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猛走峠のブログ一覧

2011年04月13日 イイね!

「SPEEDI」に関して思い出したことなどと、アレは「特約付き切符」という意味だったのか!

この記事は、隠蔽について書いています。



SPEEDIの話に、このブログでは、3月29日に触れてます。

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21909046/

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21909437/


「屋外で1日過ごした場合の甲状腺被ばく量は、いわき市の一部で、今日までに、100ミリシーベルトの累積被爆量と試算された」

コレでも十二分にヤバいと思うのだが。


これ(この解釈)でよいのだが、「十二分にヤバかった」のである。
あまりに悪い状態だったので、このとき(3月29日)以降、(SPEEDIのデータは、)公開されていない、とのこと。



トラバ元の人が、
「日本には
原子力事故時に放射性物質の飛散予測を行う「SPEEDI(スピーディ)」というシステムがあるが、
政府は、日々予測を速報するこの情報も公開していないため、原子力関係者らが批判している」
として取り上げていた話です。

それにしても、以下の動画↓では、MC辻広氏の絶句が。武田教授のブログ、チェックしてなかったんですね。「武田さんはブログで情報発信を・・・」と触れていたわりに。





「時間軸を、どこでどうなるか教えてくれますか?」
「個人的見解ですが、連休明けまでに安定しますね(「爆発の可能性」を考えなくてもいいや、となる時期)。それから4か月くらいは出し続ける」
「ちょっと待ってください。連休明けってのは5月なんで、5、6、7、8くらいはまでは今の水準で出続ける?」
「(封じ込めのための、)難しい作業ができない。
次、15年~30年、そっと置いとく(今のチェルノブイリと同じ段階)。
そういう状態で40年くらい置いとくと、恒久的措置が出来るようになる」
「こ・・・恒久的な措置をするのに、40年かかるんですか?」
「まあ・・・半減期が30年なんですから、そういうオーダーなんですけど、15年から20年でやるでしょうね」
「そういうオーダーでやるんですね?」
「チェルノブイリがアレ25年たってますよ。別にあれ綺麗になってる、とかいうわけでもないんでね、あのままそっとしておくしかない。そういう状態ですね」
「あのー・・・
(絶句する)
4か月出続けるとかね、その間15年か20年かわからないけれども、そのままにしておくとかね、そっから、さらにやる、
(中略)
その、緊張度が高い社会になっていくと、そういうことが(以下略)」


なんとなく、思っていた。


「最悪、東京(←この場合は、「いわき」)がダメになったら、座して死を待ち、「母港」東京と運命を共にしよう(←この場合は、「いわき」)」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21773121/

「母港絶対」
(死よりもはるかに大きな苦痛に直面した後に訪れる、死 が来るとしても、「母港」と運命を共にする・・・)
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21781095/


わたしが、何故、こんなふうに思ったのか、
上手く説明はできない。
上手く説明できないが、
なんとなくは、自分でもわかる。


思うに、
福島第一を巡る一連のことで、(何者か)に、今、試されているのは、
残念ながら私の世代ではない。
私の親たちくらいの世代の覚悟が試されている。
逆の言い方をすると、私くらいの世代の者達が対処に突っ込んでいこうとすると、
(「何らかの作用」によって、)
意図も簡単に命を取られたり、重度被曝させられて蹴散らされたりしている。
差し障りのある言い方だが。
そう見える。
今、試されているのは、私の親たちくらいの世代の覚悟と力であるようにみえる。

そして、福島第一については、
私の世代が還暦くらいになるとき、恒久措置の手を打たねばならない。
このときに、私と同世代が、「試される」ことになる。

辻広氏「あのー・・・
(絶句する)
4か月出続けるとかね、その間15年か20年かわからないけれども、そのままにしておくとかね、そっから、さらにやる、
(中略)
その、緊張度が高い社会になっていくと、そういうことが(以下略)」

首都圏・東京も、これに対する「前進基地」という様相を呈するようになるだろう。
「安住の、経済都市」は、別のところに自然移行、とならざるをえないかもしれない。


「最悪、東京がダメになったら、座して死を待ち、「母港」東京と運命を共にしよう」
と決めているのですがねぇ・・・。
どうやら、
ホンット最悪になったら、
武田先生たちが、
西へと逃がしてくれる気、 らしい。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21832967/


などとはいっても、それ・その「切符」が「タダ」であるはずがない。

福島第一については、
私の世代が還暦くらいになるとき、恒久措置の手を打たねばならない。
このときに、私と同世代が、「試される」ことになる


というトンデモナイ「特約付き」ということだったのだ。
しかも、この「特約」は既に「配布された」とみていい。
(幸か不幸か、)「切符の形で配布」はされないようだが、「特約」は既に「配布された」、とみていいのだろう。
Posted at 2011/04/13 02:03:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月12日 イイね!

「ホットスポット」⇒日本語:「計画的避難区域」?⇒くそ!!!⇒嗚呼、そうだった。

この記事は、「国に裏切られた」 計画避難に住民ら怒りについて書いています。

この記事、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000646-san-soci
・・・自分もみました。

何とも・・・。


(自動車関係製造業の人)
「風評被害で取引先から『大丈夫か』といわれていた。(放射線量の)数値が高くなっているのを見て、避難した方がいいのか考えていたところだった」と頭を抱えた

「風評被害」ではなく「実害」です。線量が高まっているのは事実なのですから。

「『大丈夫、大丈夫』と言いながら結局避難させるのか。これだけの地域が避難対象になったら、福島県はなくなってしまうのではないか」

ようやくお気づきになられましたか・・・。何とも・・・アレですが・・・そう・・・県がなくなるくらいの一大事なので、「国難」と言っているんでして・・・。
そう・・・政府の「ダイジョブダイジョブ~」発言が不適切だっただけです。

「計画避難とか緊急避難とかいわれても内容がよく分からない。避難所生活にも慣れてきたのに、またドタバタするのは勘弁してほしい」と話した。

この場合、「計画避難」の地域の方が、避難した方がいいって場合も、ありますね。
「計画非難」に指定された地域ってのは、「線量を実測」して、決めてるので・・・。
一方、「緊急避難」とは言っても、こちらは「半径20km」という具合に、単純距離なんで、実測してないですね。


「何で今さら」。
じゃなくて・・・これ・・・実は、「ようやっと」って話だと思うんですよ。

(後からは何とでも言えますが、個人的には、最初から↓こう思ってました)
政府は、多少、大袈裟に・もっと被害が出る可能性があります!!
原発は、かなり危険な状態です。
半径80kmくらいの人は、避難が出来るよう、準備をしておいてください!!!
と、ホント、こういう方針でやるべきだったに決まってる。

多少、いや、結構大きいパニックが起こったとしても、
それでなければ収まらない事態になりそうだ・・・という予感はしていた。
(↑予感っていうんじゃなくて、映像見れば、もう、それが偽らざる感想になるのだが・・・。
「民族大移動」みたいなことになるだろう・・・、と)

こうなることは、
みんカラでも、武田教授のページやら、それに基づいた年間線量計算でも、かなり前からわかっていたし、
もう、何日も、結構前から、テレビでも、
住民の女性「この場所、もうダメなんでしょ?あと1年いたら、発病して死んだりするんでしょ?」
(カウンターを持ったテレビクルーに話かける)
「ぇ・・・ぇぇ」
と頷くテレビクルー。

こういう場面が放送されていたので、「計画避難」に関することは、初めからわかっていたこと。

ようやく・・・という話。
ただ・・・ひとつ・・・、
このブログの視点は、東京多摩地区なのですが。
(チェルノブイリでは、250kmくらい離れたところでも、「ホットスポット」が出来てるので、全く他人事とはいえません。ひょっとすると、250kmくらいの距離があっても、私のいるところも、ホットスポットになってるかもしれませんからね)

上記のようなテレビ放送、
静岡以西では、あんまりされてないんですって?
何やらそういう話を耳にしましてね。

つまり、原発に関するニュース、放射能汚染数値の報道、
中部地区以西では、あんまりやってないんですって?

そのことについて、どうこう言うつもりはないんですがね、
まさか、福島県では報道があまりされてない、ということはない、とは思いますが。

それよりも何よりも、
本質的な話、今、生産農家は死活問題ですが、農業技術を持った、こうした人々を、絶対に死なせてはなりません。
しかし、土地は汚染された、では、汚染されていない場所に、農地・土地・住居・生活費・装備品・補助者、全て公費負担で農業を継続してもらえるようにしなければならない、それが本質だと思います。
「土地は汚染された」、という事実は消えないのです。
この上ない重大な事実に、

個々の農家(含・酪農)に、まともにぶつからせている、

ということが、本質的な問題点。
これは。
非汚染地帯で、今までと同じように、それ以上に、農業をやれる、そのために全て公費負担で面倒見ます、
リスクも公的負担にします。
お願いですので、どうか別の場所で農業続けて下さい、

と。
それでなければ解決しないはず(日本の、食物調達の面においても)。


ところが、ここで、
製造業の人などは、どうするのか?
という問題が生ずる。

・・・。




妻と2人でプラスチック製品の製造業をしている坂本徳さん(60)は「これから工場を見つけて再開したとしても何千万円もかかる。避難するつもりはない」ときっぱり。一方、自動車関係製造業の庄司正良さん(68)は「風評被害で取引先から『大丈夫か』といわれていた。(放射線量の)数値が高くなっているのを見て、避難した方がいいのか考えていたところだった」と頭を抱えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000646-san-soci


こうした人たちにも、別の場所に、工場を提供して、設備を移転して・・・。
うーーーむ。



だが・・・、この場で操業しておられると・・・、

「いずれ、私は、自家用車にも線量計を取り付け・・・でも、そうすると関東の峠を走ることが嫌いになるだろうな 泣」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21909046/

という話と関係することなのだが・・・、
いや・・・、
つまり・・・車両に部品として、多少被曝しているモノが取りつく、
新車状態で、
そこに私が、線量計付ける、
すると・・・やたらめったら、線量計の累積数値が無駄に上がっていってしまう、という問題が出てしまうことになるので・・・、
できれば・・・移転して頂きたい・・・と。

しかもそれが、「遠征用」として使用するクルマとなると、
新車時・出発時には、
「それ自体は被曝していない」「線量計の正確性」を確保できる、という状態でないとアレなので。
もともと車両自体が被曝している、
というのでは・・・たとえば、中国国家高速公路網での、
活動家的な行為に支障がでるというのか・・・。
情報収集力を鈍らすというのか・・・。
せっかく日本製の車両としてこの世に出るのに、
私が、用いるのに、
もう一度、バラして、「除染」(=放射線を出してしまっているパーツを排除し、別のパーツを取り寄せ、カウンターを当ててOKならば、それで組みなおす)、
なんて、
こんなことを新車にしなきゃならん、というなら、
日本車として、あまりにも・・・ね。
「中国製(中国で組み立てられた)のクルマを買って、・・・」というなら、
勿論、
パーツにバラして、
チューナーのところで再構築する、というのは当然ですが、ね。


とにかく、
自分が、新車(特に遠征用)買って、線量計付けて、
〇マイクロシーベルト/Hずつ上がっていく、というのじゃ、それじゃダメです。
その状態じゃ、
@中国国家高速公路網・・・この地点の線量は、何故か、上がる。
→ははーん。原発事故とか、隠蔽してるなぁ?

とかいうのが、わからなくなってしまいます。


ともあれ、
福島の東エリアなどは、「移住」ということにならざるを得ないでしょう・・・。
今の地を「約束の地」として、日本の他地域に、散らばるように移住となりましょうか・・・。

嗚呼…何で日本が、日本人ばっかりがこんなことにならねばならんのか!!! 怒!!!
くそっ!!!!!

くそっ!!!!!


・・・ん、ああ。
@中国国家高速公路網・・・この地点の線量は、何故か、上がる(こんなところに核実験場なんて無かったはずなんだがなぁ? あ、原発あるのか!)。
→ははーん。原発事故、隠蔽してるなぁ?


そうだった。

レベル6、7の原子力事故とかは、「事実隠蔽」されて、
付近の住民などは、被曝しまくり・・・・という状態になるのが「世界標準」だったな。
中国だの、ロシアだのの。
隠蔽と住民見殺し。それが、世界標準だったな。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22039850/


そうだった。

・・・だが日本政府も「↑こいつら」をマネしようとしている。

Posted at 2011/04/12 04:58:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月12日 イイね!

忘れかけてた3.11前のリズム(ミネラルウォーターで洗顔・水飲む→走る→缶コーヒー)

この記事は、一ヶ月がたちについて書いています。

昨日で3.11から一ケ月経過。
「最も短い1ケ月間だった」と言っていた、知事?町長?だれだかった、言っていたが、
個人的な感覚をいえば、
「4月11日時点から振り返ると、凄く短い1ケ月だった。
しかし、1日1日が恐ろしく長く、
ああようやく次の日になった、
原発が大変なことになっている、
今日は大きな地震はなかった、
昨日は緊急地震速報がうるさかった、
犯罪者が投石してきた、
今日もこの家は崩れずに次の日になった」
というような、日々だった。

「1ケ月が非常に短かったが、1日1日は、無駄に長かった」

私と我が家を襲う、現実の脅威は、

・犯罪者による脅威

・放射能汚染による脅威

の二つ。
いずれも看過しがたい。
後者は、いつ水道に汚染が入り込んでくるやもしれないし、
花見はナシ!

経済停滞するから、花見のすゝめ!

被曝するじゃないか。
地表に、あぐらかいて座ると、そのくらいが一番、被曝線量が多くなる。
被曝するじゃないか。
と、いうわけで、花見はナシ! みんな。
ぜんぜんやってません。

トラバ元の人が言う通り、
「今回の地震の最大の影響はみんながしょんぼりしてしまったことだろう。
なんとか元気を取り戻したいが…さてはて」
本当にさてはて。
しかも、時々、私は、「ここにいたら、(走り屋として、神経的に)ダメになる・・・」とか、
時々泣き言を吐きやがる。

実はんなこと言ってる場合じゃないのはわかってる。
東京の連中が、つまり我々が戦意喪失したら、その時点で、今の日本は終わりだ。
百も承知だ。

だから、「いよいよ本格的に関東大震災か?」とかいう神経の張りつめは、あるのだが、
ここに書きまくったところであまり意味はない、気がする。

それと、3.11後、1ケ月経つものの、
ペットボトル水の供給は、確立できていない。
「一人一本制限」が解除されてない上、
それでも棚から掃けてしまう。
自分の車両使用頻度は3.11以降、大幅低下した(させた)。
それに比例して、ペットボトル水購入量・購入力も、18分の1以下に低下している(低下させている)。

つまり、3.11以前は、一度に3箱18本程度は購入していた。
(現実の乗り手・書き手・この車両をご存じの方々は、知っていると思うが。常に2ℓのボトル水を携行していた、ということを。)
要するに、
(3.11以前から飲み水をペットボトル化していた、)
私は、3.11以前と比べて、購入力を18分の1以下としているにも関わらず、まだ回らない。
まだ充足されない。
その程度の生産力・流通力だったのだろう。
きっと、3.11以前、ペットボトル水(2ℓ)を箱買いしていたのは、
その地域の売り場では、「私と、あと数人」だけだったのではなかろうか?

恩着せがましい言い方をするなら、
「私が、コルトにバンバカ箱買いしていた分を、皆さんに譲っているのだ」
「みんな、私が購入する分の水を、横取りするように買っているのだ」
という言い方になるのだが、
(↑見方を変えれば、私が、進んで買い負けした、ということかもしれない)
とにかく、
もともとの生産・流通力が、
3.11前の私と、あと数人分、
しかなかったのであるから、
これは拡充される必要性がある。

もう、ずーーーーーーーーーっと、これから先、水道水を飲まない方がよいのであるから、
生産力増大される必要性がある。
(すると、小手先の話として、くりくらの水とかアクアクララを契約した方がいいのだろうか?
もう、それらも契約が一杯になってしまってて手遅れとは思うが 汗)

それと、(再記になるが、)
現実の乗り手・書き手・この車両をご存じの方々は、知っていると思うが。常に2ℓのボトル水を携行していた、ということを。

ミネラルウォーターが豊富に無いと、実は私は、走る気になれない。
ミネラルウォーターで、目を洗って・顔洗って(たぶん、花粉症対策?ひょっとすると、黄砂に含まれる放射能除染を無意識にしていたのかもしれない)、
ゴクっと飲んで。
(↑ここまでで1ℓくらい消費)

(→走り終わると缶コーヒー)


でないと走る気がおきないのだ・・・汗。
さしずめ、ガソリンがクルマの燃料なら、ミネラルウォーターは乗り手の燃料で・・・、ちがうな。
NOSみたいなもんか。

その話はいいとして(本来のみんカラの話なのだが、)
とにかく、ペットボトル水の生産・供給量は 1億本/日 を目安として、増産願います。

とはいっても、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000121-san-soci
「東日本大震災1カ月 疑心暗鬼が生んだ「危機」」産経新聞 4月10日(日)7時56分配信

こんな記事があって、「買いだめ批判」してるけれども、
私は、正直、この時期、ガンガン買った人は、安心できているのではないか?
と思っている。
3.11前の、食材を買いだめたのなら、それは汚染の脅威を緩和することができる。
今、家に、3.11前の、食材が山と積まれている人は、気分的にも、実際的にも、安心ではなかろうか?
と感じているが。

(実際の「買いだめ現象」は、首都圏よりも関西以西だという話を目にするが・・・。
首都圏では、主要品目は、「1人1本・1家庭1つ」の制限がいち早く為されたため、人々の購買力は一気に抑えつけられた。
それでもなくなる、
欠品が解消されない、というのは、実は、「1人が1本買うと、まかなうことができない」程度の生産量だったことを意味する。
「飽食の時代」とはいうものの、「日本って実は・・・」な話)

ともあれ、
ペットボトル水の生産・供給量は 1億本/日 を目安として、増産願います。
まだ、充分には、回ってきてません(たぶん、今年は、充足されることは、もうないだろう)。

(「ミネラルウォーター」ではなくて、「大阪市水道局」が販売してるみたいな、純水。
ああいう(安い)のでいいから、安全確実な(できれば安い)飲み水)。
Posted at 2011/04/12 02:31:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月11日 イイね!

いろいろ考えて・・・嗚呼・・・ちょっと待った!!!!!

この記事は、最後のブログについて書いています。



以前書いたことの注釈・補足みたいなものです。

https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21974644/
「チェルノブイリ事故で使用済み核燃料プール(のようなもの)の存在がいわれていたなら、その旨、どこかで書いてもらいたい気はする。
(たぶん、
「重水炉は基本構造からして違うので、そんなものはない!」ということだと思うのだが)

まちがい。チェルノブイリは「黒鉛炉」。以下、「重水炉」の箇所は全て間違っている!!」

これについては、少し調べて思うところがある。
チェルノブイリ原発にも「使用済み核燃料プール」があったかどうか?
仮にあったとしても、そんなことは問題ではない、と思う。調べてみたら、どう考えても。

何故なら、チェルノブイリ4号炉はごく短期間しか使用していなかったから。
1983年12月完成~1986年4月26日の事故まで、2年と少ししか使われていない。こんな短期間では、使用済み燃料棒などそもそも出ているのかどうか疑問であるし、
あってブッ飛んでたとしても、福島第一ほど大量にはないはずだ。
福島第一の場合、1971年~2011年の実に40年程度使用されているので、その間に使われた燃料棒の数は凄いものがある。それをどの時期のものから保管しているのかはわからないが・・・。
確実なのは、チェルノブイリの方が福島第一よりもずっと新しい発電所で、中でも一番後に出来た原子炉が事故を起こしたため、「使用済み核燃料(棒)」はあったとしても、たぶん、ない。あったとしても、ごく少数。
「使用済み核燃料プール」が福島第一のようにあったとしても、それにはあまり入っていないはず。
なので、「暴走して、原子炉全てがぶっ飛んだ」という全体像に対して、些末な話である。

と、わかった。


それと、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22004107/
での記述↓、

「(原発のことに関して、)甘っちょろい話してすみませんでした」

「循環系・水冷機構の再築(空冷でも良い? との話もあるが、冷却性能として、どうなの?という問題はある)」でして。
 ↑
勿論、もう装置の準備はやってますよねぇ?
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22000336/


素人ながら、こんな甘っちょろいことほざいてすみません。
さっきの地震のショックで、気づきました。

はい。

燃料(の一部分、ひょっとするとかなりの部分)は、もう、原子炉建屋の地下にいる。
(1~3号炉のどれか、あるいは全て)原子炉容器は、メルトダウン(炉心溶解)して落ちてきた燃料で、底抜けになってて、
それが、建物下も貫いて、
ひょっとすると、たぶん、地下にある。
だからして、
燃料(の一部分、ひょっとするとかなりの部分)は、もう、原子炉容器の中にはなくて、
ひょっとすると建屋の中にもなくて、
原子炉建屋の直下・地下にいる。

そうなんでしょう?

だから、注水も、取り敢えず、消化系統から今まで通り入れて、
なべ底割れてるから、下にもジョボジョボ漏れる。
でも、それでいい。
建物地下にある、メルトダウンした燃料も冷やさねばならないから。

こうなんでしょう?

だから、
土壌汚染も、海洋汚染も止まらない。止められない。
その「一次冷却水まき散らし状態の注水」を止めたら、
熱が凄くなって、爆発的火災、
再臨界、
場合によっちゃ、核爆発、
そこまでいかなくとも、大爆発したら直上の建屋がさらにぶっ飛んで・・・・、
って話でしょ?

だから、「一次冷却水まき散らし状態の注水」を続けるしかない。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22004107/
より。


どうやら、これ、「三者三様」みたいですね。
「燃料の全てが格納容器の中に留まっているもの」もあれば、
「原子炉容器は、メルトダウン(炉心溶解)して落ちてきた燃料で、底抜けになってて、
それが、建物下も貫いて、地下にある」というものもある。

前者については、「循環系・水冷機構の再築」。
後者については、「一次冷却水まき散らし状態の注水(「水棺」案も)」。
これちらについても、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22008546/
で書いて、動画引用もしました通りで、
「100mx100mx 2m プ-ルを敷地内に設け,
(プラントを建設。)
(加熱などして蒸発させ(蒸発した水の中には放射性物質は少ない、さらにその蒸気をフィルター通せば、ぼぼ問題ないレベルの水にすることができる=水はなくなる)、)
水分揮発後残った放射性物質をドラム缶(1缶)に収納し,青森六ヶ所村へ
(=最終的に数万トンの汚染水もこれだけに片付いてしまう)」
と、解決策はあるとのことです。


すると、あとは、トラバ元の人も取り上げてて、ようやく重すぎる腰を上げて動き出した?教育方面・児童保護。
■開校できない放射線量の施設も 原子力安全委が見解
http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY201104090368.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110409-00000103-jij-pol

遅すぎです。
しかし、早くしてください。
何せ、1年、そこで児童を生活継続させていると、「結果的に、児童を福島第一原発で作業させている(のと同じ被爆量になってしまう)」ことになるんでしょ?
遅すぎですが、その分急ぐ必要性があります。



そして・・・トラバ元の人のコメントにも寄せられていた・・・、

http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251


・・・ため息出てきた。
福島第一の大事故、
そして、「生殺し状態」のもんじゅ。
もう・・・日本は踏んだり蹴ったりだ。


・・・嗚呼・・・何が技術立国日本だ。
何がいい国、美しい国日本だ・・・。


と・・・考えていて、




ちょっと待て!!!!!



と思った。
世界には200か国ほどの国がある。
大抵、日本より、「悪――――――い国」。
隠蔽体質のヒドイ独裁国家。

常識で考えてみた。

日本が、地震兵器や破壊工作で窮地に立たされているのだろうが、それを含めて考えても・・・、

どう考えても・・・隠蔽されている。

原子力事故は、実は、世界中でバンバン起こっていて、
そもそも原子力って、「そういうもの」で、
おそらく、
チェルノブイリが派手に 火ぃ吹いたから、たまたまバレとちゃった、だけで、
(↑たしか、スウェーデンが最初に検知して、そこで問題発覚したんだったか・・・)
チェルノブイリの他に(レベル6-7くらいの事故が、)、
少なく考えても、10個くらい、福島第一と同規模の大事故が、ある、

そうだろ?

実は。

すると、目先のことで、考えねばならないことがある。

「外国産、北海道産の食材を求める(残念ながら、現在では国産より外国産が信頼できる)」
http://takedanet.com/2011/04/post_1d9d.html

おそらく、この見通しが甘いのであって・・・たぶん・・・モノによっては・・・。外国産も・・・。

そういえば、「実例」はあるんだっけな?


http://news.2chblog.jp/archives/51580573.html
むかし西原理恵子が「サイバラ水産」というマンガで
秋葉原で買ったガイガーカウンターのキットを組み立てたが動作試験が出来なくて
本当に完成したかどうか分からなかったので
当時事故したばっかりのもんじゅに行ったという話が面白かった

結局もんじゅでは全然反応しなくて
帰京してそば食べてたらそばに反応した
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21886959/


そういえば、「もんじゅ」の事故は「ナトリウム漏れ」で、放射性物質は、福島第一みたいに外には、あまり漏れてなかったんだったか。

とにかく、・・・食材にカウンターを向けなくてはならない!!!
Posted at 2011/04/11 05:05:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記
2011年04月11日 イイね!

コレは、クルマのケツ振ってる奴からの目線です(「今、やるべきことをやれ!」な話と、我々にとって極めて不都合な超近未来の予測)。

この記事は、KARA・ハラ、個人的に720万円寄付について書いています。


「ちなみに、自分は、東北域まで、今、往けません。

「日本人は我慢強いと言われていますが
東京が被災した場合は
強奪、襲撃など最悪な事態になるでしょうね」
とトラバ元の人がコメント回答する通りでして、
既に、なってます。


3.11以降、震災の不安を上手く利用して、
不法投棄やら、器物破損等の犯罪を行う実行する者が、東京多摩地区で既に出てきている。
私と我が家は、今、そうした犯罪者と、場合によっては命も張って闘わなければならない。
そうした犯罪者と戦い、それらの犯罪執行を抑制する装備を整え、
東京(の治安)を維持することが、
今後の日本復活における重要ポイントである、と私は今、思っている」



こんな風に書いて、思い出した事例がある。

今回のトラバ元の人が書いた記事。
・・・正直、この720万円、要りません。
それよりも、悪いけれど、その程度の金額、寄付する気があるなら、他のメンバーと平等分配するべきです。

ひとことで言えば、「仲間と連携して、悪い雇い主と戦って下さい」。

メンバーの給料が一万円だった、とかそういう記事が出てますけど、事実かどうかわかりませんが、コレは言えてると思うんですよ。
「メンバーが受け取る金額は、ほぼ同一の働きなんだけれども、全く同一ではない」
つまり、格差社会です。事務所のいう事聞くのには多く配分、うざってーのには少なく配分、
あるいは、そんな合理的なものじゃなくて、
「あえて差別化して、心の底じゃメンバー同士いがみ合う、事務所に対しての団結力・交渉力が発生しないようにしている」

これ、常套手段です。不当労働行為をやろうとする雇用者の常套手段ですから。

なので、思うところが、
数百万程度の寄付くれるくらいなら、メンバーで平等に分けるようにしてください。
その上で、意思があるなら、代理人雇って、悪い雇い主と戦って下さい。
それが韓国を良くする最短ルートです。

・・・正直、私の個人的感情も、みんカラの毒舌系ブロガーの人と似ていて、
私だって、韓国にあまい良いイメージ持ってません↓。
震災系に限定して言っても、
「(阪神大震災で、)神戸の港がダメになっている間に、貨物が韓国の釜山に取られてしまいましたよね。それからそのまんま」
https://minkara.carview.co.jp/userid/235416/blog/21987476/
という思いは私だって持ってるし、
そもそも、私に言わせてみれば、

韓国が儒教社会なんて、ありゃまったくのデマで、大嘘で、
今の韓国なんて、日本よりも物凄い、アメリカ直伝の格差社会だ、

と思ってます。

でも、それ続けられちゃ、そんな悪魔が跋扈する世界が世界中に広がってちゃ、困ります。
日本人として。

現在の韓国↓
「二人に一人が非正規雇用、
超アメリカ状態の格差社会、
悪い雇い主が跋扈する、
未成年女子に対する究極(性?)の苦役」


これらが、
ずーーーーーーーーーっと跋扈している状態 の国が、
こんな理不尽な経済が堂々とまかり通ってる世の中の国が、
その状態のままで、
経済が日本にかなり迫る、
量産自動車業界に至っては日本を追い抜くことになる、
やもしれない。

理不尽な経済が堂々とまかり通ったまま、日本を追い抜くなどと、それは困るのだ。
心底迷惑なのだ。


別に、ハラさんに対して、
「儒教精神に戻れ」と言うつもりはないし、
「全力で雇い主と戦え」とまでも言うつもりもない。
しかし、せいぜい、
メンバーとの、けっこう平等な連携と団結くらいは図っておくべきなんじゃないのか? と。

ま・・・コレをさせないために、「マネージャー」がピッタリとくっ付いてるのが、あの業界の特徴で、他の業界の仕事仲間なら簡単なことでも、ことあの業界では、それが、すこごーーーーーく難しいと思うんだが 汗。



話は量産自動車業界に移る(ここから先はいかにも、クルマでの走り・族活動を志す者からの目線。
ま、上の記事も、クルマのケツ振ってる奴(←私)からの目線である気がするが汗)。

今は、日本製部品が結構多いだろうから、影響を随分受けてるだろうが、
どうせ、
現代あたりは「脱日本(製部品)運動」を今頃やってるのだろう?
実のところは。
けっこう大々的に。
日本の自動車部品供給が復興する前に、代替ルートを確保することで、日本メーカーを一気に凌駕しにかかる気なんだろ?
(今回の地震、米国国家権力の奥深くに巣食うという、悪魔組織による、人工地震計画に同調して、これを上手く利用して、極めつけやってやろうと考えてる輩が、韓国経済界には結構多いとみている。いわゆる、拝金主義・悪魔崇拝の欧米資本の下僕な奴ら、という感じの奴ら。
↑そもそも、こういう輩が多いから、韓国経済は上記野蛮事例が未だに多い・拡大しているのだ、と私は踏んでいる
「そもそも、犯罪を共謀・実行する奴ら・組織の構成員が多いから、犯罪的な世の中になっていくのだ。これ、当然の流れ」というやつ)
それにしても、3.11以降、「カンバン方式」はズタズタにやられて、未だに本格的復旧のメドさえ立っていない。これでは、「韓国メーカーに、日本メーカーは一気に凌駕される」というのも現実化してきてしまっているように見えてならない。
以下↓は、3.11以前の記事。



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110306-00000001-gendaibiz-bus_all
韓国の現代自動車が世界各国で販売を伸ばし、躍進しているニュースが日本でもよく報じられるようになった。その理由についてデザイン戦略や品質力の向上が指摘されている。しかし、その本質的な原因についてはあまり触れられていない。

 現代自動車の躍進の理由はずばり、トヨタ生産方式(TPS)を敢えて捨て、自前の方式を編み出したことにある、と筆者は感じている

 その詳細を説明する前に現代自動車の躍進ぶりを紹介しよう。

 子会社の起亜自動車を含む現代の2011年のグローバル販売計画台数は前年比10%増の約633万台。この計画値を達成すれば、トヨタ自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ世界4位の座を確保することになるだろう。

 世界第1位のマーケットとなった中国では、GM、VWについで3位を維持している。欧州の販売では2010年、初めてトヨタを追い抜いた。日本メーカーにとって厄介なのは、これまでドル箱市場としてきた北米市場で現代が怒涛の勢いで販売を伸ばしている点だ。

 米国の乗用車販売で9年連続1位のトヨタ「カムリ」の10年の販売台数は前年比8%減の約37万台。これに対して現代「ソナタ」は50%増の約18万台と勢いでは勝る。10年の米国でのメーカー別販売を見ても、1位がGMで前年比7%増の約221万台、2位がフォードで20%増の約193万台、3位が0・4%減のトヨタで約176万台、4位がホンダで7%増の約123万台、5位がクライスラーで10%増の約109万台、6位が日産自動車で18%増の約91万台、7位が現代(起亜を含む)で22%増の約89万台。トップテンの中では現代の伸び率が最も高く、日産の背中が見えている。00年の現代の販売台数は約40万台であり、約10年間で2倍以上に膨らんだ。

 品質面でも「ソナタ」は米運輸省の衝突安全基準で最上級の5つ星を獲得した。動力系統の保証期間も「10年で10万マイル」。「カムリ」や「アコード」はともに「5年で6万マイル」であり、比較しても遜色ない。

 米調査会社JDパワーによると、米国で新車を購入して最初の90日間での100台当たりの不具合の指摘数は、1998年にはトヨタが162件で現代が269件だったのが、06年に初めて逆転してトヨタの106件に対して現代は102件となった。07、08年に2年連続でトヨタが逆転したが、09年は再び現代に逆転され、トヨタの101件に対して現代は97件だった。

 1980年代に現代は北米に進出して品質問題を起こし、一時撤退を余儀なくされたが、それも昔の話だ。

 品質が向上した本質的理由が、TPSからの「卒業」なのだ。

 現代は90年代まではトヨタに追いつくことに躍起になり、「カイゼン活動」などを積極的に導入した。しかし、00年代に入って方針転換した。その理由は、雇用慣行や労使関係など基本条件がトヨタと違う中で同じ手法を導入しても、現場が混乱するだけでかえって製品に不具合が生じる傾向にあったからだ。

 TPSの場合、「カンバン」などの方法論が注目されるが、長期雇用や労使協調、徹底した人材育成による動機づけなどトヨタの雇用慣行という「基本ソフト(OS)」の上に成り立つシステムである。チームワークを大切して、就業後にサービス産業で居残ってまでも同じ班内で話し合いをしながら生産性向上のための提案活動を行う。こうしたプロセスを通じ、作業者は熟練度を深め、同時に複数の作業をこなせる「多能工」が育つ。

 しかし、現代では労使対立によるストがよく発生する。生産ラインの作業者の賃金制度は時間給で、努力して熟練度を高めても待遇は向上しないとされる。TPSが機能しづらい労働条件にあると言える。

 多くの企業がTPSを導入してもトヨタ以上の成果が得られない理由については、90年代後半、ハーバードビジネススクールのケント・ボウエン教授が「トヨタ生産方式の遺伝子を探る」という論文を発表し、産業界で注目されたことがある。その主な内容は、教育や動機づけなど表面からは見えづらい「ソフト」がトヨタの経営の中に長年にわたって染み込んでいるからというものであった。まさしく、経営の「DNA(遺伝子)」とは何かを示した論文であった。

 日本の企業でもTPSを導入している企業は多いが、成果が出ている事例はあまり聞いたことがない。日本郵政ではTPSを導入したことが現場の混乱を招き、それが原因で遅配などのトラブルが起こったとされる。TPSを知ったかぶりの経営コンサルに多額のお金を払い、全く成果が出ていない企業もある。

*** 1ラインの工程数は日本メーカーの2倍 ***
 現代の話に戻るが、現代の新しい生産方式の主な特徴は、作業者にカイゼン活動を極力させないことにある。トヨタでは製造工程で品質を造り込んでいくために作業者が知恵を出し合いカイゼン活動に取り組むが、現代では指示された仕事をこなすだけでよい。その代りカイゼン専門の担当者を置き、そこにエリート人材を起用した。

 現代の生産現場では「リモートコントロール方式」を採用し、ひとつの生産ラインに約300台のビデオカメラを設置しているケースもある。不具合が発生すると、カイゼン担当者がリプレイして作業をチェックして問題の原因を突き詰めていく。世界中の工場のカメラがインターネットを介して韓国の本社に接続され、全体状況を本社で把握できるシステムになっている。

 また、生産性向上のため、自動車の工場では工程数を減らしラインの長さを短くすることが常識だが、現代はこれも否定した。逆にできるだけ工程を細分化して工程数を増やすことで仕事を単純化し、一人の作業者が複雑な仕事をしなくて済むようにした。現代の1ラインでの工程数は日本メーカーの2倍の300近くあるという。このやり方だと、言葉が通じにくい外国人労働者の指導もしやすい。初心者への指導が短期間にできて海外工場の生産性を高めることにもつながり、グローバル化を推進する「武器」になった。

 こうした独自の生産方式の確立によって、現場の混乱が減り、品質が飛躍的に向上したと言われる。経営スタイルを自分の頭で考え、自分の会社に合うように編み出していくのは経営の基本だと思うが、日本企業では「コンサル丸投げ」なども散見される。

*** デザインのプロを呼び戻したトヨタ ***
 もともと現代は、欧州のデザイン開発拠点を強化するなどデザイン力には定評があっただけに、デザインという目に見える「表」の競争力と、現場での生産性向上という外部からは見えづらい「裏」の競争力が融合して、企業としての力をつけていったのだ。

 こうした現代の躍進に焦っているのがトヨタだ。今年モデルチェンジが予定されている「カムリ」の開発では、「ソナタ」に負けるなとの厳命が経営陣から下っている。役員人事でもトヨタは豊田章男社長自らの指示で、今年1月1日付で役員人事を断行。通常、役員人事は6月なので異例の時期だった。

 関連企業の関東自動車工業に出向・転籍していた元デザイン統括部長の福市得雄氏を復帰させ、常務役員に抜擢したのだ。福市氏は多摩美術大卒でデザインのプロ。名車と言われたミニバン初代「エスティマ」のデザイナーを務めたほか、トヨタの欧州のデザイン開発会社に駐在経験もある。

 この人事の背景には「デザインで現代に負けている」といった危機感がある。トヨタでは役員以上にデザインの専門家が不在で、現在は「プリウス」のチーフエンジニア出身で門外漢の内山田竹志副社長がデザイン本部を担当している。今後は福市氏が同本部を仕切っていくと見られる。
Posted at 2011/04/11 00:09:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路地(2011年4月) | 日記

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