この記事は、
【影の英雄】増田所長は元ユニット所長【現場優先主義】について書いています。
なんというか・・・こちらも「船っぽい書き方」をしてしまうような・・・。
つくづくおもうんですがね。
「原子炉って、こんなに弱っちいものなの?」
って、福一大事故以来、ずーーーーーーっと、何だか虚しいような感じがしてましてね。
それはですね、
やっぱり私が『沈黙の艦隊』の漫画の影響受けすぎなのかどうなのか、そりゃわかりませんがね。
武田教授が、「私は、安全な原発なら推進だ!!」とか言うと、
みんな、「はぁ~?」とかいう話だと思うんですよ。
日本の場合は。
しかし・・・、原子炉って、本来、
潜水艦とかに使うやつでしょ???
原子力潜水艦のことですよ。
急速潜航だってするし、
敵艦と追っかけっことか、
凄い機動するじゃないですか。
そもそも海の中で使ってるし。
地震が来たから、
津波に洗われたから、外部電源切れたから、
って、
何で「へっちゃら」じゃないんですかね。
・・・やっぱり、「戦わない原子炉」は、アレかな?
「戦いの魂」を忘れると、
地震ごときでボシャってしまうようになるんだろうか???
すると、
原潜が・・・「戦う原子炉」!! だとすれば、
きっとガソリンエンジンも、戦わなくなっていたら、
地震で大火事起こすんですよ。
きっと。
ガソリンエンジンも、クルマの激しい機動がなければ、
地震で大火事起こすものだったんじゃないでしょうかね(←暴論か???)
まあ、とは言っても、
「私は安全な原子炉なら推進だ(by武田邦彦)」って話をしなけりゃ、
ただのつぶやきになってしまいますので、
続けますと、
やはり潜水艦などは、艦の振動を、直接は炉心には入れないようにしている? んじゃないでしょうかね。
いわゆる「免震構造」ってやつですな。
chocovanillaさんに言わせるに、こんな↓カンジです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22415090/
「免震については、大きさが邪魔していると思います。ある程度コンパクトならフレキを使ったりして解決できると思うんですが、原潜の場合は、消耗品は消耗品で割り切って交換できるようにしているんだと思うんですよね。
その意味ではコンパクトが大事なのかもしれません。逆に原子力潜水艦や空母はやはりすごいなと思います」
↑
ですよねー。
「でも建築の免震はぜんぜんイマイチです。やはり大きさがあるのでしょう。1%の誤差で1mなら1CM、50mで50センチですからね・・・
しかも大地震のとき免震部損傷とかすると目も当てられません。設備を小さくするしかないんでしょうね」
↑
そう・・・。
だから、
「私は安全な原子炉なら推進だ(by武田邦彦)」って話を妄想で終わらせたくない、
という方々は、
「原子炉の小型化」は「避けては通れない道」であると思います。
但し、小型化した分、
「何かの非常事態」の「展開」も圧倒的に早くなりますが。
これも武田教授が言ってますね。
巨大なプラントの場合は、水素が発生しても、それが建屋に充満するのに、半日くらいはかかる。
「ああ、こうなる!!」と予測が出来てから、実際の現象(例えば、水素爆発)が起こるのに、半日くらいかかる、と。
逆の「小型化」すると、勿論、この「逆」の弊害はあるでしょうな。
とはいえ、「小型のもの」の場合は、その「負の影響」も限定的ではありましょうが、ね。
と・・・、原潜の原子炉とか、「戦う原子炉」みたいな表現して、ベタ誉め???にしてるものの、
やっぱり、「艦の直立」とかできるんだろうか???
とかいう謎が結構あって・・・汗。
しかも、「戦う原子炉!!」「潜水艦の格闘!!」とか、
『沈黙の艦隊』的な話をすると・・・、
どうやら・・・調べると・・・「格闘性」に秀でているのは、ディーゼル潜水艦の方らしく・・・汗。
原潜の方はむしろ、長期間潜っている、とか、無限に近いような航続距離とか、そっちの方が得意であるらしい???
=原潜は格闘戦はどちらかといえば苦手。
『沈黙の艦隊』は、アレ、ウソ入ってるから(汗)とかいう指摘がありそうで何とも・・・汗。
そして、トラバ元の人の記事で出てきた、「福島第二原発」。
いっそ、カテゴリーに「福島第二」とつくって頂けるといいかも? ひょっとすると。
に、しても、東京電力ってのは、原発所長の「人選」には、凄いものがあるのかもしれませんな・・・。
(不幸にも有名になった)福島第一の吉田所長、
福島第二の所長、
そして、
柏崎刈羽の所長。
なんというか・・・組織としては、ホント、大事故と隠蔽の繰り返しだし、
大事故を起こす可能性を低くしようとしておくような気が無いし、
でも、それを、執行役員クラスの、「原発所長の人選」でカバーしてきたんだろうな。
そこの部分で、今まで、「危ない橋を、今日まで、何とか渡ってきた」ってトコなのでしょう、というのが、私の率直な感想。
いや・・・「あの発電所には、ブルースウィルスは最初からいたのだ!!」とかいう表現もしたいんですが・・・ね・・・、
まあ・・・結果的にそうだから、救われてるんですがね・・・、
ただ、
「発電所長が 偶然にも 、ブルースウィルスのような人だったのだ!!
(ブルースウィルスは最初っから発電所にいたというラッキー)」
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22701667/
と思いたいところなんですが・・・、それは・・・ラッキーでもなく・・・偶然でもなくて・・・たぶん、必然で・・・。
自分自身でも、イヤな表現なんですが・・・、
コストもケチる、
事故も隠蔽する、
設備の改善もしようとしない、
大事故発展の可能性も低めようとしない、
そういう、東電という組織・・・、
それでも、さすがに、原発が吹っ飛んだら東電は吹っ飛ぶ。
じゃあ、どこで帳尻を合わせるか?
・・・所長人事。
考えられる限り、最も勇敢な人材を所長に据える。
「ブルースウィルスは最初っから発電所にいたというラッキー」
https://minkara.carview.co.jp/userid/863031/blog/22701667/
と、
私も、思いたいんですがね・・・たぶん・・・それは・・・「必然」なんですよ・・・。
(じゃあ、どこで帳尻を合わせるか?みたいな、)かなりセコくて悪い意味で・・・。
あ、それと、トラバ元のchocovanillaさんが、船っぽい(この記事は戦艦ですが)書き方をしておられるのは、実は適切だと思います。
武田教授が、
「発電所は原発の爆発が予想された時点で、その事実を直接、社会に公表できるようにする」
http://takedanet.com/2011/05/post_5d35.html
「東電は会社ですから、「上司の許可を得る」ということが絶対で、特に会社に大きな影響を与えたり、評判を守ることに関係することは、上司の許可は欠かせないと考えられる
↑
この体制をかえなければならない」
http://takedanet.com/2011/06/post_8e24.html
と指摘するやつです。
そうすると、必然的な方向性として、
「発電所長の責任・権限」というのは、「船長の責任・権限」に近いものとなります。
海技上の判断について、「(船長の判断が、)船主や経営陣の判断に優越する」というやつです。