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猛走峠のブログ一覧

2011年05月13日 イイね!

「ガイガーカウンターが役に立たなくなる前に」

「ガイガーカウンターが役に立たなくなる前に」この記事は、ダウングレード(笑)について書いています。

まず、決まり文句として書くべきことを書きます。

ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。

ここまで、決まり文句として書きました。

それと、福島第一(に限らず全てですが、)初動が大切です。↑この件は然り。

トラバ元の人も取り上げた、1号機の件は、みんな丁度2ケ月前から知ってました。

3.12夕方の会見で、保安院の会見担当の中村審議官が、記者の質問に対してメルトダウンに言及したため、更迭されましたね(その後任が、お馴染み、西山審議官(←原子力に関して素人なので、真実を喋る可能性が皆無なので起用された))。

こんなモン、
「今まで隠蔽していた」というより、
「無駄な誤魔化し情報を流すことに労力を使っていた(2ケ月間)」
って話です。

ちなみに、「ダウングレード」って、2ケ月前は、「ダウンスケール」っていう言葉づかいでしたよね。
おそらく、ナノグレイとナノシーベルトみたいな関係でしょうか。

(先週あたり、テレビ放送は当時困惑していた!どう報道していいかわからなかった。インタビューする記者も、「ダウンスケール」って言われても何のことだか分らなかった!
とか、ほざいてるみたいな番組垂れ流してましたが、わかるでしょ。
「ダウンスケール」で。「300km/hフルスケールメーター」とか知りません? メーター用語っすよ。
一言聞いただけで、「水位が、水位計の下限より下にいっちまった!」ってわかりませんでしたかねぇ?

↑これは放送局のごまかし・言い逃れです。放送局はわかってたはずですよ。命がけで情報や測定やった現場記者もいたようだし。局の上層部が報道管制されて瓦礫(←読み方:マスゴミ)になってただけでしょう)


この「1号機の件」に関しては、
「福島第1原発:工程表見直しへ 冷温停止へ課題山積」
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110511k0000m040089000c.html
と報道されていて、経産大臣も会見しているけれども、
始めから、
「1号機はこういう状態」とわかっていた。
あえて「過小な損害認定」に基づいて工程表をつくる、
これ自体が無駄な行為。

要するに、もう私は「隠蔽しやがって!!」とか言う気にもならない。
あえてピッタリなのは「無駄な表つくりやがって!!」という話。
その「状態」は、3.12の時点でほぼわかっていたのだから。

無駄な行為!!
となる元には、「事実の過小認定」がある。
過小な損害にのみ対応する計画を立てるから、損害事実がそれより大きいと計画が無駄になる。

むしろ、「損害リスクは過大に認定」それに基づいて、
初動の速やかな処置、
続いて、恒久的な処置、
と打つべきなのは明らか。

2ケ月経って何となく、「見えてきた」。
この「件」の性質が。
「大き目にリスク認識→迅速な初動」
これが大切。
そして・・・これに則ると、
「福島第一の事故は、思っているよりも早くかたづく」
のではないかな?


丁度1ケ月前、4月13日の記事、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22059860/
「ちょっと待ってください。連休明けってのは5月なんで、5、6、7、8くらいはまでは今の水準で出続ける?」
「(封じ込めのための、)難しい作業ができない。
次、15年~30年、そっと置いとく(今のチェルノブイリと同じ段階)。
そういう状態で40年くらい置いとくと、恒久的措置が出来るようになる」
「こ・・・恒久的な措置をするのに、40年かかるんですか?」
「まあ・・・半減期が30年なんですから、そういうオーダーなんですけど、15年から20年でやるでしょうね」
「そういうオーダーでやるんですね?」


この武田教授の話を紹介しました。
要するに、福島第一の事故は40年続く。
(α線のみ出すウラン238などの障害については恒久的に)

しかし、
この2ケ月間、みていると、
「大き目にリスク認識→迅速な初動」
コレ↑
に則れば、福島第一の大事故は、意外と、思っているより早くかたづく かもしれない。


1号機がダウンスケールでした。
知ってます!
でも、1号機の建屋の中、入れるようになりましたよね? まだ5月なのに。
私は、あれ9月になるってみてたんですよ
(そのために、ドア解放して空中に結構ばら撒きましたが、まあ、大目に見ましょう)。


東電会見。19日の時点で2号機地下に溜まっている汚染水の水位が1センチ減ったとよろこんでいたが「潮の満ち引きで±50センチがあるのを認識している」←おい
https://minkara.carview.co.jp/userid/309712/blog/21926572/

はあ・・・。
そうだよな・・・海の一部になったんだよな。
原発地下の汚染水は。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22361470/

まあ・・・つながっちまったもんは仕方ない。
取り敢えず、循環出来る部分は循環させて、冷却体制を取り敢えず確立する。
どうせ、空冷メインのユニットなんでしょ。もう海水への熱放出は行わないんでしょ?
だったら・・・

そして(土木部門として、同時並行)、
干拓用の防潮堤作って=正面の海を干拓してしまって、海からバシっと切り離す。

繋がっちまったもんは、今のところ、しょうがない。
「原発地下が、海と仲良しになっちまったよ♪泣」とでも考えて、事実は事実として認める。
そしたら、干拓でも何でもやって、
海とバシっと切り離す。
(これで、海洋汚染を抜本的に食い止めることができる)




そして、何よりも、
3.15の大量放射性物質拡散。
3.15に公衆被曝の大部分が集中していること。
3.15さえやり過ごすだけで、
そのとき、1週間くらい、ツーリングだの旅行にでも行っているだけで、被曝の大部分を防ぐことができる
、という笑いが出てしまうような話(あとは、防塵による防御となる)。




「大き目にリスク認識→迅速な初動」
・・・これに則ると、
「福島第一の事故は、思っているよりも早くかたづく」
のではないかな?

40年?
15年から20年?くらいでやるでしょうね?(by武田邦彦)

それは「炉心をかたづける・廃炉処理の仕上げ」って意味でしょ?

「普通の原発レベルに、放射性物質のばら撒きを抑える・安定させる」
ということについては、
もっと早い、
「数年でいける」んじゃないのか?
これは。
「数年である程度解決できる」


すると・・・反射作用じゃないが、逆のことが言える。
「事件・事故の全体機関が数年しかない」
=「勝負がつく」のは初動の部分。

これの究極的な部分は、
最初の「決まり文句」部分につながる。


ガイガーカウンターは早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。

そう!!
ガイガーカウンターが有効なうちに、
拡散した放射性物質を削る、
盛っておいてシートかけて、
原発の近くに持っていく。

今後数か月。
これが大規模に達成出来れば、「数年での抑え込み」が達成される。
できなければ、α線しか出さないものが残って、それが砂塵になって舞って、
東日本も、
イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどと同じになる。

「勝負期間」は40年もないのだ!!
「全体」でさえも、大部分は数年しかない!!
そして、ガイガーカウンタが役に立つのは、梅雨明け前まで。
そう思って行動するしかない。

末尾にもう一度、
決まり文句として書くべきことを書きます。

ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターとは、γ線検出器なのであり、α線検出は基本的にできません。
したがって、「放射性物質が積もっているところ」が「ガイガーカウンターで簡単に特定できる」のは、もうせいぜい数か月しかないはずです。
後は、α線しか出さないものが残って、簡単には検出できません。それが砂塵になって舞って、イラク、ネバダ、新疆、ベラルーシなどのような健康被害を引き起こす可能性がかなりあるはずです。
したがって、ガイガーカウンターが有効である内に、「表土削り取り作戦」が大切です。
Posted at 2011/05/13 18:26:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路(みち)(2011年5月) | 日記
2011年05月13日 イイね!

「使用済み核燃料プール」≒「劣化核燃料プール」⇒ブッ飛ぶ⇒「劣化ウラン」がブッ飛んで、「湾岸戦争症候群」多発???

この記事は、【緊急】敵がセシウムで無いと言う恐怖の可能性使用済核燃料とウラン238【要検証】について書いています。


まず、伝えたいことを書きます。
ガイガーカウンターが健康被害防止に効果を発揮するのは、せいぜい秋ごろまでだと思います。もっと早く無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれないので、土地の除染・表土削り取り作戦はそれより早く行われるべきです。間に合わないならせめて、実測とマップ作成くらいは、梅雨明けまでに完結させる必要性があります。


以下は私の能書きです。
私は、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21925209/   で、
↓こんなふうにほざいてます。


「中国国家高速公路網がーーーーー!我々がーーーー!」とか、
「シルクロード復活がーーーーーーーーーーーーーーーー♪」とか言ったところで、
↓こういう考えに至らない(至らなかった)。
では、
私たちが乗る車両(GT-R?、エボ?、 戦車??なんだっていい)には、その電装系には、どういう装備が為されているか?
新疆近辺のシルクロード・公路網あたり・・・「チェルノブイリや福島第一原発顔負けの高レベル放射能汚染地域」。
そういうところも通ることが想定される車両には、どういう装備を付けるか?
・・・「(放射)線量計」。
改めて自分の車両のDINケース部を見ると・・・、
ガラガラじゃん・・・泣。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22200724/ 
でさらにほざき続ける。

「この際、DINケースに装着されるオプション(無料?)として 線量計 つけてやればいいじゃないか!
(勿論、日本国内向け車も輸出用も両方とも)」
だからして、
中国国家高速公路網などを遠征する車両には「線量計」が不可欠なのだ!!


(我ながら)うっせーな。ホント。何ていうか、
「被爆地の実情を知らないんだなコイツ。へへっ。こんなアホども、恐そるるに足らんわ(ニヤニヤ)」
って、人民武力部とか、国防総省の奴らとか、ロシアのエージェントとか、そういう奴らにはバレバレになったな。クソッ!!

えーーーっと、もはや・・・何から書こう・・・泣。

「DINケースに線量計」・・・。
・・・届きません。計測出来ないんです。その場所まで届くのは? γ線。β線。出回ってるカウンターの殆どはγ線のみの測定。以前私がカウンター借りて、チョイト勉強したときも、β線計測できる機はわずかだったし、今もそうだ。

「DINケースに線量計」・・・。
じゃあ、「汚染物質」の殆どがα線しか出さないものだったら???
・・・計測できない!!

だから、それに思い至って、一昨日、
頭に刷り込まれるまでになったその表を、グシャグシャにしてブン投げたんでし
たね。その表のあまりの意味さに対する怒りに震えながら。

もう・・・まさにその話。
セシウムも、プルトニウムも、あんまりγ線出さない(それでも砂塵としての毒性はある)。
あんまりγ線ださない・・・、
じゃあ、α線しか出さないヤツがあったとしたら、しかも、その「α線しか出さないヤツ」が、
ウクライナやベラルーシで、
新疆の核実験場近辺で、
イラクなどの米軍による劣化ウラン弾使用地域で、
重大な健康被害を引き起こした実績を持つものだったらどうする?

・・・ウラン238・・・。トラバ元の人が指摘しておられる話。
湾岸戦争症候群・・・そして、
枝野長官があんなマスクをつけてはずさなかったのが、放射線を恐れたのではなく、飛び散ったウラン238の粉塵を恐れたのだとしたら・・・????、妙につじつまが合っている、
という話。

表を、グシャグシャにしてブン投げたんでね。爆発エネルギーはもう解放しちゃったんでね(←原発ギャグか?これは)、
取り敢えず目先の対策とか考えましょう。

まず、今後のお国の話としては、
ターマック(舗装路など)では、晴れた日には洗浄・打ち水が大切なはずです。
そして、農地などでは、ホント、表土削り取り作戦がこれに対しても有効なはずです。
SPEEDIの演算に基づいて、除染作戦が大規模に行われるべきです!!
絶対!!
早く!!
γ線が残ってるうちに!!
γ線が消えてしまうと、ホットスポットとかの計測・特定が難しくなでしょうからね!!カウンターかざしてココらへんだな?が難しくなる!!

それと、当代を生きる私たちと、私自身のカーライフの話。
勿論、マスクをなるべく着用。特に晴れの日。
そして、カーライフの話。
今までは、雨に伴って放射性物質が落ちてくるので、私も勿論、クルマも被曝させまいとして、雨の日を避けてました。
クルマの排水ルートに沿って、被曝しますから。
しかし、これからは、「逆」にする必要性があるますね!!
晴れの日の方が、「砂塵」が舞う。雨の日の方が、逆に砂塵が舞うことが少ない。

こうなると、考え方も転換する必要性がある。
しかし、そろそろ、武田教授あたりも、ウラン238の件は検討・発表すべきだな。
(政府は、「この件(ウラン238の件)」だけは、結構考えてる(その上で、γ線出さないのをいいことに、「ないことにしようとしている」)はずだ。
しかし、それは、「国土の汚染を確定する」ことそのものだ!!γ線が減ったら、簡易な発見が出来なくなる!!汚染土除去が難しくなる!!)

以上は私の能書きでした。

末尾にもう一度、伝えたいことを書きます。
ガイガーカウンターが健康被害防止に効果を発揮するのは、せいぜい秋ごろまでだと思います。もっと早く無力化するかもしれません。
ガイガーカウンターはもっと早くに無力化するかもしれないので、土地の除染・表土削り取り作戦はそれより早く行われるべきです。間に合わないならせめて、実測とマップ作成くらいは、梅雨明けまでに完結させる必要性があります。
Posted at 2011/05/13 00:10:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路(みち)(2011年5月) | 日記
2011年05月12日 イイね!

「企業の社会的責任論」って恐ろしいだワン(笑)。

「企業の社会的責任論」って恐ろしいだワン(笑)。この記事は、お願いします。について書いています。


前回の記事で、「原子力災害非常事態宣言」が出ていたことを指摘しました。
3.11 18:00くらい(もっと前でしたっけ?)
そう・・・自分・・・情けないながら、改めて告白します。後世のために。
「原子力災害非常事態宣言」が出ていたこと、これ、「頭の隅」にしかありませんでした。
「頭の真ん中」にはありませんでした。
すなわち「非常事態宣言」が出ていたんですね。
「非常事態宣言」といえば、わかりやすいですね。
独裁国家とか、軍事政権とかで出っ放しになってるやつ(笑←不謹慎ながら)ですね。
はい。私は、「平和ボケ」ですね。「有事の法律学」がテンでわかってないんですね。まあ・・・大学とかでも教えないでしょうからね。当然ですけど。

(↓正直、弁護士や法学者の先生方には、論文や記事、山ほど出していって欲しいテーマですが、)
この、「非常事態宣言」が、「財産法に及ぼす効果」として、
休業補償(機会費用の補償)のような法益(経済的法益)が失われているということは、
「避難したせいで、商談がダメになったじゃないか!」
「留守にしたせいで、水槽の熱帯魚が死んじまった!」
などなど・・・・、「↑これらの法益は失われている。それが非常事態宣言が出るということだ」と、前回の記事で指摘しました。

そのとき、
首相:「原子力災害非常事態宣言」
官房長官の会見:「大丈夫です。安全です。万が一の話ですので」
ということになってたのですが、
勿論、両方とも、政府発表なので、「政府発表としての重み」があります。
(危険認識において、「正反対の内容」となっているのが最大の問題なのですが)
しかし、「法的効果」を持つのがどちらか?
といえば、
首相の「原子力災害非常事態宣言」の方。

「原子力災害非常事態宣言」という「法的効果を持つもの」が発表されていて、これこそが現実。
(実際はあやしくなったにせよ、形の上ではまだ、日本は法治国家。)法定手続きに基づいて出された宣言の方に、「効力」があるのだ。


「原子力災害非常事態宣言」 が発令されていて、それが確たる事実。法に基づいた首相の宣言。


「大丈夫です。安全です。万が一の話ですので」
などと、正反対の、 余計な戯れ言 が垂れ流されていたのだ!!


今(5月)になってやっとわかった。情けない。
これ・・・官邸で六法全書をみていた秘書官たち、最初からわかってたんだろうか?

(がぁーーー!!!! にしてもその時気づかけなかったのが悔しいなーーーーーー!!!!!
一生に何度もお目にはかかれない、
「究極の法学の問題」に、そのとき解答出来なかったみたいでーーーーーー!!!!)


少なくとも私は、「非常時の法に関する思考」が、できてなかったので、
いわゆる、「「安全厨」と呼ばれるようになる連中」の唱える「空論」をバッサリと阻却する「具体的根拠」を「ただちに見抜くこと」ができなかった。
「空論性」には気づいていたのだが、できなかった。
何となくは気づいていたのだが。
(↑地震で、東京以北、滅茶苦茶になってるってのに、今さら、仕事が・商談が・・・とか言ってるのもおかしいだろ。いま、ココだって、本が床に散乱してて、ウチも歪んじまったし、もう既に「こんなありさま」なのに、その状況に対して、「避難しろ!」って叫ぶことに対して、何で非難する奴らがこんなにいるわけ?と)
(また、 山さんたちが何か「罪を犯している」 という思いに駆られていることに対しては、「構成要件が見当たらない」と思って書いているものの、
まさか、 「「原子力災害非常事態宣言」に忠実な言論を発表していた」 とまでは思わなかった!
単に官房長官の会見、首相の会見の類が、「原子力災害非常事態宣言」に反する内容を大量に羅列していただけだったのだ!)

ここで、トラバ元の人の記事に寄せられたコメントに触れないわけにはいきません。このコメントの指摘が、「物凄い価値」を帯びているのです。



「肯定否定。どっちもエキサイトしているけどさ。

肯定側(主(←山さん)含む)は、自分の主張が当たったとか、危険が高いと言うのもいいけど、それが風評や余計な混乱を新たに生み出す可能性のあることはきちんと自覚してほしい。
「とにかく逃げろ」とか言っている人もいるけど、実際私の住んでいる地域では、漏れると非常に汚染度の高い物質を扱っている工場がいくつかある。
そこの保安要員すら、その「逃げてしまう」ことで確保が難しくなっている。
確かに最悪の事態になれば、どんな化学物質が漏れようが放射能よりはるかにましだから関係ないかもしれないが、今命をかけて最悪の事態を防ごうとしている人たちの努力が報われた時、その危険を過剰(?)に煽ったがために、その土地が今度は化学物質や火災によって壊滅している可能性は考えてほしい。実際、本人は逃げたくても、周辺住民を自分が逃げたことで危険にさらせないからと残っている人もたくさんいる。

そういう人が欲しいのは、もはや伏字とか「あいつ」とか「それはかけません」「そう考えると・・・」みたいな発言ではなく、「私の考えでは」とか「あくまで想定ですが」と未確定であることを前提でもよいから、そういうあいまいな表現ではなく、何がどうなるからどうだという「明確な」内容の話。
「未確定だから」と言われて書かれる具体的内容の方が、「あいつ」みたいなあいまいな表現(どうとでもどれる)よりはるかにまし。

実際に今も、半径30キロから離れているが、不安を抱えている人はたくさんいる。
そして、逃げ出したくても逃げるわけにいかない人もたくさんいる。

実際に私の周囲に住んでいる人も
「会社の保安を守らないと、周辺住民の安全が確保できない」
「夫が電力会社に勤めているから、私たちが逃げたら周囲の不安をあおる」
等の理由で、逃げていない人だっている。

肯定する人も、否定する人も、そういう現地の人が欲しいのは何か。
それは「あいまいな情報ではなく、とらえ方で内容が変わらない明確な情報」
です。
情報の取捨選択は本人の責任でしょう。
しかし、情報を「どう解釈するか」のあいまいさまで責任を取れないのが事実です。

現地の人もここを見てていることを考えてくれるとありがたいです」



このコメントは、いわゆる「安全厨」ではありません。
まあ・・・一言でいえば、「日本の無政府状態」「無責任状態」のあらわれとも言える悲しい実態ともいえるのですが・・・、
悲しいながらも、このコメ、凄い価値があります。

「「とにかく逃げろ」とか言っている人もいるけど、実際私の住んでいる地域では、漏れると非常に汚染度の高い物質を扱っている工場がいくつかある。
そこの保安要員すら、その「逃げてしまう」ことで確保が難しくなっている。
確かに最悪の事態になれば、どんな化学物質が漏れようが放射能よりはるかにましだから関係ないかもしれないが、今命をかけて最悪の事態を防ごうとしている人たちの努力が報われた時、その危険を過剰(?)に煽ったがために、その土地が今度は化学物質や火災によって壊滅している可能性は考えてほしい。実際、本人は逃げたくても、周辺住民を自分が逃げたことで危険にさらせないからと残っている人もたくさんいる」

あの・・・書いておられる方も、書きながら何となくわかったと思うんですけど、
「この工場」、「原発と同じ」です。まったく。同じ。
それこそ、武田邦彦教授が、大学教授になる前、所長をやっていた「ウラン濃縮研究所」とかと、全く同じ。
それこそ、武田教授の言い方を借りるんなら、
( https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21832923/ で紹介した、)
「「万機公論に決すべし」という立場に立てる人じゃないとだめ。
サラリーマンじゃダメ。軍隊の教育受けた貴族(の精神の人)でないとダメ」
という話。

「そういう工場」は、「原発と同じ」です。
厳しい言い方だと、その方たちは、
「保安を守らないと、周辺住民の安全が確保できない」
=「自分たちが玉砕してでも、地域住民の安全を守る」
という、「企業の社会的責任」を負っておられます。


「肯定する人も、否定する人も、そういう現地の人が欲しいのは何か。
それは「あいまいな情報ではなく、とらえ方で内容が変わらない明確な情報」
です。情報の取捨選択は本人の責任でしょう」


最もであるように思えるのですが、全く違います(くれぐれも勘違いしないで欲しいのは、このコメントには、私はむしろ好意を持っています)。
要するに、「保安を守らないと、周辺住民の安全が確保できない」という人は、
避難勧告が出ても避難してはいけない。
退避令が出ても避難してはいけないんです。
文字通り、「一所懸命」なんです。その方たちの犠牲に、「企業の社会的責任」が掛かっているのです。

そう・・・3.11以降、福島第一の件も含めて、

「私の住んでいる地域では、漏れると非常に汚染度の高い物質を扱っている工場がいくつかある」
という人たちには、一つの「課題」が浮き彫りになりました。
「その工場」は「究極の企業の社会的責任」を果たすことは出来るのか?
職員全滅してでも、周辺に対する汚染を喰いとめなければならない。
また、それでも止められない場合がありうる。
「そういう場合」に備えて、周辺住民を避難させる用意をしておかねばならない。

なので、
槍が降ろうが、被曝しようが、逃げてはいけない、のです。
また、「夫が電力会社に勤めているから、私たちが逃げたら周囲の不安をあおる」
等の理由で、逃げていない人だっている。

これはよくない!!
これはよくない!!
でも・・・「それ」は、
「住民を避難させる手段をつくっておかなかった」という、
「電力会社が犯した企業の社会的責任違反」を、最も残酷な方法で贖っておられる、
のです。
でもこれは「役員の家族」だけで充分ですよ。現場で、被曝しながら原発を止めようとする現場職員の家族に「残酷な贖罪もさせる」というのはあんまりです。



「そういう現地の人が欲しいのは何か。
それは「あいまいな情報ではなく、とらえ方で内容が変わらない明確な情報」
です」

いいえ。
残念ながら違います。
被曝死するまでその工場の保安をし続けることが、その工場を守ることであり、社会的責任です。
もっといえば、それが、「危険物を扱う」ということなのです。

こう考えると、「企業の社会的責任論」って恐ろしいな。
「戦陣訓」そのものか、それ以上だな。
でも、それが「危険物を扱う」ということです。

しかし、ここ、「みんカラ」では、私は、「脱出路」を残しておく。

そう。「ヨウ素剤とオートバイ!」。

確かに、死ぬ覚悟で守らねばならない。
だが、本当に汚染が来た!!場合、
そのときこそ、
こういう人にこそ、
「ヨウ素剤とオートバイ!」。
(本当に高濃度の汚染が来て、その土地を防衛することがほぼ無意味になることが確定したとき、逃げる。当然、被曝はするが、逃げ延びて生きることができる)
Posted at 2011/05/12 03:14:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路(みち)(2011年5月) | 日記
2011年05月12日 イイね!

「非常事態宣言」の持つ意味

「非常事態宣言」の持つ意味この記事は、安全厨?と危険厨?【入り乱れる数字】について書いています。

(この記事が言うような法解釈論は、本来、内閣法制局で尽くされているべきことなのだが。)
(まず、明確にしておきたいのが、
「(後々の差別発生防止まで含め、被爆者を減らすために、)もっと避難エリアを最初に拡大すべきだった!」 という考え方。私はこの考え方。
その上で、「原子力災害非常事態宣言」を検討します)

3.15へと至る「私」のことを回顧しています。

「後の世になったときの、自分の手記の無力化」を恐れたためなんですが、
2011/03/13 01:04の時点になって、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/d20110313/
で、いよいよ、私は↓こう触れ出します。

一つだけ言えるのは、政府こそ、こっち↓の立場で考えるべき話だ!(「政府(東電も同じ)は、最悪のシナリオもきちんと検討して行動すべきだ」という意味。
https://minkara.carview.co.jp/userid/392444/blog/21757328/
https://minkara.carview.co.jp/userid/709167/blog/
https://minkara.carview.co.jp/userid/121593/blog/21761939/


自分の「情報源の一部」をバラし出します。
そして、翌、2011/03/14 05:31、
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21773121/
↓「臨時ニュース」とか言ってトラバしはじめます。何故、「臨時ニュース」をすることになったか?については、それは「臨時ニュース」の必要性を感じたからで、まあ・・・一言で言えば、自分も放射能汚染で健康を害するやもしれん向きが確定したからで、でもなぜ、自分も死ぬやもしれんときに、他人に情報流す気になったか?
自分の脱出は? という点には・・・触れないで・・・いや・・・言いましょう。この前の日、ガソリンがほぼ満タンになりました。「脱出準備」を整えたのです。


https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21773121/
トラバ元の人は、「扇動している」「犯罪的な行為をしている」と思っておられるようですが、
「首都圏はもはや・・・、
西へとゆくツテ&燃料のある人は、早めに移動した方がよいでしょう」
というのと、
本質的には全く同じ趣旨のことを、
輪番停電に関連して、政府も言っている気がします。

ハッキリ言って、トラバ元の人たちの言うことは、政府がそれとなく言ってることと矛盾しない、と思います。
単に、政府の情報開示が良くないのであり、
出される言葉の歯切れが悪くなっているのだ、と。

(↑なので、トラバ元の人が主張することは、原発の問題を中心にして、
本来は政府が語気を強めて、筋道立てて開示・勧告・指示するところを、
つまり、政府が言うべきことを個人がSNSで行っている、
と私には見えます)

以上、主に過去の記事から。
・・・今振り返ると・・・、
「かぁーーーーー甘いね。なんというか・・・「有事の法律学」がテンでわかっちゃいない」
もう・・・、「原子力災害非常事態宣言」が出されてたんですわ。

一つだけ言えるのは、政府こそ、こっち↓の立場で考えるべき話だ!(「政府(東電も同じ)は、最悪のシナリオもきちんと検討して行動すべきだ」という意味。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21773121/

ハッキリ言って、トラバ元の人たちの言うことは、政府がそれとなく言ってることと矛盾しない、と思います。
単に、政府の情報開示が良くないのであり、
出される言葉の歯切れが悪くなっているのだ、と。
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/21773121/


なんていうか・・・もう・・・自分でも恥ずかしいくらい甘ちゃんですわ。
これ、後世から見たら、「法律家失格」ですわ。
(法科大学院の教授たちとかも、全然アレな解釈だったと思いますがね 汗)

もう・・・、「原子力災害非常事態宣言」が出されてたんですわ。
はい。「非常事態宣言」出てるんですわ。これ。
(まあ、私も甘ちゃん書いてる理由が、
首相「原子力災害非常事態宣言」⇔官房長官の会見「大丈夫です。安全です。万が一の話ですので」
ってコトになってたからで)
一言で言えば政府がおかしいんですが、「非常事態宣言」出てたんです。はい。

いわゆる、「安全厨」と呼ばれるようになる連中が、特に3月の時期、(みんカラではすっかり有名なページとなりましたが、)「山さん」のページを随分荒らしてました。

今になって、「法益」を検討すると、原発が爆発リスクを抱えていたとき、大規模拡散が生ずるそのとき、は、
いわゆる「安全厨」が叫ぶ「法益」そのもの←「機会費用に関するもの(大事な商談をほったらかして逃げるなんて・・・その損害、どう償ってくれるのかな?え?)」
が存在しなかった、と解釈するのが妥当です。
つまり、
「原子力災害特別措置法」に基づいて、「非常事態宣言」が出されていたから。「非常事態宣言が出されていたので、逃げることによる損失」については、「一切免責」ということです。むしろ、逃げない=自己責任で一所懸命という考え方になります。

「非常事態宣言が出されていたので、逃げることによる損失」については、「一切免責」。

こういうことだから、軍事政権とか独裁政権とかは、「非常事態宣言」を出しっぱなしにするんだと思います。

(あと、「実損部分」については、勿論、検討・議論の余地があります。しかし、それは「実損」(農地汚染など)なので、少なくとも、「避難令の要否」については争いの余地がないと思われます)

重複になるかもしれないが、ここに書いときます。

「非常事態宣言」の「意味」としては、
「原子力災害特別措置法」に基づいて、「非常事態宣言」が出されていた、
ということは、
「原子力発電所が大変な事態を迎えており、放射性物質の大量拡散の可能性が確実になりそうだ。大変なんです。皆さん、避難してください」と言っているのです。法的に。
だから、
「政府こそ、こっち↓の立場で考えるべき話だ!(「政府(東電も同じ)は、最悪のシナリオもきちんと検討して行動すべきだ」
「ハッキリ言って、トラバ元の人たちの言うことは、政府がそれとなく言ってることと矛盾しない、と思います」
とか、もう、こんなこと考えてる時点で、甘々なんです。

「避難して!」「逃げて!」って、
あの時、「原子力災害非常事態宣言」が出ていた、
っていうのは、
もう、そういう意味です。
「そういう法的効果」を持っています(主として、財産法関係に対して)。

「いわゆる、「安全厨」と呼ばれるようになる連中」とかなんて、もう、ひとことでいえば「官房長官のお話」に「惑わされてるだけの存在」です
(善意的に捉えても。「世論誘導会社の従業員だった」という説もあるくらいです)。

代表的な(中でもむしろやさしい言い方の)指摘が、
「いや、そんなこと言っても、法律の問題とかあるし、避難しろっていっても、休業補償(機会費用の補償)などの、責任追及論が膨大になって、そんなことはできない。できなかった」という論説が成り立ち得る。
いわゆる、「地震予知が忌避される大義名分」というやつ。



実は、これ、「空論」 。
(今の私が、)語気を強めて、こういう「空論」に対してコメントするなら、

「バカだなあ。非常事態宣言出てるんだぜ?」
「おいおい。それじゃあ、 非常事態宣言 って一体どういう法的な意味があるってんだい?
それじゃあ、非常事態宣言なんて、何の意味も持たないぞ?」

と。

「バカだなぁ」
なんて、今になって、自信を持って罵倒するのは、後世に対する参考にするためですから。

あ、
要するにですねぇ、
「原子力災害非常事態宣言」が出された時点で、
休業補償(機会費用の補償)のような法益(経済的法益)が失われているんです。

まさにこれが、「非常事態宣言」の持つ意味です。
「非常事態」なのだから、
当たり前だが、商売している場合ではない。
その場所が危険エリアだというなら、すぐに避難しなくてはならない。

「原子力災害非常事態宣言」が出された時点で、
休業補償(機会費用の補償)のような法益(経済的法益)が失われているということは、
「避難したせいで、商談がダメになったじゃないか!」
「留守にしたせいで、水槽の熱帯魚が死んじまった!」
などなど・・・・、
こういった賠償責任追及論は、全て「空論」。
裁判所に訴訟提起しても全て請求棄却される。
「原子力災害非常事態宣言」が出された時点で、休業補償(機会費用の補償)のような法益(経済的法益)が失われているから。
「非常事態」なのだから、
当たり前だが、商売している場合ではない。
その場所が危険エリアだというなら、すぐに避難しなくてはならないから。
実際問題、3.11の大地震で、「商売・商談どころではなくなっていた」のだが。
(「避難したせいで、商談がダメになったじゃないか!」「留守にしたせいで、水槽の熱帯魚が死んじまった!」とか言って訴訟提起しようとする人は、おそらく、印紙代の無駄になる)

ちなみに、
「賠償責任」の発生する範囲は、「実際の放射能漏れによって損失した範囲」となる。高濃度の汚染で住めなくなった家・土地、耕作不能となった畑・水田などなど。いわゆる実損部分。避難によって発生した損害は損害ではない。そもそも避難によって失われる法益自体が認定されない。どうしても、「それ」を守りたければ、避難令に背き、被曝した上での自己責任、という性質のもの。

むしろ「自己責任で判断」は、こういう局面でしか出てきえない。
「非常事態宣言」や「避難勧告」に背いて「一所懸命」になるというとき。

従って、避難させなかった、要・避難エリアを少なく見積もった、ということを「正当化」する法的根拠は何もない。
それでは、「非常事態宣言」そのものが、何の意味も持たなくなってしまう。
Posted at 2011/05/12 00:56:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路(みち)(2011年5月) | 日記
2011年05月11日 イイね!

1ミリシーベルトでも危ない!? こんな表!!! もう何の役にも立たねーんじゃねーかよ!!

1ミリシーベルトでも危ない!? こんな表!!! もう何の役にも立たねーんじゃねーかよ!!この記事は、【ぶっちゃけ手遅れ】20ミリの正当性【子供も20倍!強くなりました】について書いています。




(前回の続き)






「1マイクロsv/hって出ているけれども、1ミリsv/hなんじゃないか? だとすると、5日で100ミリオーバーになるから、そうすると「東京放棄が必要だ」

ドエライ勘違いです。
私はもちろんのこと、
菅首相以下閣僚も、完っ全に勘違いしてます。見るからに。

まさか、津波と対処法が同じとは思ってませんでした。


「原発事故→被曝からの避難 は、まず第一撃からの退避が大切。
(すぐに数値は下がってくる。そしたら、防護マスクなどの装備を整えて、一旦帰宅)」
被曝線量における3月15日のウエイトの重さにびっくりします。ちょっと1週間旅行に出ていれば、被曝の半分以上がなくなるのです。もはや笑い事のようです。

大地震が起きて、原発が大事故を起こしたら、
1週間くらい、1か月とか2か月なら尚良い、
遠隔地にツーリングとか、バカンスとか行ってこい、
って・・・もはや笑い事のようですが真実です。

まずは逃げて、通り過ぎたら防護装備をしつらえて戻ってくる。そして灰を片す。これだけで被害は大分低減できる。
まさか、津波と対処法が同じであるとは、ついぞ思ってませんでした。

まず第一撃からの退避が大切(これを逃すと、その後の「除染の戦い」で「戦死」する可能性が出てくるか、それに参加できない)。
被曝線量における3月15日のウエイトの重さは凄い。
防護マスクなどの装備を整えて・・・。


そこまで考えて・・・・私は、画像のような表を印刷した紙をグシャグシャにして投げた。

こんな表!!! もう何の役にも立たねーじゃねーかよ!!
(福島第一が盛大に火を吹かない限り。もうそれほどの爆発力が残っている可能性は皆無に近いらしいが)
私は、画像のような表を印刷した紙をグシャグシャにして投げた。


今はもう、100ミリシーベルトなんて被曝することは、あり得ないんだよ!!!
しかし、粉を吸い込んで1ミリシーベルト被曝しても、危ねーーーんだよ。
ハッキリ言って!!

そう。
あえて言うなら、画像のような表は、「原発作業員用」だ。これ。
燃料棒の形・あるいはドロドロの塊の、強烈なγ線を発するモノの近くに突っ込んでいくときの目安表だ。これ。
だから、原発作業以外の人がこの表が関係するのは、せいぜい、最初の1か月。

今残ってる物質・・・セシウムとか(場合によってはプルトニウム)・・・、
この「粉ツブども」・・・あんまりγ線なんて出さないし。
γ線殆ど出さない以上、
ガイガーカウンタ数値はあんまり上がらない。
フィルムバッジ付けててもあんまり線量は上がらない。
だってγ線あんまり出さないんだから。

だから「問題ない」かって???
そんなはずない。
この「粉ツブども」・・・あんまりγ線なんて出さないから、コレに、20ミリシーベルト/年も被曝したら、それ、相当ヤバいだろって・・・。
それ・・・肺に吸い込んで、臓器に溜まって・・・生殖器に溜まって・・・、

この、あんまりγ線出さない奴ら・・・、こういうの・・・、
「1ミリシーベルト/年」の被曝でさえも、かなりヤバいんじゃないのか?
20ミリシーベルト/年の被爆量なんてしようもんなら・・・それ・・・相当な身体に溜まってるってことになる・・・。
「毒の砂」が。拳1個分くらい?ドロ団子がつくれちゃうくらい?
だってこれ・・・あんまりγ線出さないから、累計線量はなかなか上がらないんだから。
小佐古教授が、官房参与辞任の時に泣きがいってた理由がようやくよくわかったよ・・・。

これ・・・この、「γ線あんまり出さない奴ら」・・・、
1ミリシーベルト/年でも、相当危ないのかもしれない。
ICRP(国際放射線防護委員会)の基準・・・甘々なのかもしれない・・・。
だからECRR(放射線リスク欧州委員会)の0.1ミリシーベルト/年が、あの「砂粒ども」には妥当な数値なのかもしれない・・・。


それだから・・・小佐古教授が、官房参与辞任の時に泣きがいってたのか・・・。

(この粒ども、1ミリシーベルトでもヤバいし、20ミリシーベルトでもヤバいんじゃあ、)
こんな表!!! もう何の役にも立たねーじゃねーかよ!!
私は、画像のような表を印刷した紙をグシャグシャにしてブン投げた。

頭に刷り込まれたその表を、グシャグシャにしてブン投げた。
その表のあまりの意味さに対する怒りに震えながら。
Posted at 2011/05/11 00:18:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 路(みち)(2011年5月) | 日記

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