
この記事は、
やくざって怖いわーについて書いています。
(←画像は芝浦PA。レインボーブリッジ方面をみる)
「今さら何で渡部しょうちゃん(渡部昇一大先生)のこと悪く書いてるんだ?
(トラバ元の人と同じように、)今、非難するのっつったら、やっぱ松本龍だろ―」
とか一般的に思われるでしょう。
ええ。
そりゃそうなんですがね。
もう書くまでもないでしょう。
あ、トップブロガー(武田教授)流に言うと、
「発言の内容はここに書きたくない。記事すら汚れそうだ。」ですかね。
http://takedanet.com/2011/07/post_23db.html
<追記>
↓こんな指摘もされてたんですね。
「岩手・宮城両県知事への発言、大臣辞任へ
2011年7月3日に復興担当相就任後で初めて被災地入りし、岩手県の達増拓也知事と宮城県の村井嘉浩知事と会談を行った。その際の発言が問題となり、7月5日に復興相と防災相を辞任することとなった」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%BE%8D_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)#.E5.B2.A9.E6.89.8B.E3.83.BB.E5.AE.AE.E5.9F.8E.E4.B8.A1.E7.9C.8C.E7.9F.A5.E4.BA.8B.E3.81.B8.E3.81.AE.E7.99.BA.E8.A8.80.E3.80.81.E5.A4.A7.E8.87.A3.E8.BE.9E.E4.BB.BB.E3.81.B8
なんだけれども、
この映像がアップされたのは、7/1とある。この指摘の数日後・・・大変なことに・・・というワケですな。
<追記、以上>
さてさて、話題転換しまして、
昨日引用のしょうちゃん先生(←なんか保育園の先生みたいだ(汗))の本についてですが・・・、
まず・・・、
「特権階級」(形成)???
(日本社会に形成された)「平等主義」???
・・・どっちやねん!!!
ってカンジに矛盾した語がつかわれてます。
読者レベルでは、そういうツッコミが可能であり、また、「誤読」のもとです(汗)。
でも、実はこれ、矛盾はしてない。
「悪平等」というのは単に、「特権階級内での平等」だから。
当たり前ながら、「特権階級ではない者達」のことは徹底的に差別しますよ。
で、それが「日本を潰す」と。
「じゃあ、特権階級を撤廃しろ!!」
ということになるんですが、
それでは、「平等主義」になってしまう・・・。
私(渡部先生)の嫌いなマルクスと同じになってしまう・・・。
うーむ。実に困った。
マルクスのマインド・コントロールに私(渡部)が嵌っている・・・。
特権階級があって・・・その中に平等主義があって・・・、
そうだ!
この「特権階級内の平等主義」は「悪しき平等主義」だ!
これが、特権階級を形成して、獅子の如きリーダーの登場を阻んでいる!
そうだ!!
↓
↓コレでどうだ!!
↓
「いま「平等」という言葉で語られる法律、制度はすべて疑ってみることが不可欠です。
耳に快い言葉に惑わされずに、マルクスのマインド・コントロールと果敢に戦える者だけがわが国に繁栄をもたらすリーダーなのです。
羊に率いられた獅子の軍隊よりも、獅子に率いられた羊の軍隊の方が強いという古代の諺は、大競争時代にこそ当てはまるのではないでしょうか」
↑
と・・・こういう思考プロセスによって書かれたんでしょうけど・・・、
・・・たぶん・・・渡部先生が、「共産主義国における問題」を取り違えているらしく・・・、
要するに、
渡部先生が
「コレは問題だ!!」
と言っているのが、
「マルキシズム(労働者団結や、平等思想)から発生する問題」ではなく、
「共産貴族(ノーメンクラツラー・ノーメンクラトゥーラ)の問題」である、 から。
(フランス革命用語では、「アンシャンレジーム」とか言うんですっけ?)
ノーメンクラトゥーラ
ソビエト連邦における指導者選出のための人事制度を指す言葉。また転じて社会主義国におけるエリート層・支配的階級や、それを構成する人々を指す言葉としても用いられた。後者の場合は「赤い貴族」、「ダーチャ族」とも呼ばれる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%A9
↓
↓こっちのページみると、もっとハッキリ問題の根幹部が書いてある。
↓
共産貴族
共産貴族(きょうさんきぞく)とは共産党政権下において、かつての大ブルジョワジーや貴族同様の富と権力を握っている党幹部や官僚、ノーメンクラトゥーラと呼ばれる層を指した呼称。赤い貴族、新階級(en:New Class)とも呼ばれる。
概要
その起源はロシア革命にまでさかのぼる。ボリシェヴィキの指導者たちは、貴族や資本家から没収した邸宅を所有し、別荘や専用列車なども所有していた。
所得そのものは一般労働者とは格段の格差は無かったが、外貨専門店の利用権や、別荘(ソ連の場合はダーチャ)の貸与などの形での多くの特権が与えられた。また、多くの裁量権を有していることから賄賂や横領などで不正に蓄財していた。ソビエト連邦ではロシアン・マフィア、中華人民共和国ではチャイニーズ・マフィアとつながりがある。ソ連で代表的だった疑獄事件としては、ブハラ事件、ウズベク綿花事件、チュルバノフ事件等があげられる。
このような現象は、ソビエト連邦、中華人民共和国や北朝鮮といった一党独裁国家にみられる。例えば金正日はスイス銀行に多額の預金を隠し持っている。近年の中華人民共和国でも役人による汚職が多発している。ソ連崩壊後も彼らの多くは特権と人脈を生かして新興財閥(オリガルヒ)を築き、経済混乱のどさくさに紛れてさらなる巨万の利益を得ている。その方法は非合法であることが少なくない。
↑
↑
要するに、「利権構造」とかいうものの本質かつ極端なもの。
で、昇一先生の眼に、「特権階級!!」「悪平等!!」として眼に映ったのは、↑コレに通ずる性質のモノであると思われる。
ほぼ間違いなく。
すると、
「ノーメンクラトゥーラ」とか、
「共産貴族」とか、
「不正な利権」とか言語化すればよかったのだが、
そこを「マルクスのマインド・コントロール」としたから、
誤解を与えかねない文面になった、
ように見えますな。
きっと、「政策提言」とかに採用される局面では、完全に「誤読」されたんでしょうね。
半ば故意に。
「日本社会から平等思想を打ち払え!!」とか。
(↑そんなことをすれば、渡部先生が「特権階級!!」として指弾した論敵の思う壺。結果として「設定した敵」に逆にいいように用いられてしまう論理)
あ! それと、
「トップブロガー」(武田教授)は、
「この辺の話」について、松本前大臣の件から、
「一定の結論」を得たようです。
↓
↓
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http://takedanet.com/2011/07/post_23db.html
日本を指導している今の政府は、松本大臣以外の人も含めて「日本国民の誰より人格が低い」ことが明らかになった。
原発で政府発表のウソが続き、多くの国民が被曝し、子供たちが被曝した。どうしてこのようになるのか?なにが「利権」なのかと考えてきたが、利権でも何でもなく、単に人格が極端に低かったのだ。
これほど人格の低い人は日本にはほとんどいないので、多くの人が「なぜ、政府はウソをつくのか?」と首をかしげていたが、こんなことだったのか!
閣僚は飛び抜けて人格が低いのだ。ああ!