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猛走峠のブログ一覧

2011年04月28日 イイね!

日本と、日本の国運を危うくした、という「実績」を持つ論理

この記事は、川崎市民に問う・・・・・について書いています。

まず、私はトラバ元の人の人格を攻撃する意図は、決してないことを誓います。
しかし、トラバ元の方の人格は良いのですが、ハッキリ言って、間違いです。

私の言いたいことはおおむね、
http://takedanet.com/2011/04/post_29f3.html
にて武田教授が書いてくれてるので、↑こちらでもお読みください。

加えて、私なりの言葉で言えば、「川崎市への瓦礫受け入れ」は、「軍事的に間違っている」のです。

↓武田教授の言葉にすると、
「福島原発という限られた場所に閉じ込められていたものが、福島県を含めて広く散らばった」
「「散らばった放射性物質をできるだけ、福島原発の近くに集める」ことをしなければなりません.従って、福島のゴミなどは早く原発の近くに放射線物質を回収できるフィルターのついた焼却炉を作って、そこでドンドン放射性物質を回収する必要があります。
そうしないと放射性物質が徐々に日本全体に拡がります.その第一歩を川崎がすることになり、同情は良いことですが、決して放射性物質を「拡がらせる」ことになってはいけません」
となる、これ。

要するに、川崎市長の考え方は、「モノの動かし方」が間違っているのです。軍事的に言って。

(↑みんカラにブログを書く上で、直接的な話を言えば、
福島から、瓦礫を持ってくるトラック・車両でさえ、福島の外へ向かう動きをさせるべきじゃありません!!
タイヤや、タイヤハウスに付いているプルトニウムを拡散させます。
実務上、ダンプみたいな、大量輸送車両の、車両除染なんて、気休め程度にしかできませんよ。

なので、被曝させない若年層を救出する、
年配の被曝しても問題ない方々には、その場で被曝・犠牲になって頂き、
孫子のために、福島の土地の除染作業をして頂く。
その間、若年層は他地域に退避。そうでしょう?

車両に関しては、なるべく川崎なんかまで走らせるべきじゃない。
タイヤも、タイヤハウスも、汚染されてるのです!!)


そして、
強烈に思うところが、
「瓦礫なんて受け入れてる場合か ! 子供だ! 子供!! 児童を受け入れんか!!
児童を、福島の学校に通わせ続けて被曝させてる場合じゃない!!
瓦礫受け入れる余裕あるなら、児童の疎開を受け入れんか!!」
と。

そうです。
瓦礫受け入れる余裕があるなら、
そんなこと1ミリでも考える余裕があるなら、児童を受け入れるべきです。
将来、
福島育ちの人は被曝してるから・・・子供に奇形や遺伝病が出る可能性が・・・とか、
「合理的な差別」が発生するような状況・事実をつくりだしてはならない!!
瓦礫受け入れる余裕があるなら、
そんなこと1ミリでも考える余裕があるなら、児童を受け入れるべきです。
疎開させるべきです。


また(以下はトラバ元の人の言説に対する直接批判になってしまいますが)、

「本気ですか?川崎市民のみなさん。
あなたたち川崎が今後なにかあったとき誰も助けてくれませんよ・・・・」


この恐喝めいた、
この「要求」は、
日本と、日本の国運を危うくした、という「実績」を持っています。

イラク戦争・・・。
アメリカは、どうしてもイラク戦争を開戦しようとした。そして、国連決議もとれなかったのに、開戦した。
そのとき溢れた言説は↓これだったけ。
「日本は、北朝鮮の問題があるから、アメリカを支援しなくてはならない。
(主に、北朝鮮の問題のために、)
日本が、今後なにかあったとき、アメリカは助けてくれませんよ・・・・」
と。

結果、米軍の戦力もアフガンに加え、イラクに展開。
鳩山首相が言ったような、「抑止力」は東アジア近辺からはなくなる。

しかも、こういう↓説が中国にも、北朝鮮にも伝わる。
「日本は、北朝鮮の問題があるから、アメリカを支援しなくてはならない。
(主に、北朝鮮の問題のために、)
日本が、今後なにかあったとき、アメリカは助けてくれませんよ・・・・」

結果・・・。
テポドンは発射される。
(三陸沖・太平洋に着弾?)
中国の尖閣や沖縄への侵出は止まらなくなる。

「本気ですか?川崎市民のみなさん。
あなたたち川崎が今後なにかあったとき誰も助けてくれませんよ・・・・」

この論法は日本の国運を危うくした、という「実績」を持っている。
しかもそれが「軍事的に間違っている」ということとセットになっているから、なおさら危うい。


そして、これはトラバ元の人ご自身の周囲に対する話・直接的な批判です。


「川崎が嫌なら、自分の住む千葉市に持ってくれば良いのに・・・
福島の復興に約立てるなら、私は賛成です。
賛否両論なのかな~?」

「千葉市でゴミもらう宣言を
森田健作や市長が言わないかしら(・・?
WELCOME福島です(^^¥」


よくぞここまで、自分たちの存亡に無頓着になれますね。
(ひとつ、アレですが、思ったのは、「あなたは、被災した浦安市民のことを分かっておられない」と)

↓大袈裟に、私が思うところを言えば、

森田知事は、千葉県民を殺そうとしました。
森田知事(が率いる千葉県の行政)は、千葉県の子供たちを傷害したのです。
(実際は過失だとは思うが)

水道水に、乳児は勿論、大人でも飲むことを控えなければならない程の放射性物質が検出されたとき、
その発表は、翌々日。
「いやー、一昨日の水道水には、飲んではいけない程の放射能汚染がありましてねー」

大袈裟に言えば、
森田知事は、千葉県民を殺そうとしたのです。
森田知事(が率いる千葉県の行政)は、千葉県の子供たちを傷害したのです(大人も)。
(実際は過失だとは思うが)

そして、
浦安の被災状況も考慮せず、選挙をやれ! 民主主義です!

・・・トラバ元の人は、人がよすぎます。ですが、若干の恐喝を匂わせるところに、嫌悪感があります(軍事的間違いを強要することについて)。

あのですね・・・、
仮に、
私の居住地で、何か大事故があって、その瓦礫受け入れを川崎市が拒否したとしても、
後世、
川崎で何か大事故があったとき、私は、命がけで川崎に助けに行きますよ。

そんな、損得勘定で後々のことが左右されるなんて、「同じ国」である意味ないです。
それは、「他国間の論理」です。
しかも、軍事同盟の 盟主&従属国の関係としてさえ、それは疑わしい。

「見返りを求める盟主」など・・・盟主としての格に疑念が生じざるを得ない、という、ね。

あと、
福島エリアでの捜索、救出などの活動にあたっておられるのは、
警視庁の警察官、
原発への放水活動も、東京消防庁に続き、横浜市消防局があたっている、
(また、原発付近に出動していく自衛隊は、私の家の結構近くにあります)

トラバ元の人の意識に、こうした方々の活動は果たしてあるのか?
という疑念もありましてね、

何というか、

日本人みんなで被曝する、これ平等♪

みたいな、とんでもない考え方に「汚染」されつつあるのではないか?
この方は?

という思いがします。
なので、
取り敢えず、ここに表明することは、

福島の瓦礫は、福島原発の近くに集め、
早く原発の近くに放射線物質を回収できるフィルターのついた焼却炉を作って、そこでドンドン放射性物質を回収するべき、

ということです。

あと、
@東京多摩地区の自分と、
@千葉県のトラバ元の人は、
道路を、極力、水で洗浄すべき、
街の、道の、放射性物質を洗い流すべきである、ということが急務であるように思います。

私は、やってます。水、流してます。
トラバ元の人も、水、流してください。
(今、大雨なので、天気が回復した、休みの日には)
Posted at 2011/04/28 03:40:01 | コメント(0) | トラックバック(1) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月27日 イイね!

蕎麦を食べながら考えたこと。

蕎麦を食べながら考えたこと。この記事は、副島隆彦氏、福島第一原発から8キロメートルのところまで行った。3月20日ブログについて書いています。

http://news.2chblog.jp/archives/51580573.html
むかし西原理恵子が「サイバラ水産」というマンガで
秋葉原で買ったガイガーカウンターのキットを組み立てたが動作試験が出来なくて
本当に完成したかどうか分からなかったので
当時事故したばっかりのもんじゅに行ったという話が面白かった

結局もんじゅでは全然反応しなくて
帰京してそば食べてたらそばに反応した

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21886959/
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22039850/



●20ミリシーベルトの衝撃(by武田邦彦)
http://takedanet.com/2011/04/60_d799.html
「ICRPや日本の法律で決まっていた、年間1ミリシーベルトという制限は、「世界の誰でも、安心して転勤したり、旅行したりできる。世界のどこの食材でも安心して食べることができる。世界の工業製品も汚染されていない」という意味をもつ数値ですが、それを20ミリシーベルトにしたから、日本は「汚れた国」になりました。
遠く、北海道も九州も20ミリですから、日本に観光客が来なくなり、日本製品が輸入制限を受けるのは仕方ありません。
日本は国際的に見れば20倍、汚れた国です.国際的評判を取り戻し環境客に安心して来ていただくためにも、日本人の健康のためにも早く1ミリに戻したいものです」

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22200724/


正直、武田教授には、甘いところがあるようにも見える(「外国製の食べ物の方が安全」とも言っていた)。

それでも・・・、

http://www.snsi.jp/tops/kouhou/page:2
「こら、武田邦彦(たけだくにひこ)。あなたは、大変優れた、長年の気合の入った、反原発の学者なのだ。それが、あなたの仲間である国際放射線防護委員会(ICRP)が、100ミリシーベルト年間総量なら、健康に問題ない、大丈夫(とまでは言わないのか?) と言っているのに、あなたが、「1ミリシーベルト年間総量以上は、危険、危険。長年、この基準を私たちたちは守ってきた」と、 頑張るものだから、日本国民が、困るのだ。

福島の現地の 避難民(避難者)たちが、地獄の苦しみを味わっているのだぞ」
副島隆彦の学問道場 今日のぼやき (アルルの男・ヒロシ(中田安彦) 2011年4月13日筆)


こういう指摘もされている。

だが、
今や武田教授も、危険危険(逃げろ逃げろ)とは言っていない。
「ICRPが唱える「犠牲論」に基づいて、福島の土地の除染作業を大規模に進めろ」と言っている。

http://www.scj.go.jp/ja/info/jishin/pdf/t-110405-3j.pdf#page=1
「説明を受け承諾したボランティアによって行われる救命活動に対しては、救命に携わる者のリスクを上回る便益がある場合には、線量を制限しないことをこれまでの勧告から変更することなしに用いることを勧告します」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22162480/

今(4月以降)の、武田教授の主張の趣旨としては・・・「(年配の)大人は被曝していい。問題ない。若年層(特に、赤ん坊、お母さん、児童・生徒)を守れ。年配の大人は被曝していいから、福島の土地の除染作業をすぐにやれ!

危険危険(逃げろ逃げろ)の趣旨で今も言っているのは、
「子供に(給食で)福島の農産物・牛乳を摂取させるな!!」と言っているだけ。


・・・この原発大事故の件に関しては、
副島さんの記事は、「レポート部分」しか信じられなかった。
「主張」・「意見形成」の部分は、わるいけれど、良くなかった。

http://www.snsi.jp/tops/kouhou/page:3
「富岡町(とみおかまち)に入って、滝浦(たきうら)大橋という鉄橋の上から、福島第一原発から、8キロのところから、原発を目撃して、写真を撮り、「放射線量は、わずか15マイクロシーベルト毎時(15μSt/h)であるから大丈夫だ。日本国民は救われた。東電と政府の発表している数値は正しい」という第一報を、送りました」

ハッキリ言って、これ↑を見たとき、「ギャア!!!」と思った(15μSt/h←おそらく15μSV/hの間違いであろうことも含まれるか否かは不明だが)。

http://www.jiji.com/jc/v4?id=chernobyl-tmi0001&rel=y&g=pol
「事故から25年、チェルノブイリは今」
「石棺」付近で強い放射線
炉心溶融事故が起きた原発4号機。コンクリート製の「石棺」で覆われているが、近づくと放射線量計が毎時5.24マイクロシーベルトを表示し、「ピッピー」と警告音が鳴り続けた。通常の50倍を超える放射線量だ。

15マイクロシーベルト(福島第一から8キロも離れてる)
毎時5.24マイクロシーベルト(チェルノブイリの石棺の真ん前)


ええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
今の、チェルノの石棺の真ん前より強いのか・・・8キロも離れてて・・・。
嗚呼…チェルノブイリ越えした・・・経済大国日本は死んだ・・・。ウクライナみたいになっちまう・・・泣。

それが・・・副島さんの記事をみたときの感想。
(もっと早く心境吐露すべきだったが、あまりに落胆していたので書けなかった)


それはそうと、


ホンット最悪になったら、
武田先生たちが、
西へと逃がしてくれる気、 らしい。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21832967/
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22059860/


「若い人たちは、西に逃げてください。
 老人と、公務員は、決死隊員になる覚悟を決めてください」
(報告 5)副島隆彦 投稿者:副島隆彦 投稿日:2011-03-15 10:57:18
http://www.asyura2.com/11/senkyo110/msg/120.html

とあるように、
武田教授も、副島氏も、根本の思っているところは全く同じだったようだが、
如何せん、
生のデーター数値にあたった時、
その「方向性」が全く分かれてしまったといっていい。

同じ数値に関して、
武田教授は、「子供にを避難させて下さい!!被曝させるな!!(給食で)福島の農産物・牛乳を摂取させるな!!」
と言い、
副島氏は、「子供も赤ちゃんも大丈夫。帰ってきてください」
と言った。

率直なところ、副島氏の「給食に関する見解」を聞きたいのだが、
「同じ考え方」をする人が、
「同じ数値」を見て、こうも方針が分かれるのは、どうしてなのか?

という思いがある。
Posted at 2011/04/27 04:10:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月26日 イイね!

だからして、中国国家高速公路網などを遠征する車両には「線量計」が不可欠なのだ!!

この記事は、自動車業界「放射能汚染」払拭へ一丸 モーターショーで検査ルール公表 (2011.04.18)について書いています。

一番言いたいことを真っ先に書くと、
「この際、DINケースに装着されるオプション(無料?)として 線量計 つけてやればいいじゃないか!
(勿論、日本国内向け車も輸出用も両方とも)」

http://www.carview.co.jp/news/2/145297/
でも、
「自工会、車両への放射線検査を開始」2011年4月18日(月)
とか、


「自動車メーカーが放射線自主測定、海外懸念受け」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110418-OYT1T00818.htm

というニュースは耳に入ってます。
率直なところを記すと、「ずいぶん海外にばかり媚びるんだな」という思いがする。
ただ、
DINケースに装着されるオプション(無料?)として 線量計 ・・・ほしい。


「中国国家高速公路網」を「走る」・「遠征活動やる」というなら、必要に決まっている。

それこそ、日本車には
「線量計」
(+放射線に関する学習冊子
ex) 1人の人が受ける放射線は次の足し算になります。
(自然から)+(限度(1ミリ))+ レントゲンなど医療被曝
http://takedanet.com/2011/04/post_dcbe-1.html  より

など、ICRPの基準に関する事項や、
グレイ、シーベルト、ベクレルなどと、メーターの見方の解説)。

すると、いずれ、この「みんカラ」みたいなSNSでは、

「あの場所は線量が高けーなー」。
(トラバ)↑そうそう。確かに。同じ結果が!

〇〇に行って被曝した! 線量計が上がったら、もうそのまま!!くそ!!
あの場所、何がありやがるんだ!

とかいう記事が多くなるだろう。


但し、
これで、(米・中・露みたいな)世界の状況が曝露されていく、
と思ったら、それは楽観論だな。
奴らは、スパコン(&人工知能)使って、盗聴・盗撮・検閲・速やかなる削除 を、極めて高効率で行っているから・・・。


すると、そこで、(やっぱり武田邦彦教授の記事で 汗)
気になるものがある。



20ミリシーベルトの衝撃
「ICRPや日本の法律で決まっていた、年間1ミリシーベルトという制限は、「世界の誰でも、安心して転勤したり、旅行したりできる。世界のどこの食材でも安心して食べることができる。世界の工業製品も汚染されていない」という意味をもつ数値ですが、それを20ミリシーベルトにしたから、日本は「汚れた国」になりました。
遠く、北海道も九州も20ミリですから、日本に観光客が来なくなり、日本製品が輸入制限を受けるのは仕方ありません。
日本は国際的に見れば20倍、汚れた国です.国際的評判を取り戻し環境客に安心して来ていただくためにも、日本人の健康のためにも早く1ミリに戻したいものです」

http://takedanet.com/2011/04/60_d799.html



これ、マジで?
いや、これ、京都議定書とかと同じで、批准してないのでは?
アメリカとか、ロシアとか、中華人民共和国とか。


「世界の誰でも、安心して転勤したり、旅行したりできる。世界のどこの食材でも安心して食べることができる。世界の工業製品も汚染されていない」

これは・・・信用ならない。

この法の体系・構造は、


ICRPの基準

(日本など、各国の)法律での規制数値


という話であろうことから、
「世界共通の事項」だといえる。
しかし、それが、どれほど実効化されているの? という話。

少なくとも、現状、中国国家高速公路網 あたりでは、疑わしい。
Inter State Highway(アメリカ)あたりでも、かなり疑わしい地域がある。

「ICRPや日本の法律で決まっていた、年間1ミリシーベルトという制限は、「世界の誰でも、安心して転勤したり、旅行したりできる。世界のどこの食材でも安心して食べることができる。世界の工業製品も汚染されていない」という意味をもつ数値ですが・・・、


実に結構なことで、これは早く実効化されて欲しいのだが、
・・・残念なことに、
無理そうである。
しかも、日本が、米・中・露のようなレベルにまで「堕ちる」ことで、その「実効化」は遠のいてしまった、という感が拭えない。

だからして、
中国国家高速公路網などを遠征する車両には「線量計」が不可欠なのだ!!
Posted at 2011/04/26 04:29:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月25日 イイね!

東北自動車道の「みんカラ(泣)」に関する補足と、「電離放射線障害防止規則」>「原発事故等による一般人の被爆規制値」であるべきだ、という話。

東北自動車道の「みんカラ(泣)」に関する補足と、「電離放射線障害防止規則」>「原発事故等による一般人の被爆規制値」であるべきだ、という話。この記事は、ガイガーカウンターで測ってみました・・・について書いています。


トラバ元の人が言う、「福島の学校や公園では依然高い数値を示してますね」
これに関連する記事。

「福島県 5公園の放射線量、利用制限基準超える」2011年4月25日0時13分
 福島県は24日、県内5カ所の公園の放射線量が、校舎や校庭を利用できるか判断する目安となる国の基準を超えたと発表した。県は、公園管理者に利用制限の対象とするよう要請するという。
 国は暫定的な利用基準として、校庭の放射線量が毎時3.8マイクロシーベルト以上では屋外活動を制限することとしている。県は、小中学校や高校、公園など計46施設を22日に調査。そのうち、福島市、郡山市、二本松市、本宮市の5公園で、3.8~3.9マイクロシーベルトを検出したという。
 県は25日にも5公園に看板を設置し、利用は1日あたり1時間程度とすることや、砂場の利用を控えることなどを求めていくという。
 5公園は次の通り。信夫山子供の森公園(福島市)▽新浜公園(同)▽酒蓋公園(郡山市)▽日渉公園(二本松市)▽岩角農村公園(本宮市)。
http://www.asahi.com/national/update/0425/TKY201104240187.html

放射線量が毎時3.8マイクロシーベルト以上では屋外活動を制限する、ということでの制限措置なのですが、
トラバ元の人はまた別の角度から指摘しておられます。
「3.8マイクロシーベルト以下ならば校庭に出ても良いとか・・・
この数値って年間33ミリシーベルトになってしまう水準なんです!?」

そうです。政府が言いだした「20ミリシーベルト/年」の上限すら超えてしまうんですよね。
ほんと、何を根拠に3.8マイクロシーベルト/hなのか、って話です。


「法律で管理することが義務付けられている放射線管理区域ですら、3ヶ月で1.3ミリシーベルトなのに・・・」


このことに関して、私のブログでかなり、感情的に触れているので、補足が必要です。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21994249/
において、
「東北自動車道でのみんカラでも、あのマークとご対面なのか・・・泣」とか、
「「法律に従う」なら、東北自動車道にも、(今日の画像の)マークが付くんだ・・・。
矢板ICから先へ行くには・・・あのマークとご対面することになるのか・・・、
もっと手前の宇都宮くらいからか???
嗚呼・・・なんてことだ。
東日本の、東北自動車道での「みんカラ(みんなのカーライフ)」は、
「あのマーク」と必ずご対面することになるのか・・・」

とか言いまして、
さらに、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22000336/
でも、

あの「マーク・ステッカー」は、「ご対面」とか、(泣)とか、
そういう表面的なものじゃございません!

あの「マーク(ステッカー)」は、「放射線管理区域である」という意味ですから。
そのマーク・ステッカーがある場所 には、それなりの具体的な法律効果が発生します!!
それについては、また後日書こうと思いますが(少し漏らしてますが、)
「ご対面」とか、(泣)とか、あるいは縁起でもないとか、
そんな甘っちょろいもんじゃありません!!
前の記事は、(誠に情けないことですが、)単に書き手(私)が(ブログ執筆にあたっての、)感情先行傾向が強いというだけです!!

とか言ってるものの、そのままになっています。

すなわち、
「法に従う」のなら、「東北自動車道にも、マークが付く」という(感傷論)以外に、(「放射線管理区域」に指定されるのですから、)以下のような具体的制約・不利益が発生します。

矢板北PAでは、妊娠した女性店員は直ちに、勤務から外れなくてはなりませんし、女性、場合によっては男性でも若い層は制約が加わりますし、そもそも、矢板北PA自体が、飲食店閉鎖です(そんな場所に長居して飲食していると被曝していくので)。代わりに放射線管理区域としての何らかの施設となるでしょう(上り線側は、除染場となるはずです)。

【補足】↑こういうのを「汚染管理区域」といいます。厳密には「放射線管理区域」(粒子飛散・内部被曝なしのみの場合)ではありません

そもそも、矢板IC以北の該当区間は、「道草せずに、さっさと走り抜けろ」という区間になるはずです(あの「マーク」にはそういう意味が発生します)。

ただ、ここで補足すべきが、
「4月2日時点で東北道矢板PAでの地表線量は1.38μでした」←(矢板北PAのこと?)
https://minkara.carview.co.jp/userid/709167/blog/21956401/
というこれは、「地表線量」なので、
もはや東京でも、このくらいは、あります。

但し、「空間線量」はこれよりもずっと低いはずです
(なので、測定・規制は空間線量が基軸とされるはずなので、東北自動車道は放射線管理区域にはならない、と思います)。

それと、
武田教授が言う(「放射線管理区域」に関する)「法規制」とは、
「電離放射線障害防止規則」であるらしい。
http://takedanet.com/2011/04/post_c649.html  (参考)


読んで字の如く、
「電離放射線」であるため、「原発事故等によって飛散した放射性物質によるもの」は「また別の話」であるかもしれない、
という突っ込みどころがある(こういう突っ込みどころがあるのが、武田教授のトークの痛いところだ)。
【補足】
「電離放射線」で良いのです。「放射線」の法規上の正式名称です。執筆者(私)が、「電磁波」と勘違いしています。「また別の話」ではありません。



しかし、それを言うなら、政府の
「一般人の被爆上限を、20ミリシーベルト/年にします」
という方が、はるかにおかしい。
(これまでの上限値が、1ミリシーベルト/年 ということだったわけだから、なおさら。
20ミリって、その数字は、一体どこから持ってきたんだ!! という話)

そして、それに関連すると、
4月23日の
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22164674/
に関連する話だが・・・、もっとヤバいことも考えられうる。

「電離放射線障害防止規則」は、読んで字の如く、
「電離放射線」であるため、
「原発事故等によって飛散した放射性物質によるもの」は「また別の話」であるかもしれない、ということになれば・・・、
「原発事故等によって飛散した放射性物質による影響(被爆)」<「電離放射線による影響(被爆)」か?

といえば、おそらく、逆。

「原発事故等によって飛散した放射性物質による影響(被爆)」>「電離放射線による影響(被爆)」か?

そりゃ当然で、
「原発事故等によって飛散した放射性物質による影響(被爆)」の方は、粉状のモノが存在する。ツブがある!
それが、
甲状腺に溜まる、肺に入る、筋肉に溜まる、骨に入る、生殖器官に溜まる・・・。

「電離放射線(レントゲンなど)」の場合、こういう現象はない。

すると・・・、
規制値は・・・、

「電離放射線障害防止規則」>「原発事故等による一般人の被爆規制値」

でなければおかしいのだ・・・。

(そういえば、武田教授のページに、
まだ、「法律と規制値のまとめ」みたいのは出てないみたいだな。)
Posted at 2011/04/25 20:18:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月24日 イイね!

「ヨウ素剤とオートバイ(by武田邦彦)」をめぐる本質的な話を今さらながら。

この記事は、テレビや新聞の情報は正確なのか?について書いています。

まず、
今日は物凄い悪夢をみた。
本当に物凄い悪夢って言えば、もうひとことで説明が出来てしまうやつ。
福島第一原発が、破滅的事態となって、逃げなければならない、という。
ほんとうに、これだけで、状況説明できちゃったでしょ?

いずれにしても、満タンにしなければ落ち着かないな。



それと、
今まで、書くべきだったのだが、今さらになってしまった!!

福島第一原発の事故発生状況は、チェルノブイリに比較すると極めて「ノンビリした」事故状況だった!!
あんなノンビリした事故であるにも関わらず、多数の住民・県民を被爆者にした、というのは、すべて政府の失敗である!!

今まで、書くべきだったのだが、今さらになってしまった!!

そうなのだ!

トラバ元の人の記事でも出ているが、
「付近住民に逃げるためのオートバイと、ヨウ素剤を配ること」と武田教授は以前から主張していた。
(話す時には「ヨウ素剤とオートバイ」の語順だが、そんな語順などどうでもいい。
「ヨウ素剤とオートバイ」は、武田教授の話、ブログでしょっちゅう出てくるのだが、多くの人は気にしないことだろう)

ここで、何故、
自転車でもない、自動車でもない、「オートバイ」なのか、
というのには実は意味がある。
(これは、チャリにも乗れる、クルマにも乗れる、自分は走り屋だ! でも・・・バイク乗れねぇんだよ・・・汗とかいう人はよくよくわかる話。ひょっとすると、そういう人でないと、わからないかもしれない話)


自転車でもない、自動車でもない、なぜ「オートバイ」なのか。

「原発事故想定では、オートバイでカッ飛ばさないと 間に合わない」のだ!!

少しイメージしてほしい。
チェルノブイリの事故がどのように起こったか?

(周辺住民にからみても、政府(モスクワ)からしてみても、)
いきなり ドカン!!!

そう。
いきなりドカン!!!
 で4号炉がぶっ飛んでる。

政府が事故を認識したとき、既に周囲に「死の灰が降っている状態」。
避難指示のときにも勿論、「死の灰が降っている状態」。
「死の灰が降っている状態」から避難開始!!


これが、原発の大事故で想定される状態。

すると、
⇒勿論、家の窓に目張りなどして防護するも、ドンドン入ってくるので、籠城しても、数日もしないうちに死。
⇒すぐに脱出だ!!
ヨウ素剤飲んで、フルフェイスのヘルメットで、極力、全身防護して、
すぐに危険圏内を出なければならない!!
「死の雨」が降る前に、危険圏内を出なければならない!!
地震などで道路陥没してたら、4輪車じゃアウト!!
渋滞などの交通障害にハマってたらアウト!!
「死の雨」が降る前に、危険圏内を出なければならない!!
拡散する「(青紫色らしいが→)放射能雲」にすぐに追いつき、雨が降る前に追い越し、この「雲」を振り切らねばならない!!
そうすると、
⇒「オートバイでカッ飛ばさないと 間に合わない!!」
⇒「原発周辺の住民には、せめて、ヨウ素剤とオートバイくらい、配って下さい!!(by武田邦彦)」
ということになるわけだ。


翻って、福島第一原発の大事故の場合、事故は非常に「ノンビリと」起きた。
政府が事故を認識したとき、(その後、再臨界などするにしても、)核反応は停止していた。緊急停止の初動は、幸運にも成功していたのだ。だが、その時点で、「その停止成功」が覆されて、「やっぱり破滅的事態発生」に至ることが予測された。

なので、本当に、「運転は東電の責任」というなら、
そこまでの東電の運転の過程は「パーフェクト」とも言える。
また、チェルノブイリと比較するなら、
「放射性物質が実際に漏れ出すまで」に、随分と時間が稼がれたのだ。

「5重の壁」「安全装置」
・・・結果論としては「ウソ」になるのだが、
「避難のための時間稼ぎ」としては、

これ以上のものはない、

というくらいの時間があった。

3.11  14:46地震発生。その後、(福島第一にも、)津波到来。
3.11 22:00頃、『報道ステーション』にて「福島第一原発で、全電源が喪失し、冷却が出来ない状態となっています。現在、内蔵のバッテリーで冷却を行っていますが、間もなく、バッテリーが切れます。現場には、電源車が向かっている、とのことです」という古舘伊一郎の声もハッキリと記憶に残っている。

3.12 15:00過ぎ。1号機水素爆発。

ここまでで24時間以上の「猶予時間」が設けられていたのだ。
「爆発防止」のために「ベント」をやるにしても、12時間以上。
それほどの「猶予」があった。

(あと、ホントに大量の、東京に具体的変化が到達する程の放射性物質が出てきたのは、3.15。これまでに、
喧々諤々の家族会議をやっていて、死ぬほど議論して「結論」を出した、とかいう話は、いずれ告白しなければならないかもしれない。
朝に茨城での数値がバカみたいに上がり出して、それで慌てて車両の被爆防止措置をして、地震に備えて開けっ放しだった家のドア類を全閉にして、雨戸も閉めっぱなしに、カーテンも増設、隙間を塞ぐ、
その処置を慌てて済ませて、
それで、昼頃に東京に来た。
私自身の情報収集でそれは見ていたし。
何より、「いわゆる庶民の家庭」が死ぬほど家族会議したり、少しは対策したりするほどの猶予があった。
いずれにしても、それほどの「時間的猶予」があった事象だったのだ!!)


本来、原発の大事故に、こんな↑猶予時間は一切ない。
それが、あったのだ!!!

福島第一原発の事故発生状況は、チェルノブイリに比較すると極めて「ノンビリした」事故状況だった!!
あんなノンビリした事故であるにも関わらず、住民・県民の多数を被爆者にした、
というのは、すべて政府の失敗である!!


だがそれにしても・・・、
「ヨウ素剤とオートバイ」ってのはなぁ・・・。

その・・・オートバイを、配られてて、「さあ、これから」。
っていうんで、どれだけ使いこなせることやら。
使いこなせる人は、そりゃ、使いこなせますとも。
はるか向こうに見える山のあちら側へ行くのに、1時間とかからないですとも。
(↑これは、「やま走り」を志す私が、詳しいです。はい。「あの人たち」のバカッ速さは、アレですよ。はい)
文字通り「風のように速い」どころか、「風よりも速い」です。

↑だから武田教授は「ヨウ素剤とオートバイ」とか言出だしたんですが。
但し、この意味での「オートバイ」は、「世間一般の人向け」ではありません。
おそらく、教授の知り合いにハードなライダーがかなりいるのか、教授自身が元ライダーなのかもしれません。

実際問題として、
余震が何度も襲う中で、不安定な大地で、地震酔いまでしている体調の中、転ばずに行けるかどうかも問題です。にわかライダーでは。
「これから」の人が急に「バイクで」をやろうとすると、事故死します(大袈裟にいえば)。

そういうシーンに備えて、道なきところを走る練習をしてきた、
(↑いや、モトクロス走行がお好きなんでしょう♪)
というような人でないと、「オートバイ」の方は使いこなせない、でしょうね。
にわかライダーでは厳しいです。
「練習を重ねてやっと」、「その間何度転んだことか…」というような「キャリア」があってはじめて使いこなせる、脱出道具。
それが・・・オートバイ。


これが、「原発大事故」の想定。
しかーし、今回は、オートバイは必要なかったのだ。
避難令が速やかに出されてそれに従ったならば、クルマでOKだったのだ。
自転車でもOKなくらい。
競歩が得意な人は、それでも間に合うくらい(オイオイ 汗)。

それほど、事態は「ノンビリと進行」した。

本来、原子炉の大事故なんてもんは、
こんなにもノンビリとは進行しないのだ。
まず、「爆発的事象」あり。政府の認識も、避難も、それから。
それが「想定」。
こういう言い方も出来る。
「福島第一原発の大事故の起こり方は、想定をはるかに下回るほどの多くの時間をかけて、事態はゆっくりと進行していった」
と。

それなのに、
多数の住民・県民を被爆者にした、というのは、すべて政府の失敗である!!

はじめから、煽るでも、パニックで死者が出ようが、
最悪だ、避難しろ!! とすべきだったのだ!!

煽った結果、避難事故が多発しようが、パニックになろうが、
今回は、その方がよかったのである。
むしろ、その方が、「有意義な犠牲」であるように思える。
(政府が住民を何とか救おうと、なりふり構わなくなった結果、として出た弊害、という意味において)
(どうせ、政府が、法律も守らない、児童も守らない、という具合に、なりふり構わなくなったのだから、それよりも100倍も1000倍もマシだった。
政府が、大変だ!!!と煽った結果、
避難事故やパニックで、1000人くらい余計に死んだとしても、その方が、マシだった!!!
心底そう思ってる。私は。

批判があるかもしれないので、先に、もう、思いのたけ言います。

「(ウクライナみたいに、)100人障害児が生まれることになった&100人小児ガンが発生した、というなら、
2000人事故死した方が、マシだ。
と私は思ってる。
「10倍の死者が出たとしても、そっちの方がマシだ」、と私は思っている)
Posted at 2011/04/24 03:03:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記

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