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猛走峠のブログ一覧

2011年06月07日 イイね!

昨日の「お茶の話」の続き。

この記事は、原子力保安員情報について書いています。

取り敢えず、昨日の記事の続きです。
トラバ元の山さんwの記事だと、
「静岡茶は、控えていただきたい。
うちも実家がやってますが、周りにはもう飲むなと伝えています。
川勝知事は検査しないと表明しています。
風評か実害か、判断は各々に任せますが、
少なからず農業に携わっている家系の息子としては、安全が確認されるまでは飲むなと伝えます。

追記
川勝知事が荒茶の検査をすると方向を一転しました。
新茶についても測定する必要はあると思うのですが… 」

という部分です。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110607-OYT8T00103.htm
「荒茶放射能検査 県一転、政府決定に従う」
 「荒茶」の検査を巡り、県の方針が揺れ動いた。川勝知事は3日の記者会見で、「一番茶の荒茶は検査しない」と述べ、「荒茶検査は二番茶から」との方針を明らかにしたが、県は6日になって方針を一転させ、一番茶も一つの産地の荒茶だけで作られた「製茶」を検査することで、事実上、荒茶検査と見なす方針を発表、同日から検査を始めた。

 生茶葉を蒸して乾燥させると荒茶になり、荒茶をブレンドしたり、火入れしたりすると製茶になる。県経済産業部は3日、「一番茶の荒茶はすでにブレンドされて製品になっており、検査が難しい」と、川勝知事の発表を補強する説明をしていた。しかし、6日に記者会見した県茶業農産課の白井満課長は「荒茶は19産地そろえるのが難しく、製茶なら19産地そろう。検査は、消費者に近い製品のほうがいい」と述べ、「ブレンドされていて検査は難しい」との説明を撤回した。

 白井課長は「検査する製茶は、荒茶とほとんど同じと考えてもらっていい」と述べ、事実上、荒茶検査を求めた政府決定に従う考えを示した。

 一番茶の製茶は、荒茶を検査する場合と同じく、産地ごとに18市町19産地で行う。今週中にはすべての検査結果が出る見通し。国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された場合は、産地ごとに出荷自粛を要請する。

 ただ、県農業振興課の吉田茂課長は「万が一、製茶で500ベクレルの規制値を超えたとしても、飲用する際には薄まるので問題はない」と話している。

 また、県は6日、出荷自粛になった場合に、損害賠償の対象を生産者だけでなく、茶商や小売りにも拡大することなどを求める6項目の要望書を、国の原子力災害対策本部、厚労省、農水省、文科省に提出した。文書は川勝知事名で、大村慎一副知事らが上京し、文書を手渡した。
(2011年6月7日 読売新聞)
Posted at 2011/06/07 14:21:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 道草くうな(2011年6月) | 日記
2011年06月06日 イイね!

「(もはや)静岡茶は、中国緑茶と同じだ」&「僕は水飲んでれば大丈夫でーす。水飲んで我慢しまーす(←郷ひろみ風)」←いや、たぶん、足柄茶は来年から飲むかな。

この記事は、こういう態度の生産者は、風評被害を責めることが出来ないについて書いています。

「「そういう人たち」は、
「茶の飲み手」のことも考えていなければ、「葉(木)そのものが被曝させられた!」という事実を見ようとしない。木そのものの現況をよくわかろうとしていないのだ。

だから私は、再来シーズンあたりから、足柄茶だけを飲もう。
たぶん、狭山茶はダメだ。
静岡茶もダメだ。
茶の木がダメだ、という意味ではなく、人がダメだ。
木がダメだ、という意味ではなく、人がダメだ」
(5月20日付の当ブログ)
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22492256/

↑この話の続きとも言える報道↓。


http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0602/ym_110602_7045319650.html
荒茶の検査しない…静岡知事、政府方針従わず
読売新聞6月3日(金)9時27分
 静岡県の川勝平太知事は2日、「荒茶の検査はしない」と述べ、政府の要請に従わない考えを示した。
 川勝知事は「原子力安全委員会の放射能の専門家は1人だけ。たった1人の意見に、県民が最も大事にしているお茶が振り回されるのはおかしい。荒茶は半製品で消費者が口にすることがない。中途半端に安全のためにすることが、結果的に不安を増幅させることになる」と述べた。
 静岡県の生茶葉は5月の県の検査で規制値を下回り、知事が「安全宣言」を出している。
 農水省によると、静岡県の2009年度の荒茶の生産量は3万5800トンで、全国の41・6%を占める。厚労省は「検査を実施してもらえるよう、丁寧に説明していく」としている。



「静岡知事、政府方針従わず」
↑田母神閣下なんてのは、たぶん、こういう「タイトル部分」にのみ目を奪われて、「倒錯視野」になっておられるんだろうな。
(政府の今までのやり方は、規制値を緩めて、日本人の公衆被曝を進めていくパターン。この件が「例外的事例」なだけ)


さてさて、
どうやら静岡県知事は、

日本で育てられているのは緑茶の木、「やぶきた」とか言うんでしょ?
中国で育てられているのはウーロン茶の木、「烏龍」、
ダージリンやセイロンで育てられているのは紅茶の木、「紅(くれない)」とか名前の種類だ。


きっとこういうふうにお思いなのでしょう。
「日本のお茶は、木が違う。
日本のお茶は、外国の紅茶とか、烏龍茶とか、そういうのとは、木の種類が全然違う。
それが、日本のお茶であって、木の種類が違うことが最大の特徴だ」

きっと、そういうふうにお思いなんですよ。

まあ・・・ここまで来るとね、
ひとことでいえば、「日本の緑茶は、中国緑茶と同じ」ですよ。

だって、日本の農産物と、中国の農産物、何が違ったのか? といったら、それは「生産思想」でしょう。
「食品だって、1万個くらいつくれば、その中の一個くらいに劇物が入って、死んだって、何か悪いですか?」
それが、中国での「生産思想」(↑当たり前の話だが、毎日一万個くらい普通に生産するので、この「生産思想」に基づく限り、当然の結果として、毎日、誰かしら劇物に当たって死ぬことになる)なんだから。
当然、消費者のことなど考えていないし、
「お茶の木そのもののこと」だの、「製品としてのお茶」のことなど、考えもしない。
被曝しようが、どうなろうが、それは「知らない」。
ただの「カネのなる木」なんだから。

当たり前の話ですがね、「茶(チャ)」という樹木に、生物学上の違いはありません。
「中国緑茶」って、ありますでしょ?
だから、
「生産思想」まで同じになった、
「ただの「カネのなる木」なんだから」と思うようになった、
そしたら、
「日本の緑茶は、中国緑茶と同じ」ですよ。

もはや、静岡茶は、中国緑茶と同じになりました。
もう静岡茶は飲みませんから。


「僕は水飲んでれば大丈夫でーす。水飲んで我慢しまーす(←郷ひろみ風)」
いや・・・、
来年から、足柄茶は飲みますね。
足柄茶は飲むけれども、静岡茶はもう買いませんから。

あ、知事は、こうもお思いかもしれません。
「静岡茶」と銘打たなくても、出荷さえしてしまえば、出荷さえできれば、問題ない。
飲み物会社さんが、混ぜ込んで使ってくれるから。

ほらー。「中国緑茶と同じ」ですね。
もう静岡茶の「ブランド」なんて跡形も無いじゃないですか。


ま、しばらくは、水飲んで我慢しまーす。
Posted at 2011/06/06 11:04:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 道草くうな(2011年6月) | 日記
2011年06月05日 イイね!

太田述正:「遺憾ながら、彼は、大将クラスの軍人のグローバルスタンダードに達していない無能な人物である、と申し上げざるをえないのです」←私は、ムッとしましたが、「核」に関する知識に限り、それは事実です。

この記事は、宇宙飛行士は1日で地球上の半年分の放射線を浴びるについて書いています。

http://getnews.jp/archives/106127
 「宇宙飛行士が1日で浴びる放射線の量は通常の人の4~6か月分。ISSに6ヶ月程度滞在する場合、それだけで約180ミリシーベルの放射線を浴びることになる。
NASAでは宇宙飛行士が浴びる放射線の量を、最初に宇宙に行った年齢や性別によって厳しく管理するルールがある」

そう。宇宙ステーションは、究極の「放射線管理区域」。

「3年の間を空けて2回、それぞれ半年ずつ宇宙に行った場合であっても、発ガンリスクは多くて3%上がる程度」とし、これは許容できる範囲のリスクだ」

JAXAの古川飛行士は、この認識で良いと思う。
一方、
田母神氏が、
核ミサイル・放射性物質も扱う組織・・・「空軍」のトップだった人ならば、
「↑この認識」だけでは「片手落ち」まだ「片手落ち」ということになる。
何故なら、
「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。


空軍は、
宇宙線被曝分野(ロケット、成層圏飛行、宇宙飛行)も扱う、
核ミサイル分野(大陸間弾道ミサイル、核弾頭、ウラン濃縮、プルトニウム)も扱う。

「空軍大将クラスの軍人」なら、

「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。

↑このくらいはわかっていて、当然です。
そうでないと、
その分野で適切な技官、
その分野で適切な研究者の意見を聴くことが出来ないんです。


今回の福一原発の事故にあたって、
田母神元空幕長は、稲教授の意見を喧伝しています。
しかし、稲説については・・・↓

稲説:「年間800ミリシーベルトまで大丈夫。放射線は身体にイイ」

空軍大将の目線:「まあ・・・彼は、電離放射線(治療)のお医者さんだからね。でも年間800ミリシーベルトは過激だな。NASAには100ミリシーベルトの宇宙線被曝で人体活性化とか言ってた医者はいたけれど、これだと、5年で4シーベルだからな・・・火星往復でこの条件なら、どうなんだろう・・・「死ぬ」が現在の常識だと思うが・・・」

中村仁信説:「放射線は身体にイイ。私が若いころは、年に50ミリシーベルトくらい被曝してました!!」

空軍大将の目線:「まあ・・・彼も、電離放射線(治療)の人だからね。原発事故には妥当しないだろうな」

武田邦彦説:「内部被曝を避けることが大切です。空気も、水も、食べ物も、みんな汚染されてます。被曝係数は、空間線量による放射線被曝が1、外部被曝が1、呼吸が1、水や食べ物が1、福島の人などは、空間線量に4倍して下さい。それがあなたの毎時被曝量と思ってください!!」

空軍大将の目線:「彼は、ウラン濃縮研究所の所長だったか。核弾頭製造もこの分野だな。核物質の飛散事故については、この説が近いだろう。原発事故も核物質飛散による弊害なのだから」
「そういえば、チェルノブイリ原発事故に関する医師がいたな。今、松本市長だったか(菅谷昭市長のこと)」

と・・・まあ・・・。
「空軍大将が意見を聴くべき相手」
の選択肢(複数選択可)の場合、

[①稲教授/②中村教授/③武田教授/④松本市長]

「空軍大将が意見を聴くべき相手」は、
③武田教授と④松本市長。
① 稲教授とか選択してた時点でアウト!!!!

従って、
「空軍大将クラスの軍人」なら、
「放射線(光のようなもの)」≠「放射性物質(粒)」。
↑このくらいはわかっていて、当然です。
そうでないと、
その分野で適切な技官、
その分野で適切な研究者の意見を聴くことが出来ないんです。




<続きは、後で追記します>
と書きましたが、後日、また続きを。
Posted at 2011/06/05 19:30:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 道草くうな(2011年6月) | 日記
2011年06月04日 イイね!

『ふたスピ』ファンなどにも申し訳ない話ですし、閣下のファンにも申し訳ない話です。

この記事は、なにが奇兵隊だ、馬鹿野郎(笑)。について書いています。

えー、トラバ元のブログの人には、大変申し訳ない記事です。
それは、たぶん、私がやなやつだからです。
私は、
「航空自衛隊には「空軍」になってもらいたい」、と思っていた嫌な奴だからです。


大変失礼ながら、田母神閣下は20世紀後半期の空軍業界に生きてきた、とは言い難い。
自衛隊は軍隊ではありません。
航空自衛隊は空軍ではありません。
田母神閣下のお話を伺って、「そのこと」がハッキリしました。

私は、航空自衛隊には「空軍」になってもらいたい、と思っておりましたが、
それは、未来永劫叶いそうにありません。


まず、
平和的なお話からしましょうか。

この時代(20世紀)、世界中の空軍は、宇宙を志しました。
ジェットエンジンを開発して、成層圏よりも下では飽き足らなくなった人々は、宇宙へ飛び出すことを考え出したわけです。

当時も今も、
ジェットエンジン・ロケットエンジン(ロケット系)・・・、
要するに、超音速域での飛行ノウハウを持っているのは、空軍組織に限られますから。
「航空宇宙局」と言っても、
殆どは空軍出身者をベースとして運営されてますし、宇宙船操縦者の大半は空軍パイロットです。
20世紀の「空軍業界」では、宇宙線被曝に関する議論一つとっても、結構盛り上がりましたよね。
今なんて、航空機が成層圏を飛ぶことが一般化しましたので、民間レベルでも、
東京⇔ニューヨーク航路ですら、かなりの線量になる、体に悪い!?という話まで出てきてます。
勿論、体にイイ!!の論者もいますが。

今、確か、
NASAでは、シャトルの打ち上げ時期と太陽風の関係を調べてやってませんでしたっけ?
乗員の被曝線量が少なくなる時期を選んでシャトルを打ち上げてるんですよ。
多いときなんて、宇宙線が入ってきますからね。寝ようとして目を閉じると、星の瞬きが見えるんですってねー♪

この、宇宙船被曝論は、
ちょっと昔の空軍業界では、凄かったでしょ?
「月に行った!」「いやいや、行けなかったはずだ!」という議論にまでなりましたよね。

@ソ連空軍(航空宇宙軍)
空軍長官「アポロ計画・・・。月に行ったって・・・テレビ中継までされてる・・・。これは・・・本当か???」
空軍技官「(ニヤニヤ)んなわけないでしょう。こーんな、アルミ箔程度の薄い船体では、バンアレン放射能帯を突破出来た筈がありません!!被曝死ですよ。被曝死♪」
(↑注記:「過去には、宇宙船でヴァン・アレン帯を通過すると、人体に悪影響があり、危険だとされていたが、今では通過時間がわずかであり、宇宙船、宇宙服による遮蔽が可能なことから、ほとんど問題はないと言われている」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E5%B8%AF )


さて、
「低線量率放射線療法を実践している東大の稲恭宏医学博士から聞いた。毎時100マイクロシーベルト、即ち年間876ミリシーベルト以下の放射線なら24時間、365日継続的に浴び続けていても人体にとって悪いことなど一つもないそうだ」

はあー。そういう説を述べられる医学者もそりゃあね、おられますよ。
でも、それを、シップの建造に反映するのですか?
↓こう考えるのが、20世紀後半期の空軍(航空宇宙軍)の考え方だと思いますが。
「毎時100マイクロシーベルト、即ち年間876ミリシーベルト、5年で4シーベルト。火星往復のミッションなら、こういう条件になる・・・。しかし・・・4シーベルト・・・。中の飛行士が死ぬと考えなければならんなあ。医学者の稲博士はあんなこと言ってるけれども、中の飛行士の被爆量が年間876ミリシーベルトになってしまうと、死亡若しくは廃人化してしまい、操縦不能に陥る危険性が高いので、
現実問題として、シップ内部の被爆量を抑えられるような防護装備が必要だ」
という話になります。それ以外の考え方はあり得ません。


「稲恭宏医学博士から聞いた。毎時100マイクロシーベルト、即ち年間876ミリシーベルト以下の放射線なら24時間、365日継続的に浴び続けていても人体にとって悪いことなど一つもないそうだ」

その条件では、5年で4シーベルトをオーバーするので、シップの乗務員が、死亡若しくは廃人化してしまい、操縦不能に陥る危険性が高い数値です。
私が、空軍のトップなら、
稲博士は信用出来ませんね。
あまりにも業界常識とかけ離れた数値を言う人なんですから。

http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10868039534.html
「アメリカの宇宙飛行士の生体データをNASAの依頼で10年以上に渡って研究したミズーリ大学のトーマス・ラッキー博士は、宇宙空間で地上の150倍以上もの自然放射線を受ける宇宙飛行士の生体データが地上にいる人よりも改善されることに着目し、理想の放射線環境は年間100ミリシーベルトであると言っている。20ミリなんかで全く避難する必要はないように感じる。ひょっとすると日本人を追い払って、その土地にどこかの国の人たちを住まわせるとでも考えているのか。民主党政権によって、ことごとく期待を裏切られている分、いろいろと勘ぐりたくなる」

いや、稲博士なんて、年間876ミリシーベルトOKって言ってますよ。5年で4シーベルト。
NASA方面なら、年間1シーベルトでもOKだ!! みたいな説無いんっスかねぇ。
こんなんじゃなくて、稲先生とそっくりなこと言う人ですよ。

あと、「いろいろ勘ぐりたくなる」のは、私も同じですがね、
私は、「政府は、意図的に、日本の子供たちを被曝させている」と勘繰ってるんですが、
だからって稲説がイイ!! とは思いませんし、
「稲説は、政府主導で流されている」ってのが、専らの風評ですが?
たしか、
東電の会長が言ってましたでしょ「福島の避難所の人は、(被曝して)元気になっておられる。たぶん、ホルミシス効果です」って。

ま、感情論や政治論で技術的・学問的説を決めるべきではありませんが、
「民主党政権によって、ことごとく期待を裏切られている分」
というなら、
「民主党政権は、左翼で原発嫌いっぽいから、脱・原発かと思っていたら、
原発ベッタリで、大事故まで起こしやがった」
ということでしょうか?

「原発周辺の土地を外国に売り渡すことなかれ」
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10860273296.html

そりゃそうですよ。原発はテロに弱いですからね。
それがバレバレになりましたからね。
日本に50機以上ある、原発周囲の土地を外国人に買われたら危なくてしょうがないです。
んん・・・???
「二度と福島原発周辺には戻れないと強調し、住民を他の地域に移住させて、その土地を中国人など外国人に与えてしまおうなどと考えていることはないのだろうか」

いや・・・「立ち入り禁止」エリアですよ。
先読みのしすぎ。

ひょっとすると、閣下は「先読みのしすぎ」なのかもしれません。
ひょっとしたら、稲先生の言う通りかもしれませんョ?
ひょっとしたら、こんな↓話かもしれませんョ?

@ソ連空軍
空軍長官「アポロ計画・・・。月に行ったって・・・テレビ中継までされてる・・・。これは・・・本当か???」
空軍技官「(ニヤニヤ)んなわけないでしょう。こーんな、アルミ箔程度の薄い船体では、バンアレン放射能帯を突破出来た筈がありません!!被曝死ですよ。被曝死♪」
(↑注記:「過去には、宇宙船でヴァン・アレン帯を通過すると、人体に悪影響があり、危険だとされていたが、今では通過時間がわずかであり、宇宙船、宇宙服による遮蔽が可能なことから、ほとんど問題はないと言われている」

しかし、それらは、全て「ひょっとしたら」な話です。
例え稲先生の説が、ヴァンアレン放射能帯論みたいなものだったとしても、
20世紀後半期の空軍技官としては、
「(ニヤニヤ)んなわけないでしょう。こーんな、アルミ箔程度の薄い船体では、バンアレン放射能帯を突破出来た筈がありません!!被曝死ですよ。被曝死♪」

こっちでしょうし、こっちが「常識的」ですよね?

それと・・・、
今回は「平和な話」ばかりしましたがね・・・、

ネバダ砂漠も放射線管理区域になってるところけっこうある、
最初の核実験で死の灰に当たった兵士は、とか、
そもそも、マンハッタン計画に携わってた奴らは殆ど被曝死とか、
広島・長崎への原爆投下とか、
第5福竜丸事件とか・・・、
空軍の職域は、ICBMとか核弾頭とか・・・、
ウラン238の害とか、
こういうのほとんど、空軍の職域ですからね!!!

それと、
日本が核武装するなら、核ミサイル運用はやはり航空自衛隊が中心となるであろうし、
航空自衛隊のミサイル部門が担う事になるわけで・・・、

航空自衛隊のミサイル部門が担う事になるわけで・・・、


あ な た の い た 部 門 で す よ !!

(この話は、たぶん、次回につづく)



それと、
寄せられていたコメントのひとつ↓


「田母神さんのような職業軍人のトップにまで登りつめたような人は、放射能は安全だとかいう御用学者の受け売りをやって恥をかくよりも、むしろ「原発がある日本は通常兵器で核攻撃され得る国であり、しかもその抑止力となる核兵器はない無防備な状態にある」という啓蒙活動でもされる方がよほど祖国のためになると思います」


「田母神さんのような職業軍人のトップにまで登りつめたような人は」

自衛隊は軍隊ではありません。
航空自衛隊は空軍ではありません。
田母神閣下のお話を伺って、そのことがハッキリしました。

そういえば、航空自衛隊って、「宇宙に近くない」ですよねー。
航空自衛官になったから、航空自衛隊のパイロットになったから、宇宙飛行士になるチャンスが出来る、ってわけじゃないですもんね。
アメリカ空軍とは、その点で大きく異なりますよね汗。
そう考えると、田母神閣下が核の弊害に関する知識が皆無でも、何らの不自然はありません。
閣下は、
「20世紀後半期の空軍トップ」ではなく、
「20世紀後半、21世紀初頭の航空自衛隊のトップ」だったのですから。

閣下のページのレシプロの輸送機の模型が、何だか皮肉のように見えてきました。
Posted at 2011/06/04 11:18:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 道草くうな(2011年6月) | 日記
2011年06月04日 イイね!

「法務士官(など)に要確認」な話。

この記事は、田母神閣下登場!について書いています。

20世紀の「空軍業界」では、
宇宙線被曝に関する議論一つとっても、「月に行った!」「いやいや、行けなかったはずだ!」という議論ににまでなってる上、
稲説の数字なんて、空軍業界の連中に言わせるにゃ、ビックリするような数値なのに、元・航空幕僚長は、稲説を採用する、とか。
元・航空幕僚長に、
成層圏飛行・宇宙飛行に伴う被曝
核とそれに伴う弊害=被曝、放射線一般に関する見識が、
ズブの素人であった、
稲説とそれに並ぶ説を、何の疑いもなく列挙している、とか、
怒りの毒舌:「嗚呼!!日本の核武装など、絶対に不可能だ。私は、日本は核武装して欲しいと思っていたが、それは到底無理であるとわかった!!わが国の空軍力の根底が、諸外国に比して100年の遅れをとっている!!
そして、宇宙飛行も無理だ。宇宙開発など、もうヤメちまえ!! 私は、やって欲しい!!! と思っているが、私は、日本の宇宙開発支持者だが・・・コレじゃ無理だ!!!!
せいぜい、家の屋根にソーラーパネルでも必死に付けてりゃイイだろ!! 怒」
とか・・・もう・・・こういう言いたいことは山ほどありますが、
後回しにします。

田母神元空幕長のアメブロが「稲信者化」していることは、結構有名になってますが・・・。
「総理は総理と反対の意見を持つ稲博士のような人の意見も聞くべきではないのか」とか、「まさか小佐古氏の辞任は総理が頑張っているということを言いたいがためのヤラセではないと思うが」とか、
3.11以降の社会観察眼に、一体何があったのか? 頭部に傷害を受けたのか?
とか考えてしまうような記事になっているので、引用数値も著しく説得性を失っている、とかいう話も、
ぜ―んぶ除けて考えましょう。

法や数値の話で、

「国際原子力機関IAEAが勧告している避難基準は、年間20~100ミリシーベルトの放射線を浴びる地域だが、我が国は最も厳しい20ミリシーベルトを採用している。これを中間の60ミリシーベルトを採用するだけでも、避難が必要な人はいなくなる」
http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-10883616301.html

一方、武田教授のページでは、

ICRPは「緊急時は1ミリから20ミリの範囲で良い」
1ミリ:被ばくした個人に直接的な利益はないが、社会にとって利益があるかもしれない状況
20ミリ:個人が直接、利益を受ける状況に適用
http://takedanet.com/2011/05/post_4165.html


田母神元空幕長は、「IAEA」と言ってる。
一方、原子力方面の有識者の武田教授は、「ICRP」と言ってる、どころか、「IAEA」なる言葉は殆ど出てきてない。
出てきたのは、


「IAEAから聞きたくなかった」
IAEA(国際原子力機関、本部はスイスのジュネーブ)が土壌汚染について測定したところ、福島県で「IAEAが勧告している避難しなければならない地点」が見つかったことを日本政府に通告したというニュースが流れた。
聞きたくないニュースだった。
日本には政府がある。IAEAが土壌汚染を測る前に日本政府か自治体、もしくは原子力機構や、東電が測って、日本国民に知らせ、あるいは待避させて欲しかった.
日本人の命と健康を守るのは、第一に日本人だ。
http://takedanet.com/2011/03/post_19ec-1.html



ここで、半ばIAEAを罵倒するような形で。
しかも、
田母神元空幕長は、「IAEA」:年間20~100ミリ
一方、原子力方面の有識者の武田教授は、「ICRP」:年間1~20ミリ
と。

どういうこと?
という話になろうが・・・、
たぶん、
これ↓が正解。

国際放射線防護委員会(こくさいほうしゃせんぼうごいいんかい、International Commission on Radiological Protection: ICRP)は、専門家の立場から放射線防護に関する勧告を行う国際学術組織である。ICRPが出す勧告は、日本を含む世界各国の放射線障害防止に関する法令の基礎にされている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A


要するに、放射線障害防止に関する日本の法律は、

ICPRの学説

日本法

ということになっており、(たぶん)IAEAの系統では、ない。
(武田教授が、IAEAを平気で非難するような口調で書いているのも、わかる気がする。そもそも、日本法の基礎付けになっていないんだったら、当然)

何だか、「法務士官に要確認」な話ですね。
それにしても、
「IAEA」:年間20~100ミリっての、何だか、
チェルノブイリみたいに、ドカーンと逝って、死の灰が降ってて、その状況から、住民被曝が100ミリシーベルトを越えないうちに、避難完了させなさいね、みたいな数値に見えるのは気のせい?
もしそうだとするなら、妥当するのは、3.l1~数日の時期なのでは・・・。
ICRPの2007年勧告ではそうみたいですな。



(ICRPの)日本との関係
2007年の勧告では、1年間の被曝限度となる放射線量を平常時は1mSv未満、緊急時には20~100mSv、緊急事故後の復旧時は1〜20mSvと定めている。この勧告に基づき、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所の事故に際し、ICRPは日本政府に対して被曝放射線量の許容値を通常の20~100倍に引き上げることを提案した。ただし、事故後も住民が住み続ける場合は1〜20mSvを限度とし、長期的には1mSv未満を目指すべきだとしている。これを受け内閣府の原子力安全委員会は、累積被曝量が20mSvを超えた地域において防護措置をとるという方針を政府に提言した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A



(んーーーー、でも、田母神さんの「過剰避難だ!」論はなー。志方さん(あの人は元陸自だが)とは意見が合わなくなるだろうなー。
「アンタ、ホントに航空幕僚長だったのか!?」とか言いだしそうな感じで、ヤバいなあ・・・。
志方さんの経験談「北部方面総監時代に、泊原発周囲の避難訓練をやろうとしたら、圧力がかかって、やれなった」という話との兼ね合い)
Posted at 2011/06/04 09:32:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 道草くうな(2011年6月) | 日記

プロフィール

「omnes viae Romam ducunt」
何シテル?   09/26 04:50
今を、近未来を、速く!上手く!美しく!走りたい。どこの歴史上の、どこの伝説の誰よりも。 「数の世界」を愛する者のひとりとして、いつの日にか「私」が「最速」の象...
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