投げています。連邦政府が融資対象としない理由はこれが「三輪車だから」。かつての事故を多発させた三輪自動車とは違うと思うんですけどねぇ…」


以前、このブログで紹介した記事。
アメリカでは、連邦政府が三輪EVアプテラに融資却下した理由が、
「三輪車だから」。
当時の米連邦政府のプレスリリースでは、「三輪車だから」というのは、「(重大な)却下理由」となっていたのである!
つまり、
四輪車のみをクルマとみなして補助。
三輪車を却下。


それに対して、
「元・親方日の丸だー」とか言われてる、日本郵便は、

ゼロ・スポーツ製EV(四輪車)を契約解除、
イタ車の三輪EVって・・・、

米国とは、真逆。
何かもはや・・・「悪い冗談か?コレは」という。

だが・・・その点も、
このブログの目線からは、そういえば、既に出てきていた。

「それにしても、郵便事業会社、ずいぶんと「冒険」したんだなあ・・・。
フツー、結論は、中々出さずに、
3種類くらい、
100台くらいずつ置き換え導入していって、ゆっくりと結論を出す、ってカンジだと思うのだが。
どーんと、リスク分散なしで、
1種類にかけて、1000台ねぇ。」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21641344/


そう・・・ハッキリ言って、
日本郵便の車両調達は「冒険」そのものだ。
こんな「冒険的なお買い物」をする大会社自体、珍しいと思う。

一個人としての、私の車両セレクトだって、こんな冒険的なものでは絶対にありえないし、
極端に言えば、走り屋だって、こんな冒険的な車両調達はしない!
(むしろ、そういう世界こそ、車両セレクトは、実績のあるものを選ぶ、かなり守旧的だ)


ええっと、日本郵便の車両セレクトが「冒険的」って何のことやら、ってカンジかもしれないので、
一応、詳しく思うところを言いますと、


●郵便車をEV化しよう! 

〇i-Mievにする? 
 ↑
この時点で、かなりの「度胸ある決断」ですね。i-Mievは工業製品で、型式指定車なんで、ま、そこまでヘビーな問題ってのは、まあ、あんまり起こらないでしょ。数買えば、専属の技術者だって付くだろうし。クレーム対処の体制もまあ、大丈夫でしょ。

〇ゼロスポーツのコンバートEVにする! 
 ↑
冒険的ですな。改造車ですからねぇ。工業製品じゃなくて、工芸品と思った方がいい。ま、チューナーさんとの関係を大切にね。冒険するつもりで道具を構築してってくださいな。

〇1000台以上同車種を導入する
 ↑
ゼロスポーツ製の改造車ばかりを1000台??? どーんと、リスク分散なしで、1種類にかけて、1000台ねぇ。 
 こりゃ、正真正銘の冒険だ。

〇しかし車両の納期が遅れ、2011年1月には郵便事業会社は契約解除の申し入れ
 ↑
おいおい。「工業製品じゃなくて、工芸品と思った方がいい。ま、チューナーさんとの関係を大切にね」ってのに、わかってんのかね?どういうつもり?
しかも、契約不履行で7億請求とか。報道されてることが事実なら、日本郵便の方が信義則に反していることになる、が。

〇イタ車のEV三輪車を大量導入へ!
 ↑
EV三輪車・・・どっかで私ゃ書いた覚えがあるぞ・・・。
ああ、アメリカのアプテラだったな。あれってたしか、「三輪車だから」ってケチ付けられて、連邦政府から補助金却下されたり、不利益与えられてなかったっけ?
もはやここまで来るとトンデモ系だ!


・・・フツー、「元・親方日の丸」(というカンジに悪口言われる)会社って、
もっと、守旧的な意思決定するモンなんじゃないのか?

そんな、冒険的な、
ベンチャーな意思決定ってしないもんなんじゃないか?

と、私は先入観で思ってしまうものなのだが、
現実世界はそれとは逆であることが多いらしい。実に奇異だな。

・・・ま、ドライビングの世界(主に二輪)では、
「郵便配達こそ、最も、すっげーーーーーーーーーーー(危険)運転だー♪」
とか、評判だったのだから、まあ・・・あり得るかもしれない。
(意思決定者は天下りだので叩き上げじゃないにしても、「会社の体質」として)
Posted at 2011/03/11 03:22:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記
2011年03月10日 イイね!

昔の「夢」を実現したとき

昔の「夢」を実現したときこの記事は、東北地方で大きな地震…『はやぶさ』は大丈夫か?について書いています。

←スタジアムに採用されているレカロシート。新幹線の座席にバケットシート&ハーネスを採用したところで、別におかしいことではない、と思う(本文の簡潔な内容)。


昔の「夢」を実現したとき、それらは「現実の姿・カタチ」をしているだろうか?
「昔の夢」が日常の光景となったとき、それらは「夢のままの姿・カタチ」になってはいないだろうか?

・・・今日の書き出しは何だか哲学的だ 汗。


まず、今日のニュースとして、早朝から、小田急江ノ島線が事故によって不通に。

踏切事故。
乗用車と(急行?)電車が衝突したもので、乗用車に乗っていた女性2名のうち、
運転席(電車と衝突側)の人⇒死亡、
助手席側の人⇒軽いけが。
電車に半ば潜り込むような形になり、乗用車は原型を留めない状態に。
救出に3時間くらい、
電車の再開にも6時間はかかった、
という大事故。

この踏切、私にとっては馴染み深いんですよ。
報道されてるの少し観た時点で、
えっ?!
ってな状態で。

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。



それと、昼頃、東北地方で大きな地震。
この地震、東京多摩地区では、
すごーく、ゆっくりした、震度の割に、振幅がやたら大きく、ながーい波長でした。
何もニュース見なくても、「ああ、東北あたりで大震災かな?」と思いました。

そして、今日のトラバ元の人が挙げた話題。
トラバ元の人は、「『はやぶさ』の今後の320km/h営業運転に対する天からの警鐘にも思えなくもないと思います」という思いに至った模様。

ちなみに、私は、「常識というのは、多数決であるから、多数派であるから常識なのか?いやいや、冗談じゃない!世界各国の皆が(その業界人の大半が、)、ヒステリックになっている場合だってあるんじゃねーの?」という。

↑何のことやら意味不明ですね。

はい。シートベルトの話です。
世界中の高速鉄道で、いままで、「シートベルト論」が騒がれたことは、殆どないです。
はい。
つまり、「高速鉄道業界関係者は、旅客の安全・運転の影響」について、異常な考え方にあるのではないか? と。みんながみんな。
要するに、300キロオーバーで走る列車の座席が、
バケットシート&ハーネス(シートベルト)でない、ということが、
(自動車の走りの業界から見ると、)異常なのではないか?  という話。

「毎秒、⊿10km/H以上の減速エネルギーが生じると(たったそれだけで、)、ヒトはもう、シートでの座位すら保てない」
(厳密には、⊿9km/H以上。ヒトが踏ん張りで耐えられるのは、せいぜい毎秒⊿8km/Hまで(座位で))、
すると、「車両操縦制約」として以下のような事項が発生する。
「危険回避としての急制動といえども、毎秒⊿10km/Hのレベルの減速は出来ない。
緊急停止といえども、毎秒⊿5km/H程度の減速に抑えてやる必要性がある」
というトンデモない話になる・なっているのだ!

ここから、制動時間を計算しますよ。
300÷5=60(秒)。
300km/H走行していると、停止までに、何と1分もの時間が掛かってしまう! という。

われわれ(みんカラの主軸はクルマなので、われわれと言いますが)の場合、
まあ、
コルトに純正採用されてる曙ブレーキのキャリパーだって、バージョンRに純正採用されてる、たしかドイツ製だかのキャリパーだって、
まあ、どの日本車でも、
30km/hで走行してたのをフルブレーキングすりゃ、一瞬で止まりますね。1秒以下で。
減速エネルギーは、毎秒⊿30km/hですわ。
まあ、車内の荷物吹っ飛びますが、それでも、シートベルトしてりゃ、
誰も怪我なんてしませんよ。「後ろの席でカップラーメンつくってた」、とかじゃなきゃね。

ところがどっこい、鉄道の場合は、毎秒⊿30km/hでの減速なんたら、車内は大怪我大発生!
顔から血流した乗客が大量発生。たかがブレーキで、もう、車内は大事故。
それでも、毎秒⊿30km/hの制動でも、停止までに10秒かかる。
でも、このくらいの減速値でないと、間に合わない。

↑この、「間に合わない」というのが、「何に間に合わないのか?」といえば、
決まってるじゃないですか。
本震到達前に、ですよ。
「ユレダス・システム」(???)ですよ。P波検知⇒緊急停止 のアレ。
300km/h走行してたとすると、
毎秒⊿30km/hの制動でも、停止までに10秒。
毎秒⊿5km/hの制動だと、停止までに60秒。何と1分。
これでは、間に合わない!うまく「作動」してたとしても。
もし、20秒の制動だとすると、
200km/hまでしか落ちてない!

曙ブレーキ製??? のあの制動機構が、どれほどの急制動力を発生するように出来ているのかは不明ですが、
「一秒あたり、⊿10km/H以上の減速エネルギーが生じると、(たったそれだけで、シートベルト無しでは)ヒトはもう、シートでの座位すら保てない」ので、
運転士は、急制動をかけるわけにはいかないし、
制動機構もこれ以上のスペックアップ・急制動性能向上をしてゆくわけにはいかない。
いかなる理由があろうとも。

・・・まだ私も↓コレは経験したことがないので、伝聞・推測なんですがね、
「運転の実務上、地震って結構、見えるんですよ。かなりの確率で」
という。

要するに、地震波と正対していた場合、接近してくる大地(高架)のウネリが見える、という。その時点でとっさにMAXの制動をかければ、300km/hオーバーでの被災は防げる可能性が高い、と。
ちなみに、現行の技術の場合、本震被災時点で、制動力はガタ落ちになる。鉄道にせよ、自動車にせよ。車輪が地面から、浮き上がる時間が多くなるため。
であるならば、如何なる状況であろうとも、
本震到達前に高高速域でなくなるように急減速しなければならない。

すると、「ブレーキのスペックアップ!!」ということになるのだが・・・、
それ以前に、旅客鉄道であるなら、「旅客の身体保護」という課題がクリアされてはじめてそれができる。
つまり、(バケットシート状の)座席に、(ハーネス系の)シートベルト装着という、
レーシングカーのコクピットに近い形で旅客身体を納める必要性がある、
という・・・、当然すぎる話になるのだ。
(思うに、クルマの業界では当然すぎる、もう何十年も前に常識化したこと)

毎秒⊿30km/hの制動力をトータルで確保できること。

クルマでも、毎秒⊿30km/hの制動は、ハンドルも乱れるし、車内の荷物は全部前に向かう。でも、シートベルト着用ならば、何のことはない(リアシートに乗ってると、脳髄前に出る気分になるけど汗)。
クルマなら、毎秒⊿30km/hの制動性能をけっこう確実に出せる。
(↑コレでも国産車の汎用ノーマルキャリパーの話だから・・・。
ブレンボキャリパーの制動力ってどうなのだろう?もっと強いかもしれないな。
もっと強いとすれば、「300km/hオーバーのスペックのGT-R系の車両の制動性能って、ホント凄いな。それに引き替え、高高速鉄道の制動力ってどうよ?大勢の客の命預かってるってのに」ってことになるな・・・汗)

毎秒⊿30km/hの制動力をトータルで確保できること、
コレで、ようやく、高速鉄道もクルマの制動力に追いついたのではないか?

とすると(日本の技術、日本流、地震国日本、技術立国日本と、私もさんざん言う昨今)、
「(新幹線なんて、)そろそろ、目にモノ見せてやった方がいいのではないか?」と。

つまり↓こういうこと。

「外観は、まあ、中国新幹線とかともあまり変わらなくても、
乗ると、他の国の高速鉄道とは、ぜーーーーーーんぜん、違う。似てもいない」
という状況にしてやる必要性があるのではないか?

乗ると、他の国の高速鉄道とは、ぜーーーーーーんぜん、違う。似てもいない。
中の座席はバケットシートになっていて、
ハーネス(いわゆるシートベルト)が装備されている。
当然、車内販売(用のカートの特殊化)、
立歩き・ベルトサインなど、飛行機に準じたやり方になっていくだろう。
でも、思うに、そのスタイルこそ、
地震国で、技術立国を自称する、日本流なのではなかろうか? と。

「豪華な装備や接遇、一等車。そういったものは、古今東西どこにでもあるサービスです(タイタニック号でも)。
しかし、(世界各国、他の国にあるような、「コスト第一、安全第二」な高速鉄道とは違って、)
日本の新幹線は安全第一が最大の長所です。それをカタチにすると、このようになります」
バケットシートの座席&ハーネス装備の、いかにも高速走行車らしい内装。

コレが、日本流で、常識的な姿、なのではなかろうか?
そもそも、「弾丸列車」なんて、非常識なことをやっているわけなんだから。
だから、
私は、
「常識というのは、多数決であるから、多数派であるから常識なのか?いやいや、冗談じゃない!世界各国の皆が(その業界人の大半が、)、ヒステリックになっている場合だってあるんじゃねーの?」
「高速鉄道業界関係者は、旅客の安全・運転の影響について、異常な考え方にあるのではないか? と。みんながみんな」
と思っている。

2000年代になって、世界各国に高高速域を志す鉄道が増えた。いわゆる弾丸列車ってやつ。
しかしそれらは、「速い車の姿をしている」、とはとてもじゃないが、言い難い。
一歩車内に入ると、それは明らかで、
「コレは、時速60km/h平均で走っていた時代・用途の車両の、車内の姿だ!」
そう思わせるような状態になっている、
改めてそう思う。

そもそも、「弾丸列車」なんて、非常識なことをやっているわけなんだから。
「高速鉄道業界関係者は、旅客の安全・運転の影響について、異常な考え方にあるのではないか? みんながみんな。
自分たちが、弾丸列車という、非常識なことをやっている、という自覚はあるか?
自分たちが、弾丸列車という、非常識なことをやっている、バカっ速のクルマを運行している、という自覚はあるか?
バカっ速のクルマであるなら、
それらは、本来、それらしい姿をしているはずなのだが、
それらは、本当に、それらしい姿をしているのだろうか?

昔の「夢」を実現したとき、それらは「現実の姿・カタチ」をしているだろうか?
「昔の夢」が日常の光景となったとき、それらは「夢のままの姿・カタチ」になってはいないだろうか?」
Posted at 2011/03/10 03:17:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記
2011年03月07日 イイね!

ベスト+被せ 「日本車は繊細」といわれる起源???

ベスト+被せ 「日本車は繊細」といわれる起源???この記事は、本当の日本らしさとは?について書いています。

今日の話は、トラバ元の人よりも「浅い」話(だと思う)。
「繊細さ」
なぜ、繊細だ、という言われ方があるのか? という。


一昨日のブログ、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21680391/
において、
「(かなり昔から、)日本製品というのは、必要最低限度の資源投入量で稼働するように設計する傾向だったのではないか」
と言った、その続き。

一昨日の記事では、便器(汗)の話で説明していて、
「水を流すのに必要な量 は、15ℓ」
⇒「(かなり昔から、)日本製品というのは、必要最低限度の資源投入量で稼働するように設計されてた」
⇒コレの文化的・社会的背景は「エネルギー自腹・使用者負担」という社会構造だ、なんて言ってるが、そういう文化社会論みたいな話は、
とりあえずおいとくとして、

「15ℓ」は、勿論、「その時点での必要最低限量」、
(最近の節水型の、)「4ℓ」は、勿論、「その(今の製品技術)時点での必要最低限量」、
なのだけれども、
それは、
勿論、そうなのだけれども、
ココに、
「安全マージン」「被せ」がないか?
と言うと、それは、勿論、ある、
と思う。

だって、そりゃ、メーカーだもん。
この「安全マージン」「被せ」を退けるとどうなるか?

⇒素人技なら、「即故障」。
(↓ココから先はクルマの話。)
⇒チューナー技でも、「場合によっては、故障」。

という現象が出てくる、のだと。


「被せ」
・・・知り合いから頼まれたROMチューンは、時間をかけてベストな状態を求める。
 だが、そのエンジン、その仕様でのベストセッティングが出たとしても、そのままクルマは渡さない。ちょっぴりだけど、データーの数値を落としておくのだ。
 ROMチューン用語では「被せておく」と言うが、安全マージンをとるために、少しだけ燃料を濃いめにし、点火時期を遅らせておく、そうしておかないと、クルマを渡してから、どんな状況で使われるかわからないからだ。空気中の酸素の量、気温、あるいはオーバーレブ・・・いろんなトラブルの種がある。ただただベストなセッティングをしていると調子はよいのだが、条件が変わったりするとトラブルの原因にもなりかねない。
「自作コンピューターをフルに活用して過激な峠走りに挑むパワーチューナー元祖  船津剛」
藤本慎一『走り屋伝説 峠・首都高・ドラッグ・チューン日本一はオレがいただきっ!』



この話。
コレは、チューナーレベルでの、ロムチューン。
チューナー技でも、ベスト+「被せ」となっている。



メーカーでも勿論、こう。
ベスト+「被せ」

この「被せ」の量に、メーカーとチューナーでは、違いがある、と思う。
(コレは自動車界についてだが。)


(↓ココからは、機械論など一般の話)
ベスト+「被せ」。

で、↑この、「ベスト」を、エコ・TNP(節水やら低燃費)にした場合、
「ベスト」は、なるべく少ない水使用量、なるべく少ない燃料消費量、
ということになるわけだが、
コレが、アレだ・・・。

なるべく少ない水使用量を追求すると、それは、条件によってはツマる。
なるべく少ない燃料使用量を追求して、燃料比を少なく・薄くに、空気配合量を多く、とやると、条件によってはエンジン故障。


これが、結構多くの日本製品の「ベスト」な状態。
そこに、「被せ」をつけてある。

コレが、多くの日本製品の本質的構造なのではないか?


ただでさえ、↑コレもんなのだから、
「安全マージン」「被せ」を退けるとどうなるか?
⇒素人技なら、「即故障」。
⇒チューナー技でも、「場合によっては、故障」。

つまり、日本製品は繊細だ、と。
コレが、「日本車は繊細だ」と言われる本質的な構造なのではないか?
とも、私は思っている。

そりゃ、職人の気質が・敏感な感覚を持つ手先が、民族性が・・・、
と私も思いたいけれども・・・汗。

ええっと、みんカラなんで、
クルマの話に限定してまとめると、
日本車は、燃調がかなりギリギリレベルに近いくらいに絞ってあるのではないか?
かなり昔から。
そりゃ、メーカーが新車で出すんですから、多めに「被せ」を設けてあるでしょうよ。
しかし、燃調をかなりギリギリレベルに近いくらいに絞る、
それが、ずいぶん昔からであるらしい、
というのは日本車の特性なのではないか。
だから、「日本車は繊細だ」とかいう言われ方がするのではないか。

ということです。


「日本車は、燃調がかなりギリギリレベルに近いくらいに絞ってある」

コレの本質的・社会的原因は、
「燃料の自己負担」にあるのではないか?
と私は考察しているものの、
↑この考察自体を、自分自身でイヤだと思っている。

だってねぇ・・・
「燃料費の自己負担が、ヒトが生活する上でかなり暮らしにくいシステムであることが、
優れた技術を産んだのだ」
っていうみたいで。↑これは、私の価値観を逆なでするような考え方なんですよ。

https://minkara.carview.co.jp/userid/806003/car/683012/3128343/parts.aspx
の、「日本車の細木細工的な繊細さ」というのとは、
通じてるような、また別の話のような???
少しそれは、何とも言えませんが。
Posted at 2011/03/07 04:00:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記
2011年03月04日 イイね!

この件は、「どちらかがウソをついている!」という事例だ。と、そこから発生した諸問題。

この記事は、破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由について書いています。


今日は、「何を以って(法的に)クルマと為すか」とかいう考えを巡らせようかと思ってたんですがねぇ。

・・・日本郵便の発注に纏わるトラブル&ゼロスポーツ倒産、という話について。

ゼロスポーツ「ベース車の変更を求められたせいで、・・・・」
日本郵便はといえば「ベース車変更なんて言ってねーよ!・・・・」

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、何か、ヘンだな汗。

って続きの話。
一昨日、私がブログ書いた後で、
「破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由」
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
という記事が出てきまして(↑すごく有名で、トラバ元の人も引用してますが、)、
はい、
私も、読んで、ビックリしました。

(活字物が嘘をつくことも多いので、何とも言えないが、しかし、この報道記事まで、大嘘書いてるとはさすがに思えず・・・)
端的に言えば、ここに書いてあることが事実なら、

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、「何か、ヘンだな汗」どころじゃなくて、
「明らかにウソをついている」、ということになるわけです。そうでしょ?これ。

昨年8月の日本郵便からの発注1030台はスバル『サンバー』をベースに、集配用途に合うように現場の声を反映させた言わば日本郵便とゼロスポーツの共同開発のEVだった。
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
「ところが9月、スバルは2011年度いっぱいでベース車両となっているサンバーの生産を停止し、ダイハツ車両のOEMに切り替える方針が判明する。年間4万台以上生産されるサンバーの供給は今後1年は続き、契約である2011年度内1030台のサンバーベース集配車両の導入には支障はないが、近い将来のベース車両変更が既定路線となった。

ここで日本郵便とゼロスポーツの間にあるアイディアが浮かび上がる。日本郵便側として、荷台下にエンジン(モーター)があるサンバーはEVに改造した場合にどうしても荷台が20cmほど上昇してしまい荷室のスペースが犠牲になる。一方で、ダイハツ『ハイゼット』はフロントエンジンのためEV改造による荷室スペース減少がない。またゼロスポーツにしても将来の車両変更による開発のやり直しを考えると、サンバーをあきらめてハイゼットベースでの1030台納品に傾いた。両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した」


こちら(日本郵便)が車種を変更・・・してるじゃん!

日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」

つまり、ゼロスポーツはウソをついている、と。
この↓記事も
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
ウソをついている、と。

・・・これは大変な事件なのではないか。
勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。
さらに悪いことに、現時点では、
ゼロスポーツや、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事の方が、何やら説得性がある、ということ。

言い方を換えれば、
「日本郵便の方がウソをついている???」、
「ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前」
「ゼロスポーツは、はしごを外された(⇒倒産!)」
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。
仮に、日本郵便がいうことが100%事実であったとしても、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
のような趣旨の記事が大量に出回る以上、
ベンチャー企業群はビビる。
本当に、ビビることになる。

そして、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事が事実であれば、日本郵便の行為の方が、信義(則)に反するのではないか?

そうすると、そもそも、
「日本郵便から契約解除の通知および契約金の2割である約7億円が違約金として発生する通告があった」
という、この↑「7億円」、裁判判決上コレが本当に発生しうるのか? という疑問が、まず出てくる。

それこそ、裁判所が、
http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事のような事実認定をした場合、
この「7億円」自体が請求却下されるのではなかろうか?
(だが、こちらの方については、「ゼロスポーツは、日本郵便からの違約金請求の可能性がある民事再生の道をあきらめ、破産申請による倒産の道を選んだ」以上、
あくまで、理論上の話で終わる)

それと、もっと大きな問題は、こちらだろう。
「両者の思惑が一致し、ベース車両の変更と開発期間延長のため2011年1月と2月納品の次年度繰越に合意した。
しかし、日本郵便側で異変が起こる。契約変更の手続きをすすめるうちに重大なミスを発見したのだ。ゼロスポーツとの契約は随意契約である。日本郵政グループはいまだ完全民営化されておらず、随意契約の条件のひとつとして実証実験の実施を義務付けている。じっさい、ゼロスポーツと日本郵便は2009年度に2台、2010年度に8台の実証車両を走らせており、随時契約の条件を満たしていたのだが、サンバーからハイゼットへの車両変更が条件外になるおそれがわかった。
日本郵政グループの随意契約といえば「かんぽの宿一括売却」騒動が思い出される。日本郵便はベンチャー企業のために危ない橋を渡ることを避け、ゼロスポーツに対してベース車両の変更と30台の納品の繰越を認めないという通知をしたのが1月18日。それは1月納品期限である21日のわずか3日前であった」

もし、この記述事項が本当であるなら、
「随意契約の条件・規定」を「守ろうとした(と主張???)」結果、
より重大な信義(則)違反を発生させる、
という物凄い欠陥構造が浮き彫りになった、
ということになる。

故に、 http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html
の記事内容が事実なら、
日本郵便という巨大会社は、
(随意契約の条件・規定を「守ろうとした(と主張???)」、危ない橋を渡ることを避けようとした つもりが??? 逆に、)
「企業の(信義誠実に則るという、)社会的責任」にも勿論反するという結果を発生させ、
「契約の(民法の信義則に則るという、)誠実履行」にも反する結果を招き、
契約相手のベンチャー企業のはしごを外した⇒倒産させた、
⇒ゼロスポーツは、(あの、)日本郵便に、嵌められた???
という疑念がずっと付いてまわることになる。
だから、勿論、「EVベンチャーの魂」は危機にさらされる。

という最悪の波紋を生じさせたのではないか?

という疑念がある。
さらに(↑コレを決定的にさせるという意味で)ヤバいのが、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
という最悪な構図の出現。
(しかも、私が、複数の記事を読むに、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」 という印象を持っていること)

トラバ元の人の、
「3日前に通告しておきながら、20台納品しろと!?
ふざけんな郵政!
郵政がザル経営で巨額の赤字出してるのは自業自得だから知ったこっちゃないけど
それに巻き込まれたゼロスポーツさんは、どうでもイイのか!?」
それもまたあるし、
それ以上の問題もある、と思う。

それこそ、2チャンネル方面にけっこう書いてあった、
「ゼロスポーツなんて、詐欺師は~」
「ぐるぽんおせちの自動車版だな」
という言説が本当であったなら、どれほど良いことか。
だが、現実の世界って、そんなに良くないのではないか?

「35億で契約

車種変更しろ

1-2月分の30台が間に合わない

解約&7億請求

郵政側が潰しにかかったようにしか見えないな 」


コレが「現実」なのではないか?

おまけに、
日本郵便の声明か、
ゼロスポーツの声明& http://response.jp/article/2011/03/02/152568.html の記事
のいずれかは、ウソをついている、
複数の記事を読むに(整合性や変更動機などの点からみて、)、
「何だか、ウソをついているのは、日本郵便っぽいぞ?」と、
そこまでヤバいことになってるのが、
今の現実世界なのではないか?
と私は思っているが。


「しかしゼロスポーツマンセーのスバリスト達は平常心でいられるのか…
JP窓口向かってインプ暴走とかしゃれにならんよ」

うーーーん。ちょっとだけ見てみたい気もする(←不謹慎な! 怒)。
いやいや、困りますわ。郵便局毎日のように行ってますからねぇ。
あ、そこら辺のガラス張りの局とかじゃなくて、ちゃんと、本社にね。(←何言ってんのか、コイツは! 怒)
Posted at 2011/03/04 01:53:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記
2011年03月02日 イイね!

機関の実績重視か?車台の実績重視か?

この記事は、ゼロスポーツ倒産とな!?について書いています。

「ゼロスポーツ倒産」

このニュースについては私が言及するまでもないような気もするんですがね。

まあ、トラバ元の人の記事のような、

ゼロスポーツ側の言い分として
「ベース車の変更を求められたせいで、期限までに30台の納車が出来なくなった。そのせいで契約を解除され、違約金まで請求された」

一方日本郵便はといえば
「ベース車変更なんて言ってねーよ!台数とか納期だけじゃなくて、予定してたスペックの車両が納入できないのは契約不履行だろーが!!」

この手のいざこざで言い分が食い違うのはよくある話ですが、ベース車両の変更を求めたのか否かというのは(裁判上、)結構大きな問題になるような気がします、


というような、民法的な話はまあ、そうでしょうね。
というカンジなのと、


https://minkara.carview.co.jp/userid/257830/blog/21639066/
でも同じニュースについて紹介されてまして、

同社は、日本郵政グループの郵便事業会社から郵便集配用の改造電気自動車1030台を受注して2011年度に納入する予定だった。
 郵便事業会社は三菱自動車の『i-MiEV』をベースにしたEVの集配車を導入すると見られていたが、土壇場でゼロスポーツが受注、EVは、資本力を持たないベンチャーでも大手自動車メーカーに対抗できるとして話題を集めた。
 破産理由は明らかでは無いものの、EVの大量受注で資金繰りに無理が生じたとの見方も。
------------
電気自動車開発「ゼロスポーツ」破産へ 郵政に1030台納入計画頓挫


なるほど。そういういきさつだったのか・・・。
え、30台ってのも、
全体1030台のうちの30台って、ワケ?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00000121-mai-bus_all
「今年1~2月にEV30台、来年2月に1000台を納入する契約」
って・・・。
・・・もう1年もないので、1日に3台以上は生産・完成させないと、そもそも全体納期に間に合うものではない。

トラバ元の人の、
「(ゼロスポーツは、)スバル系のチューナーであり、最近ではコンバートEVの製作会社としても知られていた」
って、話は、情けないながら、今になって知ったのですが・・・。



↓ここからが私・このブログの独自の話です。

ぶっちゃけ・・・こういう話、これから、世界中で増えるんじゃないの?
いや、増えてるんじゃないの?

電気自動車化
≒スモールハンドレッド化
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/17423290/
「ガソリン車と比較して構造が単純な電気自動車の時代になると、「ビッグスリー」に代表される既存の大メーカーによる寡占状態が終わり、「百社単位」のベンチャー企業あるいは異業種からの参入企業が出てくる」
という話。

すると、今日の件みたいな話もけっこう出てくるんじゃないか?
という。



それにしても、「1030台」って・・・、
どうなんだろう。
「チューナー」とかでも、少しでも大きいところは、年間1030台くらいは「入庫」はしているだろうけれども、
「製造」となるとねぇ・・・汗。

何というか・・・ゼロスポーツの規模を正確にはよく知らないので、断定するのはアレですが・・・、
この契約自体に・・・正直・・・。
ま、今になってからでは何とでも言えますので、控えます。

でも、
ゼロスポーツ「ベース車の変更を求められたせいで、・・・・」
日本郵便はといえば「ベース車変更なんて言ってねーよ!・・・・」
っていうのでもわかる通り、

コレ、
「ベース車両調達⇒EVにコンバート」
なんですね。
なので、
「i-Miev(型式指定車)を購入する」とは、そもそもモノの特性が違うわけで。

↑こう考えると、
「まさか、この件・・・、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21510865/
に書いたみたいな、
競争入札でセレクトしたわけじゃ、ないよねえ?
まさかねぇ」
という思いが。

「ベース車両調達⇒EVにコンバート」
「i-Miev(型式指定車)を購入する」
こういう具合に、そもそも本質的に大きく異なる性質のモノであるため、
両社を並列して、価格競争のみで選定したとしたら、(←さすがに、コレはないよね?・・・ないよね?・・・そうなの???)
それは大きな誤りだ、と思う。



ちなみに、私が思うところ、

「ベース車両調達⇒EVにコンバート」
・・・基本的に、一台ごとの「改造車」であるため、個体ごとに極めて強い個性が出ると思われる。
ハッキリ言ってしまえば、工芸品。工業製品ではない。
数両、数十両単位での比較的少量調達に最適。
しかしながら、
機関は同じでも、ハコモノは違えることが出来る、という凄い利点が生ずるため、それを生かすような導入方法をしない手はない。


「i-Miev(型式指定車)を購入する」
・・・ガソリン車での型式指定と同じで、大量生産型。個体ごとの特性・個体差は小さい。
普通に、工業製品。
であるが故に、基本的には、画一的な仕様とならざるを得ない。
しかし、1000台以上も同車種を導入する、というのなら、迷わずこちら。

と、私はこんな風に思っているのだが。今さら書いても手遅れな気はする。


だが、wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84
「2009年、郵便事業会社との間で電気自動車化した郵便集配車両を納入する契約を締結。同年7月にスバル・サンバーを種車にした車両を2台納入した。この車両が好評を得たことから、翌2010年には1,000台を超える大型発注に結びついた。しかし車両の納期が遅れ、2011年1月には郵便事業会社より契約解除の申し入れが、翌2月には約7億円の違約金請求があった。この請求は、金融機関に知られることとなり資金繰りが悪化。翌3月の破産に至るきっかけとなった」

これを読んで思うに、「JP(郵便事業会社)としては、スバル・サンバーが気に入っていたんじゃないのか?」ということ。

「郵便事業会社は、これまでにもゼロスポーツをはじめ、三菱自動車工業の「i-MiEV」、富士重工業の「プラグイン ステラ」をそれぞれ試験的に調達している」
http://moneyzine.jp/article/detail/187627/

それにしても、郵便事業会社、ずいぶんと「冒険」したんだなあ・・・。
フツー、結論は、中々出さずに、
3種類くらい、
100台くらいずつ置き換え導入していって、ゆっくりと結論を出す、ってカンジだと思うのだが。
どーんと、リスク分散なしで、
1種類にかけて、1000台ねぇ。

でも、
「郵便事業会社は、これまでにもゼロスポーツをはじめ、三菱自動車工業の「i-MiEV」、富士重工業の「プラグイン ステラ」をそれぞれ試験的に調達している」
っていうなら、
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110302k0000m020088000c.html
日本郵便広報室の話:「台数や期限の問題だけではなく、予定した内容(性能や品質)の車両が納入できないという契約不履行だ。こちらが車種を変更したというのは事実ではない」
↑ってのは、何か、ヘンだな汗。

「予定した内容(性能や品質)」なんて、
「試験的に調達」した時点で、十二分にわかりきって、確定済みなんじゃなかったんですかね???

だが、上で、
「ベース車両調達⇒EVにコンバート」
・・・基本的に、一台ごとの「改造車」であるため、(ハッキリ言ってしまえば、工芸品であって、工業製品ではない!)個体ごとに極めて強い個性が出ると思われる。
と書いたように、
「試験的導入車両が、飛び切りよく出来ていた」ということだって、充分ありうるわけだ。
こういうモノの性質上。


ま・・・何とも断定はしませんが。

いずれにせよ、
機関の実績重視か?車台の実績重視か?
と言ったら、JPは、「車台の実績重視で選定した」ということになるのだろうか???
(↑でも、やっぱり価格???)




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC
「日本郵便の郵便事業がゼロスポーツから、サンバーバンを電気自動車仕様に改造した「ゼロEVセラビューバン」1000台を調達することを2010年8月16日に発表した。2011年度に更新予定の集配用車両のうち3分の1にあたる1000台をEVにする方針を事前に発表しており、それが実現する運びとなる。 三菱自動車のi-MiEVやプラグイン・ステラなどの競合車が存在するが、ゼロスポーツによる改造車は他社よりも2 - 3割安くなると見られている。上記の競合車が乗用車ベースなのに対して、ゼロEVセラビューバンは商用バンベースで、尚且つ走行用バッテリーを床下に搭載しているため積載面でも有利である。

しかし,2011年1月に納期が遅れる見込みになったため郵便事業会社(JP日本郵便)から契約を解除され,ゼロスポーツが破産の見込みになったため,この話は立ち消えとなった」
Posted at 2011/03/02 01:43:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | イチコク物語 | 日記

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