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猛走峠のブログ一覧

2011年04月21日 イイね!

今さらになって思う。「アレは、本当に全電源喪失によるり事故、本当にそれだけか?」と。

この記事は、浜岡原子力館に行ってきたwwについて書いています。

(前の記事の続き)
今になってつくづく思うのが、

「なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!
実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があった
という点では、チェルノブイリよりずーーーーーーーーーーっとマシな事例だった。
チェルノブイリなど、一気にドカンといった。
避難が始まるのは その後。
ホント、チェルノブイリみたいな状態では、
ヨウ素剤とオートバイ(by武田邦彦)みたいな 避難速度 が必要となる。
福島第一のケースでは、
自動車で、場合に拠っちゃ、渋滞しながらノロノロと脱出で、十二分に間に合った!!
速やかに退避令が出ていれば!!
なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!」


こういうことについて、私は、あるひとつの「思い」を持っている。
(ベンジャミン・フルフォード先生が言うような、地震兵器所有者が、)



我々(の堪攻能力)を・・・試した?



ひとこと、思うところを述べるなら、
「松本サリン事件を思い出せ」
と。
ひょっとすると、3.11に関連するものは、「松本サリン事件」と似たような本質性を持っているのではないか?

それと、以下は、今後に関する話。

原発というものが、
「利根川×2倍の水を7度温めて排出してる」
ということになると、
ECCSが作動して冷却したところで、その後の継続冷却は出来るの?と。

しかも、これ、20分だったか?
何年か前に自分が、(いわゆる「推進派」の人が書いた本・・・何という本だったか・・・汗)
に、「20分間炉心を冷却する」って書いてあって、
「え? それで足りるの?」という思いがしていた。

ただ、今少し確認したいのが、
3.11の地震発生、30分後くらいに、津波到来。
その間の30分は通常系統での冷却が出来ていた、ということでよいのだろうか。

30分後、津波到来。
全電源喪失。
ECCSまで作動せず。
この時点で、タービン建屋地下は浸水している。タービン建屋内の冷却系統の装置は浸水でダウン。
原子炉建屋内の内臓バッテリーによる炉内循環のみに陥る→バッテリー切れ。

以下・・・激動を経て・・・今に至る。

と、やっぱりここで、
原子炉建屋内の内臓バッテリーによる炉内循環のみに陥る→バッテリー切れを防いだ!!
としても・・・これは、「より、悲劇的な状態(←チェルノブイリと同じ状態×3機)」を起こしただけなのではないか・・・???

という疑念が、今さらになって起こってくるのだ。

あと、もう一つ。今後の「環境会議」みたいなテーマの話だが・・・。

「原発は地球温暖化対策」・「CO2排出削減!!」というにしても、


もしも原発が、「海水面の上昇」に一役買っていた、


とすればそれはどうなのだろう?
(もしそうであるなら、国際会議で言われていた温暖化防止路線⇒原発にしよう!の路線はトンデモ系だった、ということになる)

まさにトラバ元の人の話で、
「(浜岡原発の、)1.2.3.4.5号炉全部あわせると、大体450トン/sだから、(1.2は廃炉処理中とはいっても発熱は続いてるから冷やさないとね)
利根川×2倍の水を7度温めて排出してるんだ」
という話。
トラバ元の人は、
「んで、海水の温度が上がると、海水に溶融していたCO2も沢山出てきちゃうw」
と、「海水面の上昇」よりももっと詳細な(ある意味、京都議定書や二酸化炭素排出枠組み条約に近い考え方で)言っている。


ここでも、トラバ元の人の記事を引用しておきます(3.11前の記事であることになおさらの価値があるように思います)。

「2011年02月06日
浜岡原子力館に行ってきたww
ここ、入館無料w

ちょうど職員の方もいらっしゃったのでマニアックな質問沢山しましたww

5号機では毎秒95トンの水を冷却水として取り込み、7度暖めて排出してるそう。
3号機だと70トンだったのに、いつのまにか25トンも増えてたんだね。
んで、この水の量がどれくらいかっていうと、
天竜川が137トン/s
大井川が76トン/s
利根川が256トン/s

1.2.3.4.5号炉全部あわせると、大体450トン/sだから、(1.2は廃炉処理中とはいっても発熱は続いてるから冷やさないとね)
利根川×2倍の水を7度温めて排出してるんだ。
んで、海水の温度が上がると、海水に溶融していたCO2も沢山出てきちゃうw

だから、温暖化対策とか言うけど、実際はこっちのほうが遥かに温暖化してるんだよね。

じゃなんで原子力?って思うかもだけど、
1キロワット辺りの発電コストが圧倒的に安いからw

ついでに周辺のSvは高いところで3倍だったから、十分安全。

ちなみに毎秒450トンの水を7度温めるには、315万キロcal必要?」
Posted at 2011/04/21 00:41:01 | コメント(1) | トラックバック(1) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月20日 イイね!

私が、少し落ち着いてから思い返すに・・・

この記事は、原子力災害見地を言わせて貰うわについて書いています。


正直、原発の事故に関しては、少々疑義がある。
今後、真実がありのままに解明され、抜本的に改善される必要性があるだろう・・・、と。

そして、今日の今、思うところは、
「ひょっとして、福島第一原発の事故は、現在の大被害・・・、しかし・・、
この今日現在の大被害こそが、一番最小の被害だったのではないか?」
という疑念まで、実は持っている。

「全電源喪失事故」。
そういうふうに解説されるが、
果たして、「内臓バッテリーを延命」させるだけで、1~3号機の原子炉冷却が出来たのか?

すなわち、

3次冷却系(=海水の大量循環⇒×?)
2次冷却系⇒×?
1次冷却系⇒配管破断?&タービン建屋浸水


3.11の津波襲来後の状態。
内臓バッテリーで、炉内の水をグルグルとやっていた?
=1次冷却系の循環すら怪しい状態?

すると、
「内臓バッテリーを延命」&「炉内の水をグルグルとやっていく」
⇒超高圧蒸気が出来上がっていき、いずれ・・・「水蒸気爆発」・・・。
⇒小出先生が言う「最も悲劇的な事態」=チェルノブイリ状態×3機

となっていたのではないか???

という疑問が、今になって浮かんできている。

(すなわち、「最低限、どの程度の系統が、どこまでの系統が残ってれば、安全な停止」が出来たのか?という話。
まさか・・・「循環系統は、オールグリーンでなければダメ!!」というのでは、ないだろうな・・・。)
(トラバ元の人は3.11の時点で、上記の演算をしていた)

それにしても、今になってつくづく思うのが、

「なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!
実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があった
という点では、チェルノブイリよりずーーーーーーーーーーっとマシな事例だった。
チェルノブイリなど、一気にドカンといった。
避難が始まるのは その後。
ホント、チェルノブイリみたいな状態では、
ヨウ素剤とオートバイ(by武田邦彦)みたいな 避難速度 が必要となる。
福島第一のケースでは、
自動車で、場合に拠っちゃ、渋滞しながらノロノロと脱出で、十二分に間に合った!!
速やかに退避令が出ていれば!!
なぜ、実際の放射性物質の大量拡散まで、 あれほどの時間 があって、
なぜ、退避令を出さなかった!!!」

今になって、本当に、思う。
つくづく。


↓トラバ元の人の記事の引用。
バッテリーだ電源だとか言ってるけどさ、
復旧したとして、冷却水の取水口は無事なのか?
これ、もし津波の砂で埋まってたら、全部終わりだぞ?
津波のエネルギーは海底面と表層面ではどっちが強いと思ってんだ?

バッテリ復旧もいいけどさ、そっちもちゃんと確認したほうがいいんじゃね?

一次冷却水(通常運転時)
150気圧320度
二次冷却水
60気圧220度

これ、いくら循環させても限度があるぜ?
今のうちに確認しといたほうがいいと思うんだけどなぁ?

1100度でジルコニウム(燃料棒被覆官材料)水と化学反応起こすし、(水素を発生)
加圧器の加圧限界超えたら水が気体になって空焚き状態になるぞ?
水蒸気が出口ポンプに達したらキャビティーション起こしてブローダウンに繋がるぞ?

そうなったら、もう止められん。
半径2キロ程度じゃ被害収まらんぞ?

報道では放射性物質が漏れる危険性としか言っていないが、

これ、メルトダウンのことだからね?

自分にとってこの一連の流れは想定の範囲内だけど、
現実のものにならないことを祈る。

繰り返すが、万一の際は政府の言っている2キロ程度の避難じゃ事は済まんぞ。

多くの連れから、原子炉の見解を求められているが、
日ごろから俺の言うこと信じて対策しとけ。

原発近くの住人は、ガイガーカウンターを常備しとけ。


今複雑な気分だよ。
自分の見解が正しかったことが立証されつつあるが、それは同時に超最悪な事になる。
今回は、ECCS作動トラブルの分類。

自分が思ったとおりの流れで泣けてくるわ。
日本のメルトダウンは津波で引き起こされる、これが俺の持論だから
Posted at 2011/04/20 23:55:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月20日 イイね!

「配管」と「排気管」。

「配管」と「排気管」。この記事は、武田邦彦(中部大学教授)のHPよりについて書いています。

「俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」
⇒「俺の車が陸運局の言うとおりに整備して、検査を受けて、その状態で、交通警察に整備不良で捕まったら、それは陸運局の責任である」


「設計が悪ければ保安院の責任。
施工が悪ければ建設会社の責任。
運転が悪ければ東電の責任」


「じゃあ、俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」


こういう突っ込みがあり得る(実際に目にした)。

ひとつ、このブログ(2010年11月2日)に出てきたことで、物凄く関係することが・・・ある。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/20245240/
夢をみた。
私は、「整備不良」で捕まった。

夢をみた。
渋滞した合流車線から、やはり渋滞した本線へと合流しようとするとき、
交通機動隊に制止された。
専門の検査官が、マフラーを詳しくチェックする。
結果、私が装着しているマフラーが、不適合状態なものだという。
「必要なパーツが足りてない」
とのことだった。しかし、その指摘は、理不尽だ。
「いや!ちょっと待った。車検適合品であるとの証書ならここにある!」
私は書類を提示し、抗議した。
「でも確かに、現況としては部品が足りていない」
「しかしこの状態で、車検もパスしているんですよ?」
「しかし現況として、これは整備不良に該当するんです!」

こういったやりとりが続き、キップ(青)に署名するよう要求されるが、
そこで署名してしまっては、「整備不良」の警察官現認を認めることとなるため、それを拒否した。

「では、異議があるなら、署の方に来てください。署名する気になったら、それに署名して、ここに送るように」
として、キップと、そこに、指定場所の紙を受け取った。

指定場所(警察署???)にワープする???
取締官の上司???も、やはり、ハンで押したように言ってきた。
整備不良に関しては、警察官現認の時点での、つまり「結果」に対しての取り締まりだ、と。故意であるか、過失であるか、は関係ないのだ、と。
そこで私は抗議した。
「私は、このマフラーを、車検適合品との表記(車検適合品である旨の認定書類)を信じて購入して、これを取りつけたんです。
私の目から見て、車検適合品とのこと、車検適合品である旨の認定書類がある、
それがあって販売されていたら、それを信じるしかないじゃないですか!」
それでもやはり、ハンで押したように言ってきた。
整備不良に関しては、警察官現認の時点での、つまり「結果」に対しての取り締まりだ、と。故意であるか、過失であるか、は関係ないのだ、
と。
だが、どうしても納得するわけにはいかなかった。
「たしかに、現況として、(交機の)警察官現認(検査)で車両法不適合かもしれませんよ?でも、私には、それを確かめるチャンスがないんですよ。
マフラーが販売されている、
そこには、車検適合品との表記がある、認定書類が付いている、って、
そうしたら誰だって、信じるしかないじゃないですか。
その品物が、車両法違反の現況になっている、
必要なパーツが欠品しているってのを見抜けるのは、それこそ、マフラーの構造を熟知した人・・・つまり、取り締まりに当たっていた、交機が手配したさっきの検査官の人くらいじゃないですか?」
「しかしその状態は、車検不適合だ。今日現在の現況として、あなたは、車検不適合の不正改造車を乗り回しているのだ。結果として、自分がそれをしていることは、理解できるだろう?」
「でも、あのマフラーで車検場も行って、車検も、パスしているんですよ?車検場の検査官も、マフラーのパーツが欠品しているなんて、そんな指摘はしませんでしたよ?」
「車検場の検査官が指摘しなかったことと、警察官の現認との間には、何の関係もない。警察官の現認は、そこに、車両法違反の不正改造車があり、あなたがそれを運転している、という事実を現認する、それ以外のものではない。車検場の検査官が指摘しなかったことと、警察官の現認との間には、何の関係もない」



「車検場の検査官が指摘しなかったことと、警察官の現認との間には、何の関係もない」

これではダメなのだ(これは私の睡眠中の夢の話なので、現実ではないのだが)。



「俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」

それはどうだか。
ただ、車検を通ったそのままの姿で(後になって電球が切れた、とかいうのは除く)「整備不良として摘発される」というのでは、筋は通らない。


「俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」

それはどうだか。
だが、
俺の車が陸運局の言うとおりに整備して、検査を受けて、その状態で、交通警察に整備不良で捕まったら、それは陸運局の責任である。


そして、
「設計が悪ければ保安院の責任。
施工が悪ければ建設会社の責任。
運転が悪ければ東電の責任」

「俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」
ということについては、

「陸運局の車検と、保安院の検査とが、似たような状況か?」という話にもなる。
それについては、武田教授は凄いことを言っている。
(今日のトラバ元の人が紹介する、『たかじんのそこまで言って委員会』発言された逸話です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21832923/
でトラバさせてもらいました人、
https://minkara.carview.co.jp/userid/567026/blog/21830527/
が動画アップしてましたが、既にその動画は削除されてます。
http://etc8.blog83.fc2.com/?tag=%C9%F0%C5%C4%CB%AE%C9%A7
からテキストを引用させていただきました)


「私(武田教授)が「ウラン濃縮研究所所長」だった時に、配管を改造して国に申請して認めてくれた半年後、一つだけ間違いがあったのに気がついた。
それは万が一の事故の時にウランが海に流れ出る配管があることが発覚した。
それで連絡して「この配管があると万が一の時に海に流れて迷惑かけるから、これを撤去したい」と言ったら、なんと言ったか。
「認可したものだから取れません」
それで「私のミスだから、私が謝りますから取らせてください」と言ったら、
「いや、国が認めたことだから正しいんだ」と・・・。
それで結局、間に立った人に、こっそり聞いたら、
「あなたが自分でやりなさい」ということだとのこと。
法を犯して勝手に改造しなさい、ということで、「役所はしらないよ」と、
もし事故が起こらなければ「あれは所長が勝手にやったからクビを切れ」というんでしょう。
また万が一事故が起これば、「運転がいかん」となる。
こういう体質なんですよ。これは現実におこった話なんです。
役人はウランが海に流れ出るなんてことには、まったく関心が無い。
国民の健康を守ろうとは全然思ってないんです。
ようするに、自分の責任を問われないために、そんなの改造されちゃこまる。
もし僕が申請書を出すと、国の審査が間違っているということになるから、改造を認めると設計ミスに気付かなかった役人たちの責任になってしまう。
自分たちの責任と国民の安全を比較すると、自分達の身を守るほうが大切だという実例です」と。


これでは
「俺の車が壊れたら、車検を通した陸運局の責任なのか?」
という指摘は妥当しない。

「国の審査が間違っているということになるから、改造を認めると設計ミスに気付かなかった役人たちの責任になってしまう」
⇒「万が一の事故の時にウランが海に流れ出る配管」←審査に合格しているので、これの存在は正しい。


この状況では、もはや、審査する者=設計に関する責任を持つ者となっている状態である。
よって、
「俺の車が陸運局の言うとおりに整備して、検査を受けて、その状態で、交通警察に整備不良で捕まったら、それは陸運局の責任である」というのと同様に、
「国(保安院)の言う通りに設計して、審査を受けて、その状態で、ウランが海に流れてしまったら、それは保安院の責任である」という論理が成り立つ。


つまり、
武田教授の、
「設計が悪ければ保安院の責任」という論理は、
もはや、事業者に「設計の自由・善処」の能力が与えられていない、という状態から来ているのだ。
Posted at 2011/04/20 00:31:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月19日 イイね!

「大規模な除染作戦」とそれに対する一抹の疑念

「大規模な除染作戦」とそれに対する一抹の疑念この記事は、これからについて書いています。

日付が変わる頃から降雨。
「これでまた地表の放射線量が上昇するのか・・・」とも思う。

昨日に続いて、
まず、@東京多摩の自分としては、路地という路地の水を大量に流す形での「洗浄」を推奨します。
溜めた雨水は使えない、水道水を大量に消費して水道代がかさむが、それがいいか、と。
ゴシゴシと・・・はちょっとねぇ・・・。
ま・・・大量の水で洗い流せば、流れました。
雨が止んで、天気になったら、の話です(@東京多摩地区)。
それと、「車両汚染」の話で思い出したのが、「タイヤハウス(洗浄)」。たぶん、チリのような汚染物資の類は・・・タイヤハウスに・・・。
(放射性物質は花粉類と同じ特性を示す、というなら・・・おそらく・・・タイヤハウスの汚染が物凄くなる・・・)

3.11以降、(それ以前に、ブログで意見紹介していた)武田邦彦教授のページを引用してきました。

正直、3.11以前、武田教授については、「時々、トンデモ言う人」という認識でした。
すみませんが、正直言うと、そうでした。
その中の最たるものが、これ↓。

http://takedanet.com/2010/08/post_8bc6.html
「幼児の死と日本の家族文化」

これ読んだとき、(アレな表現ですみませんが・・・)
「ああ、この人の眼と、思考回路は壊れてる」と思いました・・・正直・・・汗。
「子育て資金」を止めなければならない=子育て資金が「幼児虐待」につながるから。
社会的な変化に伴う、母子の支援も大切だろう⇒まず、第一に託児所を減らすことだ。
と、いう具合で・・・。
???
という状態で・・・何というか・・・制度の実態や大多数の状況の捉え違いが甚だしいというか・・・現実逃避が甚だしいというか・・・テレビ画面に扇動されすぎというか・・・、もはや何も考えていない状態というか・・・。
「ああ、武田先生は中性子線に射抜かれて、眼と脳がイカレてしまったのか・・・」
とまでは言いませんが、
「ああ、この人の眼と、思考回路は壊れてる」と思いました・・・正直・・・汗。


コレが、3.11以前の、私の、武田教授に対する評価でした。
しかし、何故か、3.11以降、武田教授は「冴えている」んです。
今までにないほど冴えておられるんです。
(たぶん、原発・放射線関係という専門分野だからなのか)。
しかし、ここにきて数日前から、一抹の不安がある言説を(再び)言い始めていることも確かなことで。

(引用)
原発 緊急情報(55) 3ステップ(その2)

地震が発生した瞬間から福島原発が科学的には、極めて「予想通りに破壊されてきた」ということを前回、書きました。

ただこの表現(予想通り破壊)が被災した人のことを考えると、余りにも冷たい感じがして、今まではっきり書きにくかったのですが、やはり「事実を直視する」ということで今回から書くようにいたしました。

そして昨日の東京電力の将来予測は、これもまた極めて予想通りに展開するとされていました。

東京電力の予想が的確かどうかという議論が行われています。その中には、東京電力が示した「第1ステップ」が3ヶ月では終わらないのではないかというような議論に集中しています。

しかし、福島原発のことは東京電力には重要なことですが、付近住民と、やや遠くに住んでいる人たちにとっては自分たちの所にどのくらいの放射性物質が降ってくるか、野菜や魚がどの程度汚染しているのかということの方が重要です。

東京電力が示した対策の中には、


1) 原子炉だけに関係するもの、
2) 住民にも関係があるもの、

が混ざっていますので、ここではできるだけ原子炉だけに関係するものを除いて、将来像を示していきたいと思います。
つまり、原子炉が非常に不安定なときには、原子炉の状態をよく知っておく必要がありますが、このブログで何回か指摘しましたように爆発の可能性がないわけではありませんが、それを生活の中で考えていかなければならないというのは、3月16日の時点である程度、終わっています。
現在では、さらに爆発の可能性は少なくなっていると考えて行動計画を立てたほうが、実際的であると思います。
・・・・・・・・・
まず第1に、東京電力の計画が第1ステップ、第2ステップにわかれていても、その内容を詳細に見ると、わたくしたちにとっては「徐々に放射線量も減り、徐々に最終的な処理に入っていく」というように解釈できます。
従って、経産大臣は「東京電力の処理を待って地元のことを考えたい」と言っておられましたが、実は今日から直ちに事故処理に入れる段階になったと考えられます。
・・・・・・・・・
まず第1に、福島県東部、すなわち「中通り」及び「浜通り」の地域で放射線物質が多く降った場所を除洗することです。

放射線物質が多く降った地域も必ず住民はそこに帰り、生活をし、そして仕事をします。その時期は早い方がいいのは決まっています。

しかし現在、そこには「放射性物質のチリ」が積もっています。チリは物質ですから、火山の噴火の灰のようなもので、取り除けば綺麗になるのは当然です。

実際にも放射性ヨウ素は半減期が短いので、しばらくほっておけばなくなってしまいますが、セシウムは半減期が30年と長く、その性質は火山灰等にほとんど似ています。

しかし、このままにしておくと畑やグランドでは下の方の土に混ざってしまいますし、またアスファルトや家の壁等についたものはへばりついてなかなかとれないようになります。

特に、雨の多い梅雨になるまでにある程度、とってしまうことが必要です。

ひまわり等を植えると放射性物質が取れるという話もありますが、畑を耕すと、せっかく一番上に薄くのっている放射性物質を土の中の方に入れてしまいますから、望ましいわけではありません。

放射性物質というと何か特殊なように感じるので、そのまま近づかずにしておきたいと思うでしょうが、実際には身の回りにある火山灰と同じです。早いうちに取り除いてしまうことです。

一刻を争います。

政府はあまり当てになりませんから、ボランティアを中心に、まずは福島市、郡山市などを中心に、大規模に除洗し、同時に自衛隊やその他の部隊に依頼して、人が入れない地域も早く除洗することが必要です。
・・・・・・・・・
このままにしておくと放射性物質が福島市や郡山市の町の中に残ってそれが土の表面に近い所で強い放射線を出します。

わたくしのところには読者の方が測定した空間と土やアスファルトの近くの放射線のデータが多くメールしていただいていますが、地面の近くは驚くべき程、放射線量が高いのです。

たとえば、4月16日の測定で、東京のある場所ですが、大気は最小値が0.101μSv/h、最大値が0.173μSv/hですが、 車道際のコンクリートの上の測定では最小値が2.194μSv/h 最大値が2.579μSv/hと非常に高い数値になっています。

この測定値ばかりではなく、今、文科省や自治体が測定している空間の放射線に対して地面に近い所は約10倍になっています。
このことを日本政府は「空間の放射線が少しずつ下がっている」と言っていますが、実際には空間に漂っていた放射線物質が地面に落ちたに過ぎないとも考えられます。
・・・・・・・・・
福島県、茨城県、栃木県、宮城県は、県単位もしくは市町村単位でできるだけ早く除洗することです。これによって放射性物質の90%ぐらいを除くことができると考えられます。

将来とも放射線が10分の1の場所で生活できるのです!!

しかも、早ければ早い程、表面から除去する土の量が少なくなりますので、それだけ労力も少なく、またその土地で長く住む子供たちの被ばくを減らすことになります。
・・・・・・・・・
放射性物質で汚れてしまったと諦めないでください。30年は放射線を出し続けるのですから、最初に除くことが大切です。自治体の最大でもっとも大切な仕事でしょう.
また、上に挙げた県以外の場所については、機会を見てブログに書きたいと思っています。
(平成23年4月18日 午後8時 執筆)武田邦彦



これです。
もっともな意見であり、そうすべきなのですが、「この作業」に伴う、
(ボランティアを中心とした、作業従事者の、)
(多ければ、)「推定平均線量165ミリシーベルト」?の被曝について、触れていない、ということなのです。

「推定平均線量165ミリシーベルト」?の被曝

この懸念材料を、私がどこから引っ張ってきたか?ってことですよね。
こちらに明記します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85#.E4.BA.8B.E6.95.85.E5.BE.8C.E3.81.AE.E3.83.81.E3.82.A7.E3.83.AB.E3.83.8E.E3.83.96.E3.82.A4.E3.83.AA
「労働者と解体作業者」
事故後に復旧と清掃作業に従事した労働者は高い放射線線量の被曝を受けた。ほとんどの場合、これらの労働者は受けた放射線量を計測するための個人線量計を装着していなかった。それゆえ専門家は彼らの被曝線量を推定するしかなかった。線量計が使われていた場合でも、測定手順はまちまちだった。
一部の労働者たちは他のものよりも大量の線量を受けたと推定された。ソ連の推定によると、30万から60万人が炉から30kmの退避区域のクリーンアップに従事したのだが、その多くは事故から2年後にその区域に入った(解体作業者"liquidators"とは事故の処理と復旧作業のためにその区域に立ち入った労働者を言うが、その推定人数はまちまちである。例えば、世界保健機関(WHO)は約80万人とし、ロシアは汚染区域で働いていなかった一部の人間も解体作業者としてリストに含めている)。事故から最初の1年で、この区域のクリーンアップ労働者は21万1,000人と推定される。これら労働者は推定平均線量165ミリシーベルトを受けた。


炉から30kmの退避区域のクリーンアップに従事した、事故から最初の1年で、この区域のクリーンアップ労働者、21万1,000人(推定)
のことです。

つまり、チェルノブイリ事故において、
「福島市、郡山市などを中心に、大規模に除洗」のような作業が行われているらしく、
(↓4号炉の破片に直接触れた人も含まれている上での平均値かもしれないが)
推定平均線量165ミリシーベルトを受けた、と。

つまり、この作業に従事した場合、
福島第一の事故に伴う年間被曝許容量(旧法に従う):1ミリシーベルト/年も超える、
なおかつ、
政府が許容した一般国民被曝量:20ミリシーベルト/年も超える被曝量を受けるのではないか?
(原発処理にあたる作業員並みの被曝量になるのではないか?)
という懸念が生ずるわけです。

しかも、それを、ボランティアにて、という。
すると、この従事者についても、ネガティブリストを設定しなければならない・・・、
つまり、
若年層・これから子供をつくる予定のある者、そうした年齢層を、この作業からは除外しなくては、かなりマズイことになるかもしれない・・・、
しかも(政府は、避難・疎開させるべきだった!させなかったから、多くの人を無駄に被曝させた! と政府避難しておられる(←もっともですし、そう思いますが))
当の武田教授が、今度は、
「除染しろ!」
というメッセージのみを発している?
(しかも、ここで言われる、「その作業」に当たる人々は、フィルムバッジ等による被曝管理が出来ないであろう)
という懸念はあるわけです。
Posted at 2011/04/19 01:21:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月18日 イイね!

「路地という路地を水で流していくことが大切だ」

この記事は、なんか間違っている気がする記事について書いています。

(このページは、
「浅草で「空間の放射線」は0.1マイクロ(シーベルト)ぐらいなのに、地面は2マイクロと20倍も高い値がでて、不安に感じている人がおられます」
http://takedanet.com/2011/04/post_9695.html
を前提として書いています。




また、
https://minkara.carview.co.jp/userid/460134/blog/22087743/
の人も、全く同じ出典元(武田教授のブログが言う除染作戦)について書いています)


今書いているカテゴリー名は「路地」。そんなことに「適切性」などなくていい。中途半端な「勘」などない方がまだ辛くない。まったく・・・。

まず用件を書くと、
「東京、埼玉、神奈川、千葉などの都市部では、大規模な水まきによる“除染”が実施される必要性がある」
⇒平たく言うと、
「みなさーん、玄関先、家の前の道に、大っ量ぅの水を撒きましょうねー」
という意味。

↓(またしても)武田邦彦教授のページからの引用。
http://takedanet.com/2011/04/post_96d9.html
生活と原発 09 「自宅クリーン」作業
原発が破壊した時に「黄砂」のような小さい放射線の粒が風にのって飛んできます。量はとても少ないので、黄砂のようには目に見えませんが、飛んできます.
しばらくは空気中に浮かんでいて、呼吸すると肺に入ります。これが初期の外部被曝と内部被爆です。
そして1ヶ月ぐらい経つと、地表に落ちます.だから、今は「空気中」が減って「地表」が増えます.政府は「放射線量が減った」と言っていますが、基本的には「空気中のものが、地表に落ちた」ということです。
そうすると大人より地表に近い子供が被曝する事になります.
・・・・・・
そこで、今、家庭ですることは、
1) 家の中の徹底的な拭き掃除。家具や道具も水で拭き取る。
2) ベランダ、玄関、家の前などをモップやデッキブラシでこする(水を使って流す。黄砂を流す感じでゴシゴシこする)
3) ご近所と親しければ、みんなで道路に水を流してこする。
が良いと思います。
ビニールの手袋をして、やや水を多めに拭き取ります。放射性物質が「拭くことでとれる」のは専門家はよく知っていることです。作業中は、ぞうきんなどは良く洗い、終わったら手袋と一緒に捨ててください。
放射性物質は家の中や近所からなくなりますが、それは下水などに行きます.でも、人間から遠くなるので、その方が良いと思います。
このように放射性物質は、拭けば身の回りの「見えないチリ」が10分の1ぐらいになりますから、連休明けまでにするのをお勧めします.
そうすると、特別なことがない限り、連休明けには原発も落ち着くとおもいますので、普段通りの生活に戻れると思います。
(連休明けの注意点は主として食材になるので、これはまた機会を見て、ブログに書きます.)
また、福島などは土壌にしみていくのと、道路なども放射性物質がこびりつくので、早めに土壌の表面を少しでも取って畑の隅に積み上げておくことが有効です.
また、土壌処理は洗うことだけではなく、処理剤もありますから、福島や茨城は早く積極的に除洗をされることをお勧めします。(平成23年4月14日 午後4時 執筆)


私見(@東京多摩地区)。概ね、その通りだと思います。
放射性物質は家の中や近所からなくなりますが、それは下水などに行きます。
下水道の線量は上がってしまうでしょうが、今の状態では、風が吹くたびに舞い上がって、肺に入ってくるので、人間から遠くすることが急務です。その方が良いと思います。
@東京多摩地区。しかし、この「降り積もったやつ」・・・やたらスベスベしている・・・何やら怖いカンジのこれ・・・「モップやデッキブラシでこする(水を使って流す。黄砂を流す感じでゴシゴシこする)」・・・ゴシゴシする・・・なんて怖いです。
これ・・・。水をかけると、塊のようになって流れていきます。
しつこいですが・・・、
バケツで、風呂おけ一杯分くらい使って撒いたら、流れていきました。
普通の砂に比べて・・・何だかシツコイです。
(花粉だろ・・・と思うのですが・・・まさか・・・これ・・・ヨウ素、セシウム、ストロンチウム・・・じゃないよな・・・目に見えないほど細かいはずでしょ・・・でも・・・やたらスベスベしている、この慣れない靴裏の触感は何?・・・
(また、タイヤでも滑ると思う。明らかなグリップ低下を催すほどの滑りやすいもの・・・ホント、これは・・・何?))

と・・・、自分の家の敷地内は、ゴシゴシやるの怖いんで、大量の水で流しました。
水量ケチると流れません。
出し惜しみしなければ、流れます。
一応、排水溝の中へとジョロジョロと流れていきました。
なので、大量の水で、押し流すことを推奨します。自分は。
なので、今週は、家という家の前、路地という路地を水で流していくことが大切だ、と思います。毎日のように。何度も何度も。
(水分がないで乾いていると、砂塵になって舞い上がるから。湿らせて、何度も水で流されて、徐々に下水道に流れていけば、地表の放射性物質量は減っていくはず。
反対意見として、
「水で洗い流せって下水に行って処理場に終結して海に流す。
放射性物質集まるとますます反応活発になるんじゃないかね?」(トラバ元の人)
https://minkara.carview.co.jp/userid/16473/blog/22083453/
というのもあるが、正直、「(ウランではなく、)放射性物質集まるとますます反応活発になる」←コレが証明できたなら、キュリー夫人にも勝るとも劣らない成果だ。
放射性物質とは言っても、ウランじゃないし。チリにまでバラバラになった廃棄物。ゴミ。それを寄せ集めて再反応(再臨界)、というなら、そりゃもの凄い大発見です。下水道に集まる結果、下水道の「線量」は勿論上がるでしょう。でも、「それだけ」なはずです。洗浄による、下水道での再臨界は、100%あり得ません!!
もし下水道で再臨界したなら、それはチリなんかじゃありません。燃料棒そのものですな。←それでも再臨界はないでしょう。
というより、今は、人の肺に入る=内部被曝を少なくすることが、先決です。どうしても。
仮に、下水道に集まる⇒反応活発化としたとしても、それは問題ではないはず。
たぶん、トラバ元の人の目線は、@大阪 だから。@東京多摩とは全然違う。それだけな気がします。
あと、
「このおかげでか、中国人の日本の土地買いあさりはなくなり始めたのだろうし」
↑失礼ながら、このご観察は甘すぎる。
私は実のところ、この正反対を考えている。原発周囲などは低価での土地購入を行いやすくなった、と考えるのが適切である上、
もっと深刻な話として、「汚染地域」(今後も立ち入り禁止エリア)に、便衣兵部隊を送り込まれ、居住させられたらどうするか? ということも心配している。既に、人民武力部の参謀や国家安全部では作戦が討議されていると思われる。
⇒つまり、物権法の話。「取得時効」に関する話。日本法が土地取得に関して改正されなければ、この作戦を実行されようものなら、恐ろしいことになる。)



それにしても・・・今書いているカテゴリー名は「路地」。
「路地という路地を水で流していくことが大切だ」
・・・ピッタリ過ぎるし・・・汗。
こんなことは意図してなかった・・・泣。
そんなことに「適切性」などなくていい。
中途半端な「勘」などない方がまだ辛くない。まったく・・・。
Posted at 2011/04/18 02:28:59 | コメント(0) | トラックバック(1) | 路地(2011年4月) | 日記

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